art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

衝(笑)撃のデキゴト ~♪

2012-02-26 22:01:13 | maison de campagne ~べっそう~
先週の木金は長男が友達(♂2名)と勝浦セカンドハウスへ行っていた。
何もないピークの今の時期だけれど、
前回彼が勝浦に行ってから随分経っているので、ある意味新鮮だった模様。
結構変わっててびっくりした!なんて言っていたので。
料理なんかもちょっとやったりして楽しんだようだ。
次は花盛りで庭の最も美しい春に行けば、とわたし。

私たちも張り切って、
もっと美しく気持ちよい場所になるように頑張るからね~

その後を追いかけるように土日は私たちの番。

勝浦に向かう車の中ではいつもラジオを聴いている。
聞こえてきたのは東北弁セリフ付きラジオ体操第一の音楽 ~♪

♪~ いづ ぬっ さん すっ
   ごっ ろぐ すつっ はつっ 

   はいっ 腕を前がら上にぃ~
   いづ ぬっ さん すっ 
   ごっ ろぐ すつっ はつっ 
   
   ・・・ ・・・ ・・・  ~♪

いや~~、
オモシロかった~~
こんなCDがあるのね~
車の中でオットと大爆笑!!
このアイディアは衝撃(笑劇)でございます。
まじめできちんとしたイメージのラジオ体操と愉快な(!?)東北弁のコラボ。
東北といっても宮城だったかな?
ぜひ、全国ご当地弁バージョンを作っていただいて。
もちろん山形弁の時は、
我が勝浦の草刈りM氏@山形弁さんのご登場を願うばかりであります。
ただし、たぶんわたしたちには東北各地の方言は見分け、
もとい、聞き分けがつきません、きっと。

さて雨の中、セカンドハウスに到着。
リビングの天井のカビさんが広がっている。
マメオットはさっそく天井裏へ偵察。
やっぱり水が溜まっていた!?みたいで雑巾やらドライヤーやらで修復作業。
これは近い将来、やっぱり屋根をやり直さないといけないでしょう。
大工の棟梁は『週末だけなんだからもったいねぇ~よ』とおっしゃるが、
せっかく仕事を発注しようとしてるのに、
お金儲けにはとんと疎い棟梁でありますからして・・・。

今回の(オットの計画する)メインの仕事は玄関の壁の補修作業。
 (外仕事ができない、寒い寒~いこの時期を逃すといつになるやら?なので)
前住人のおじいちゃんが珪藻土(?)で大雑把にザラザラと塗った壁。
すぐにぼろぼろと剥げ落ちる。
デザインも超和風で円窓なんか開けちゃっているし。
その穴をふさいで壁紙を張ろうと壁紙を途中買ってきたのだ。
習志野のビバホームでのり付きの壁紙がそろそろ消費期限のようで半額だった。
ラッキー!
のり付きの壁紙には消費期限があるんだと初めて知った。

夕方はその珪藻土を落とす作業。
猫の手も借りたい、 
くらいではなかっただろうけど、
不器用なので最小限足手まといにならないくらいにわたしも協力。
落とした後はオットがパテで凸凹部分をきれいに壁をならした。
↓こんな感じでおどろおどろし…。


夕飯は。

千葉で作っていったポトフ
 手羽元で作るとコラーゲンぷりぷりっ
トマトサラダ ゆで卵 キュウリ

ワインは、先週に続き
ウイリアム・フェーブルのシャブリ




このシャブリ特有のすっきりミネラル感がポトフには絶妙。
ちなみにこのポトフには、
以前草刈M氏からいただいた京芋も入れてみた。
じゃがいもももちろんおいしいけれど、
意外や意外、京芋も味が淡白な分、
鶏のスープのエキスを吸っておいしかった。

翌朝、朝食後さっそくオットは壁紙張り。
まったくオットは器用な人なのでほとんど自分でやり遂げた。
ブラボー!!




