art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

真冬に少しだけ春の気配

2012-01-29 20:25:46 | maison de campagne ~べっそう~
よいお天気に恵まれた週末。
でも、すっごく寒い~~
これまでの寒さは、この極寒への助走だったんだ。
それが一気にジャンプした感じの寒さでございます。
最低気温は勝浦(の山)ではおそらくマイナス10℃くらいになっているだろう。
とにかく寒いです~~

土曜日、勝浦への途中、市原のラーメン屋まんぷくでお昼。
最近ラーメンと言えばここ。
やっぱりあったかラーメンで暖まりた~い。
オットは野菜たっぷりタンメン。
わたしはオロチョンラーメン。
名前の通り韓国風なのだけど、旨みたっぷりでとてもおいしい。
ご馳走様でした~~

さて、勝浦のセカンドハウスに着きました。
どれもこれも枯れちゃって寂しい限りの庭でちょっとだけ作業。
新しい芽が出てきているミント


カラミンサ


オレガノ


エリゲロンなど
枯れてしまった茎や葉を落とす。
チェリーセージも枯れた茎を切りたいけれど、固くて切れない。
寒くなったし・・・、明日やろうっと。

ポピー、カモミール、ガウラなど種が飛んできて、
しかもこんな真冬でも芽を出しているものも取り除く。
ポピーは、そこらじゅうポピーだらけになるし、


カモミールは去年わたしの顔を真っ赤にするし(たぶん・・・)、
ガウラもまた春に出てくるだろうと想定して。

春の気配もほんの少しだけど。
クリスマスローズに花芽が。
紫と


白。


玄関先のしだれ桃の芽も少しふくらんでいるような・・・。


ロウバイには黄色い小さなつぼみ。かわいい~


こんなに寒くても植物たちは正直なもので、
春の匂いを感じ取りその準備をしてるんだ。

それからだんだんと地力の劣ってきた我が庭に肥料を撒いた。
夏の20センチくらいのミミちゃん(ミミズ)は健在だけど、
そして、それを追いかけるモグラやイノシシくんたちも元気そうだけど、、

どーも植物たちの元気が下降線をたどっているような・・・。
栗も柿も柚子も実がよく成らなかったし、スイセンも今年は咲かない。
3年近く前ここを買ったときに、
前住人のおじいちゃんが置いていった堆肥の山を崩し、
堆肥をそこらじゅうに撒いたが、それもそろそろ力尽きたか・・・。
きっと土の栄養が足りないに違いない。
肥料と苦土石灰を撒いて土の回復を図る。
半分くらいは雑草たちに上げてもいいので、
せめて残り半分くらいは丹精込めて育てた花や果樹に役立ってね。

夕方4時くらいになると外仕事は寒くて寒くて、終了。
リビングで落ち着きほっこりココアで暖まる。

夕飯は。

昔懐かしい具入りのオムレツ(お母さんがよく作ってくれたなぁ)
 トマト きゅうり 貝割れ
アサリのワイン蒸し
いもち
 北海道出身のSちゃんにむか~し教わったジャガイモと片栗粉で作るおもち
 もっちもちで大好き
お豆腐とワカメのお吸い物

ワインは、
あ~~ら、またまた
フランソワ・ラマルシュのブルゴーニュ赤。
先週飲んで冷蔵庫に保管してあったもの。
しばらく室温に置くと甘みも感じられて雑味もなく、とてもおいしかった。
でも先週残っていたものを飲みきって、
部屋に置いてあったラマルシュを追加で開けたら!?
冷蔵庫から出したのより冷たかった;;
冷蔵庫の中よりも部屋の中の方がどーも温度が低かったようです。

そして、次回はいい加減違うワインを持ってこようと思った。
シャルドネか他の赤。

とにかく寒いので、
家の中にある暖房器具を総動員して過ごす勝浦の冬でありました。

さて一夜明け、本当にいいお天気。
でも外はかなり寒い。
それに風が強い。
田舎の家の建具がカタカタ音を立てる。
外の仕事は諦めた。
村人たちの姿もない。
み~んな家の中でまったり過ごしているに違いない。

そうだ!偵察!
草刈りM氏@山形弁さんちに行ってみた。柚子ジャムをお土産にぶら下げて…。
奥さんだけが外で何かごそごそと。
M氏は灯油を買いに出掛けたそうだ。
家の暖房だけでなく、ビニールハウスの暖房にもここらの人たちは灯油を使う。
なのでこの時期、灯油はたくさん必要なのだ。
ふと、池を見ると…。
先々週、コイが脱走しかけた(ただし、コイには脚はありません)ためだろう、
池の縁の上に30センチくらい網が張ってあった。
抜かりないM氏。
一昨年、カメが2匹脱走した池でもある。
カメにしては逃げ足が早いですね~、なーんて呑気なことを言ってたけど、
その時に網を取り付けておけばよかったのにね。
M氏が帰ってきた。
20リットル入りの灯油缶をふたつぶら下げて。
少しの間おしゃべりをして、余りの寒さにかじかみながら家に戻った。
京イモとヤーコンをいただいた、ありがとう。

