art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

巨大ウリもあります~♪

2013-08-26 18:12:50 | maison de campagne ~べっそう~
さて、幻想的なカラスウリの花を眺めた後には、現実が待っている。

果たして、天井裏のハクビシンは?

と、思いつついつの間にか疲れて眠ってしまっていた。

と、日曜の午前3時頃、大きな音で目が覚めた。豪雨。
土曜日にはほとんど雨が降らず、今頃豪雨ですか~

夢うつつで雨音を聞きながらハクビシンのことも忘れ眠り続け、
そのまま朝になっていた。

昨日のネズミ撃退グッズのおかげで天井裏は静かだったみたい。

さあ、日曜。
と言えばブルーベリー狩り。
でも雨だね~、どうするかな~?

雨だと庭に出ることもなく、何もすることがないので行ってみようか。
ブルーベリーおじさん@本当は腕のいい左官屋さんの畑へgo!!

雨で隊長(おじさん)は居ないと思ったら、ひとまずブルーベリーを採った後で休憩中。
さすが隊長、雨なんてものともしません。
知人に頼まれて、採りに来たらしい。
6本中、1本の木からビニール袋にたくさん。
ひとりで小一時間かかったって。
おじさんの家族は、(いつもありすぎて)あまり有難がらないみたい。

隊長、わたしたちを大歓迎してくれた。
『だってよぉ~、このまま置いといても、はぁ~、下に落ちて腐っちまうだけだよぉ~』
その通り! わたしたちがお手伝いしましょう!
オットとふたり、やっぱり1時間ほどかけて、それぞれビニール袋に一つずつ収穫。

おじさんは、実のった実をそのままにしておくのはもったいないと。
わたしたちは、こんなに甘くておいしい大粒のブルーベリーをたくさんいただけてうれしい。
お互いの思惑が一致して、今年もブルーベリー収穫隊、活発に活動中。


この畑にはおじさんの手作りの物置小屋もあり、
その小さな縁側でしばらく話をして帰るのが恒例。
隣に植えてある栗の木の様子。今年もイノシシ除けに電気コードを設置。
ハクビシンやらサルやら、このところ増えているらしいキョン(小型のシカ)の話。
タケノコの放射能濃度から原発の話。
よもやま話でも話していると結構深い内容にもなる。
さあ、濡れた服が寒いね、帰ろうか。