まだ片側も残っていて、
こちらははがすところまででタイムアウト。
来週に持ち越しだ。

わたしは、ちょっと庭に出てお仕事。
枯れ枝、枯れ草の処理。
でも春は確実に一歩ずつ近づいている。

リシマキア・ヌンムラリア・オーレア。
外側の茶色く枯れた部分を取り除くと、
ほらっ、黄緑色の葉が。

左側の斑入りの小さな葉はプミラ。
これも春になるとどんどん伸びて来る。

アジサイにも新芽が。


球根植物はその場所を忘れがち。
忘れたところにクロッカスの芽が右上から左下に整列。


チューリップも先週よりずいぶん育った。


ロウバイには数輪の花。
どうすれば花つきがよくなるのかな?


クリスマスローズの花芽、数も増えだいぶ大きくなってそろそろ開花かな?




寒かった今年の冬、
こんなに春を待ち焦がれたこともないかも。
でも、芽吹きだした植物たちに触れると、とても心愉しくなる。
次回、勝浦に来るのはもう3月。お雛祭りの日だ。
勝浦花便りが庭のあちこちにあるかしら?

ブルゴーニュ 2本の赤ワイン

2012-02-20 20:18:14 | vin ~わいん~
最近、オットの小遣いは、レンガだとか砂利とか土とか肥料とか、
究極はガソリン代に化けている。
(我が家の車はハイオクをガッツリ食べるヤツ、ハイブリッドなんて遠~い世界)
ひたすら田舎暮らしのための資金。

ところがどうしたことか珍しくワインなんぞ買ってきてくれた。



左)ジュウレ・シャンベルタン 2006
  ドメーヌ チエリー・モルテ
  ¥3,150

右)ブルゴーニュ 2008
  ドメーヌ グロ フレール・エ・スール
  ¥2,100

いずれも東京大丸店

ちょっとネットで検索してみると。

ジュヴレ・シャンベルタンの方は、7,000は下らない。
グロのブルゴーニュもこのお値段はお買い得でしょう。
セールだったのか?

ヴィンテージも、もう6年、4年と経っているので飲み時でしょう。
大切に飲ませていただくことにいたしましょう。

黄色の行進

2012-02-19 21:26:54 | maison de campagne ~べっそう~
土曜日の朝起きてみると辺りは一面の雪。
確かに前日の天気予報は夕方から雪マーク。
でもこんなに積もるなんて・・・。
雪はでもすぐに解け出し、勝浦行きもノープロブレム。

さて、勝浦のセカンドハウスに到着。
庭の奥の端の部分、大きな木の枝が折れて途中でブラブラ状態。
この辺りはいろいろな木々が育ち、なんとなくキタナくもある。
先週に続き、オットは木に梯子をかけ枝を伐採。焚き火。
低い気温と強風。体感温度はかなり寒い。
焚き火も横殴りの風でバチバチとものすごい勢いで燃える。
ご近所さん、すみません。
辺りは燻製状態。。
どんどん伐採してどんどん燃やした。

それからこれも先週の続き、木のプレート作りを少し。
先週塗ってまだ完成していなかった5枚を仕上げ、
オットに杭を作ってもらって立てた。






庭のあちこちに黄色い目立つアクセントがたくさんできて、
パッと目の行く楽しみが増えた気がしてうれしくなった。

夜は例によって我が家の暖房器具を総動員し、
暖かい眠りに着いたのでした。

やっぱり日曜の朝はかなり寒かった。
外水道のホースの先にはこんなものが。ツララ。
小さい頃に見たつらら、大人になってまさかこうしてツララ体験ができるとは。
ゆうに30センチはある大きなツララだった。


昨日に続き木のプレート作り。
来る途中でまた板を買ってきたので、
オットが切ってくれ、わたしが色塗り、文字書き、
そしてオットが最終仕上げ。

道路側の敷地の奥の角は、内側から見るとこんな感じになっていて、
両脇の2本の大きな木がまるで門柱のよう。

斜めになった角度もまるで我が家に誘ってくれるようだ。
これを利用しないてはありません。
2本の木の間の地面にあったお茶の木の根っこをオットが取り去ってくれ、
(そのままだと、折角来てくれた人がけつまずいてしまう。)
スムーズに出入り可能としてくれた。
なのでここにはこんなプレート。
板も家の形に切ってくれたのだ。




