art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

梅雨の庭

2013-06-25 08:39:01 | maison de campagne ~べっそう~
土曜日はちょっとした集まりがあり、
勝浦セカンドハウスには日曜に日帰りで行ってきた。

着いたと思ったら、我が家の前に一台の軽トラが止まった。
あら~~、ブルーベリーおじさん@本当は腕のいい左官屋さんだ。
手にぶら下げていたのはスモモのたくさん入ったビニール袋。

家で採れたそうな。
さっそくひとつ口に頬張ると甘さが広がる。
ちっとも酸っぱくないね~~、美味しい~~。
どうもありがとう。
今週は真面目に!?仕事してるのかな、おじさん?

我が家でも先週のピーマンに始まり、ミニトマトが熟してきた。
赤くなったのを数個収穫。


お昼は買っていったおべんとうに、
このミニトマト、サニーレタス、ルッコラで作ったサラダを添えて。

庭では、ガクアジサイの仲間も咲き始めていた。

墨田の花火。

これは不思議と花の形が不ぞろいで丸くならず。
なかなかきれいに見えるのを探すのは難しい。
しかも、水揚げのいいアジサイ類なのに、これは花瓶に活けてもすぐにしおれてしまう。

隣にあるもうひとつのガクアジサイ。

本当の名前は何だろうね?
花弁が丸く愛らしい。

これはその2種類が混ざっているね。


ギボウシふたつ。



これは左手前にアプリコット色のジギタリスが見えます。
右側にうなだれているのは、重たすぎるカシワバアジサイの花。

そんなギボウシの見える玄関前を。

緑みどりして、いかにも梅雨時の庭という感じ。
グラジオラスのつぼみが付いていたので、咲くのも楽しみ。

庭のあちこちにあるハツユキカズラがどんどん色づき、こんなに可愛い。

春先には茶色かった葉が、暑くなるにつれてピンクや赤に変化。
ランナーが伸びるので、勝手にどんどん増える。
緑の庭にアクセント。

アカンサスもこんなに成長し、花穂を上げて咲き始めた。


小さな花、大きな花、
色鮮やかな花、真っ白い花嫁のベールのような花、
花みたいだけど葉っぱだったり、
葉っぱでもシルバーだったり、ライムグリーンや、ブロンズや、斑入りや…。

そんなさまざまな植物たちで構成された庭。

庭の管理は大変で、だけど、
草取りや剪定に負けないで、この夏を乗り切らなくっちゃ。

雨の中のドライブ

2013-06-18 09:27:33 | maison de campagne ~べっそう~
空梅雨が続いていたけれど、先週末は雨。
梅雨の真っ只中なので仕方ないね。
雨が降らないと何かと困ることもある。
土曜日、勝浦のセカンドハウスに向かった。

途中、近くのスーパーのリカーショップにて
クーポン券使用でワインが安くなるので寄った。
オットがビール券をもらってきたし、チャンス!!

そこで、シャンパーニュ、
クレマン・ド・ブルゴーニュを購入。


左)シャトー・ド・ローシェ・シャンパーニュ

右)ポール デラン クレマン・ド・ブルゴーニュ

夏はやっぱり泡でしょ。
シャンパーニュは2000円台、クレマンは1000円台とかなりお安くゲットでき、
気分は上々で勝浦へ。

勝浦に着いたころにはだんだん晴れてきていい感じ。

写真を撮り忘れたけれど;;
オットはフェンスの区切りのところにアーチを作成。
雨だとばかり思っていたので、途中材料の調達もせず行き、
ありあわせの材料で。
なかなかよい感じにできました。

畑から帰りのブルーベリーおじさん@本当は腕のいい左官屋さんが通りかかり、
ちょっとばかりおしゃべり。
相変わらず飄々としているおじさん。
『来週から仕事まじめにやるよーーー!』とひと言残して帰ってゆきました。
今まで何やってたのかなーーー。

陽の当たらない敷地北側に植わってあるツバキ。
オットによると、チャドクガがもうもうたっくさ~ん発生しているらしい。
毎年、この時期、オットはチャドクガにやられる。
体中にテンテン、かゆみ、半端ない。
さあてと、退治しなくては。
薬剤を散布したようです。
わたしは気持ち悪いし、怖いので近寄らないことに。