昼間は雨の落ちないときに庭仕事。

オットは、気が付かないうちいつの間にか大きくなる桑やコナラ、クヌギなどの枝を払う。
これから涼しくなったらどんどんやらないと、また鬱蒼とした林になってしまうね。

そして機械で草刈りも。

ミニトマト、ナスの脇芽も払う。
ミニトマトはちょっとほおっておくとまるでジャングルのようになる。

こうしてずっと庭仕事をしていると本物の農家になったような気分だ。

そうそう、玄関前の桑の木に巣をかけたハト。
先週は尾っぽしか見えなかったけれど、
お顔が…。美人です。


今の庭はこんな感じ。


さぁて、本物の畑を作っている方のところにまいりましょうか。
ひと月振りだね、草刈りM氏@山形弁さんち。

働き者のM氏はやっぱり畑で作業中。
これからキャベツ(だったかな?)の苗を植え付けるところで、きれいに畝を作ってあった。

奥さんも一緒に4人でおしゃべり。

M氏、ぽっこり出ていたお腹がちょっとへこんだかなぁ?
訊いてみた。

『ダイエット続いてますか?』

『腹減ってやってらんねぇ~~
 あづぐて、へろへろになっちゃうよぉ~』(爆

そうね、この暑さじゃ普通でも参ってしまうのに、
ましてやダイエットで空腹だと体もたないね。

でも水分が飛んでるせいか!?M氏のお腹は少しだけ平らに見えたのでした。

M氏のひょうたん(類の)畑はこんな感じ。






昨日の夜見たカラスウリはあんなにちっちゃくて可愛かったのに、
同じウリ科でも、ここのは巨大ウリです。

いよいよどれもこれも大きくなり、ネットでしっかりと吊っている。
ネットを掛けるだけでも結構大変な作業だろうな。

これ、持ち上げようとしても全然上がらない感じ。
12,3キロあるんじゃないの?というM氏。

こんなにいろんな種類の長~いものがぶ~らんぶ~らんして、
面白くて楽しいひょうたん畑なのです。

そして、いつも何か新顔を発見するM氏の作物。
今回はこれ。果物らしい。




名前を訊いたけれど、M氏も忘れちゃったみたい。
一体何?
ちょっと気持ち悪いね、カエルの柄!?みたいだ。
美味しいのかな?甘いのかな?
この柄からは甘い味は想像できないね~
この不思議ちゃん、あとでネット検索してみよう。

またいろんな話をして、ガハハッ と笑い、
キュウリ、カボチャ、ゴーヤ、甘トウガラシなどたっくさ~ん夏野菜をいただき、
野菜やブルーベリー満載で勝浦を後にしたのでした。

これは、M氏の畑のカナリヤナス(フォックスフェイス)。

落ちてたのをいただいた。
鑑賞用で食べられないけど、とても面白い形。
毎年落ちてるのをいただいちゃうのです。

そして、月曜。
ブルーベリーをジャムに。
1.6キロくらいでジャムのビンに6本。

親戚や友達におすそ分けし、ヨーグルトにかけていただこうっと!!

秋の気配 ~カラスウリ~

2013-08-25 22:52:39 | maison de campagne ~べっそう~
土曜日、天気予報では雨が降るらしい。
連日35℃の猛暑が続いていたのも少し解消されそう。
野良仕事も少しは楽になるかな~~

車を走らせ、房総半島を南下、勝浦のセカンドハウスへ。
途中、市原は田んぼが広がり豊かな穀倉地帯なのだけど、
今年は猛暑のせいか稲の実りが早く、
すでに稲刈りの始まったところもある。
波打った黄金色の田んぼが美しい。
日本の原風景だな~~

先週、勝浦の家の天井裏にハクビシンの存在を確信し、
オットはその原因、ネズミを退治(前もやっていたのだけど、さらに…)しようと、
こんなものを買っていって、設置。

バルサンのようなものと忌避剤。
功を奏して、ネズミもハクビシンも撃退できますように。

野菜も収穫。
まだまだ夏野菜がたっくさ~~ん採れます。


で、その野菜をたっぷり使って夕ご飯。


アジのハーブ焼き(庭のフェンネル、タイムをお腹に詰めて)
ナスのステーキ ピーマンとツナの炒め物
サラダ
リゾット 

ワインは、チリはコノスルのソーヴィニヨン・ブラン

コノスルシリーズは美味しくてどれも1,000円以下。
庶民の強~い味方。


さて、子供たちが小っちゃいころ、秋になるとよく歌っていた歌、『真っ赤な秋』。

 真っ赤だな~ 真っ赤だな~ 
 カラスウリって真っ赤だな~  ♪

カラスウリってどんなのか知らないけれど、とにかく赤いウリなんだ。
 そのまんまだけど…

それから20年ほど経ち、
勝浦の我が家の近く、秋になると杉の木などに小さな赤い実がぶら下がってる。
これはもちろん杉の実などではなく、つたの葉が絡まっていて、
これこそがカラスウリだったのだ。
はあ~、あんだけ歌ってたのにまったく知らず、
このかわいい小さな実がカラスウリだったのね。
…それが勝浦で過ごした1年目。

そしてその翌年、夏の終わりの夕方4時頃、
カラスウリの葉が絡まっているところに少し開きかけた白い花のつぼみがある。

あっ、これってカラスウリの花なんだ。
6時頃見てみると、5弁の星形の白い花が咲いている。
わーーー、きれいだーーー!
こんな純白の花から赤い実ができるんだ。

そしてそれからまた翌年。
カラスウリの本当の花の姿を知った。
6時頃の花はまだ完成形ではなく、もっと夜が深まった9時頃満開となる。
花弁の先から白く細い糸状のものがふわ~っとたくさん出るのだ。
神秘的、幻想的、こんな花を他には知らない。