その他、木にぶら下げるのや、




果樹。






球根花だん。


球根花だんの中は。
これを見ると歯の生え始めた赤ちゃんの歯ぐきを想像して口の中がもぞもぞしてくる。。
たぶん、スノーフレークの芽。


芽もちゃんと並んでるチューリップ。


アップにすると。


ヘンリーヅタのミニ花だん。


ハーブガーデンの中のハーブの種類などを書いたプレートを作った。


ラムズイヤー。


ラベンダー。


ミント2種。


セージ2種。


オレガノ。


タイム3種。


ハーブガーデン全体を見ると。


あ~らら、黄色い立て札ばっかり…
ハーブガーデンだけじゃなくて庭中、黄色が目立つのなんの。
お遊びだって、作ること自体が面白くなってどんどん作っちゃったのだ。
春になってたくさん芽吹き、成長し、
このプレートがぜ~んぜん目立たなくなるのを祈るばかり。

本当に手作りは楽しいね!

オート・コート・ド・ニュイ 2007 

2012-02-14 16:44:06 | vin ~わいん~
最近、赤ワインと言えば、
フランソワ・ラマルシュ or パランのブルゴーニュ赤ばかりだった我が家。
久しぶりに違うドメーヌの赤ワインを開けた。

オート・コート・ド・ニュイ 2007 
ドメーヌ グロ フレール・エ・スール


昔むか~し、オットが大丸で買ってきたもの。
単なるブルゴーニュ赤よりひとつ格上のワイン。
しかも伝統あるグロ家の銘酒であります。
金色の杯のエチケットがとても印象的で品格を想わせます。

抜栓。
色は褐色がかった赤でブルゴーニュ赤、ピノ・ノワール独特の色。
香りは割に穏やか。
味は酸味はあまり感じられなく、ほのかな甘みが広がり、
いや~~、
単なるブルゴーニュ赤とはやはり一線を画す味わいにうっとりとなったのでした。

活動開始

2012-02-12 22:42:59 | maison de campagne ~べっそう~
土曜日、トントンと車を走らせて、まずはカインズ市原店へ。
勝浦セカンドハウスの庭にかわいいプレートをつけるべく板を買った。
端材だったので1枚100円×3枚購入。
それとスプレー式の塗料。
なぜそんなことを思い立ったかというのはまた後で。
それからカインズへ寄ったときのお昼の定番、銚子丸で回転寿司。
ところがいつものアラ汁が無料+お代わり自由でありません。
そう、土曜日は祝日だったのでーーーす。
残念だったけれど、大きなお椀のアラ汁を注文し、
なんだかアラ汁だけでお腹いっぱい。
お寿司もつまんでいざ勝浦へ。

まず、買っていった板をオットが切ってくれた。
電気のこぎりも普通ののこぎりもどうも切れ味悪く、
(歯がだいぶ痛んできた・・・)でも、がんばって切ってくれた。
その後、端々のささくれ立ったところをサンダーで滑らかにしてくれた。
ありがとう。

庭をぐるーーーっと眺めると・・・
一番奥の梅の木の枝が、その向こうの
(たぶん我が家の敷地の中ではない)大きな大きなヒノキの枝にぶつかっている。
窮屈そうだし暗いので、またまた頼んでヒノキの枝をバッサバッサとオットに切ってもらう。
いつも見ているとなかなかわからないのだけど、
木々は年々成長する。
手遅れになる前に剪定しないとね。

庭の隅にあるツバキには花が。


家の中にも活けてみた。


やがて陽は傾き、手足の先も冷えてきたので作業終了。

夕飯は。

千葉から作っていったハヤシライス


長いもの青のりソテー ブロッコリー


ダイコンとトマト、ベーコンのサラダ


ワインは、もう語らなくてもいいかも・・・だけど
またまたまた フランソワ・ラマルシュ ブルゴーニュ赤

ドミグラスソースのハヤシライスには赤ワイン。
そう、赤ワインしかないでしょ。
マリアージュはぴったり!

