art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

冬のjamおばさん

2013-11-28 13:52:18 | etc. ~いろいろと~
勝浦で収穫したユズ。
さっそくジャムに煮た。
中玉が22個分。

いろいろ試してみて行きついたレシピがコレ。

まず皮を剥き千切りにして何回も水をかえてしばらく放置。
でも汚れていたり傷ついていたりする皮が多く、汚いところは除いて。
なのでなるべくきれいな実を採ろうと思うのだけど
(収穫する人は高枝切ばさみ操作のオットです…)
下から見上げただけでは見極めはむずかしい…。

その後茹でこぼしてひと晩水に浸けておく。
これで苦みがとれる。


実の方はそのままで冷蔵庫へ。

翌日、実を半分にカットしてレモン絞りで果汁をしぼる。

ユズで一番やっかいなのは大きくてたくさんの種。
でもジャムに煮るには大切な種。
取り出してお茶パックに入れ、さらに飛び出ないようお茶パックをもう1枚重ねる。
種にはジャムにとろみをつける大切なペクチンが含まれているのだ。


ついでに実も薄皮も付いたままで取っておく。
でもこの実は、皮や種に比べると少ないので、できる範囲で。
そして、この実はフードプロセッサーにかけてドロドロ状態にしておく。
なので薄皮や白いワタも付いててOK。


お鍋に皮と果汁、実、そして種も入れて煮る。


焦げ付きやすいので、うちではお鍋の下にこんなものを敷いている。
餅焼き網、100均で売ってるもの。


ある程度煮詰まりとろみがついてきたら種を取り出す。
お役目は終わったものね。

そして砂糖を投入。
わたしは皮、果汁、実の重さの35%が標準。
今回は全重量1,180gでした。
たまっていたプレーンヨーグルトの砂糖ときび砂糖を使って、
ちょっと甘い気がしたので30%弱にした。

煮あがったら、煮沸したビンに詰め、
さらにそれを沸騰消毒して出来上がり!!

大きめのビンに4個できました!!


ちょっとほろ苦くて酸っぱい冬の味。
大・大・大好きなので、
ちょっと大変だなーーーと思うけれど、ガンバってしまう冬の始めのオシゴト。

久しぶりの野良仕事~♪

2013-11-25 18:30:11 | maison de campagne ~べっそう~
週末は勝浦のセカンドハウスへ。

ここのところ、勝浦に行ったとしても南房総のデッキ作りに通い、
勝浦は中継地点となっていただけだったし、
前週はわたしが京都に行っていたりして、勝浦にじっくり滞在は久しぶり。

房総半島もなかなかの紅葉。
今年は特に紅葉とこの週末がぴったりだったのか、
いつもの年よりも美しい気がする。




途中に、とてもかわいらしい駅がある。
以前から気になっていたのだけど、ちょうど電車が通りかかり止まってみた。

小湊鉄道の上総鶴舞駅。


ここは無人の駅で、切符を買わなくても、ナント、ホームに入れた。

ちょうど電車が出たところ。

1両編成なのです。
そして、いつもお客さんは数人なのだけど…
ナント、今日は満員~~~
みなさん、ここから少し奥の養老渓谷まで紅葉狩りに行くのでしょう。
電車も喜んでいるみたいだ。

そしてホームの向こう側にはサンタクロース、トナカイ、そり、クリスマスだ☆



普段は、普通の人形がここにたたずんでいるのだけど、
このシーズンはクリスマスバージョンなんだね。

楽しいものを見せていただきました。

そして、駅の入口にはこんな大きなイチョウの葉が黄色く色づいていた。


さあ、勝浦に向けて出発だ。

家に到着すると、敷地の角に置いてあるウエルカムプレートがこんな感じに。
ハツユキカズラの葉が真ん中の鳥を囲ってかわいい!!


我が家の近くも、
ドウダンツツジ


イチョウと色づき、


我が庭のモミジもこんな感じに。(あまりきれいじゃないけど…)


花の苗を少し買っていったので、植えた。




こぼれ種で出てきたノースポール。

普通は春に咲くのに、急に寒くなり、その後暖かくなり春と間違えたかな?

