art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

花より団子 それとも 男子?

2011-06-30 19:54:51 | etc. ~いろいろと~
ここのところ身辺慌ただしく、
週末の勝浦セカンドハウス行きも先週は見送った。

そんな中、今日はホッとスポットの一日。
友人とトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団の公演、
んっ?、ショーって言うのかな?
を観に行った。

Shall we 男子?
と言うだけあって、
ごっつい あるいは とても美しい(場合もある)男子だけのバレエ団の公演。

いきなり、
胸毛やワ○毛ぼうぼう、三角筋のめっちゃ発達したマッチョな白鳥たち。
本来ならば、
白鳥と言うよりも、
カバさんとかゾウさんとかの方が似合いそうな方々がほとんど。
中には華奢でお目々ぱっちりの色白、女性としか思えない白鳥さんもいるけど…。

絶対、男だろっ 絶対、女だろっ

ってな感じで抱腹絶倒、笑わせていただきました。
笑いじわが増えたかな?と心配だにゃ。

公演の前に腹ごしらえと、行ったお店がよかったにゃ。

新丸ビルのパスタハウス。
前菜が食べ放題で、
夏野菜のズッキーニ、パプリカ、トマト、キュウリなどが
マリネやサラダ、煮込みなどさまざまに調理されていて女子には大変うれしい。

とりどりの野菜を眺めて、
思わず、勝浦でいつもお世話になっている草刈りM氏@山形弁を思い浮かべたのは…
あのお店でワタクシだけでしょう。。

夏野菜、と言えば草刈りM氏。
いつもいただくズッキーニやキュウリやナスの見事な変身術を見たんだもん。

特にズッキーニをピーラーでスライスしたもののサラダ、
キュウリをミントのみじん切りであえたサラダ。
こんな切り方、こんな味付け、こんな調理法、
って目からウロコでございます。
ズッキーニは輪切りにしてニンニクでソテーばかりだった自分を反省。
今度作ってみよう。

パスタは、ニョッキをセレクト。
初ニョッキはもっちもち、ふんわりやわらかくとてもおいしかった。
添えられたナスもおいしかったし…。

デザートも食べ放題。
もうお腹がパンパンで入りそうもないんだけど、
でも別腹別腹。
しっかりケーキ、クッキー、フルーツの盛り合わせなどいただき満腹女子。

居眠りしたらどーしよー?
と、少々不安もあったけれど、
ごっつく、かつ美しいバレエ男子に圧倒されて眠る暇もなく無事公演を観終わったのでした。

デコちゃん…

2011-06-26 20:34:05 | livre ~ほん~
さて、職場は相変わらずで、かなり暇を持て余す。
この不況だから、勤務時間目いっぱい、
いや目いっぱいと言わずともとりあえず時間をかる~く潰すくらいの仕事量をこなす
…というのもなかなか叶わない。
よって、向かうはさまざまな本たち。

最近、はまってしまったのはデコちゃん=高峰秀子さんの著書。
昨年暮れに亡くなったとの訃報に接したが、
年末だったことであまりマスコミでも騒がれなかったような気がする。
わたしにとっては名前こそ知ってはいたものの、
リアルタイムで映画などの活躍を知らなかったのでどれほどの女優さんかとかまったくの無知。
(5歳から子役を務め、55歳の時にきっぱりと女優は引退されたそうだ。)
本屋で『台所のオーケストラ』という本を手にして、即購入。
エッセイスト、作家としてご活躍だったのも初めて知った。
夫の映画監督であり脚本家の松山善三氏(これも知らなかった)との生活をとても大切にされていた様子が見て取られ、
文章は可憐な女優さんというイメージを覆す江戸っ子のような歯切れの良さで魅了された。

このご本は、家庭で秀子さんが実際に作っていたメニューのレシピ。
和洋中すべてに渡り、洒落ていたり繊細だったり大胆だったりするレシピ満載。
料理の達人だったことが伺える。
特に肉やバターやクリームが好きで洋風料理が好みだったというのはなんだか意外だ。

わたしは、書き手が女性でもさっぱりきっぱりした文章が好き。
キラキラ修飾語を並べ立て、回りくどく、実質が見えてこないのはいただけない。
ともすると自分がそうなりがちだから…。
簡潔明快な文章を書くのはとても難しい。