今回、パランの赤やフィリップ・シャビーの白も持っていったので、
次回は違うワインにありつけそうです。

翌朝、お天気もいいし、気温もさほど寒くないので活動気分。
オットは納屋の屋根がはがれてめちゃくちゃ、ということで補修。
ぼろぼろに朽ち果てた部分を切り飛ばし、新しく屋根を作った模様。
ご苦労さまです。

わたしは、昨日オットが切ってくれた板に黄色のスプレー塗料で色塗り。
鮮やかな色がかわいい!


そして、それぞれの木の名前などをマジックで書きこんだ。

その間にも焚き火。
もちろんサツマイモを放りこんで。今日のおやつも焼きイモ。

さて、木のプレートとは?
「あしたも、こはるびより。」を読んだから・・・。
本屋さんで偶然見つけたステキな本。
86歳と83歳のご夫婦の暮らしを綴った本。
(今ではひとつずつお年を召されていると思う)
奥様は70種類の野菜と50種類の果樹を育て、それらを食卓に乗せ、
理系のだんな様は、家や家族の記録を系統立てて
美しく(ここが結構肝心で、でも難しいこと)ファイリング。
そして何でも自分たちで作っちゃう。
私たちもこんな風に日々の生活を自分たちの手で紡いでゆけたらと、
本当に心からそう思えるような暮らし様。

そこでさっそくこのおふたりが庭で実践されていることをまねしてみたのだ。
鮮やかな目立つ色で庭を飾ると楽しいし、
ここを訪れれてくれるお客様の目を楽しませ、
木々の名前も覚えてもらえる。

近々、長男が友人を連れて来たいなどと言っていたのもきっかけとなった。

まず入り口から。
ウエルカムボード。


しだれ桃の木に。


家の東側の日陰の庭。shade garden。


やさい畑。


beans garden おまめのかたち。


雑木の小道。


キウイの小道。


キウイ棚。 2011 オットがつくる。

これは棚に直接打ちつけてある。

かじゅえん。


クヌギのブランコ (前住人の)おじいちゃんつくる。




これはブランコ全景。
クヌギは葉を落とし、すっかり冬の風情。


ちなみにプレートを支える杭は土曜日に伐採したばかりのヒノキの枝で。
田舎っぽく、でも、かわいらしく。
私たちふたりのお気に入りのプレートになった。

夕方になりそろそろ帰ろうとした時、現れたのは草刈りM氏@山形弁さん。
さては、わたしたちが面白いことをやってたのを嗅ぎつけて偵察に来たか?

「かじゅえん」のプレートに書いたわたしの下手っぴな絵を見てひと言。
『こりゃ、さづまいもか~?』
『レモンなんですよ~、言われると思った…』
『ながっひょろいから、さづまいもかと思ったよぉ~』
なかなか鋭いところを突かれるM氏。
わたしも修業を積んどきまッス。
でも『こいづら、まんざらでもねぇ~なぁ~』
…ってな感じで眺めていらっしゃった気がするM氏。
田舎の暮らしをさんざん楽しんでいらっしゃるM氏。
わたしたちも見習って、小さな楽しみを少しずつ増やしてゆこう。
プレート作りもとても楽しかったもんね。
オットもひょっとしたらわたし以上に楽しんでいたかも。

そうするうちに、M氏の奥さんとちゅーすけ@パグ犬が来た。
もうすぐバレンタインデーだからかな?
ちゅーすけはオトコの子なのに、今日はショッキングピンクの衣装だ。
とっても似合ってかわいいよ!
奥さんお手製のらっきょうをいただいた。
家に帰って食べてみると、さくさくぱりぱり、甘さもほどよく、
これまで食べたらっきょうの中で一番おいしい!って思えるらっきょうだった。
お料理上手の奥さん、いつもありがとう!

