art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

女子会♪

2009-11-25 22:46:56 | musique ~おんがく~
マイケル・ジャクソンの映画「This is it」を観てきた。
義母、義姉、姪とわたしで女子4人。
オットの両親も義兄家族も近くに住んでいてみんな仲が良い。
たまには女子だけで出掛けよう!ということになり、
そろそろ終わってしまう「This is it」に行こうということになった。

感動!!のひと言。
世界最高のエンターティナーだったマイケル。
マイケルが恒星のように光を放ち、
周りのスタッフ、ダンサー、ミュージシャンたちがその光を受けて輝く。
そして、それを観るわたしたちの心の中にも光が満ち溢れてくる感覚。

キング・オブ・ポップと言われた彼だけれども、
周りのみなに対して謙虚に言葉をかける姿に感動した。
驕ることなくみなの中に溶け込み、その姿はとても優しかった。
彼のダンスや歌は映像や音楽で見聞きしていた通り本当に素晴らしかった。
でもそれ以上にわたしの心を打ったのは、慈愛に満ちた深い人間性だった。
キングというよりも神に近い存在ではないのかとも思ったりした。

義母は80歳に近いのだけれども、
とても進んだ人で、この映画をとても楽しんでいた。
昔からジャズが好きで、演歌なんて嫌いって言っちゃうような人だから…。
マイケルをクールでカッコいいと感じられる感覚がすごいなあと思う。
映画の間中、アメリカに行っていたような気がするって。

結婚する時に、義母から『心に栄養を付けなさい。』と言われたことを思い出す。
心に栄養を!はエンドレスで、
義母自身もまだまだ貪欲に心の中をカラフルなビタミンで埋めていっているんだろうなぁ。
わたしもおばあちゃんになってもそんな柔軟な心を持ち続けたい。

映画の後、自然食のレストランで夕食。
アメリカ留学して、そこから世界のあちこちに友人を持つ姪を中心におしゃべり。
アメリカのホストファミリーにとって彼女が、
受け入れた留学生の中でも一番のフェイバリットだったらしい。
明るく、みんなのことを思いやれる彼女だからこそかわいがってもらったのだろう。

人間って何が大切なのかなぁ?とふと思う。
お金や地位や名声はただの飾りに過ぎないのじゃないか。
日本人は、「愛」という言葉はどこか恥ずかしくてなかなか口にできないけれども、
自分自身のことはもちろん家族に対しても他人に対しても、
愛し慈しむことこそ大事なのではないか。
マイケルの究極の愛は地球への愛だった。

This is it. というのは
もうこれで終わり!という意味があるらしい。
たった3つの短い単語がとても重い意味を持っている。

ニワシゴトテキ週末 in 勝浦別荘

2009-11-25 10:47:22 | maison de campagne ~べっそう~
わたしの父は庭仕事が大好きな人だった。
毎日ノートを付けていて、
肥料のどんな種類をどれにどのくらいやったとか、
つぼみがいくつ付いたとか、花がいくつ咲いたとか、
ちっちゃな字で克明に綴ってあった。

亡くなる前数年間は市のサツキ展に自分の育てたサツキを出品し
市長賞などいただいていた。
トロフィーもたくさんある。
難しいという松の剪定をしてご近所の方たちから喜ばれていた。
いろいろな種類のギボウシを育て、
毎年夏に帰省すると美しい花を自慢そうに見せてくれた。
我が子以上に、我が孫以上に大事そうに慈しんでいた姿を思い出す。
でも亡くなった後は、たくさんのサツキやギボウシは、
親しかった山草仲間にもらわれてゆき、
ギボウシが少し残った程度だ。
この夏実家からギボウシをひと株もらってきた。
母が言うには、ギボウシは育てるのは簡単でどんどん増えるらしい。

わたしのDNAの中には父の遺伝子が受け継がれているような気がする。
父のように難しいことを細かくきちんとこなすのは苦手なのだけど、
ず~っと、軍手をはめて草花をいじっていたくなる。
庭に出て草木や花を見ているだけで幸せな気持ちになる。