どうしてこれまで(女優としてではなく)作家、高峰秀子の本を知らなかったの?
少し残念な気分になったわたしは彼女の著書をアマゾンで数冊購入してみた。

わたしの趣味としての好みは『コットンが好き』。
これは秀子さんの身の回りのもの、食器、雑貨、骨董などについてのエッセイ。
食器、雑貨大好き!!のわたしはワクワク。
かつて丸ビルに骨董の店を開いておられたという。
知っていたら絶対に行っていたのに、残念だなぁ。

今、わたしの周りには値段の張るものや値打ちのある骨董なんてひとつもないけれど、
いくつかは本当に大切にしたいものがある。
クリスタルのデキャンタ、ワイングラス、シャンパングラス。
 ワインラヴァーとしては、まずね。
秋田の曲げわっぱの弁当箱。
塗りの四方皿と揃いのお手塩皿。
 エッセイの中に「お手塩皿」という懐かしい響きの言葉が出てきて昔の食卓を思い出した。
義母に貰った三島の抹茶茶碗。
オットが竹を削って作った茶杓。
Hiroko Hayashiのバレリーナ柄の財布。
細いリボンをバラの花に仕立てたものが表面にたくさん付いているミニバッグ。
友人に貰った、なぜかサファイア・ボンベイ(ジン)の香りのする香水 etc.

…そんなものをこれからも大切にしたいな、と思った。
そして、自分も本当にいいもの、(イコール高価なものではなくて)
自分のテイストに合致するものを見つけて、
それらに囲まれて暮らせたら幸せだと思っている。

それにしても、
5歳から子役として活躍し学校にも満足に行っていないのに、
なぜあのような明快な文章が書け、どうやって骨董を見極めるような審美眼が養われたのか?
人間の素養なのでしょうね。
生まれながらにしてその素質を持ち、
大人ばかりの中で生きていた過程でますます磨かれたのでしょう。
そして人を魅了して離さない何か、オーラのようなもので人を寄せ付け、
自分自身を高めていかれたのでしょう。

映画界はもちろんのこと、
藤田嗣治画伯、
梅原龍三郎画伯、安野光雅画伯、(おふたりともデコちゃんの著書の表紙を描いている)、
谷崎潤一郎 などなど、
そうそうたる方々と交流があったとのこと。
女優としてだけでなく、
ひとりの人間として大きな器の方だったのでしょう。

秀子さんより少し下の世代の母と義母は、
高峰秀子さんの本を読んでいることを話題にすると、
『あっ、デコちゃん。 大女優さんだったよね~』
とまるで口裏を合わせたように同じことを言った。
それほどの世の中を魅了したすばらしい女優さんで、
またデコちゃんという愛称で親しまれたのだな~と思った。

今は、『私の渡世日記(上)』を読んでいる。
数奇な人生だ。
ただ今、10代のまだ少女のころの話。
これから大人になるにつれて、
どういう風に内面を充実させ、つぼみを開花させていったのか。
そんなところに興味を持って読み進めて行きたいと思っている。

まっ、時間はた~~っぷりあるので。

M氏@しゃべくりマシーン 現る

2011-06-20 10:42:01 | vin ~わいん~
土日の週末は勝浦セカンドハウスへ。

オットの定年もそれほど遠い将来ではなくなった。
すると勝浦へ通うことも多くなるだろう。
そしたら勝浦での楽しみも増やしておかないと…。
で、今のうちにできる準備をしておかないと…。

って、プチな頭で考えて、
これこそ自然力本願、他力本願そのものの果樹を増やそう!!と思った。

以前から欲しかったレモン。
去年の秋に植えようと思ったのだけど、
冬に霜柱の立つような土地では南国のレモンは難しい、との各ホームセンター、植木屋さんのお言葉。
せめて春に植えてしっかり根を張らせた方がいいよ、とも言われた。

すでにもう初夏だけど、チャレンジすることにした。

勝浦への途中、市原に大きな植木屋さんがあった。
行ってみた。
だだっ広い敷地にいろいろな木が植えてある。
ビニールハウスにも様々な木が植えてある。
レモンをはじめカンキツ系もたくさんある。