スイセンの芽


スノーフレークの芽。


植物たちも春の準備だ。

夕食は…


南房総でもらっていたマグロのカツを冷凍しておいたので卵とじに。

その他、野菜たっぷりでいただきました。

ワインは、とってもお得なチリはコノスルのソーヴィニヨン・ブラン。

翌日、オットはモグラ退治。

いつもそうなのだけど、
勝浦の庭ではモグラさんたちが地中で運動会。
庭のあちこちで土が盛り上がり、植えている花が倒れていたり、
モグラさんが掘り返した土が山盛りになっていたりする。

そこでオットがモグラの穴から水を入れておぼれさせる作戦。
そんなことで退治できるんだ~とわたしはびっくり!


芝生の向こうの土のところに向かってモグちゃんの穴は続いているよう。


でも、おぼれかけの恐ろしい姿でモグラが穴から出てきたらイヤだな~~
…という心配も肩透かしで、何の変化もなく…。
モグラくんたちはこの庭のどこかでしたたかに生き延びているようだ。

ほぼひと月分の仕事がたくさん。
枯れ葉、枯れ枝、かき集め、
伸びたミントやチェリーセージ、オレガノなどのハーブを刈り取り、
その他、ツタ類の伸びすぎた葉も刈り取り、盛大なる焚き火。
よく働きました。

それから収穫も。

この時期はやっぱりユズだね~~

我が家のハナユズの実も黄色く色づいてきて、たくさんあるけれど、
わたしの好きなジャムを作るには小さくてとっても手間がかかる。


そこで近くの大きなユズの木のところへ。

大きな実がたっくさ~ん生っている。
なかなか表面のきれいなのが少ないのだけど、
ひと鍋分くらいはいただいちゃった。

その近くにはこんなカラスウリの実が。
枯れ木にまるでオブジェのように。


いいこと考えた---☆

カラスウリを少々いただき、我が庭のモミの木に飾ってみた。

自然には自然のオーナメント。
モミの木の下にはクリスマスローズも植えてあり、
ここは我が家のクリスマスコーナー。
ちょっと奥に植えすぎた感のあるモミの木だけど、
こうして遠くから眺めてクリスマス気分を味わおうっと。

久しぶりに草刈りM氏@山形弁さんちにも行ってみた。
娘さん家族がいらっしゃっていた。
新しく設置したカーポートが立派。
昨夜はそこでバーベキューをされたのだそうだ。

新しい野菜作りにも次々と励み、
車も買い換え、家回りもどんどん進化し、
後期高齢者となっても前向きに生きていらっしゃる。
すばらしいな~~と思う。

自然薯(草刈りM氏@山形弁さん作)、
タケノコイモ(長~いおイモでサトイモの仲間)をいただき、
我が家に帰ってきたのでした。
自然薯を自分で料理するのは初めて。
長イモ、せいぜい大和イモくらいだもの、自分で買うのって。
楽しみで~す。
ありがとう!!

わたしたちのお気に入りワイン☆

2013-11-25 18:17:10 | vin ~わいん~
普段飲みの赤ワインの在庫が切れてきた。
補充しなくっちゃ。
近くのスーパー、イズミヤのリカーショップSOLの北澤店長さんに頼もう。

わたしたちの好きなブルゴーニュのドメーヌのワイン。

ドメーヌ フランソワ・ラマルシュ 2008

ドメーヌ パラン 2010 



いずれもブルゴーニュを6本ずつ、ハーフ&ハーフ!?で頼んだ。
ブルゴーニュらしく、ミネラリーで繊細、そして上品。
あっさりとした和食にもとても合う。
年を重ねて、和食の日が多くなってきた我が家にはぴったり!!