マンションのベランダでは限りがある。
別荘の広い庭は、広すぎるのが悩みとなるくらい贅沢だ。



さて、そろそろクリスマス。
ホームセンターでもみの木を買った。


高さ1メートルで3,980円。
植える場所は、サンルームの斜め前がいいかな。
以前は大きなサトイモの株があった場所。
そうすると何か囲った方がいいな。
レンガかな?1個58円と安いし。
とりあえず30個。
前住人のおじいさんがサンルームの前に横長くこしらえていた花壇(らしきもの)がある。
おじいさんの植えていた何かの球根が芽を出し大きく成長してきた。
水仙かな?
そのエリアをレンガで楕円形に囲うと30個でちょうど半周。
そこでまた追加分30個を買いに行った。
ついでにパンジーも。


草刈りM氏曰く、
『ひとっつが安いと思っでもなぁ、こーしてじぇーんぶやると、
 はあぁ、結構高くつくっぺよ。』
はい、その通りなんです。
たった58円と思っていても60個でしょ。
58×60=3480 なんです。

それで前回の「井戸掘り(正しくは、糸張り)発言」事件!?
まあ、ガンバってオットと花壇を作りました。
お向いさんにいただいたタマリュウをレンガの内側に植えて、
買ってきたパンジー、ビオラの苗を植える。
中には黄色とピンクのチューリップの球根を植えた。
最初からあった何かの球根も植えといた。
パンジー類は適当に買ってきたので、これだとまだまださみしいな。
もっともっとパンジーが欲しいな。
また次回だ。

玄関前にはこれまで、姫ヒイラギ、ガーデンシクラメン、ゼラニウム、シロタエギク、


パンジー、クリスマスローズ、チェリーセージ、オレガノ、オレンジミント。


まだちっちゃい苗なので成長が楽しみ!
それとこれまたお向いさんにいただいたレンギョウとオオデマリ。

そうそうお向いさんからのムラサキシキブは庭の中ほどに植えた。
とてもきれいなすみれ色の小さな実が成っている。

M氏に教わったこと。
サンルーム前の花壇の向こうにちっちゃなオレンジ色の花を付けた小さな木はボケということ。
わたしの小さいころ、亡き父が盆栽に仕立てていたボケ。
懐かしい花だ。
花の色がとても美しい朱色に近いオレンジ色。
こんなきれいなオレンジ色は他にはないような気がする。
ボケのオレンジ色は独特だ。
庭の真ん中に無造作に植わっていたせいもあるけれど、
何も知らないわたしたちは目もくれず、
ボケ発言に正直びっくり!だった。
花の形がよくないのだけど、
少し剪定してやり次回は他にちゃんと植えなおそう。

庭のあちらこちらに出てきている水仙も、
場所を決めて植えなおした方がいい。


散乱している(かのように見える)木々も、
考えて植えなおした方がいいと教えてくれた。
ほとんど隣との境界に植わっているかわいい赤い実を付けているアオキ(これも初めて知った!)も
もっと中の方に植えかえよう。

庭木も買うと結構高いので、
あるものでまずレイアウトを考えよう。

3連休中日の日曜日は、先日オットが買ってきたマルサネを開けた。
2002年なのでそろそろ飲みごろだ。
色は熟成したブルゴーニュワイン独特の褐色がかった赤。
香りも味も申し分ない。
ボリューミーではないけれど和食にも合う繊細なピノ・ノワール。
これで2000円とはお得です。

メニューは、
塩ジャケ
ハムとダイコンとコーンのサラダ
豆腐の玉ねぎあんかけ
ヒジキ入り卵焼き

勝浦の冷蔵庫の中にあるもので適当に作ったらこんな感じ。
あまり力仕事はできそうもない感じだ。
M氏に野菜をいただく前なので野菜も少ない。

シゲキテキ週末 in 勝浦別荘

2009-11-24 09:50:18 | maison de campagne ~べっそう~
勝浦別荘は癒しの場所であると同時に田舎的シゲキテキな場所でもあります。

その1 猟師さんに遭遇
先々週の週末から、
勝浦の山に響くパーンパーンという大きな音。
わたしは小さいころ故郷の山で聞こえていたいたハッパ(発破)の音かと思ってたのだけど
元上司の方によると狩猟の鉄砲の音。
そっかーーー、テレビでも狩猟解禁ってやってたもの。