土曜日はそれから雨は落ちず、野良仕事日和~
オットがアーチを作っている間、雑草や伸びたハーブなど刈り取る。

敷地隣の梅の木がこちらにぐい~んと張出し、道路に梅の実が落ちる落ちる~~
なんとかしてよ~~だけど、
ここの持ち主は遠くにいるのでいつもまったく無頓着。
なのでまだ枝に付いている実をいただいちゃいました。
ほっておくとただ落ちるだけだもの。
ちょうどいいタイミングで前回の梅シロップができたので、
入れ替わりにまたあらたに作りましょう。

野菜畑のジャンボピーマン。

いえ、ジャンボの種類ではないのだけど、
ビニールで囲っているせいかこ~んなにジャンボ!
パセリと比べたらわかるよね。
ミニトマトも色づき始め収穫ももうすぐ。


今回きれいに咲いていたギボウシ。

いくつか種類のある中、父の形見のこのギボウシが一番乗り。
昔、夏に実家に帰省すると、
大切に育て、花を付けたギボウシの鉢を眺めながら
『きれいじゃろぉ~~』と顔をほころばせていた父を思い出す。
その頃のわたしは、花にはそれほど興味なく…
今、父が生きていたら、
この勝浦の庭をどんなに喜んでくれたかと思うと残念な気もする。
松山から持ってきたこのギボウシ、それから斑入りのツワブキを大切に育てよう。

今はアジサイの季節。




それからダリヤ。




アスチルベ。


ハツユキカズラ。


ハーブ。



さて、一夜明けると雨。雨。雨。

な~んもできね。

昼食がてらドライブに行こう。

お昼は海に向かってしばらく走ったところにあるお蕎麦屋さん。
ここは関東にしてはまあまあ美味しく、
(我ら四国の出身なので関東はやはりしょう油が強い)、
義母にそばぼうろをお土産に買って帰る。

そして以前から行ってみたかった大多喜のカフェ 抱(ハグ)。
古民家の納屋を改装したらしい雰囲気あるカフェ。
すると外にウサギが。
クローバーをむしゃむしゃ食べてる。
飼っているわけではないらしいのだけど、人懐っこく近寄っても逃げない。
まるでピーターラビットのような色でお目目が大きくてとてもかわいい。


上記のブルーべりーおじさんによると、畑にはウサギの害もあるらしい。
こんなにかわいいのにね。
君はワナにかからないように気を付けてね。

それから次は?
いすみにある高秀牧場のチーズ屋さん。
職人さんがチーズ作りを始めて1年だそう。
チーズを作ることは技術もさることながら、
手間も相当かかり難しいとおっしゃっていた。
この牧場では150頭もの牛を飼っているそう。
去年はイノシシの害がひどく飼料用のとうもろこしをさんざん食べられ大変だったとの話。
そうね、房総半島イノシシが近年とても増えているという話。
勝浦の村人の話でもよ~~く聞くもんね。
そこでハード系、フレッシュ系と買って帰った。
フレッシュのフロマージュ・ブランはチーズの好きな義母にも。
太陽と、名のつくハードの方はハードながらとてもクリーミーで臭くなく!?
日本人の口にも合う、とても美味しい。
また牛乳もあったのでこれも買ってみた。
甘みがありあっさりめで美味しく、たくさん飲める。
義兄のところに姪っ子のボーイフレンドがアメリカから来ているのでお土産に。
彼のところでは、ペット感覚!?で牛を飼っているそうだけど、
アメリカのお味と果たしてどうかな?

家に戻り、いつも野菜をいただいてばかりの草刈りM氏@山形弁さんちへ、
少々お菓子などを持ってゆき、またまたおしゃべり。
草刈りM氏@山形弁さんは相変わらず畑仕事に精を出し、
奥さんもそんなご主人を支え、とてもいいご夫婦なのです。

話をしているうちに気持ちもほっこりとし、
またもや赤いダイコンやキャベツをいただいて車に乗り込んだのでした。

初夏の鳥 & 花

2013-06-10 19:05:59 | maison de campagne ~べっそう~
朝起きて、ウグイスやカラス、(その他は)名も知らぬいろいろな鳥の鳴き声。
ホトトギスの鳴き声がどんなのか知らなかったわたしたち。
Mちゃんが教えてくれた。
『トウキョウ トッキョ キョカキョク~♪』って鳴くんだよ。