これらブルゴーニュのワインは、
次のヴィンテージになると1本当たり数百円も値上がりするらしい。
2011、2012とブルゴーニュのブドウの作柄が良くなかったため、
ワインの数量がとても少なく値上がりしているらしいのだ。

ちなみに店頭価格がそれぞれ3,000円前後のところを、
結構格安のお値段に設定していただいた。
ありがとうございます!

スーパーの入っている専門店街の10%還元祭の最終日で、
5,000円につき500円のお買物券がもらえたのもラッキー!!

後日、引き取りに行くと、
店頭に出ていた次のヴィンテージのラマルシュ、エチケットが変わっていた。
素人がパソコンでペペッと作ったような素っ気なさ。
お値段は高くなり、ワインの顔ともいえるエチケットが逆に安っぽくなるっていうのはどう?
遠い日本からおばさんが叫んでも届くわけないけれど、
ちょっと次から考えさせられるなぁ…

京都旅 vol.3

2013-11-19 09:05:34 | etc. ~いろいろと~
5時頃に、鐘の音。なんとなく目が覚める。
6時頃には、読経の声、鐘の音。
ここは京都。近くの高台寺か?
普段の生活の中に、鐘の音や読経の声が聞こえてくる。

朝食は和食。
しっかり湯豆腐もある。
昨日は洋、今日は和でちょうどよかったね。


友人たっての希望、清水三年坂美術館へと出発。

途中の狭い路地には左右に小さなお店が並んでいる。
コーヒーを飲みたいね、と入ったカフェ『夢珈琲』。
すると、お宮参りの赤ちゃん連れの方たちが入ってきた。
赤ちゃんのおでこに朱で『大』の文字。
そう、京都ではお宮参りのとき、男の子は大、女の子は小の文字をおでこに書くのだ。
テレビで以前観たことあったなー。
そして、赤ちゃんのパパは袈裟を着けたまだ若いお坊さんだったのでした。
若いお坊さんが愛おしそうに赤ちゃんを抱っこする姿は、
ほのぼのとしてこちらも幸せ気分。
この赤ちゃんもやがては頭を丸めてお坊さんになるのだろうな。

二年坂、三年坂を進み、清水三年坂美術館はこじんまりとした美術館。
日本の工芸技術の粋を集めたような、蒔絵、螺鈿、七宝などの素晴らしい細工の美術工芸品。
2階にはまるで絵としか見えない虎や鳥、花などの見事な刺繍。
あまりに感動して、は~~とか、へ~~としか言葉が出ない。
ぜひ行きたいと言っていたRちゃんもとても感激した様子。
よかったね~~

ここらでちょっとひと休み。
近くにある、Rちゃんがテレビで観たという『ジュヴァンセル』というカフェ。
入ってみると若い女子でいっぱい。
しかもたくさん待ってるし…
でもせっかく来たからには少々待ってもいいよね。
20分ほどで順番が回ってきた。
わたしはこれ、栗のケーキ。

ティーカップがお団子柄。
おいしくいただきました。

八坂神社を抜ける。

今回感じたことは、和服の若い女の子がたくさんいたこと。
レンタル着物なども充実してきたからだろうな。
京都を和服でお散歩…は女性だったらぜひやってみたいこと。

さあ、次は金閣寺へ。
途中で、昨日タクシーの運転手さんから聞いたおすすめのお漬物屋さん『川勝』があった。
京都には本当にたくさんのお漬物屋さんがあるけれど、ここはいいよ!って。
おなじみ、柴漬けなど購入。
白いご飯とお漬物でさらさらっと…、おいしそうだ。

いよいよバスで金閣寺に向かうも、土曜日だしものすごい渋滞~。
35分というガイドブックの倍の1時間をかけ、やっとたどり着き、
華やかな金閣を回ってきました。

金閣寺へ向かう道。





やっぱり金閣寺はそこにあるだけで圧倒的な存在感。
ここにも世界中から観光客がたくさん。

それからバスで龍安寺へ。
時間があまりなくて、お寺を観る時間はなく、遅いお昼ご飯。

そこから妙心寺に歩いて行った。

我がお寺、臨済宗妙心寺派の総本山なので、いつか行ってみたいと思っていたお寺。

広大な敷地に46の塔頭寺院が立ち並びそれはそれは壮観。


春日局を祀った院が特別公開されていたのでガイド付きで見学。
金閣寺や清水寺などの華やかな雰囲気はなく、時間のせいもあるのか観光客もほとんどいない。
禅寺らしく厳格な雰囲気。