先週末も音がしてる。
でも、しょっちゅうしょっちゅう。
そんなにイノシシたくさんいるのかい~?
お向さんの奥様によると、それは竹を焼いている音だそうだ。
狩猟の音も混ざってたと思うけれど。

外で庭仕事をしていると、そこへ現れたのはふたりの猟師さん。
生まれて初めて見る猟師さん。
60代半ばくらいのおじいちゃまではあるけれど、
猟銃を肩に掛けお揃いのオレンジのジャケットに身を包み、
精悍で細身の猟犬を従えて向こうに歩いてゆく姿は、
めっちゃカッコイーーー!!

わたしがそのお姿に見とれていると、
こちらの姿に気が付きおもむろにしゃがみこんで、
『ほんら、ギンナンいっぺーーーあるべよーーー。
 みぃ~んなこぅして取って、食うっぺよ。』
とかなんとかおっしゃって、いっぱい落ちているギンナンを拾ってくれる。
猟師さんたち、イメージ違うじゃん。。

ギンナン拾いなんてやったことないっていうのは、ちゃーんと見抜かれていて、
『知らねえんだろーーー』なんていたずらっぽく言われてしまった。
正直、ギンナンは臭いしそれほどおいしくもないし興味ないの。
おじさんたちのほうに興味津津なんだけど…。
『猟師さんですか?』な~んて間抜けな質問をしたわたし。
おじさんたちはこの時期だけ猟師さん。
一年の大半は禁漁だものね。そうだよねーーー。
今回は獲物はなかったみたいだけど、
鉄砲撃つのは気持ちいいだろうなーーーと後姿を見送ったのでした。

↓猟師さんに遭遇したイチョウ並木?


その2 イノシシに遭遇した奥様
イノシシと言えば、
お向かいの奥様はもう何度もイノシシに出会ってると言う。
先日も、リンタロウ@犬と散歩から帰る途中の夕方4時頃、
親が先頭で5、6頭のウリボウが後に続き道を横切ったそうな。
その直前にリンタロウが吠えて何かの気配。
臆病者のリンタロウが真っ先に走り出したのは言うまでもありません。
車を運転中にもイノシシ親子が横切ったとおっしゃるし、
奥様はイノシシ遭遇率高し。

おまけ:この辺は縄文式土器の破片が出るらしい。<奥様談
 我が家も少し庭を掘ると昔の工事の名残でガシガシと瓦のカケラ。
 じゃまくさいとポイポイ捨てるけれども
 二束三文にもならないけれど、もし縄目模様のカケラが出てきたら家宝にしようっと。

その3 シゲキテキ野菜
これから留守にするけれど、
そこら辺りのオオデマリ、コデマリなんでも持ってっていいよ~!
という優しいお言葉に従って
うんしょ、うんしょと留守宅のお向いさんちの庭でスコップを振るっていたわれら。
そこに登場したのがここ一ヶ月もお姿を見せなかった草刈りM氏@山形弁(しか話せません)。
うちも勝浦に行けなかったり、M氏もお客様があったりで会えなかったのだ。
一輪車に野菜をいっぱい載せて、
『○×さ~~ん!!』と我が家方面からこっち向いて叫んでる。
"おお~、久しぶりのM氏だ~"
冬野菜は大きいので、一輪車でないと運べない。
ダイコン、ハクサイ、ブロッコリー、キャベツ。
紫色のレタス
 …シーザーサラダにするロメインレタスみたいに長く細く固い。
 『こんれは、苦いんだっぺよ。』
チリチリのレタス
 …葉っぱが細かいチリチリでチリメンみたい。
 『ワサビ菜って言ってよぉ、かれえよぉ~。』

それだけで食べてみるとまさに苦く、そして本当にワサビの味と辛味。
レタスの仲間でこんなに苦かったりワサビの味なんてすご~く不思議だ。
さっそくお昼にブロッコリーとサラダにすると、あ~ら不思議。
苦味も辛味もほとんど感じない、おいしい!!
だから苦くても辛くても作るのね、納得!!
ありがとう、M氏!!