鳴いてる~~ 
トウキョウ トッキョ キョカキョク~

今まで聞いていたはずだけど、あらためて聞くと感激。
ものすごい大声の持ち主ね、ホトトギス。

 ♪ 卯~の花~ の 匂う垣根に

    ホトトギス 早も来鳴きて~~ ♪

歌いたくなるね♪

そうそう、キツツキのコンコンと木を突く音も聞こえて来たね。

さてと、
ちょっと行ってみますか、ブルーベリーおじさんの畑。
我が家の壁を珪藻土で美しく塗ってくれた左官屋さんのおじさんの畑。

鳥の鳴き声を聞きながら、
マムシの出そうな沢を越え、杉や竹の林を眺めながら山を登ると、
少し開けた場所がある。

生ってる生ってる、たくさんのブルーベリーの実。
また夏になったら収穫隊ガンバるよーーー。
畑にある栗も見事に花を咲かせ、豊作間違いないよね。
よその畑ながら、数か月後を想像してちょっとうれしくなったのでした。

我が庭の様子。


今回一番目を引いたのは、このバラ、ピエール・ド・ロンサール。
ここは土壌があまり良くないので大きくならないのだけど、
とりあえず(という感じで)美しく咲いてくれたピンクのグラデーションの花弁。
もう少し日当たりのいい場所への移動を検討しなくては。

咲き始めたダリヤ。
葉がブロンズ色なのでシックでおしゃれ。


普通のグリーン色のもかわいい。


風に揺れる白い蝶のようなガウラは楚々として可愛らしい。


淡いピンク~濃いピンクまで花色を楽しめるアスチルベ3色。


こちらは一つ離れて植えられた!?ピンクアスチルベ。


花が咲くと重たくて首を垂れるカシワバアジサイ。


こんなに美しい花のメドーセージ。
ただめちゃくちゃ増えるので、芽を刈り取るのがひと仕事。


ペンステモンジングルベル。
ナルホド、赤い花がクリスマスっぽいね。


その他、ミニトマトに支柱を立て茎を結び付けたり、
ぐんぐん伸びてきた、M氏にいただいた賀茂ナスもさらに支柱に結わえたり、
野菜の世話も少しやったのでした。

Mちゃんも楽しんでくれたようでとても嬉しいし、
わたしたちも十分に、いや十二分に楽しめた勝浦行きでした。
これに懲りずに、またぜひ遊びに来てね~~

M & M in 勝浦

2013-06-10 19:02:05 | maison de campagne ~べっそう~
先週は、大学時代の友人Mちゃんがはるばる山口から上京していて、
もうひとりの仲間Tちゃんと美術展やランチ、ショップ巡りを楽しんだり…。

あの頃からはわたしたちもだいぶ大人になり、
人生には良いことばかりではないことも重々承知だけれど、
でも、
しみじみと心温まることもたくさんあるよね。
こうして一緒に話をしたり、ご飯を食べたり、
ただ同じ場所にいるだけでも気持ちが和む仲間がいることは幸せなことなんだよね~
久しぶりに会った日々を濃密に楽しく過ごしたのでした。

土日はMちゃんに、
わたしたちのルーチン、勝浦セカンドハウス行きに参加してもらった。
本当に梅雨に入ったのかなぁ~?っていうほどお天気続きの今日この頃。
幸い、雲が多めで日差しもやわらかく、野良仕事日和。

途中、お昼ご飯のおべんとうや夕食用にお刺身など購入していざ。

Mちゃんのお住まいはかなりのdo田舎。
勝浦も負けちゃう……くらいの。
田舎から出てきて、
なのに、
田舎暮らし体験???
…てなもんだけど、Mちゃん、草刈りなどとてもよく働いてくれました。
ありがとね。
広い敷地では人海戦術(!?)が功を奏して、
ひとり増えると随分と作業がはかどったようです。