3年かかって知ったカラスウリの真実でありました。

昼間にその姿を見せてくれればいいのに、咲くのは夜。
これは夜に花に寄ってくる蛾がいるらしい…義母より。
自然の妙、植物も虫も子孫を残すために実にうまくできている。


そして、戻って土曜日の夜、
またカラスウリの花が見たくなり、夜の9時半頃外に出てみた。
我が家から200mほどのところにカラスウリがまとわりつく木があるので、そこまで。
外は真っ暗、ガチャガチャとクツワムシの大きな鳴き声。田舎の夜。

ありました。

カラスウリの花。




カラスウリの実。かわいい縞々のウリボウ。


蜘蛛の巣とそこの主、カラスウリのコラボ。
カラスウリの花から出ている糸は蜘蛛の糸にも似ている。


カタツムリとカラスウリのコラボ。
カラスウリの実をおいしそうに食べるカタツムリ。


花の下の方には実が。

この実はまだできたばかりで、これから次第に赤みが増してゆき真っ赤になるのだ。
緑~赤へのグラデーションも美しい。

実がこれから次第に赤く色づくのが楽しみ。

ミズイロなインド を巡る旅

2013-08-19 08:40:46 | Bon Chic Bon Genre ~おしゃれにくらす~
春に実家に戻ったときに高島屋で白のブラウスを買った。
ブラウスといっても、
素材こそコットンだけど、
形はボックス型のかぶりでプルオーバーのようなもの。



前身頃だけレースになっていて、あとは柔らかなコットン。
後ろ身頃の丈が前身頃よりも少し長目になっている。

若い子向けには違いなく、
果たしてわたしがうまく着れるかなぁ~
と、ちょっと不安もあったけれど、
試着するとなんかとってもしっくりきたので購入。

実際に着てみると、
柔らかな素材が肌に気持ちよく、
長袖をたくし上げても落ちてこない抜群のサイズ感。
シルエットもアンクルパンツに合わせるとぴったりな感じ。
デザイン、サイズ、着心地、どれをとっても満足。
気が付けばヘビロテのアイテムとなっていた。
アイロンがいらないのもポイント高し。

はて、ショップのお姉さんがこのブランドは千葉そごうにもありますよ、って言ってたな。
どこのブランドだったかな?と、そこで初めてタグを見たけれど、
聞いたことなく、
千葉そごうのブランドを検索してもなく、
電話でそごうのインフォメーションに聞いてみても、
ありません・・・とのこと。
あら~、残念だわ~~

ブランドは、『MidiUmi』。


2,3ヶ月後、愛読書『エクラ』を見ていると、
シンプルで品のある雰囲気のいい服が。
ブランドは、『ミズイロインド』。
面白い名前、丸の内にあるみたい。
丸ビルか新丸ビルあたりかな~?と、丸つながりで単純に考えていた。

6月。
オット方の親戚が田舎からやってきてしばらく義母のところに滞在。
新しくできた東京駅すぐそばのKITTEに行ってみようか、と食事に行き、
その後ショップを見て回る。

2Fの服のショップをいろいろ見ていると、
シンプル、ナチュラル、でもデザインがとても個性的で印象に残ったところが1件。
それが『ミズイロインド』だった。
丸の内のショップとはここだったのね、と合点がいった。
義姉は娘の誕生日プレゼントにとシャツドレスのようなものを買った。

そこの服のタグをよく見ると、
『mizuiro ind』と『MidiUmi』もあった。
あら、お仲間だったのね、このふたつは。

それぞれの点がここで初めてつながったのでした。
MARcourtというセレクトショップに入っているふたつのブランドだった。

東京に出かけたときにKITTEのショップを時々覗いてみるのだけど、
もともと服の点数が少なく、
その中でドンピシャを探すのはむずかしい。

このたびもちょっと寄ってみた。
ショップのお姉さんいわく、
『今、とても点数多く出ているんですよ。』
そうね、デパートももう秋物が出始めているものね。
まさに買うなら『今でしょ!!』
夏物のバーゲンと秋物の出始めで、割と多くの点数が出ている。