おまけ:M氏とわたしの(成り立たない)会話
 ~日曜日に作ったレンガで囲った花壇を見ながら~
『レンガをまっすぐ作るのって難しいですよね~』
『イドをホってやるんだっぺよ。』
『 … え"っっ、井戸ですかぁ~???』 
『ちげえよぉ~、イド、イド!!』 
一瞬、空白の時間あり。
イド=糸 時すでに遅し。
リアクションの前に考える時間が必要だったのだ。
正解は『糸を張ってやるんだっぺよ。』

確かに最初はハリガネを張ってやったのだけど、
途中面倒になり適当にやってしまった。
直線の具合はまあまあなんだけど、
遠くから眺めると微妙に起伏のある組み方になってしまった。

コレら庭仕事編はまた次回。

ワインの季節となり…

2009-11-20 09:38:44 | vin ~わいん~
ワインレッドの毛糸でミニバッグを作成。
白とグレーも加えてモチーフ仕立て。
布で内袋も付けて、自分としてはなかなかカワイイやな~い!と。


ワインと言えば、
昨日はボージョレ・ヌーヴォーの解禁日。
なぜか毎年毎年、『今年は天候も良くとてもいい出来です!』というコメント。
今年に至っては、50年ぶりのいい出来デス!!なんて言ってるもんね~
ホンマかいな?
毎年深い失望感と後悔の念。
なので去年からスルーしてます。

でも、700円台のペットボトルってどうなんだろーーー?と。
ヌーヴォーは瓶熟成もありえないのでペットボトルで十分なんだろうな。
2000円もしてたものと同じ味だったら?と、ふと思うけれども。
…ボージョレのぶどうの種類ガメイが好きではないのでダメだろな…。
"コノスルでよかったじゃーーーん"と
さらなる後悔の念に駆られそうだ。

先週開けたのはコレ。
クレマン・ド・ブルゴーニュ
ラ・メゾン・デュ・クレマン

近くのスーパーにて ¥3,150の半額☆




泡モノを飲みたいな!と思いコレを購入。
元値は結構するのだけど半額ということで。
シャンパーニュと同じ製法で作られたブルゴーニュの発泡ワイン。
香りも味もシャンパーニュにかなり近く、
バターやイースト香もありおいしい!

印象的だったのがクラシックなエチケットと瓶の首のところのモザイク模様。
これはブルゴーニュ地方はボーヌの町にある施療院、
オスピス・ド・ボーヌの屋根のモザイクではあるまいか?
と思っていたのだけれど、やっぱりそうだった。
夕べのBS、ブルゴーニュワインの番組でオスピス・ド・ボーヌの映像が出てそっくりだった。
また見つけたら買ってこようっと!!

オットが昨日買ってきたのはコレ。

マルサネ 2002
ピエール・ラヴナン

リカーズハセガワ ¥2,000


ブルゴーニュの村名ワインでこのお値段はありえない。
ただのブル赤でもこのお値段は見つけるの大変。
あまり期待はできないかもしれないけど…。
隣に並ぶ3,000円台の、例えばルイ・ジャドとか大手ドメーヌのヌーヴォーを横目に買ってきたそうな。
大手の有名どころが作るとヌーヴォーもそれなりにおいしいかもしれないけれど、
やっぱり触手が動かないのだ。

やっぱりヌーヴォーの話に戻るのは、
この時期の風物詩ということで。


ミニバッグの下に敷いたのは、
長男と同い年でちっちゃい頃仲良くしていた娘さんへの結婚祝い。
もちろんちゃんとしたお祝いに加えて編んでみた。
これにコースターも添えてプレゼントしようと思っている。

友人は来年春におばあちゃんになるのだ。
もうわたしたちもおばあちゃんになれる年頃なのだ。
ま、我が息子はまだまだまだまだ半人前でパパになんて絶対に無理なのだけど…。

この夏から、編み物に凝り凝り。ついでに肩もこり。

今は、二か月越しで勝浦別荘にある丸テーブル用にテーブルクロスを作成中。
わりと簡単に考えていたのだけど、、
思いがけずテーブルは大きい。
直径100センチ。
で、クロスの方もただ今の直径はちょうど100センチ。
ダメだろーーー ;;
あと20センチは欲しい。
一周編むのに45分くらいかかる。
いい加減イヤになってきたのだけど、
意地で編み続ける。
時間のある時にちょこちょこでも編んでゆけば到達するだろう。

