art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

花を求めて

2013-02-25 08:41:38 | maison de campagne ~べっそう~
日曜は、そろそろ花の苗が揃い始めてるんじゃないかとホームセンターに。

オットも無事に上海から帰ってきたのでね。
空港で買ったロイズの生チョコとともに、
わたしが用意してたマスクもお土産にあげたそうな…。
でも、上海では誰もマスクなんかしてないらしい。
おそるべし、上海人。

でもその前に途中にあるクリスマスローズの栽培農家へ。
去年行ったのだけど、
広い敷地の中どっこに~~も人影はなく、
そこここにたくさんあるクリスマスローズの苗をさんざんながめたあと帰ったのだった。
今年は?
おばちゃんが出てきた。
と、思ったらおばちゃんしゃべりまくり~~~
止まりません~~
おばちゃんの声をBGMに広い温室の中をいろいろと見てみる。
結局、いまだ持っていない八重を白とピンク2種、




セミダブル
(ベッドじゃないよ、花…実際はガク…の内側に小さなフリル状の花弁状のものがある、とてもかわいい種類)、



と3株購入。
八重は中鉢で3000円、セミダブルは小鉢で1000円、
巷のホームセンターなどと比べると安いのかな。
これらも勝浦の土壌の超えた土地に植えて、
さらに株分けをして増やそうと思っている。

その後ホームセンターへ。
まだ冬だね、花の苗は少ない。
温室でスズランを3株買った。
温室育ちではもう遅いのか花はすでに枯れていて1株200円と安い。

1週間、大事に置いておいて、来週勝浦に持って行こう。

本を読む人

2013-02-25 08:37:54 | livre ~ほん~
職場では相変わらず読書人と化しているわたし。

アベノミクスで景気は回復するのか?
今は日本の大事な転換期であるかもしれないけれど、
結果は今後の職場での読書量に反映されるでしょう。

と、前置きはこのくらいにして…

最近はまっているのは玉村豊男氏の著書。
わたしの興味の対象:パリ ワイン 田舎暮らし 野菜作り 絵画 etc.
共通項がたくさんあるじゃありませんか。
 今やワイナリーオーナーとして、そしてエッセイストや画家としてもはもちろん、
 多方面に活躍しておられる氏に対して「共通項」なんて失礼ですね~(-_-メ)
そうそう、ついでに血液型も同じくB型。
こんな面白い人生を送る人はB型に違いない!
(あっ、わたしはまっとう過ぎるくらいまっとうなつまらない人間。
 オモシロ人間B型からはちょっとはみ出している!?)
と、ちょっと検索してみたら玉村氏もB型。やっぱり!!
氏の著書をいろいろと読んでいると、B型のニオイがしたのだ。

わたしんち、実家の家族、嫁ぎ先の家族、現在の家族、ただひとりの例外もなく、
自慢じゃないけど、み~んなB型だもんね~~
あっ、わたしってB型以外の人と暮らしたこと、ないんじゃない?
学生時代にルームシェアしてた子も確かB型だったような…
寮生活とか、同棲とかも経験ないし。
(普通の人と暮らしてみたいな~♪)

多趣味、いろんなことに興味あり、
いろんなことを覗いて、手をだしてみて、そこそこまでやり、
すると飽きちゃってまた次って。
好奇心旺盛なのはいいけれど、何しろ飽きっぽい。

あっ、でも玉村氏はいろいろ手は出すけれど、徹底的に追求し、
自分のものにしておられます。
それが我がB型家族と違うところ。

氏の本はどれもはずれがないし。
食 ワイン パリなど外国もの 絵 田舎暮らし
すべて自分の周りのことを書き著して、
ある時は真正面からまっすぐに真面目に、
ある時はユーモアたっぷりに、
ある時は穏やか、かつ静謐な世界観を抑制のきいた文体で、
特にお若いころ、海外でのヒッチハイクの文章などの大胆さ、
愛情とか感覚とかで語ってしまいがちな料理を技術的に分析したり。
でもすべての中に共通しているのはほどよく効いたウィットと知性。
人間生きている限り、このふたつは忘れないでいたいものです。