試しに着てみて、
どれもよかったのだけど、
個性的ゆえ、果たして現実着るものといったらやはり限られる。

悩んだ末、このブラウスを買った。
色は濃いカーキ。
素材は薄手のコットンで透け感もあり。
真夏でも生地が薄いので着られそう。





本当はこの年齢になると、
なるべく肌色をきれいに見せてくれる淡い色をトップスに持ってきたいのだけど、
黒とこのカーキしかなかったので・・・。

左の裾をちょっとつまんであって左側の丈が短くなり、
結果、裾のラインがアシンメトリーになる。
長いほうの右側はそで下にドレープ分の切り替えがあり、
たっぷりとしたギャザーに豊かな気持ちになる。

↓後ろから
 たっぷりなドレープが女子ゴコロをくすぐる~♪ 



こういうところがこのブランドの真骨頂。
このブランドのデザイナーさん、楽しんでお仕事してるんだろうなぁ。
ちょっと裾をつまんでみたり…
ギャザーを普通より少し多めに入れてみたり…
身頃にあえて切り替えを入れてドレープを出してみたり…
するといつもの定番シルエットが、
エッジの効いた他にはない個性的なものになったりする。

服をシルエットで見たときに、
バルーンだったりアシンメトリーだったり、
ちょっとひねったところが心憎いなぁ~、と思うのです。

さてブラウスに戻って、
袖丈はこれまた微妙な8分くらいで、
少し涼しくなったら、下にカットソーを合わせて袖をまくってもかわいいね。

ショップではお姉さんが、シルクのスヌードを巻いてくれて、
色味のシックなリバティプリントのようなその柄がカーキの無地に映えてとてもよかった。
でもシルクだけあって、ブラウスよりもお高いお値段。
ブラウスは、他にはないようなデザインワークにもかかわらず、
1万円もせずコスパよろしいものだと思う。

シンプルなだけにいろいろな小物アイテムを合わせて、
楽しんで着てみようと思う。
秋の楽しみが増えました。

まるで動物園のような…

2013-08-17 21:55:11 | maison de campagne ~べっそう~
お盆休みに次男が帰省しているので、
週末の勝浦のセカンドハウス行きもちょっと変則的。
金土と行ってきた。

猛暑と干天で庭は干上がっているだろう。
金曜日の夕方に勝浦に到着しさっそく水撒き。
オットとふたりでたっぷり1時間はかかる。
終わるころはもうそろそろ暗くなりかけ、水撒きで終わってしまった。

取り敢えずの野菜の収穫ももちろん。


そうそう、柿の実はまだ青いけれど、少しずつ大きくなっている。


1本だけあるリンゴの木。
今年初めてひとつだけ実を付けた。

あまりきれいではないけれど…いとおしいな。
どこまで大きくなるかな?
そして食べられるかしら、甘いのかな?

オットがこんなもの見つけてきました。
我が家の夏の風物詩、大きなヒキガエルくん。
毎年この時期になるとあらわれる。

でも去年のはもっと色がグレーぽかったよね。
今年は茶色っぽくて大きさもちょっと小っちゃいみたい。
去年の「キモカワ子」とは違うね~
「キモカワ男」くんと命名しましょう。

まず、わたしの靴に前足をかけて、





よっこらしょって玄関をあがったところをオットに捕まえられました。


『ようこそ、いらっしゃ~い!!』と歓迎したいところだけど、
あまり近くに寄ってほしくないし…
外に返してあげました。


そして、
布団に入り、
夜中の12時ごろ…。

天井裏で何か物音が…。

最近、トントントン…というネズミの足音がしていたのだけど、
それとは違う、もっと大きな動物の足音。
感覚としてネコぐらい。
天井の対角線上を移動し、ドタッって結構大きな音も。

こわ~~ぃよ~~~ぉ

オットが、リビングの天井に開けてある点検口から懐中電灯の光を当てる。
するとしばらく静かになる。
がっ、また音が。

ハクビシンかも?