こればっかりではキビしいので、
他にも楽しんで編めるものを編んでいる。
娘さんへのコースター、
自分にシルバーグレイのモヘアでちっちゃなマフラー。

枯れ野に花を植える~♪

2009-11-16 11:08:18 | maison de campagne ~べっそう~
2週間ぶりの勝浦別荘。

途中、千葉のホームセンターで、
サンルーム用にカーテンレールとリビングのラグを購入。


ホームセンターなのになんだかこじゃれたラグがあったのだ。
素材は化学繊維なのだけれど、説明書きにもあるように麻の織物風。

わたしの気持の中に、
家の中を手仕事の雰囲気漂うもので整えたい!という想いがあり、
なぜかラグも織物風のものを想像していた。
それはオフホワイト~紺色へのグラデーションのイメージ。
買ったものはちょっと違うけれどヨーロッパの雰囲気。
細かい柄がレースの模様みたいできれいだ。
色違いがあって、
ベージュはなんだか東南アジアの木の家に敷かれている雰囲気なんだけれど、
この黒系のはヨーロッパのイメージ。
色によってこうも違うの?と不思議な気持ち。
とにかく気に行って即購入となった。¥9,800

さて勝浦到着。
夏はあんなに青々していた庭が、今ではもうすっかり晩秋の気配。

玄関の大きな大きな桑の木の葉はほとんど落ち、
柿の木も丸はだか。
栗やクヌギの葉っぱもどんどん落ちて、
ついでにどんぐりも庭を覆うようにたっくさーーーんごろごろころころ落ちている。
立派なイベリコ豚が育ちそうだ!

土曜日は3時頃まで雨で外仕事できず。
家にこもってソファに寝ころび、
まったりとココアを飲んだり、ゴルフ中継を観たり。
3時半ごろ雨も上がり、いざ外へ。

一番気がかりだった先々週庭に植えたクリスマスローズ@大&小は元気だった!


風が強い。
翌日植えるために玄関先の庭を整える。

焚き火をしているすぐそばのコナラの木に4、5匹大きなハチがとまっておいしそうに樹液を吸っている。
スズメバチかなぁ~?コワイなぁ~。。
これまでは、ブランコのあるクヌギの木辺りでブ~ンブ~ンと羽音をたてて飛んでいたのに…
何もしなければ攻撃もしてこないんだけど、
焚き火大好きオバサンとしては気を付けなくてはイケマセン。

土曜日はなんとなく過ぎ…。

夕食に開けたのはコレ。

アルザスリースリング 2007
カルフール ¥1,480


結構当たり外れの多いリースリングだけど、
そして、○○賞受賞 っていうのはワリとなんなんだけど
MACONの賞受賞であったりしても
これはイケました。

チキンとシーフードのカレー
金時豆 …以上、千葉で作ったもの
サトイモ煮(我が家産…どうかなーー?と思ったけれどおいしかった)
サニーレタスとハムのサラダ 冷奴

夜は鳥も虫も鳴かず、
お向かいのリンタロウ@犬も吠えない。とっても静か。


日曜日。
朝から晴れ、でも風強し。
外仕事日和り。

オットは、穴だらけのネットの柵をハリガネで補修。
わたしは、昨日に続き玄関先の庭を花壇にするべく雑草を抜きクワで耕す。
正直、クワで耕すのはここに来て生まれて初めて。
楽しい!!でも、ちっちゃいクワなのに結構ツカれる。

ひととおり作業も終わり、車で15分ほどのホームセンターへ。
パンジー@10個で700円
ガーデンシクラメン、チェリーセージ、シロタエギクなどの苗を購入。
そして、花壇の縁に並べる筒が連なったような赤いレンガ@198円を15個。肥料。

家に戻り、カップめんですばやく昼食。&柿とピーナッツチョコ。
お昼はうどんかパスタかレトルトカレーか、時間のないときはカップめん;;

オットがレンガで花壇を囲ってくれて、
わたしは苗を植える。
前の住人のおじいさんが庭の片隅で作っていた堆肥もまく。
堆肥はすごくいいにおいだ。いい出来みたい。
お向いさんが来週、オオデマリ、コデマリ、紫式部をくれるそうなので、
それも考えて、手前に植える。
コデマリは知ってるけどオオデマリ、紫式部ってどんなの?ってレベルのわたしたち。
これからネットで調べなくっちゃ!