庭仕事をほどほどに終えたところで、さぁてお散歩。
勝浦に来た人は必ず受ける草刈りM氏@山形弁さんの洗礼!?
Mちゃんも例外でなく、さあ出発。

M氏は畑でお仕事中。
『遊びに来ましたよぉ~~』
『忙しーーから、遊べねぇよぉーーー』と、ネギを引っこ抜きながらのお返事。
すんません。見学だけさせてねーーー。

畑の多種多様の野菜にMちゃんも感激。
家ではお母さんが野菜を作っておられるのでMちゃんも興味津々なのだ。
カボチャやネギ、キュウリ、トマト、ナス、豆類 etc. 数えきれないくらいの種類。
そしてもちろん加工用にひょうたんも。
M氏宅に戻ると、奥さんが翌日出荷用に採れた野菜を洗浄中。
そこでしばらく5人でおしゃべり。
忙しいと言っていたのに、M氏もしっかり加わってね。
農業に興味ありのMちゃん、いくつかM氏に質問したりして、
そうするとM氏もまんざらではなく、真摯に受け応えしてくれるのであります。

とても前向きで次々と新しい野菜に挑戦し、楽しく毎日を過ごしているM氏には、
いつもパワーをもらっているわたしたちなのです。

またまた、キャベツにダイコン、赤いダイコン、立派な真っ白いネギなど
たくさんいただいちゃいました。
ありがとう、M氏、奥さん。

夕食は、いただいた野菜をたくさん使ってこんな感じ。


お刺身 
タコとキャベツのにんにく炒め
赤ダイコンの酢の物
ネギの炒めたもの
サラダ…庭のルッコラ、サニーレタスで

ワインはさっぱり爽やかシャブリ

新鮮で大ぶりなお刺身にMちゃんはいたく感激、大好評。
炒め物、酢の物はMちゃん作。
手際もよく、サクサクと作ってくれました。
酢の物の味付けは苦手なわたし、
Mちゃんを見習って体にいいお酢をもっと摂取しなくてはね。
赤ダイコンで作ったので、全体が赤く染まりとても美しい酢の物。

疲れた体に、新鮮野菜をたっぷり詰め込んでリセット。
新鮮野菜はシンプルに料理しただけで十分に美味しい。

その夜は布団にもぐったまま夜遅くまでおしゃべりし、いつの間にか熟睡。

初夏の白い花たち

2013-06-02 23:33:13 | maison de campagne ~べっそう~
先週は友人とちょっとお出掛けして、
たまたま近くにある帝国ホテルへ行ってみた。
初帝国ホテル。
特に目的はないので、お上り気分で。

そこはかとなくアウェイ感漂う中、ショップをいろいろ見ていると、器屋さんが。
器は大好きなのでちょっと見てみよう。
すると、帝国ホテルにしてはお値段もお手頃でわたしたちにも手が届く。

こんなものを買いました。

紫唐草 川せみ醤油差し。




かわいいでしょう。
形が川せみ。よくぞ考えたデザイン。
こんなものが食卓にちょこっとあると楽しくなる。

友人もレモン絞りを購入。

パン屋で買ったアップルパイも絶品、美味しかった~~


川せみちゃんを持参して、土曜日はいざ勝浦へ。

初夏の勝浦は白い花の季節。

白バラつるサマースノーはいまや満開。
先週満開だと思ったけれど、まだまだ咲き誇っていた。


そのバラの絡むオベリスクの下に近くの雑貨屋さんで買ったプレートを設置した。

フランス語で「ようこそ わたしの小さな庭へ」 と書いてある。
小さな鳥がお迎えしてくれます。

バラを摘んで家に戻ると、花の間になにやら虫が。


最初チョウかと思ったけれど羽が長い。
トンボかな?と思ったけれど、なんか違うね~
オットに聞いてみるとカゲロウだって。

初めて見ましたカゲロウちゃん。
キミってちょっと地味ね~

バラを活けたところ。


つぼみがたくさんのカシワバアジサイ。

薄いグリーンのつぼみから真っ白い花となる。
重たくなって垂れさがる姿もなかなか風情がある。

お隣の白アジサイ。
つぼみがだんだんに咲いてきて満開になるとまるで真っ白いベール。


ロータス・ブリムストーン。
薄いグリーンから淡い黄色の葉の先には真っ白い小さな花。




他にはサツキが咲き始め。
こっくりとした桃色の花弁がかわいい。


さて、オットはフェンスの続き。
途中、開口部に少しフェンスを繋いだ(ポンプ小屋の後ろの部分)。
茶色い木のところにアーチ、および開き戸を付ける予定。






内側の笹竹をすっかり刈り取ったので、明るくなってよかった。

今回は、草刈りM氏@山形弁さんがキャベツを10個も持って来てくれた。
ありがとう!!
青虫大作戦しなくっちゃね (*^^)v