わたしたちが購入前のこの家の天井には、
ネズミやらハクビシンやらがいたみたいだもの。

疲れていたし、翌朝は早く起きて野良仕事しなくっちゃと思っていたので、
そのうちすぐに眠ってしまっていた。

朝はもちろん天井裏は静か。

陽が昇るととてじゃないけれど外仕事は無理なので、
朝早く起き、さっさと朝食を済ませ、水撒き、雑草取り。

少し収穫も。

さあ、8時だよ。
日曜日じゃないけど、ブルーベリー畑に行ってみる?
そう、ブルーベリーおじさん@本当は腕のいい左官屋さんの畑。

ビニール袋を持っていざ出発、ブルーベリー収穫隊。

おじさんの畑の手前、ブーンブーンと草を刈る音が。
おじさん、刈払機で熱心に草刈中。

わたしたちのもくろみはもうすでにばれちゃってるので、
『いいよ~~』って。

ブルーベリー、たくさん生ってるね。
大きくて、食べてみると甘いよ~~。
ふたりして30分以上かけて収穫。


ブルーベリーは我が家にもあるのだけど、
この干天で実は小さく、樹上で干しブドウ状態になっているものもあったりして、いまひとつ。

おじさんのところは、もう10年くらい経っているので、
普通に大きくて立派な実でありました。
帰って計量してみると、3キロ近く!
いつもありがとう、おじさん。
冷凍しておいてジャムを作るとおいしいって教えてくれた。

収穫後はまたまたしばら~くいろんな話に花が咲き、
そうそう、夜の天井裏の物音のことを訊いたら、
やっぱりハクビシンというお答えでした。
たぶんそうなのでしょう。
テニスボールの少し小さいくらいの穴があれば入ってこれるらしい。

普段居ないし、
きれいに整備したため、アオダイショウもいなくなり、
するとネズミちゃんたちが住処とし、
よってそれを狙ってハクビシンが来る、という構図でしょうか。

来週は、ハクビシン対策をしなくちゃいけません。


家にもどって、家の玄関わきにある大きな桑の木を見上げていたオット。
ハトの巣があるよ。

ちょっとわかりにくいけれど、
ハトの尾が左右に。
つがいで2羽、巣にいるところ。

1羽飛んで行って、左側の1羽が残っているところ。


こんなところに巣を作らなくても、
おとうさん(?)が栗の木にかわいい巣箱を作ってくれたのにね。

ここで卵を産み、育てるのかな?
楽しみだね~~

栗と言えば…

ブルーベリーおじさんが発見してくれたこと。

わたしたちはてっきりコナラだと思っていた木が栗の木だった。
え~~~、もう丸4年経ってて、わからなかったね。
この2本は、上の方に青いイガイガができていて栗の木だったのでした。



山栗だよ、とも教えてくれた。
小さいけれど甘くておいしいらしい。

我が家の庭の木や草の名前はほとんどご近所さんから教わった。
木を見ても草を見ても何の木か草かわからないわたしたち。

野菜や果樹の育て方はもちろん、収穫後の食べ方。

地元に生息する動物たち虫たちのことも教えてくれた。

昔から山や野に住む人たちにはかなわない。
サバイバルゲームをすれば、わたしたちはとっとと脱落だよね。
生きる術をしっかり身に着けている人たち。
これは敬服に値することでしょう。

最後にこれは、地蜂が掘った穴だそう。

これはオットが発見。
わたしにはこれを見ても何も思わないし、
その前にたとえ目に入ったとしてもスルーしてるでしょう。

今回はいろいろな動物に遭遇したり、
気配だけだけどその存在を確信したり、
田舎ならではのおもしろ体験をした週末でした。

暑さもピーク こんな日は…

2013-08-11 21:47:07 | maison de campagne ~べっそう~
そろそろ世の中はお盆休み。
次男も仕事先の兵庫から土曜日に帰ってくる。