さて、ここの方は?
さっき、ちらっとすれ違ったおじいちゃんはどこ?
向こうの方で木の剪定をしていたが、わたしたちに気付きこっちに来た。

来た。

と思ったらモーレツにしゃべくり始め、止まらなくなった~~

取りあえず、レモンが欲しいんです…と希望を言ってハウスの中へ。
まあまあ育っているのが2,000円、チビが900円。安い。
チビには結構大きくてしっかり固いレモンの実が1個成っている。
この2種類に決めた。
でもおじいちゃんのマシンガントークは終わらない。。
自分の来し方、そしてまだまだあるこれからの夢を語る。語りまくる。

訊いてみた。
『失礼ですけど、おいくつなんですか?』
『あ゜~~?』

『あの~、失礼ですがおいくつですか?』
『75だよ。』

元気な75歳だ。

オットも、
『ここの広さはどのくらいですか?2000坪くらい』
『1500坪』

ひとつの夢がかなった形がこれなのだそうだ。
そして行く行くはここに老人ホームを作るのが今の夢。
なので木の植え方にも配慮してるそうだ。
おじいちゃん自身が老人ホームでお世話される立場でも十分おかしくないのだけど…。
そのお歳で老人のお世話をしようという気概がすばらしいね。

折角だから他にも欲しくて、ユスラウメを1本。1,000円なり、安い。
ブルーベリーは大粒の品種でここにしてはお高かったのでパスした。
でも、そんな希望を話しても、なんだかちっともこちらの話は聞いてくれなくて、
もっぱら自分の話しに忙しいおじいちゃん。

『あの~、さっきのユスラウメ欲しいんだけど…』
『あっ、そうかそうか。』
てなもんで、やっと会計を済ませたのは、
お店に来て小一時間も経っていたのでした。
植木屋M氏@しゃべくりマシーンと命名いたしましょう、こっそり。
70代半ばにしてあのパワーはたいしたものです。

実は鉢などガーデニングのグッズもたくさんあって、
わたしの好きなアンティーク風のものも買った。
杯の形の焼き締めのレリーフの鉢、
木をくり抜いて作ってあるすり鉢と搗く杵(スパイスなどを搗き潰す感じのもの)、
横に倒して使う片面が平らになっているテラコッタ鉢。いずれも1,000円。
(写真を取り忘れたのでまた来週。)
そしたら、おまけにプラスチックのプランターやら焼き物の鉢をくれた。
懐かしげな三ツ矢サイダーもそれぞれにくれた。
ありがとう、おじいちゃん。
また、ほとぼりが冷めたころに(!?)おじいちゃんに会いたくなったら来ますね。

さて、3週続けての雨。
梅雨だから仕方ないか。

勝浦に着いてしばらくすると雨。
でも買ってきた木を植えないといけないので外へ。

レモン大。


レモン小。


レモン小に成っていた実。



ユスラウメ。


梅の木の間に。


キウイ棚のこちらから見ると…。右奥にちょこんと。

大きく育ってね。
そしてたくさん実を付けて胃袋と目を楽しませてね。
『花より団子』というけれど、花も団子もと欲張りなわたしです。

しゃべくりマシーンおじいちゃんに剪定の仕方を教わったので、
なんだかふたりとも剪定に火がついた!?

この2年(このセカンドハウスを手に入れてちょうど2年)の間、木々も大きく育っている。
購入直後に草刈りM氏@山形弁のご尽力もあり、かなり木々を切ったのだけど、
これからは見栄え良く、そしてよく育つよう剪定の必要がある。

オットはグミ、柿、栗など大きな木の剪定をしてくれた。
手前の2本の栗にも花が咲いた。
去年咲かず、当然実も付かず残念だったけれど、今年は大丈夫だ。




わたしは、ユーカリ
(これってちっちゃな苗だったのに10倍くらいに成長し、気が付くとシンボルツリーみたいになってしまった。)
バラなど。
そしてハーブのベルガモットやフェンネルなど大きく育ったものや、
伸びすぎてあちこちで倒れているガウラなどの草もだいぶ切った。
そして花はとても美しく、少し銅色がかった茎もおしゃれな感じのメドーセージも。



これは玄関前にあったのを去年敷地のあちこちに移植したのだけど、
ものすごい繁殖力。
ちっちゃい苗が出てきた時点で取り去らないとそこらじゅうこの子ばかりとなって
すさまじいことになる。
雑草取りも大変だけど、剪定も結構大変。