晴れて庭のものも乾いてきつつあるので、
熊手で落ち葉を集めて焚き火。
熊手で集める感触がサクサクサクサクとすごく気持ちがいい。
何なの~、この感触?って感じ。
かごに何杯集めてもまだまだだ~、際限無いのでいい加減でやめた。


そうこうしているうちに、お客さま。
以前勤めていた会社の上司で勝浦に2件の別荘をお持ちの方。
奥様@ドライバーと一緒に来てくださった。
別荘からの帰りで、畑で採れたキクイモ、サツマイモ@紅東、小松菜をくださる。
キクイモは健康食品でサラダとか酢漬けとかで食べるそう。
見た目はまるでぷっくりしたショウガ。おいしそう!!
庭をひと巡りされて、お茶を一杯召し上がって帰られた。

わたしたちもそろそろ帰らなくっちゃ。
秋の陽はつるべ落としですぐに暗くなるから。
庭に取り付け、灯りはじめたソーラーライトを、
"なかなかいい感じだ~"と眺めつつ帰途についた。

庭を彩るものたち

2009-11-13 15:30:35 | maison de campagne ~べっそう~
先月から4回も風邪を引いたわたし。
 若いころは、元気・健康だけがとりえだったのにぃ、
 こんなに風邪を引くなんて…とりえがなくなってしまいました。
でもいつも週末にはなんとなく治り勝浦通い。
とうとう先週土曜日、風邪引きのピークで勝浦に行けず。
一週間を飛ばすと一ヶ月も行ってないような気になる。

先週、勝浦の別荘に電気屋さんにエアコンを取り付けてもらい、
ほぼ家のリフォーム、設備関係は終わった。
石油ストーブとエアコンで寒さ対策もバッチリ。
別荘は山にあるので海よりも4、5度寒いらしく、
暖かい房総半島というイメージは、山側では大きな間違いみたいだ。
実際に本当に寒い。
10月から石油ストーブ焚いたもん。。
当初の計画だった薪ストーブは、
先日の浄化槽の工事に化けてしまったので今年は無理だなぁ。。ザンネン。。

で、や~っとのことで、インテリアやエクステリアなど、
本気を出して楽しみの部分に手をつけることができるようになった。

これまでちょこちょこと運んでいた植物。
千葉のベランダで増やしていたローズマリーの苗が10本ほど。、
ショッキングピンクの花を付ける、名前を知らないゼラニウムの仲間3本。
クリスマスローズの大きいの1本、小さいの1本。

これらは地に植えても大丈夫だろうと玄関わきに植えておいた。
大丈夫かなぁ~、枯れてないかなぁ~?
…と親のいない間に我が子がちゃんと育ってるかみたいに心配。

さて今回は、
ヒメヒイラギ(¥210)2本。
クリスマスローズ(オリエンタリス¥280…普通ありえない値段、安い!)3本。
濃いピンクの花のゼラニウム(¥170)1本。
を、近所のスーパーで買った。

クリスマスローズはとっても好きなんだ!!
クリスマスといってもクリスマスには咲かず、
(欧米種がクリスマスに咲くのだ、たぶん)
今頃からどんどん葉が増えて、
実際に花を付けるのは2~3月頃。

いろいろな色があるけれど、
花に見える部分は本当はガク。
とっても微妙な色合いで、
ピンク~薄いグリーン、淡いパープル、ミルク色みたいなホワイトなど
何とも言えないおしゃれな色なのだ。

日陰を好み、うつむき加減で咲くその姿は、
どこかわけありな暗い過去を背負って生きる美しい女性?
我が家で種を取って増やしたのだけど、とても難しく、
かなりわけありな感じ?
結局こぼれ種で3つほど芽が出て、
な~んだ手をかけないで自然でいいんじゃん!?ってことかな。
まあこんなわけあり感ありぃの、育つの遅いぃので
たぶん園芸店でも高く売られているのでしょう。
スーパーで買ったのは、どんな色だかわからないそうで安かったみたい。
ちっちゃいのでまだ来年は花は無理かな?
大地に植えて、せいぜい大きくなってもらおう!