久々の帰省なので、彼に合わせて勝浦行きは土曜日日帰りにしようか。

土曜日は天気予報では関東地方、東京辺りは37℃。
突然こんなに暑くなるのぉ~~?
…少々疑ってかかっていたけれど、こんな時に限って天気予報は当たるようです。
朝から外はもわ~~っとして、日向は灼熱地獄。

かわいそうに勝浦の庭はからっからでしょう。
水遣りだけでもしなくては。

早く出たので11時前には到着し、さっそく水遣り。
庭の手前と奥に外水道があるので(井戸だけどね(-_-;)
ふたりでそれぞれ担当。
砂漠地帯に水がみるみる浸み込むように、いくらでも水を吸い取ってしまう。
時間かかるったら…
その前にわたしは収穫も。


賀茂ナス12個、ブルーベリーたくさん、
そしてたっくさんのミニトマトちゃんたちに溺れそうなピーマン13個。
せっせとナスを食べなくてはね。
基本、ナスが好きではないオットにどうやって食べさせようか、が当面の課題。




水遣りだけでもふたりで1時間はたっぷりかかり、
終わるころには、もう体はフラフラ~~
あと5分もできないよぉ~、本当に熱中症になってしまう~~

もう1回、帰り際に水遣りをすることにして休憩。
エアコンを入れて冷やしておいた部屋は快適、ありがたや~~
水を飲みソファに横になる。
ぷはーーー

それから買って行ったおべんとうを食べて、またもやぷはーーー

こんな日は、草刈りなんてしてはイケマセン。
死んじゃいますーーー。
お昼過ぎはご近所さんたちみ~んなシエスタのよう。
外はとても静か。

しばらく休憩して、
さて再び水遣りして帰ろうか…
と思って外に出たら、我がマメオット、
アリンコが木の幹に巣食ってるコナラなどに殺虫剤を撒いてた。
ちょっと木の勢いがなくなってきたものね。

大きな栗の木もそうだったし(カミキリムシだったけれど)、
この辺りは樹木への虫の害は大きい。

せっかく大きく育ち、気持ちのいい緑陰を作ってくれる木が害に合うのは痛い。
殺虫剤が効きますように。

そうそうここのところ、ネズミが天井裏で運動会をしているようで…
夜中に目を覚ますと、天井で音が。
小動物がトコトコ走る音がする。
ネズミに違いない。
そこでネズミ忌避剤を買ってきて、オットが天井裏に潜り込んで設置。
…にも関わらず、またしても次の週、音がする。
また忌避剤を設置。

あれから音を聞かないし、今回は泊まってないので、
はてネズミさんたち、出て行ってくれたかな?

イタチゴッコ、ならぬ、ネズミゴッコはしたくないよ。

先週咲き始めていた夏ズイセンははやり一番きれいな時を過ぎて枯れ始めていた。
枯れたのを取るとまだ鑑賞に値するね。




もう枯れてしまった…と思っていた、
バラのサンライトロマンチカ。
こんな小さな花が咲きました。健気…
秋になったらもっといい場所に移してあげるからね。


長い間、その立派な姿を誇るように咲いていたアカンサス。
そろそろおしまいかな?


カラミンサ(右)とセントーレア。
ミント系の香りのするカラミンサ。
セントーレアは花が咲くと思っていたけれど、一向に咲く気配なし。
でもいかにも涼しげな姿。


自生しているヤブラン。
全くお世話をしないのであまりきれいに咲いてくれないのだけど、
なぜかここのヤブランは花付きもよくてたくさん咲いた。


敷地の角はこんな感じに…




アジュガやタイム、ハツユキカズラが地面を覆う。
ハツユキカズラは今がピークで、
ピンク~赤の葉がとてもかわいい。

さあ、水遣り終了。
そろそろ戻らなっくっちゃ。

去年は、井戸水が枯れかけたんだよね。
最初水が出ず、オットが井戸の中に呼び水を差して出るようになったことが何回も。
今年もなんだか危ないなーーー

陽も少し陰って、遠くに草刈りM氏@山形弁さんが本当に草刈りしているのを眺めつつ、
帰途についたのでした。

黒くて丸くて大きな賀茂ナス ちっちゃなブルーベリー

2013-08-04 22:43:31 | maison de campagne ~べっそう~
いよいよ8月。
関東はほかの地方より気温は若干低めながら、
蒸し暑い日々が続いております。