あまりにオモシロ過ぎて思わず吹き出すこともままあり、
ちょっと職場ではNGだな、という本も数々。

氏が絵を描く時、
水彩の筆を洗うコップの水を思わず飲んじゃった とか。
わたしもへたくそな絵を描く時、
マグカップに入れた筆洗いの水を飲みそうになったことがあるんだ。
だからマグカップをやめて、ジャムの入っていた大きなビンに替えた。

せっかちな氏は、筆を洗うのも面倒になり着てる服で拭いちゃった とか。
わたしもそうとうせっかちだけど、さすがにそれはないなーー。

いつかは長野県にある氏のワイナリーをたずね、
ヴィラデストの風景を眺めながら、
そこで採れたブドウから作ったワインとともに美味しいランチをいただき、
運がよけりゃ氏にお会いして握手のひとつでもしたいものであります。

次の勝浦行きは3月だね

2013-02-22 18:33:45 | maison de campagne ~べっそう~
だんだん春に近づき、勝浦の春の庭を思い浮かべニタニタしてるわたしだけど、
実際は先週末はオットもわたしも風邪引き、
今週末はオットの上海出張で勝浦には行けません。
まぁ~、実際、春はまだまだなので、
行ったとしても茶色に枯れた庭を眺め、
春はまだか~~と嘆息し、
まあ、それが8割。
そして、チューリップとかスイセン、クロッカスの芽を発見してヨロコび、
春の準備をしてるわずかな緑の葉っぱを愛でる…が残り2割かな。

でも、
フキノトウが食べ時なんじゃ?
早く食べないと、それこそ薹が立っちゃうよ~

とか…

クリスマスローズ、そろそろ咲きかけてるんじゃない?

とか…

スイセンの花芽が出てるんじゃない?

とか…

気になることもちょびちょびあるのだ。

メルシャンの『ももいろメルロー』を買い、
しっかりと玄関先のしだれ桃の開花を心待ちにしているわたしなのです。

写真は去年の4月、満開のしだれ桃と『ももいろメルロー』

春の足音 & オトコたちのコラボ

2013-02-12 07:53:47 | vin ~わいん~
2週間振りの勝浦セカンドハウス。
そろそろ春の足音が聞こえるかなぁ~

あっ、フキノトウだ!!


裏口の方、大きなフキの株があったところに群生。

泥だらけでちょっと汚いけど…

去年はこんなになかったのに、随分と増えたものだ、うれしい~
まだ食べるには少し早い。
来週には食べれるくらい成長するでしょう。
1つだけ成長の早いのをいただいて夕食に。

チューリップの芽がこんなにモリモリっと

4年前に植え、その後球根を掘り上げていないので、
株を分けた方がいいのかな。
ってことで、ほかの場所に少し球根分け。

楽しみにしているクリスマスローズの開花。
ここまでこぎつけました。



白や紫、つぼみがたくさん付いている。
株分けして10数株となったのだけど、
また春には増やしたいと思う。

土曜の夕方に散歩に行った道端に咲いていた菜の花。
茎は倒れていたのだけど、花は重力に逆らってしっかり咲いている。


夕方ちょこっと草刈りM氏@山形弁さんちへ。
M氏は、腰を悪くしたみたいで家の中でじっとしていた様子。
ちゅーすけ@パグ犬と散歩から帰ってきた奥さんによると・・・。
ちゅーすけは男の子なのにピンクのお洋服を着せてもらってとてもかわいらしい。
M氏、早く良くなりますように。
そしてまたたくさんおしゃべりしましょう。

夕飯は。

ポトフ
フキノトウを混ぜ込んだほうれん草の胡麻和え
 フキノトウがほろ苦くおいしい
オランダのチーズ キュウリ など

ワインは、
グロのオート・コート・ド・ニュイ 赤

ポトフというさっぱりめのメニューだったけれど、
ブルゴーニュの赤はそんなメニューにもやさしくて、美味しくいただきました。

部屋に飾った藤田継治の絵。
これは去年の箱根旅行の時、ポーラ美術館で買ってきたもの。
キッチンにはパン屋。
バゲットを3本持った女の子と男の子。


トイレには床屋さん。


冷蔵庫の上にはお誕生会の様子。
フランスの、子供の誕生会にお友達を呼んで祝うその様子。


すべて子供をモチーフとした絵なのだけど、
一体、描かれた人物は本当に子供なのか、大人なのか、
そして男なのか女なのか性別もあまり判然としなく、
表情も子供特有のくったくのなさとは無縁のどこか冷めた表情。
不思議だけど、どこか魅了されるレオナール・フジタの絵。
他にもたくさんフジタの絵があったので、
今後訪れる機会があればぜひ増やしたいと思う。

