art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

ルーブルの子どもたち

2009-04-30 16:51:50 | etc. ~いろいろと~
このところ毎水曜日は東京までお出かけの日になっている。
昨日は、東京国立新美術館へ友だちと『ルーブル美術館展 美の宮殿の子どもたち』を観に行った。

東京国立新美術館は、故黒川記章の作品。
波打ったミラー仕上げの外壁で、周りの木々の緑が映えてたいへん美しい。

2年前に出来たとき、オットと展覧会を観に行った。
何の展覧会だったかは失念。。

昨日は新緑の中、きれいに晴れて風もさわやか。
お出かけにはうってつけの一日だった。

10過ぎに入館したのだけど、祝日だけあってたくさんの人。
子どもをモチーフにした作品群なので、子どもたちもたくさん来場している。

古代エジプトから19世紀くらいまで、
主にエジプト~中近東~ヨーロッパの作品。

子どもたちの生と死が、生き生きと、また厳かに残されている。
一番、心に響いたのが古代エジプトの子どものミイラ。
体に網がかけられていたため詳しい状態はよくわからなかったけれども
少し壊れかけた木の棺に納められたその姿は、
あまりにも遠すぎる昔だけれども、
幼い子どもを亡くした家族の悲しみが伝わってくるようだった。

大理石、石灰岩、テラコッタなどの素材で造られた大小さまざまな彫刻作品もよかったし、近代の絵画の生き生きとした子どもの表情が印象に残る。

子どもは世界の宝ですね~

ランチは、ミッドタウンの中の『orange』というフレンチレストランで。
前菜のサラダに続き、
メインは鮭のソテー 粒マスタードソース。
たっぷりのマスタードでお魚のくせもなくなりさわやかでおいしかった。
うちでも作ってみよう。
ブラウンライスは、白米+玄米だそうだけど
ちょっと固かったな。。

最後のハーブティーはミント系で、
昨日のお天気のようにさわやか。

その後、ミッドタウン内のショップをいろいろ見て周り
夕方、主婦のわたしたちは家路へと急いだのでした。

ショップは、千葉にはもちろん、普通のデパートにもないような個性豊かなお店ばかり。
特にわたしの大、大、大好きな雑貨店がたくさんあり
全部見切れなかった。

雑誌でよく見かけるような、
雰囲気のある作家ものの食器、トレイやザーバーなどの道具、
水牛の角で作ったスプーン(何かの雑誌で見た記憶が・・・)
外国製の色とりどりの調理器具、
ワクワクドキドキ!!

和物のお店で、母の日用に両方の母親にポーチと手鏡をセットしたものを購入した。

次回はぜひゆっくり雑貨ショップを堪能したいな!

そうそう、スイーツ売り場を覗くのを忘れてしまったのだ。
最後に見て、気に入ったのを買おうと思ってたのに、
主婦モードにシフト中で忘れてしまった。

これも次回はぜひ楽しみたいな!

久しぶりのリースリング

2009-04-28 15:12:26 | vin ~わいん~
長男がこの春めでたく某ホテルに就職し、
先日レストランの新作料理のテイスティングがある
とのことで、休みの日に出かけて行った。

どんな料理だったのか、興味津々なのだけど、
生活サイクルが全然違うこともあって話をする時間
がないし、
男はこんな話題にはなかなか付き合ってくれず、
ただ冷蔵庫に白ワインが2本。
チリのシャルドネと、アルザスのリースリング。
あとで聞けばもらったとのこと!!
やったね!

リースリングは久しぶりなので、
週末に開けた。

白い花のような清楚でさわやかな香り。
リースリングでよく言われる石油の匂いは感じられない。
味わいもすっきり系で和食によく合う。
かなりいいクラスのリースリングではないか?

メニューは、
(これも)いただいたタケノコと油揚げの煮物、
タケノコとにんじんの天ぷら。
(ちなみにタケノコの天ぷらはおいしくて、
去年からはまっている。
沖縄で買ってきたもずく塩をつけると、
ほのかに海の香り、おいしい!)
マグロの刺身。
グリーンとお豆のサラダ。

お値段はいかほどなのか調べてないけれども、
2千円台ならばリピートしたくなる1本でした。

ワインフェスティバル♪

2009-04-21 15:47:05 | vin ~わいん~
東京大丸の世界の酒とチーズフェスティバルに、
会社を午後半休を取り、初日の15日(水)行ってきました。
すでに75回を数えるらしい、すごいね!

昼間はまだお客さんもそれほどでもなく、
オットとフェア会場で夜に待ち合わせなので、
今から飲んでちゃ夜まで持たないと思い、
デパートの中をいろいろ見て歩く。

大好きな食器売り場。
見ているだけでもとっても楽しい!