ただ、境内の中は自由に行き来できるようで
自転車で通り過ぎる人、犬を散歩させる人、通学する高校生など、
人々の生活に普通に溶け込んでいる雰囲気がとてもよかった。

そろそろ電車に乗る時間だね。
JR花園駅から京都駅へ。

ふたりとも、体調にやや不安があったものの、無事に旅を終えました。
お天気も、二日目の朝に降られたけれど、10時頃には上がり恵まれた。

京都の金・銀・アートは、やはりすばらしく、
詰め込んだ予定の8割くらいの消化だったけれど、もうもう十分楽しめた。
思い出をたくさん胸に帰ってきたのでした。

京都旅 vol.2

2013-11-19 08:45:34 | etc. ~いろいろと~
金曜日朝、片泊まりの宿、あずきやさんでの朝食は、和の器に洋食。

お料理上手でセンスある女将さん。
焼き枝豆を浮かべた大根のポタージュから始まり、
初めて味わうおいしさ、ふっわふわ、とっろとろのスクランブルエッグ、


あんずのデニッシュなどのパン、


大きなミルクピッチャーのミルクとコーヒーを自分で合わせるカフェオレ、


その美味しさとおしゃれな感じに朝から感激。

トースターはこんなレトロな2枚焼きのもの。

ミルクっぽい淡いグリーンがなんとも言えずステキだ。

お腹もいっぱいになり、本日は岡崎界隈からスタート。
友人からのお奨め志村ふくみさんのギャラリーは翌日からの展示会の準備ということでclosed
とても残念。

「志村ふくみさんのギャラリーに行く」と宿の女将さんに話すと、
『へ~~っ』って感心されたもの。
次回、京都に来るときはぜひ訪れよう。

では細見美術館に行ってみましょう。
琳派の伝統とモダン ― 神坂雪佳と江戸琳派 ―が開催中で、
伝統を継承しつつ新しい時代へ向かう感じがすばらしかった。
ショップも充実していて、来年の干支、午の置物や鳥獣戯画像の懐紙、ふきんなど購入。

岡崎界隈は、平安神宮の近く。
朱の大鳥居に圧倒され、水辺の桜の葉が赤く色づき、
歩くだけでも古の雰囲気を味わえる。

続いてバスで東山へ。
昨日定休日で残念な思いをした、ユキ・パリスさんのミュージアム。
塀がツタやモミジに覆われた、雰囲気のある、
でも小さなプレートがなければ通り過ぎてしまうほどのごく普通の一軒家。

わたしはユキさんの『ずっともの探し』という本で知ったのだけど、
ガイドブックにはまず載っていない場所。

洋の東西のアンティークのコレクション。
アクセサリー、焼き物、生活雑貨、家具から絵画や彫刻。
日本の昔の着物地、帯などの古い布。

2階は企画展で、
ヨーロッパの、意匠の施されたもはや工芸品と言えるだろう、
裁縫などの手仕事に関する針や指貫き、ハサミなどの道具類、
複雑な、そして大変美しいレースや刺繍の作品、アルファベットの文字のパタンナー、
装飾性の高い飾りボタンなど。

京都とコペンハーゲン、二つの古都を往還しながら出会い蒐集した夥しい数のものたちが、
再び命を与えられ息づいていた。

めまいを覚えそうなほど圧倒的な数と質の高さに驚嘆。

お庭もクリスマスローズやギボウシの植栽が凛としていてとても素敵だった。


……さあ、夢から覚めて、
一回ぐらい乗ってみようかと、人力車に乗ってみた。
きっとガタガタだろうと思っていた乗り心地、
いい意味で裏切られ、とてもスムーズ滑らか、滑るように走ります。
車夫のまっちゃんにそれを言うと、
なんと人力車一台が140万円と教えてくれた。
まるで軽自動車並み。
高級車でございます。


