art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

秋の恵み

2018-09-25 18:09:55 | maison de campagne ~べっそう~
この3連休の中日は勝浦セカンドハウスへ。

もうお彼岸。
彼岸花とはよく言ったもので、
勝浦への道、両脇にはあちこちに彼岸花がちょうど満開。
我が庭でも何か所か、植えた覚えはないのに勝手に出てくる。



ナツズイセンと一緒で、それまではまったく気配なく。
突然現れる彼岸花。

秋になれば、こんなものも。
カラスウリの実。

カラスウリは至る所にあるけれど、
実際に実を付けるのは少ない。Why?
いつも採りに行くところがあって、そこでイタダキ。
まだ赤くはなっていないけれど、ウリボウがかわいい。

そして庭には知らないキノコが。



たぶん、きっと毒だろうからそのままにしておく。

柑橘類も育ってまいりました。
スダチは終わり、
ほとんど実を付けないカボスには少しだけ。
3個実ってるところを、大きな2個収穫(笑)
去年は2個だったから、この調子だと来年は4個か?


ハナユズは思ったより実が多いなぁ。




まだ若い木の本ユズ。


そしてキンカン。


楕円形がかわいい。


これらは黄色く色づくのを待ちましょう。

柿は今年は裏年か、実が少ない。


ニラともう最後かな中玉トマトを収穫。


ニラは種が飛んで、いろんなところから出てくる。
この花壇にも。


コムラサキは、つやつやの紫色の実が付いた。



本当にキラキラときれい。
秋の庭の宝石やぁ~~(^^)
枝を切って生けようと思っても、とても水揚げが悪く、
葉がシワシワになるから生け花には適さないのがザンネンなり。

お世話の届かないバラも、健気に一輪だけ咲いていました。


お彼岸だからか、帰りの道は渋滞~(-_-メ)
途中店に寄ったりしたものの、バッチリ3時間。
みなさん、お彼岸は故郷に帰るのね。
途中で、おべんとうを買って帰って正解でした。

夏ワイン 覚書

2018-09-11 13:45:04 | vin ~わいん~
オットの買ってきたソーヴィニヨン・ブラン2種。


こちらは南仏のもの。
爽やかソーヴィニヨン・ブランにしては強い。
どれどれ?
アルコール度数は14%。
こりゃ強いわなぁ…
南のワインだけあって、実がよく熟したのでしょう。
暑い夏はやっぱり軽やかワインがいいなぁ…。

料理は、この夏ハマッた黒酢炒め。
炒めた鶏肉と夏野菜にミツカンのカンタン黒酢をかけてできあがり。
ちょっと甘みが足りないので、仕上げに砂糖をちょい足し。


こちらは、フランスはロワール地方の銘酒サンセール。
ソーヴィニヨン・ブランの代表のようなワイン。
フルーツの香りが爽やかで、アルコール度数は13%。
1%の違いでも、印象はかなり違ってくる。
久し振りのサンセール、気に入りました。

料理はまたもやお酢の料理。
ジャバラに切ったキュウリとせん切りミョウガを
ビニール袋に入れて、寿司酢をかけて、
ビニール袋の口をギュッと締め冷蔵庫にポン。
カンタン酢の物。
それと筑前煮でした。
ワインだけど、ほとんど和食の我が家です~


シャンパーニュ ポル・ロジェ。
ちょっと個性的な味だったような…。
モエ・エ・シャンドンなどのよく飲まれているものとは
ちょっと違う~
英国王室のウェディングに供されたものだけど、
セレブとは程遠~い我が家なので、
ちょっと馴染みが…(-_-;)
でも、贅沢は言いません。
シャンパーニュはシャンパーニュ☆ミ

シャンパーニュをたくさんいただいた、今年の暑き夏でした。

スペシャルなワイン♪

2018-09-01 16:32:01 | vin ~わいん~
先月末に、とうとう還暦となったわたし。
気持ちはまだ50歳くらいだけど、
体は正直者、不具合もちらりほらり。

そんなちょっとボーっとしているわたしの目の前に
(誰かに叱られそうデス…)
美味しそうなニンジンが…
いやいや、オットが素晴らしいワインを2本買ってまいりました。


まずは右…
コルトン・シャルルマーニュ 2015
ドメーヌ マリウス・ドゥラルシュ

コルトンは、南北に細長いブルゴーニュの真ん中あたり。
その中でも、このコルトン・シャルルマーニュは
かつて、8世紀の末、時の皇帝シャルルマーニュが
教会に寄進した畑なのだそうです。
1200年以上も前のエピソードがまだ生きている。

ブルゴーニュの偉大な白ワイン、
(何も付かない ただの)モンラッシェ。
こちらはどう逆立ちしても飲めそうもありませんが、
おそらくそのモンラッシェの次くらいに偉大な白。

以前よくカルフール(今はイオン)のワインvipルームにて、
涎を垂らさんばかりに眺めていたコルトン・シャルルマーニュ。
こちらはまた別のドメーヌだったけれども、
いつかは飲んでみたいと思っていたワイン。
それが叶ってうれしい~~

香りからして、只者ではない感が…
素晴らしいシャルドネに漂うバターのようなハチミツのような香り。
ひと口含むと、ふくよかでまろやかで奥深い。
キリッとした中に、ハチミツのような甘さも感じる。
そして、アフターも長い。
樽は使ってあるだろうけれど、樽のいやらしいしつこさもない。
言葉にするとなんだか薄っぺらだけど、
これまで飲んだ白ワインの最高ではないかな。

マリアージュする料理は、
前菜はフォアグラのテリーヌ、メインにオマールのクリームソース…
 
と行きたいところだけどそこはごくごく一般庶民。
まさか、そんなすごいのを買って来るとは思ってなかったし。
冷蔵庫にあった、100g68円の鶏胸肉のカツ。


次の日は、小鯛の塩焼き。


そして次の日は、豚の冷しゃぶ。



 田舎の母が送ってくれた宇和島の錦巻きはとてもおいしい。
 他では見たことのない郷土の名物。

ごめんよ、シャルルマーニュ大帝さま。
でも、そんなことはちっともお気になさらない寛容さも
持ち合わせておられるようです、この銘醸ワインは。
大切にいただきました。

(わたしたちは量はそんなに飲まないから3日間もったのです。)


左はシャンパーニュ ポル・ロジェ

こちらは、初めてのシャンパーニュ。
先日のイギリスのハリー王子の結婚式に提供されたものだそうです。
華やかだった式を思い浮かべながら
ちょっとスペシャルな気分でいただきます。