あとは、ガーデンシクラメン。
クリスマスだもんね!
それからパンジー、ビオラ。
庭が明るくにぎやかになるぞ!
これらを明日勝浦に行きがてらホームセンターで買おうと思ってるのだけれど、
雨かなぁ~

どっちにしろ植え付けは、晴れる予定の日曜日になりそう。

ハーブガーデンを作りたくて、
千葉にもあるミント、チェリーセージ、
オレガノケントビューティー(これもピンク~グリーンとびみょーな色合い:ガク)など、
ローズマリーとともに香りのあるガーデンが夢。
ラベンダーはいつもいないと難しそうなのでパスしよう。

そうそう、スーパーではこんなものも買った。
撥水加工してある生地で作られたかっぽうぎ ¥980。
しかも裏はフリース、軽くて暖かい。
まるで野良仕事用に作られたかっぽうぎだ。
しまむら辺りにあってもおかしくないぞ。
紺と白の細かいギンガムチェック地のを買った。
これでいっくら寒くなっても張り切って野良仕事ができるぞ!!

富士日記

2009-11-07 19:17:56 | livre ~ほん~
武田百合子著『富士日記』という本がある。

本上まなみさんの『めがね日和』という本に紹介されていて
"あっ、読みたい!"って思ったのがきっかけで読み始めた。

 ずいぶん前のご本なので本屋にはないだろうと、
 アマゾンでしかも中古の上巻だけをとりあえず買ってみたのだけれど、
 田村俊子賞を受賞した作品だけに、
 いまだ版を重ね本屋に上中下と3冊揃って並んでいたのには驚いた。

作家、武田泰淳を夫に持ち、
昭和38年に富士山麓に山荘を建てた。
東京と富士の山荘をご夫婦と娘さんで往復する生活が始まり、
山荘へ家具や道具を持ち込み、
日記は翌年の夏から始まる。

泰淳氏については、そういう作家がいたなぁ…くらいの記憶で、
ましてや百合子さんについてはまったく知らなかった。
勉強不足で申し訳ないのだけど…。
でも今、この百合子さんの日々の記録にぐいぐい引き込まれている。

自宅と別荘を行き来し、
次第に別荘の建物も家の中も整ってゆくさま。
なんとなく自分たちの今と重ねてしまうのは、、
厚かましいし、おこがましいよね~!?

あくまで日記として書かれたものを、
泰淳氏の死後出版しないかということで世に出たということなので、
百合子さんの目線の先には読者などおらず、
ただ淡々と日々の暮らしを綴っている。
それがとても面白いのだ!

朝昼晩と、一日の食事メニュー。
買ったものとその値段(かなり克明に)。
朝何時に赤坂の自宅を出て、
 ちなみに運転手は百合子さん。
 片道3時間半ほどかけて運転する、タフ!!
 雨でぬかるんだ道、凍った雪道、どこでも運転する、タフ!!
 交通事故現場が何回も出てきたり、
 車の調子が悪くなりしょっちゅう修理に出したりと、
 当時のあまりよくない道路事情とか車の性能とかが窺われる。
 お酒を飲んでも平気で運転してるのには驚いた。
 違反ではなかったみたい…
途中お弁当を買って何時に山荘に着いたか。
その日の家族のこと、愛犬ポコのこと、
周りの人々、動物、植物のこと。
トイレの水漏れ、屋根の雨漏り、水道が凍ったりなどなどで
そのたびに土地の業者さんに直してもらう。