哲学の道の裏の道をイケメンまっちゃんのガイド付きで進み、
途中いくつかお寺があり写真も何枚も撮ってくれた。
まっちゃんは誠実そうでとても感じの良いステキな青年でありました。

着いたところは永観堂。

真っ赤なモミジは少なく、オレンジから緑の葉っぱのグラデーションがとてもキレイ。





それから近くの南禅寺へ。
とても大きく立派なお寺であります。


こんな昔の水路もあります。


時間はどうだろう?
まだ少しあるけれど、今年のJR東海のCM、南禅寺の天授庵のライトアップまで待とうか。
お腹がすいたので、お店で「八重」というお饅頭を買いパクッと。
皮がもちもちでとても美味しいお饅頭だ。

40分待ちライトアップが始まった。
こじんまりとして少し物足りなかったけれど、
CMのあの場所は、裏に青い竹林をバックに手前の赤いもみじが浮かび上がる感じがとてもよかった。






暗くなり歩いてゆくのはちょっと遠いのでタクシーで今夜の宿へ。
高台寺近くの石塀小路にある片泊まりの宿、築200年という田舎亭。


夕食はその石塀小路を抜けた突き当り、ツネオというワイン食堂。
ワインはわたし好みのシャンパーニュやブルゴーニュ中心のラインナップ。
美味しいワインとそれに合う和食をいただきました。
クリームチーズのおかか和えというのが目からうろこでとても美味。
真似てみよっと。

ほろよい加減で宿にもどり、お風呂に入って就寝。
おやすみ~~~

京都旅 vol.1

2013-11-17 20:58:12 | etc. ~いろいろと~
去年の12月、突如思いたって訪れた京都。
秋の京都に魅せられ、今年も2泊3日で行ってきました。
相棒は去年と同じく、かつての職場仲間Rちゃん。

去年はツアーで行ったのだけれど、
今年は自分たちで行きたいところ、泊まりたい宿をチョイスして計画を立てる。
去年行きたくても行けなかったところもあるしね…

『金・銀・アートを巡る旅』だね、今年は。

東海ツアーズでお得な新幹線切符をゲット。

木曜日、東京駅でおべんとうと飲み物を買って新幹線に乗り込む。

楽しい旅となることを祈ってスパークリングワインで乾杯~~☆


京都駅に到着し、荷物は宿に送ってもらうように手配し、最初は銀閣寺からスタート。
市バスで銀閣寺方面へ。

銀閣寺は侘び寂びの世界。


鳳凰が辺りを睥睨している。


東求堂。


向月台と銀沙灘が、静謐な世界に白く浮かび上がる。


これは少し上ったところから見たところ。


今年はいつまでも暖かく紅葉は遅いようだけれど、
銀閣寺の一角にはこのような鮮やかな紅葉も見られた。


さあ、哲学の道を歩いてみよう。
疎水に沿って植えられている桜の葉が赤く色づきとてもきれいだ。


去年行きたいと思いつつ行けなかった、ユキ・パリスさんのミュージアムが近くにある。
心勇んで行ったところ、ナ~ント、水木は定休日。
とっても残念~~

しょうがないね、明日リベンジすることにして、哲学の道を少し歩き、よーじやカフェでひと休み。
和室に座って、秋の庭を眺めながらというシチュエーション。
京都ならではだねーーー
こんなかわいい器に、


アイスとお抹茶のコラボ。


甘さもほどほどでおいしくいただいた。

ショップでハンドクリームなどお土産を買ったりしてると、もう辺りは暗くなり、
東山にある「あずきや」さんと言う、朝食だけつく片泊まりの宿へタクシーで向かう。
間口が狭く、壁も黒く、古い町屋だ。