雨の中、
ピンクのアスチルベや


銅葉のダリヤ


ギボウシ


ヘリクリサム・コルマなど

ちょっと控え目な感じで咲いていた。

そうそう、ロータス・ブリムストーンにも花が。


右上に。


去年咲いたかな?覚えがないのだ。
こんな薄いピンクのかわいい花が付くんだ。

土曜の夕飯は。
じゃこ天+おろし、ラタトィユ、ベビーリーフと生ハムのサラダ、
エビと新玉ねぎのサラダ、ゆでソラマメ、キューブのチーズ3種
ワインは先週の残りの、ルイ・ジャドのマコン・ヴィラージュ。
疲れ切った体に沁み渡る爽やかな白ワインと野菜たっぷりの食事でした。


日曜は、ご近所をお散歩。
最後に草刈りM氏宅へ。
畑で仕事中をおじゃました。
いつもお世話になるのでお土産を差し上げると、またまた野菜をたくさんくださったのでした。
葉付きのニンジン、キュウリ、キャベツ。
本当にいつもありがとうございます。

帰りには花の好きな義母宅用へ我が家の花を摘んで、
(もう終わりのミヤコワスレ、ダリヤ、葉物としてユーカリ、ツルニチニチソウ)
あとは少し育ってきた赤ジソ(自然発生)、ニラなどを採って帰った。

梅雨でも いと楽し…

2011-06-13 09:09:25 | maison de campagne ~べっそう~
梅雨真っ最中。

『午後は雨が上がるから、少し遅めに出よう。』
と、出掛けたのだけど土曜日は予報に反して午後も雨止まず。
しかもだんだんひどくなる雨足。

そんな中、勝浦のセカンドハウス到着。

すると、、

あらら~~

いろんな花が雨風で倒れたり折れたり…。

雨も小雨になったので支柱を立ててやる。
夏は結構丈のある植物が多い。
咲き始めたベルガモット

ベルガモットはかなり背丈があって倒れる確率高し。
倒れたのを活けた。
こんなにたくさん。


もうそろそろ終わりのジギタリス

カシワバアジサイ

頭が重たいのでかしいでるよ。

ラムズイヤー

葉が水を含んで全体的にとても重たそう。

ガウラ

別名、その花の色形から白蝶草と言われるガウラ。
まったくすばらしいシチュエーション。
白蝶草に白い蝶がとまって蜜を吸っている。




ギボウシは立ちあがるのが花の茎だけなのか、そのままでも大丈夫。
お父ちゃんのギボウシが咲き始めた。



向こう側のヒューケラにも支柱を。


他の大株のギボウシも花芽が立ちあがってきた。


ピンク花のアスチルベが咲き始めた。




銅葉のダリヤがピンクと黄色、揃って咲く。


その名前を忘れていた植物。
ヘリクリサム・ペティオラレ。

ここにきて急速成長。
白く輝く葉が美しい。
花も咲くそうだ。

それぞれの花には蝶やミツバチが蜜を吸いに来る。
花の周りを飛びまわるそんな虫たちを眺めるのもプチシアワセ。
蝶が花と間違って(なのかな?)ピンクや白に色づいたハツユキカズラ(葉)に寄ってゆくのも面白い。
お父ちゃんのギボウシのうつむき加減に咲いた花の中にぽっこりと入って蜜を吸うミツバチもかわいいな。
練習の甲斐あって、だいぶ上手に鳴き始めたウグイスの声を聴きながら、
そんな庭の風景を眺める至福の時。

玄関側は。

なんだか湿っぽい。
真ん中のグラジオラスが立派に成長。
すぐ傍のクリスマスローズが見えなくなってしまった。

庭の方に目を向けると…。

なんだか鬱蒼としている。

アーチからの小道も…。

鬱蒼。

奥の栗の木。
ちょっとおどろおどろしい?