大きくて立派な京イモをどうやって食べようかなぁ~?
なんて考えながら帰途に着いたのでした。

真冬のワイン

2012-01-23 19:52:40 | vin ~わいん~
夕飯はポトフ。
真冬には、ポトフやシチュー、おでん、豚汁、などなどはヘビロテ。
温かい煮込みはこの季節にはありがたいものです。

鶏手羽元とソーセージに野菜を入れてポトフにしました。

サラダとパンを添えて。
パンは、オットが買ってきてくれたメゾンカイザーのチーズのパン。
大丸東京でここのパンを時々頼んで買ってきてもらいます。

メゾンカイザーのクロワッサンは大好きで、
トースターで温めて超サクサク状態にして、
お相手はなぜかイチゴジャムでないといけません、わたし的には。
なんでイチゴジャムなのか?と訊かれても答えられないのだけど…。
でもでも、今夜はクロワッサンはありません。あしからず。

ワインは…。
プイィ・フュイッセ 2008 白
ドメーヌ コルディエ
¥3,402 大丸東京店 ワインフェスティバルにて購入したもの

色は濃い黄色、香りはとても豊かで、
味わいは芳醇、樽が効いていて力強い。
真冬に飲むにはとても良い、というか真冬に飲むために作られたようなワイン。
クリーム系のシチューにはもっと合いそうです。
余りに力強いので、氷を1片入れてしまった、蛇道かも…。
アルコール度、13.5%だもの。

鶏手羽からよいダシが出て濃厚になったポトフ、
チーズの濃厚なパンにはとても合うワインでした。

雨オトコ ガンバル!

2012-01-22 20:07:56 | maison de campagne ~べっそう~
この週末は雨。
金曜は雪が降ったし、土曜は大寒でもあるし、寒い寒い週末。

ずっと忙しくしていた次男が土日は予定が無いというので、
一昨年のクリスマス以来、
なんと1年ぶりに一緒に勝浦のセカンドハウスに行った。

勝浦に着き、
やっぱり家の中は冷え切っていて、
エアコン、石油ファンヒーター、石油ストーブと、
とりあえず全部あるものを駆使して暖房。

ずっと雨だったし超寒いこともあって庭に出ることもせず、
家の中から外を眺める。
次男は久しぶりだったので、
キウイ棚とか、レンガで作った小道とか、
デッキに据えられたテーブルと椅子も初めて。
『なかなかいいじゃん!』とのこと。
オットの奮闘も報われるね。

土曜の午後は、何をするでもなく、まったりゆるゆると過ごす。
少し散歩に出たオットと次男。
誰か村人に会った?と訊くと、
お向かいさんちのりんたろう@ちょっと気の弱い犬が散歩から帰ったところ、
だそうだ。
人通りも犬通りも車通りも少ない、
大寒の寒い寒い勝浦でした。

さて夕飯。

カレー (男たち)
生タラのソテー
グリーンサラダ 粒マスタードドレッシングで
レンコンのきんぴら  など

ワインは、フランソワ・ラマルシュのブルゴーニュ赤


普段居酒屋で激安ワインに甘んじている次男は、
この赤ワインはおいしかったようだ。
当たり前だいっ!
ラマルシュさんは本当においしいよ!
まっ、居酒屋ワインはワインではないからね…

雨は夜中止むことなく、しかも結構降った。
途中、パラパラとみぞれに変わったようだった。

来る途中で買った新しい電機敷き毛布を、
寒がりではないオットもさすがにその夜は敷いて就寝。
おやすみなさーーーい。

一夜明け…
雨のお陰でそれほど寒くはなかった夜だった。
でも日曜も朝からずっと雨。
こんな雨べったりの週末も珍しい。
果たして次男は雨オトコか?
そうに違いない、
わたしの晴れオンナパワーもかなわないような…。

日曜、何しよう?