感じのよい若い女将さんで、お話を聞くと築90年ということ。
調度品、小さな箪笥などほとんど昔からあるものらしい。
2階の部屋に通される。
階段がとっても急、手すりをしっかり持って上がる。

女将さんに教えてもらった青蓮院のライトアップへ歩いて行った。
庭は青いライトが印象的なライトアップ。


お寺の中では京都の工芸品の展示がされており、
西陣織の見事な着物、帯、焼き物など様々なものが鑑賞できる。
静謐で風格のあるお寺でした。

夕食は、やはり女将に教わった、近くの『晩Boo(バンブー)』という京風の居酒屋へ。

フグのおつくりと、大きな大きなホタテのベーコン巻き。


サラダ。まさにバンブー(竹)。


湯葉の巻き揚げ。


お料理はどれも美味しく、
最初につき出し、最後にプチデザートのサービスがあり、
器も雰囲気のある和、お値段もリーズナブル、
カウンターの中の店員さんは超イケメン☆
また東山に来ることがあればぜひ訪れたいところ。

お腹もいっぱいになって、宿へてくてく歩く。
お風呂に入って疲れを癒し、おやすみ~~

DIY合宿 終了☆

2013-11-11 08:37:46 | etc. ~いろいろと~
前週に続き、週末は南房総市のデッキ作り<オット

日曜はまたひどい風雨の予想なので、
土曜日目いっぱい働くことにして土曜の朝早く家を出て直接南房総へ。
2時間近くかかって到着。

さっそくデッキの残り半分に、Uちゃん@DIY師匠とオットは取り掛かる。
ベテランふたりは、阿吽の呼吸で作業ができるらしい。

それを横目で見ながら、わたしはプチ園芸指導。

勝浦のクリスマスローズを株分けしてあげましょう、と約束していたのだけど、
今回は勝浦経由ではなかったので、
千葉のベランダにあった、クリスマスローズとエリゲロンを持参していた。

デッキの前にブロックで囲った花壇があるのでそこに植えてもらった。
せっかくデッキができるので、花壇も見て楽しいものに。

途中、お料理上手おじさまの手料理で昼食。
いつも期待して臨む昼食タイム~


今回は、あら珍しや~~ マグロのカツ。
普通はもちろんお刺身でいただくサクをフライにするのだから贅沢だね~~
ひと口食べると、まるでトンカツ。
身はしまっていてずっしりと重たいし…。
こんな食べ方もあるのね~~、と目からうろこ。
そして添えられた千切りキャベツも絶品!
薄く細くあんなに美しい、オジサマ作の千切りキャベツはなかなか素人には作れない。
たっぷりのカツにキャベツ、とても美味しくいただいたのでした。
レンコンのきんぴらやタケノコの煮もの、ポテトサラダも美味しかった。
ご馳走さまでした~!

午後またオトコたちは作業に励み、
15畳ほどもある広いスペースのデッキをすべて張り終えた。


デッキ脇の中途半端な場所にあった外水栓も、
依頼主のおじさまが手伝い、1mくらいデッキのすぐそばに移動。
なんでもできちゃう人たちだ。


わたしが、キノコの天ぷらも大好き~~、なんて言ったものだから、
お料理おじさま、さっそくマイタケの天ぷらなんて作ってくれた。

その天ぷらやカツや、おじさまの素晴らしき千切りキャベツをいただいて、
その晩は勝浦に戻り3人で一泊。
途中、コンビニで買ったおでんと、
先週残ったご飯を冷凍しておいたので雑炊を作って簡単に晩御飯。
お風呂にゆっくり浸かるとど~っと眠気が襲って就寝。
おやすみなさーーいZzz