この梅雨の時期は全体に湿っぽく、繁った木々や草がなんだかうっとうしく感じるのだけれど、
これがカラッと晴れたら緑陰の元にたたずみ、葉陰のありがたさを感じ、
しかも風でも吹こうものなら、
さながら高原にでも来ているような感覚に。
早くそんな日が来ないかなぁ~

土曜日の夕飯は。

豚肉のニンニクソテー
 ズッキーニ、カブのソテー
ミックスリーフとクルミのサラダ
ゆでスナップエンドウ
大根とミョウガの若葉のお味噌汁
ワインは、ルイ・ジャドのシャルドネ マコン・ヴィラージュ
さっぱりとして夏にピッタリの白でございました。


日曜は、大原のカインズホームと、なのはなという苗屋に行った。
なのはなは激安苗をたくさん扱っていて、時々覗きに行く。
今回も、
ピンクのアスチルベ 2株
ヒューケラ 3株
ハツユキカズラ 3株
小花のダリヤ 1株

いずれも普通の1/3くらいのお値段でうれしい。
少しくたびれた株でも地に植えてやると元気を取り戻すので十分だ。

午後は、山の方にお散歩。
左官屋さんの畑まで行ってみた。
どれどれ~。
ブルーベリーが実り始めている。
鳥避けに網を張っている中、たくさんのかわいい実が成り始めてる。
栗の木にも花がたくさん。

道中は湿気でとても蒸し暑い。
でも、森林浴は気持ちいいものだ。

我が家で採れるものの収穫。
今年はウメの実が少ない。。
もう落っこちたかな?
でも少しでも収穫してシロップにしよう。

グミは先客があったせいか、ジャムにしようと楽しみにしていたのにほとんどなかった。。

あとはニラ。

赤シソ。

ミョウガの若い葉。お味噌汁に入れるとさわやかな香りがおいしい。

帰る前に、久しぶりに草刈りM氏@山形弁宅へ行ってみた。
家の周りにはたくさんの実のなる木が植えてあって、実が成っていた。
ユスラウメをたべさせてもらった。
むか~し幼いころ、ユスランメって言って食べてた味、甘酸っぱくて懐かしい~。
M氏宅のグミは小粒で数がたくさんだ。
これも鳥避けに網を張ってある。
他にもモモ、キウイなど恵みがたくさん。
なんだか見てるだけでうれしくなるような光景だ。
温室には珍しい花々が。
色鮮やかな花の名前を尋ねると、M氏も忘れちゃったかな?
『横文字だから、わがんねぇ~』だそうだ。
わたしも思わず、『山形弁じゃないんですね~』と突っ込む。

M氏と言えば、ひょうたん。
『ひょうたんは今年も作ってるんですか?』訊いてみた。
『づくってるよぉ~、見に行くがっ』って畑に案内してくれた。

ひょうたんはまだ実はなってなくて、でもつるがどんどん伸びている。
自分のじゃないのになんだかわくわくしてくる、成長が楽しみ!

他の野菜たちも苗が大きくなり始めて、どれもこれも立派に育っている。
ナス、カボチャ、ズッキーニ、ニンジン、ネギ、サトイモ etc.
それぞれ、普通に八百屋で見るナスやカボチャだけじゃなくて、
白いのや青いのや丸いのや長いのや、本当にたくさんの種類を作っているのだ。
楽しいね~~
本当に野菜作りが好きで楽しんでいらっしゃる。
今年は遂に水田ではなくて畑で作る稲も育て始めた。
どんなお米ができるのか、それも楽しみであります。

黄色いニンジン、丸くて黄色いズッキーニ、普通のズッキーニ、
キュウリなどたくさんいただいてしまったのでした。
我が家にもどると、我が庭の収穫物はなんだかしょぼくて、
でも、どれもこれも有難く千葉に持って帰っていただくのであります。

やっぱり アレしかないですね~

2011-06-06 08:19:49 | maison de campagne ~べっそう~
先週の皮膚科の先生♀のお言葉。
しかも指で輪っかを作って目に当てながら…。
週末は(勝浦の庭にいる姿のわからないアレルゲンによる)アレルギーに備えつつ野良仕事。
大きな麦わら帽子に二重のマスク、長袖でがっちり腕もガードして。
目だけを出す。。 <アレ

雑草取りと草木の剪定に追われた土日でありました。
“づがれ゜だ~~” 口から発する言葉はおのずと濁音になる。

ブルーベリーおじさん(お世話になった左官屋さん)の畑に
(今年のブルーベリーの出来を偵察に)行ってみよう

とか

草刈りM氏@山形弁さんちにおせんべ持って冷やかしに行こう

とか

思っていたけど、

働き者のワタクシたちはず~っと野良仕事に精を出したのでした。

だって、振りむけばそこにイケメン!!