そんな日常のことなのだけど、
百合子さんの手にかかると、
何気ないことが生き生きとおかしみを持って文字になる。
途中、何度も"ぷふふっ"と噴き出してしまう。

例えば、焼き芋をしようという泰淳氏の提案に、
あまり食べたくないのに…と作るのだけど、
一番たくさん食べたのはわたし(百合子さん)だったり、

気に入った焼きそばの2杯目を食べてるうちに急に嫌になり箸を置くと、
泰淳氏に、急に嫌になるというのは悪いことと叱られたり、

カビの生えた桜エビを洗って乾かしているうちに食べたくなり、
全部食べちゃったり、

悪さをしている男の子を注意したら言い返されてまた百合子さんが言い返すと、
泰淳氏に叱られたり、

泰淳氏の言動が気に入らない時は、
日記の最後に『憎たらし』とひとこと添えてあったり…。

よく食べ…コンビーフやベーコン、ビーフシチューなど出てきて結構ハイカラ、
     百合子さんが一番たくさん食べてる、
よく遊び…夏は湖で泳ぎ冬はスキーやそり(もどき)すべり、
よく昼寝し…夕方から翌朝までよく寝ている、
      泰淳氏に死んじゃったんじゃないかと心配されたりする。


富士の麓の風景や暮らしがセピア色で迫ってくる。
百合子さんの眼には本物の色で映った景色が
昭和というフィルターを通すと、
平成も20年を越えたこちら側にはセピア色となる。
あの頃の時代を知っているからだろう。

食卓にはちゃぶ台があって、テレビは白黒。
洗濯機の脱水は手動でくるくる回して水気を取った。
買い物は、肉屋に八百屋、乾物屋、雑貨屋、それぞれに買いに行った。
お隣はお豆腐屋さんでいつも早起きをしてお豆腐を作っていた。
魚はリヤカーで行商のおばちゃんが売りに来てたな。
…そんな時代だったあの頃だ。

昭和の穏やかで何事にも鷹揚だった時代。
その時代に生きた作家の妻の感受性豊かな目で綴られた日記。

ちょっといい ブル白 ブル赤

2009-11-06 08:07:06 | vin ~わいん~
先週はちょっとだけいいワインを開けた。
このところ激安ワインが続いたので…

パラン ブルゴーニュ赤 2006


フィリップ・シャビィ ブルゴーニュ白 2007


パランはとてもやさしい赤で、
料理を邪魔せずピノ・ノワールなのであっさりとした和食にも合う。

シャビィは、オットが好きで時々東京から買ってくるもの。

2007年でも熟成感がありとてもいいワインだ。

トイレいろいろ…

2009-11-02 13:45:00 | maison de campagne ~べっそう~
私たちのいない平日、
無事に、別荘の浄化槽・排水管の工事は終わり、
週末行ってみると当然ユンボはいなくなっていた。


ユンボの通った跡はしっかり残り、
あれだけの図体だから地面も相当ならされた。
手前の黒い土の部分はその跡。
これが家の裏まで続いている。
幸い庭の造作はまだ手を付けていなかったので、
木の植わっていないところを避けて通ってくれればどうってことない。

トイレを流してみると、
鳴門のうずしおの如く渦を巻いてぐるぐると勢いよく流れる。
これぞ本当の流れ方だ!
工事をしてもらってよかったな!


さてっと、トイレつながりで…

これは裏。


建具関係はリフォームしていなくて、、
トイレのドアには10センチ四方のプチプチ小窓がある。
ガラスはでこぼこで当然見えないし、この窓にはどういう意味があるのかな?
ちょっとふさいじゃおう!って思い、
コットンのレース糸でハート模様のコースターを作って中からピンで留めた。
その後、トイレの電気を点けると小窓の外から見えたのはこのほんわかオレンジハート。
かわいい!かわいすぎる!!
思ってもみないこの展開におおいに感激!!
ボロ隠しのつもりだったのにステキなプレゼントになった。

ちなみにこれが表。っていうかトイレの内側。


ピンクのハートはあまりにもだろーーーって思いベージュの糸で編んだ。
クリーム色のドアに溶け込んで最初からそこにあったみたい。

本物の窓には細くて白いレース糸でカーテンを編んでみた。


長ーーーい時間をかけてや~っとできたもの。
窓自体がとっても美しくなかったので、
カモフラージュ兼飾り。
これこそボロ隠しだけど、
失敗の個所がたくさんあるのだ~。
決定的におかしなところもあるのだけど、
こんなときに限ってよく働く悪知恵でごまかしごまかし、、、
結構ガンバった労働に対してよしとしよう~☆