暑くて暑くてあんまり動けないかも~
だけど野菜も育ってるし行かなくっちゃね。

土曜日、車を走らせて、
さあ、勝浦のセカンドハウスへ。

着いてみるとやっぱりうれしいことが…

いつも突然のように咲いていてビックリさせられる夏スイセン。

今回も咲いていました。

先週までは、ま~ったく気配もなかったんだよ。
茎さえも見なかったんだよ。

それがそれが、突如こんなに茎が伸び花が咲き。
突然目の前に現れる夏の贈り物。


イタリアンパセリを植えた間にヒュ~ンと伸びて、
ピンクの花がどっか~んと咲く。

ただつぼみがまだたくさん付いていて、
全部が満開になるのは、おそらく週半ば。
わたしたちは満開状態を見ることはできないでしょう、きっと。

この白いアスパラのようなチビすけが来週ぐーんと伸びて花が咲いてるかな?


でも、今年もちゃんと咲いてくれてありがとう!!

そして土曜日の収穫はこんな~


大きな賀茂ナス、普通のナス、ミニトマトにピーマン、甘トウガラシ、
そしてブルーベリー。

賀茂なすはかなり重く、枝がたわみ地についているのもあったりして、
枝をメインの茎にしばる作業を。
ちなみに大きなのの重さを量ってみると、370gもあったよ。
枝も折れそうになるわけだ。

ミニトマトは、実割れしているのも結構あって、早めに収穫。

ブルーベリー、今年はたくさん実が成りうれしいな!
黒く大きく熟したものは甘くておいしい。

夕飯は、収穫した野菜をたくさん使ってこんな感じ。

チンジャオロースー
賀茂ナスステーキ
野菜サラダ
甘トウガラシのじゃこ炒め
オクラのせ冷奴

まずビールから始めて、ワインは、まだあるね、ルイ・ラトゥールの赤。

賀茂ナスにはダイコンおろしとショウガ。
さっぱりととてもおいしい夏のごちそう。

一夜明け…

さあ、8月だよね~~
ブルーベリーおじさん@腕のいい左官屋さんとの約束があったよね~~
毎年8月は、朝の8時にブルーベリー畑に集合。

早めに朝ごはんを済ませ、身支度を整え、ビニール袋を忘れずに、いざ出発。
ブルーベリー収穫隊。

我が家から歩いて5分ほどの山。
あれっ、隊長いないじゃなぁい?
いつも『遅いよ~、8時集合って言ったじゃん…』と怒られたりするのになーーー
しょうがないね、隊長不在だけどわたしたちで収穫して差し上げましょう。

まだまだ熟していない実もたくさんあるけれど、
なんせ大きなブルーベリーの木が6本あるから、黒く熟した実もたくさん。
40分ほどかけてふたりでたくさん収穫してしまいました。


おじさん今日は珍しく本業に精を出しているか?
それともお孫さんのお世話か?

奥さんもブルーベリーは採れ過ぎて飽きちゃってるって言ってたから、いいよね。
ありがとうございます。
不在中にいただいてしまいました。
来週、水ようかんでもお土産に持って来ましょう。

そして庭からも収穫。

これにミョウガ、大葉、イタリアンパセリも少しずつの収穫があった。

そしてトウガラシ。

左は伏見甘トウガラシ…これは甘いよ~
右上は日光トウガラシ…これは辛いよ~
伏見甘トウガラシにはこんなとぐろを巻いたのも…


それから、オットが予てから懸案のサンルームの壁塗り。
暑い中オットが塗ってくれて、こんなにきれいになりました。



少しずつでもメンテナンスしないと、朽ちるに任せてしまう戸建ての家。
マメオットのおかげで我が家は安泰。

夕方ふたりで1時間掛けて庭に水撒きをし、
車には野菜の収穫物満載で、
夏休みの渋滞する帰り道を北に向かって走ったのでした。