明け方は先週に続き、やっぱり雨音が。
まずいな~~
うとうとの後、朝起きるとなんとか雨は上がり作業はできそうよ。
パンをかじって、いざ南房総へ。

その前に、庭のユズ、食用菊などをお土産に。




ついでに大きなカマキリさん。




ついでに我が庭のモミジ。
黄色く色づいてきました。


5年目にして初めて咲いたヤツデの花。


草刈りM氏@山形弁さんにもらったカリフラワーの苗もちゃんと立派にできたぞ。


さて、南房総に到着。
本日は、デッキの周りに幕板を張って完成予定。

わたしは勝浦から、
クリスマスローズ、ギボウシ、ミヤコワスレ、アジュガなどの宿根草の苗を持って行ったので、
またもやプチ園芸。

花壇のあちらこちらにそれらの苗を植え、春を想像してみる。
持って行ったネームプレートを差して完成なり。

途中また、おじさまの美味しい昼食。
焼き豚(グリルで焼いた厚切り豚肉) 絶品千切りキャベツ 庭のトマト
野菜たっぷりの手羽元入りのお汁




お料理おじさまのおやじギャグをBGMに楽しく昼食タイムは過ぎて行ったのでした。

午後、引き続き作業は進み、さあ、そろそろデッキも完成だね。

作業はどんどん進み、
昼過ぎには素晴らしくきれいで広いデッキが完成~~~!!
おめでと~~~!!
お疲れさまでした!!

幕板途中。


完成。


水栓側。


Uちゃん@DIY師匠担当の斜め角もきれい。


こちらの角はオットの担当。
作業が終わると同時に雨が降ってきて、雨の跡が。




オットは、みんなが喜んでくれるのがとてもうれしいと言う。
Uちゃん@DIY師匠もきっとそうなんだね。

オットたちの大きな仕事をやり終えた満足気で晴れやかな顔と、
依頼主さんたちの喜んだ笑顔がなんともステキだった。

ここでお茶を飲んだりお酒を飲んだり、花見をしたり、
存分に楽しんでくださいね!!

DIY合宿

2013-11-05 08:15:14 | etc. ~いろいろと~
先週末は3連休。
わけあって、金曜日から勝浦のセカンドハウスに行った。

わけ・・・というのは、
南房総市に住む方から頼まれたウッドデッキ作り。
オットは土日月とガンバルらしい。

こんなとき、
DIY大好きなオットはとっても張り切るのです!
最強コンビ、Uちゃん@DIY師匠とタッグを組んで・・・。

まず金曜日、用事を済ませてから2台の車で3人一路勝浦へ。

一夜明け、さっさと朝食を済ませてから、ふたりは南房総へ。
わたしは勝浦でお留守番。

さ~て、何をしようかな?
晴れと思っていたお天気はあいにくの曇り空。
今にも雨が落ちそうだ。

庭でほぼ満開になっている食用菊「もってのほか」を摘んできた。
この苗をいただいた方に確認したら、
どうも、「もってのほか」ではないらしいのだけど、
とてもよく似ているみたいだから「もってのほか」にしとこうっと。
淡いピンクの花びらが清楚で気品がある。

花瓶に活けてみた。


絵を描いてみた。


夕食にサラダのトッピングにして食べてみた。


なかなかに役に立つお花であります。

依頼主宅には、とって~~もお料理の上手なおじさまがいらして、
ふたりは豪華なランチにありついたみたい。
わたしにもおすそ分けあるかなーーー?と期待してたら・・・
来ました、来ました。

☆クジラの唐揚げとフライ
  数十年ぶりに食べるクジラはよい味付けで美味でありました。


☆豚汁 おネギの刻んだのまで別に付けてくれた
☆高野豆腐の煮物 ゆでたキヌサヤ付き
☆サラダ

わたしも八宝菜とかサラダを用意していて、絢爛豪華な夕食となったのでした。
3人でたらふく食べて、残りは明日のわたしのランチに。

ありがとう、おじさん。
また明日もよろしくねーーー!!