翌朝は、またまたすごい霜。
でも日が昇ると暖かくなり外仕事。

午後ひょっこりと草刈りM氏@山形弁さんが来た。
腰が悪いっていうのはどうも違ってたみたい。
元気そうでよかった。
水菜やかぼちゃ、京イモなど持ってきてくださったのだ。
デッキでおしゃべりしていると、
我が敷地にいきなり一台の車が。
降りてきたのは、久しぶりに、
4年前我が家のリフォームをやってくれた大工の棟梁。
この冬、浴室暖房乾燥機を取り付けてもらったので請求書持参。
ボケと突っ込み名コンビの棟梁とオットであるが、
山形弁(しか話せない)ピン芸人M氏が加わるとどーなるか?

シカはまだこっちには来ない とか
ヤマビルはシカに付くから こいつもまだだ とか
イノシシは最近少なくなったよー とか
ミミズがどうだか モグラがどうだか

そうそう、棟梁の話。
ヤマビルって生まれたときはみ~んなオスなんだって。
動物の血をいただいたらメスになるんだって。
それで子どもを産んだらすぐに死んじゃうんだって。
すごいね~~ ヤマビルの人生。

話題はもっぱら山里の動物たちの話だけど、
話芸達者な3人のコラボはなんだかオカしくて、
日が陰って辺りは寒くなっても、心はぽっかぽかにあったかくなったのでした。

冬のお出かけ♪

2013-02-05 08:24:06 | vin ~わいん~
某新聞販売店の毎月のプレゼント企画にいつも応募して、いつも当たる。
第三希望まであるのだけど、ほとんど第一希望のが当たる。
小さな地域の販売店なので、応募する人少ないのかな~
だいたいが、美術展のチケット。

そして毎年この時期は、東京ドームのテーブルウェアフェスティバル。
あっ、これで「某」が明らかになるな~

でも毎年なので飽きちゃった。
今年はキルト展にするか。
ということで当たりました、キルトフェスティバルのチケット2枚。

たくさんの大作の展示を前に、
完成するまでの過程を想像するにつけ、
『はぁ~~、スゴイね~~』と、ため息交じりで疲れてしまった友人とわたし。
思わず肩も凝りそうだ。

するとっ、なぜかワインの試飲会場が目の前に…。
ふらふらと惹きつけられるようにテーブルに座ってしまいました。

出るわ出るわ、出してくれるわ。
一番美味しかったものを注文してしまった。
友人は白ワイン派で、ふたりで赤白6本。
なぜか2本の(安)ワインをおまけにくれるって。

北イタリアはロンバルディア州の、カ ディ フラティ という作り手のもの。
イタリアのワインは全然わからないのだけど、味で決めた。
ボトルのフォルムも美しく、
エレガントに際立つその味をこれから堪能したいと思うのです。

思いがけない収穫をした後にはランチ。
市ヶ谷に出て、ジャパンレストランウィークのイベントに参加している、
『シェ オリビエ』というレストラン。
フランス人のオーナーシェフに、ホール担当のフランス人マドモアゼル。
味は本格的なフランス料理で、
日本流に媚びていないところが気に入った。
前菜のパテの盛り合わせ、メインの牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。
サービスのグラスワインと共にとても美味しくいただきました。
少しおすましなマドモアゼル、フランス流なのでしょう。
抜群のスタイルにブロンドの髪、キュートな顔立ちには笑顔は必要ないかも…ね。
かたや、もうひとりのホール担当の日本人女子は満面の笑みだったけど…。
料理もサービスもフランス流で、
ちょっぴりフランスに行った気分になったランチタイムでした。

電車で少しもどり神楽坂でぶらぶらショッピングや毘沙門天をお参りしたりして、
楽しいお出かけは終わったのでした。