久しぶりの都会話

2012-02-08 08:44:08 | Bon Chic Bon Genre ~おしゃれにくらす~
いつも、

イノシシがここにでっかい穴を掘ってる~~

とか、

モグラの作った山がいっぱいできてるよ~~

とか、

焚き火をして焼きイモ焼いて、おいしいのなんの~

とか、

田舎話満載のここ最近のわたし。

月曜日は久しぶりに大都会トーキョーに行ってきた。
目的は、東京ドームで開催されているテーブルフェスティバル。
2年ぶり3回目だ。
まずは、モナコ后妃だったグレース妃のテーブル。
スワロフスキーのクリスタルがあしらわれた豪華なプレートに
クリストフルのカトラリー。
まばゆいばかりだ。
昨年結婚されたアルベルト公のテーブルもある。

クリストフルと言えば、先週土曜日のBSの番組でやっていた。
世界最高峰の銀器のブランドだ。
たくさんの工程から出来上がるすばらしい銀のカトラリー。
番組の中で作られていた花のモチーフが彫られているカトラリーも、
グレース妃のテーブルの上にあった。
グレース妃の美しさと共にため息まじりで眺める美しいテーブルセッティング。

他のブースも楽しみ、少々お買い物もして次なるランチへ。

電車でひと駅、飯田橋からアグネスホテルへ。
以前、ここのレストラン「ラ・コリンヌ」で食事をした。
大都会にありながらその喧騒を逃れたかのような瀟洒な建物、
外の植栽も雰囲気がある。
食事の内容、サービス、雰囲気すべてすばらしい。
リピートしようと思わせるレストランはそれほどないけれど、
こちらは本当にまた来てみたいと思うレストランだ。
白のグラスワインと共にアミューズからデザートまで
お味も雰囲気も満喫したランチタイムでした。

外に出ると雨。
一緒に行ったRちゃんは雨オンナ。
一緒に出掛けると、いつも雨;;
晴れオンナのわたしでもかなわない雨パワーか!?
このまえここに来た時も雨だったね。
ホテル近くの小さな工房で箸置きを買う。
ちっちゃなちっちゃな工房だけれど、電気釜がありそれで焼き物を製作している。
普通には売っていないような個性的な焼き物が置いてある。

工房で地図をいただき道案内もしていただいて、雨の神楽坂を散策。
雨の神楽坂も風情があっていいわ。
しっとりと濡れた石畳、
黒い板塀に囲まれた料理屋がひっそりとたたずむ石畳の道は、
雨というシチュエーションにしっくりとなじむのでした。

仕事の後にちょっと一杯~、なんて雰囲気のお店がたくさんあり、
売っている商品も心惹かれるものが多く、
ここで暮らしたら、お金がいくらあっても足りないね~、
なんて話しながら散策し、
PAULというパン屋さんでパンや焼き菓子を買って帰った。

よく見れば、神楽坂の半分しか行ってなかったみたい。
次はぜひALL神楽坂を楽しもうね!

鴨川まで行ってみた

2012-02-05 21:12:42 | maison de campagne ~べっそう~
立春の2月4日の土曜日、
前日までの寒さはどこへやら?暖かくなった。お天気も快晴。
とは言え、勝浦の家では取り立ててやることもなく、
じゃあ、ちょっと足を伸ばして出かけるかっ!
鴨川の鴨川自然王国に向かった。

ナビにデータを入力し出発。
途中、「動物注意」という道路標識。シカにサル。
と、本物のサルがいた。
その場所にはどうもたくさんいるようだ。次々と現れる。
王国にほとんど近づいたところでナビは仕事を止めた。
その付近だ、と言われても~~。
細い細いくねくね道をひたすら走り、やっとたどり着く。
奥のカフェでひと休み。
外には黒い犬がいて、私たちが近づくと尻尾を振ってうれしそうにする。
お店のスタッフの方が外に出てきたのでお話をする。
犬は「タナコ」というらしい。息子の「カイ」はお出かけ。
すぐ近くに大山千枚田があるからか、タナコ?かわいい名前。
カフェの外には小さなステージが作られていて、
コンサートなどが行われているらしい。
登紀子さんもいらっしゃるようだ。
カフェの中には薪ストーブがある。
燃えている火を見ているだけでなんだかほっこりあったまる。
しか~し、そこは1F で、座っているうちにだんだん寒くなってきた。
わたしの頼んだハニージンジャーのショウガがうれしい。
後で2Fに上がってみると、
あ~ら、暖かいじゃありませんか。
2Fにすればよかったね。
チーズケーキもいただき、タナコにバイバイをして王国を後にした。