ちなみにワインは、

マコン・ヴィラージュ  2011
ヴェルジェ


先日の大丸東京でのワインフェスで買ったもの。
2000円ちょっとですっきりと美味しいワインでありました。

そして、翌日曜日。
今日は、まあまあのお天気。
月曜はまた雨の予報なので、今日ガンバラなくては・・・と出て行ったふたり。

わたしは?
そう、買ってきたパンジー、ビオラの苗の植え付け。
霜の降りる寒い寒~い冬を乗り越え、半年間かわいい花を付けるこれらは貴重。




まだ10株なので、これから少しずつ買い足して行きましょう。

そして、庭には大量の落ち葉。
1000枚の葉で千葉だよーーー、
な~んて呑気なこと言ってる場合ではなくて、
さっさと片付けて燃やさないと庭中真っ茶色に染まってしまう。

台風で倒れたコナラの木もまだ焚き火場にあるし、
せっせとレレレのおばさんをして、落ち葉を集め燃やした。
お昼とおやつの時間を挟んで、気が付けば4時半。
暗くなってきたからそろそろ終わりにしよっと。


さて、オットたちも無事作業を終えてご帰館だ。

今日のお駄賃 お惣菜は?

☆手羽先の甘辛煮

☆豚肉の野菜巻き
☆ひじきの煮もの
☆栗おこわ

わたしはポトフとサラダを用意してたので、
昨夜に引き続き、今夜も豪華なディナーとなりました。
ありがとう!!
ご馳走さまでした!!

さあ、月曜日は明け方から雨。
3時半くらいから降っていたようだ。
どーする?
家にいても仕方ないし、
帰りはそこから直接自宅に帰る方が都合がいいのでわたしも一緒に行った。
雨の中の南下だったけれど、着くころには雨も上がり作業もできる。

男たちはせっせと作業に励む。

途中はこんな感じ。

向こうから、板をビスで止めてゆく。
我が家のデッキと同じくヒノキの外材は固くて丈夫。
ゆえにビスで止めるのも力の要る作業のようだ。

ステップは料理上手のおじさま作。
お料理だけでなく、こちらの手際もよくなってきたみたい。


さあ、ひと息ついてお待ちかねのランチ。
こ~~んな感じであります。

すごいね~~~
6人分の料理が大きな座卓にいっぱ~~い。

天ぷら(エビ イカ レンコン インゲン 竹輪)
サバの味噌煮
メカジキの照り焼き
タケノコの煮もの
トマト…庭の家庭菜園のもの
サラダ
お味噌汁

もうもうお腹いっぱい~
あげたての天ぷらがとても美味しかった。
 魚介類だけでなく、タネにはあらかじめ天ぷら粉をまぶし、しばらく置いておく
 …という油がはねないコツまで伝授していただいた

 そして、キャベツのせん切りは、切ってから水に放ち、
 ザルに挙げてしばらく自然に水切りするといいらしい
 洗ってから切っていたのが逆みたい

 かつて料理関係のお仕事をされていたおじさまからいろいろと料理も教わる。

先日軽井沢に行き、玉村豊男さんのワイナリーに行った話をすると、
おじさまは玉村氏と親交のある女性料理研究家Yさんとお知り合いということで、
もちろん玉村氏のこともご存じだった。
思わぬところに接点があってちょっと嬉しかったのでした。
 
もちろんほかのものも美味しくて、
何も作業せずおしゃべりばかりしていたわたしもたらふくいただいたのでした。
ご馳走さまでした。

主婦でもこんな豪華なおもてなしはそうそうできない。
近くだったらデリバリーをお願いしたいくらい。

午後も作業は続き、半分(畳6畳分くらい)のビス止め完了。

こんなに広いデッキ(12畳くらい)はそうそうないよね、贅沢で快適な空間だ。
デッキの向こうには、わけあって生育の遅れたトマトがなっている。
トマトが終われば、カラフルなお花を植えて、
その横にも花壇を作って…と住んでいる方たちの夢もふくらんでゆくようだ。

暗くなるし、続きはまた来週ということで撤収。

なぜかまた雨の中をひたすら北進。
家に近づくと雨も上がっていた。

3泊4日のUちゃん@DIY師匠との作業合宿は無事に終了したのでした。