がいればいいけど、

雑草や虫だらけの木や繁りすぎたハーブや枝を絡ませた木々や

放ってはおけないいろんなものがあるんだもーーーん。
体は疲れているんだけど、
それらを見ると条件反射で手が動く。
そろそろ休憩してお茶にしたいんだけど…
それがだんだん後ずさりする。

さて、今回はいきなり、玄関の軒下に(建築途中の)ハチの巣発見。

ブーーーン、ブーーーンとハチが飛行。
怖いのでオットが殺虫剤でやっつけた。
巣も落とした。
ハチさんごめんね。

今回のつぼみたち。
カシワバアジサイ。

もりもりっとかわいいな。

ギボウシ。

今にも咲きそう。

フェンネル。

夏の間たっくさ~ん咲く。

ベルガモット。

タイマツバナ…と言われるように真っ赤なたいまつのような花を付ける。

夏はハーブの季節で、ハーブ畑はもうすごいったら…。
予想と結果は大いに違ったりするもので、
ハーブ畑の真ん中に植えたラムズイヤーが、
周りの背高のっぽになってしまったオレガノやらフェンネルやらでさっぱり見えなくなったので、
繁りすぎた感もあるオレガノを刈り取った。
そしたらこんなに愛らしいラムズイヤーの花。
虫も寄ってくるよね~



去年は苗を買って植え付け1年目だったので花が咲かなかった。
今年、初花!

他にもミントなど大いに繁っているものをたくさん刈り取った。
オレガノは束にしてサンルームに吊るした。
ミントはピッチャーなどに活けて香りを楽しむ。
そしてそれをお水に入れてミント水にしたり、
大好きなカクテル、ホワイトラムベースのモヒートにしたりするんだ。

それでも取れ過ぎるから半分以上は焚き火に。

ボリジは先週から花を付け始め、今回はこんな感じに。


ハーブ畑の周りにグラウンドカバーとして植えてあるマルバ・ストラム。
わたしの好みとしては、葉っぱよもうちょっとちっちゃくなってよ!と思うのだが、
そんなに都合よくはいかなくて、
でも、花はこんなにかわいい。


もうひとつハーブ畑の周りに植えてあるガウラ。
とても強健で、夏の間、日干し状態のところでも元気に花が咲き続ける。
こぼれ種からできた苗を植えておけば簡単に付くので、
我が庭のあちらこちらに多すぎるくらい増やしてしまった。
白花と

ピンク花。


蝶の形の花が本当にかわいい。大好きな花のひとつ。

その他にクレマチス。


ソラマメ花壇の中央の寄せ植え。


銅葉のダリヤ。
ピンク花と


ピンク、黄色花。

これもとっても好き。

敷地の角の白バラサマースノー。
かわいいね~~




以前からあったサツキの開花時期。





花ばかり気にかけていたので、木々はついついほったらかし状態。
自分で植えたものではないし…。、
でも時期が来れば正直に花を付ける。
これからは、ちゃんと世話をしてやろう。
ってことで、今回はサツキを含めたくさんの木の剪定をオットとした。

木、と言えば栗。

手前の2本は今年もあまり花がないのだけど、奥の大きな1本はたくさんのつぼみだ。
実りが楽しみだ。

庭は、花の分量が少なくなり緑が多くなってきた。
栗やクヌギ、コナラなどの葉が茂ってきて涼しげな緑陰を作ってくれる。
もうすでにこの時期だと昼間は結構暑いのだけど、
来週は緑陰の下でゆっくりとお茶とかランチとかしたいね、オットさま。

アレルゲンはカモミールだったのかな?
ちょうどカモミールの咲いている時だったし、かなりの量のカモミールの花があったから…
それも先週に全部取り去っていた。
今回は週末にかゆみがひどくなることはなくて、普通に過せた。
まだ名残の湿疹とかゆみはあるけど…
原因ははっきりとはわからないけれど、
とりあえずこれからは大丈夫そうだ。

なのでガーデンカフェも大いに楽しめそうな予感がするのです♪