さ~て、カフェには食事メニューはなかったのでどこかでお昼を食べなきゃ。
鴨川から勝浦方面に向かって走っていると、
車がたくさん止まっている店を発見。
通り過ぎながら見ると、「江ざわ」と書いてある。
これはっ!!
勝浦タンタン麺のランキングNo.1のお店じゃありませんか。
ネットで見た。
しかも、夕べのBSの番組で勝浦タンタン麺の番組があり紹介されていたな~
これは入らないわけにゆきません。

暖かいので外で待つにも苦ではない。
いよいよ順番が来て、やはりタンタン麺を頼む。
辛いの苦手なオットは辛さ控えめにしてもらった。
わたしも苦手なんだけど、とりあえず普通のを食べてみなきゃね。
麺の上には白髪ねぎがたっぷり。
つゆは真っ赤だ、当然~
オットのは心なしか少し淡い色、当然~
辛い~、けどおいしい~
魚系の旨みも感じる、魚のダシも入ってるかな?
麺も細めでスープがよくからみおいしかった。
ただひとつ、具が少な~~い。
タマネギもひき肉も。
特にひき肉はひとり分で小さじ1杯くらい?
探さなきゃわかんないほどで、これはちょっとさみしいね~。
わたしでもボリューム少ないと思ったので、男の人は物足りないでしょう。
それに比べたら、
市原のまんぷく亭のオロチョンラーメンの方がボリューミーで満足ゆくのじゃ?
お値段もあちらの方が安いし。

だんだん日が傾く中、勝浦に向かい、
セカンドハウスに着いたのはちょうど4時。

私たちのいない間に、
工務店のおっちゃんが屋根裏に換気口を取り付けてくれたみたいだ。
頼んでから数ヶ月、勝浦時間が流れる~
これで家の中の湿気も少しは緩和されるでしょう。
ありがとう、おっちゃん。
ただし、オットがおっちゃんに電話しても、お値段不明。
そのうち請求書を入れといてください、ということで。
勝浦時間、ゆっくりと流れる。

夜ご飯は。
千葉で朝作ってきたクリームシチュー
夕べの残りの鶏の唐揚げとゴボウの唐揚げ
エリンギソテー
トマトとレッドオニオンのサラダ
水菜の煮びたし
ワインは、またまたまたフランソワ・ラマルシュ ブルゴーニュ赤
残っていたのでしょうがない。
濃くなく繊細な味わいのブルゴーニュ赤は、
クリーム系のお料理にも結構合うのでした。


日曜は曇りであまり外に出る気もせず、しばらく家の中でまったり。
で、おもむろに外に出て落ち葉を集め、枯れ枝を切って焚き火。
そして、秋から冬のお楽しみ、焼き芋。
ほっくり甘くとてもおいしい焼き芋ができたのでした。

それから、草刈りM氏@山形弁さんちへ。
家のすぐ隣のビニールハウスで奥さんとおふたりでお茶など飲んでいた。
それにお付き合いさせていただいてしばしおしゃべり。
またまた昔の話などに花が咲き、みんなで大笑い。
そしてヤーコンをいただきました。
奥さんから、ヤーコンをすりおろし、卵、小麦粉を混ぜて焼くとおいしいよ。
と教えてもらった。
わたしはいつもサラダばかりだったので、早速やってみます。
ありがとう、M氏。

庭には何もないけれど、
ほんの少しずつ植物たちは春の準備。
チューリップやムスカリの芽は行くたびに大きくなり、
花木の芽はふくらみ、アジサイにも新芽が。
ミントやオレガノセージなどのハーブは、地面から小さな葉が出始めている。
ツバキには花のつぼみ。
来月になれば暖かい日も多くなり、わたしたちの目も楽しませてくれそうな予感。