そしてまだ時間があったので、
本屋で『あの人の食器棚』(伊藤まさこさん著)を買って、
京都の有名なコーヒーショップのイノダコーヒーが8Fにあるのでそこでお茶。

アップルパイを選びケーキセット。
初めてのお店だけど、
やはり有名店だけあってコーヒーはコクがあり本当においしい。

本は、食器熱、インテリア熱を刺激されるような
かといってツンツン突っつかれるような刺激ではなく、
はんなり ほんわり ふんわり 
やはり著者の伊藤まさこさんのお人柄か、
じわじわと体と感覚の中に染み入るような内容です。

日本人だもの、やっぱり和の器はいい!
「和」なのに、洋でも中でもエスニックでも・・・
なんでも受け入れる懐の深い寛容さがたまらなくいいし、
何といってもピカピカしていないマットな味わいがよいなぁ~。

特に好きなのは粉引き。
真っ白ではないアイボリーがかったやさしい色合いが好き。

あとは、大胆にひと刷毛で雰囲気を作り出す刷毛目の器も好き。

ふるさとの砥部焼きも、素朴な柄に惹かれたくさん持っている。

そんな器に囲まれて週末の別荘で過ごせたら幸せ!

空想おばさんの頭の中はそんなことでいっぱいになった。

と、脱線してしまいました。。


さて、5時半過ぎてティータイムも終わり、
いよいよフェア会場へ。

食前酒とばかりに、各国のスパークリングワインを試飲。
ほんのり甘いものが多く、シャンパーニュとはちょっと違うね。

ブルゴーニュのブースでオットに会う。
まだ初日はほとんど単なる「ブルゴーニュ」しか開いてなく、
せめて村名と思ったのだけど、、、ないにゃ~。

ってことで、秋にも寄った、隣に併設のバーでシャンパーニュを。
ヴーヴ・クリコがグラスで¥1,000。
やはりスパークリングワインとは違い、
すっきり洗練された味わいがうれしい。

結局、何も買わず地下のワイン売り場へ。
ここでvipセラーに眠るワインたちをホ~~っと眺めて、
その前のチーズ売り場で、
ブリーとミモレット(だいたいいつもコレを買ってる)を買って帰った。
フェア会場にもチーズを置いてあるけれども、
なんせすごい人でちょっと辟易。
地下はゆうゆうと選べ、店員さんのお話もゆっくり聞けていい。

フェアは、これまでランクを少し落としながらも
6本1万円のブルゴーニュ赤ワインセットがとうとうなくなったのが大きいな。
これまでどれだけお世話になったか。
気軽に飲めるデイリーワインとしていつも4セットほど購入していたのにね。
去年夏までのユーロ高が響いているのか・・・。
次のフェア辺りからまた登場してくれるのを待つばかり。

weekend second house ♪

2009-04-14 16:40:18 | maison de campagne ~べっそう~
我が家の週末セカンドハウス探し、やっと決まり!!
勝浦に土地344坪、ちっちゃい家付きの物件を見つけ、
先々週、庭と外観だけ見てきた。
家主さんは留守(ただいまも居住中)。
広い庭に木々がたくさん、
庭木にはとんと疎いので名前はわからないけれども・・・。
菜の花が咲き誇っていて春爛漫の風情。
家のすぐ横にちっちゃい小屋があり、簡単な炊事設備、
家の前には大工仕事の材料や道具を置く小屋。

大工仕事が大好きな方と見え、
木と木の間にブランコが揺れ、
鶏小屋には各色のニワトリ。
そのすぐ横の高い木にはナント!! ツリーハウス。
犬小屋も名前のプレートの付いた手作り。
楽しそう!!

そして先週、家主さんと不動産屋さん立会いのもとに中を見せていただいた。

ところどころリフォームは必要だけど、
実際に住んでおられたのでこの状態でも十分に住める状態ではある。

薪ストーブがいかにも田舎暮らしの象徴のように
雰囲気を醸し出している。

完成形ではなく、
素材缶詰のように、どうにでも自分たちの好きなように料理できる未完成の素朴さと、
陽が十分に当たる明るさ、庭の広さに惹かれ、
また実りをもたらしてくれる栗や柿、いちじくなどの果樹、
(家主さんが木の名前を教えてくれました。)
もちろん比較的リーズナブルなお値段にも・・・だけど、
決めちゃった!!

玄関、キッチン、駐車場を整備して、
石釜、バーベキュー設備などを備えたガーデンキッチンが欲しいな!

玄関先にはローズマリーなどハーブを植えたら、
通るたびに風に揺れて香るだろう。
庭にもハーブガーデンが欲しいな。
何といってもその花たちの可憐さが好き!
おまけにローメンテナンス、丈夫で育てやすい。

ただ、ウィークエンドしか行けないので、
草花はNG!
水やりできないから・・・。
それを考えて植栽を考えよう。

こんなに広い庭の家に住んだことがないので、
庭のイメージがなかなか湧かないのが困る・・・。