…と思って、グダグダしているうちに、
お昼になりお雑煮を食べ、
グダグダしているうちに、
買い物の予定があったのでさっさと勝浦を後にしたのでした。
今回は雨オトコに軍配が上がったようです。

ひと足早い SAKURA

2012-01-16 20:55:48 | vin ~わいん~
スペインのカヴァ。
カヴァというのはスペインで造られるスパークリングワイン。
伝統的な製法、シャンパーニュと同じ製法で造られているコスパ高く良質なワイン。

さてこれは、
女子の好きな少しメタリックでかわいいサーモンピンクのボトル。
しかも、「SAKURA」なんてネーミング。

フラフラと手が伸びカゴの中へ。

イオン幕張店にて ¥2,100

抜栓。
色はかなり濃い。
ちょっとはずしたかな~~。
ロゼはロゼであってほしい。
濃すぎる。
赤の発泡のよう。
桜色を通り越し、赤いバラのような色。

ベリーやチェリーのような味と香り。
もし、もし、わたしに娘がいたら、
こんなチャーミングなスパークリングワインはきっとお似合いだろう。
でも世代がひとつ上がるとちょっとなぁ~~。

決してまずくはないのだけれど、
ストレートな味わいでもう少し奥行きが欲しい…と思わせる。

視覚に訴えかける部分もたぶんに大きい。
これが美しい透明感のある淡いピンクだったら?
もっと美味しく感じるに違いない、わたしだったら。

もし、ブラインドで飲んでいたら?
「SAKURA」の名前をそのまま感じていたに違いない。

要するに、見た目もとても大事!と思わせるワインなのでした。

クラッカーにクリームチーズ、柚子のジャムをのせたものを前菜に。

田舎のささやかな楽しみ あれこれ

2012-01-15 20:51:12 | maison de campagne ~べっそう~
ここのところ寒く乾燥した日々が続いている。
さぞかし勝浦も寒かろう~~と、
週末のお決まりの滞在先、勝浦セカンドハウスへ向かった。

案の定、庭は乾燥しきって植物たちもあまり元気なさげだ。
おまけに日陰のところは夜に降りた霜がまだ解けきっていない感じ。
さっそく水撒き。
夕方になるとかえって凍ってしまうので、昼間の暖かいうちに。

あれっ、古い切り株の裏に回ってみると・・・
巨大モグラ(たぶん)が掘ったあとのこれまた巨大な土の山。


それが、点々と続いている。

土の中はあったかいんだろうな、だからこんなに元気に活動できるんだモグちゃんたち。

キウイ棚のところまで行ってみると・・・
ここでは、はっきりと何者かの足跡が。




何だろう?四つ足の動物ではなくて、鳥のような細い足跡だ。
だけど、地面を歩いている様子だから鳥ではないのかな?

ナゾだ~~、誰だ~~?

キウイか?

なんちゃって!
 
先週は、アメリカンボーイのZ君が久しぶりに来てくれたけれど、
どうも人間ではないお客様もいらしたようです。

庭の奥では菜の花が成長中。
大きな葉っぱの中を覗くと、真ん中にちょこりんと菜花が咲いていた。



土曜日の夕方、御宿にある鶏卵牧場というところに行ってみた。
先週、同じく週末別荘仲間のTさんからの情報。
着いたのはちょうど4時、ここが終わるのも4時だったのだけど、
親切に「まだいいですよ~」とスタッフの方に声を掛けていただいた。
ちょっとした田舎のギャラリーのようになっている。
さまざまなワークショップのようなこともやっているようだ。

大きな一枚板がたくさん。
テーブルやカウンターなどの天板に使えそう。
手作りの陶器、つるで編んだかご、七宝焼きのアクセサリーなど。
そして野菜はもちろん、
ありました、ありました、卵、そしてマヨネーズ。

大きな丸いダイコン100円から値下がりして50円(安っ)、
卵10個で500円、マヨネーズ500円、キウイジャム380円、
そしてかわいい七宝焼きのコーヒーカップの形のブローチ600円を買った。


家に帰ってさっそくダイコンをスライスしてマヨネーズに付けて食べてみた。
マヨネーズは割合に固めでしっかりと、でも色は白っぽく味わいあっさりめだ。
自然の味で添加物のよけいな香りや味がないので本当においしかった。
ただし1キロ入りなので、半分くらいのがないかな?
ちなみにダイコンは勝浦の我がお向かいさんの作った野菜だった。
ここのところ、マイナス7度とか8度の日が続き、野菜ができないらしい。
そんなご苦労を思いつつ、ダイコンを口に運んだ。
甘くておいしいダイコンだった。
これが50円とは何だか申し訳無いような気持ちになる。

そう言えば、去年の冬のこと、草刈りM氏@山形弁さんは、
『今朝方は、は~、マイナス5度まで下がっだよ~、
 一番の寒さだっぺよ~』なんておっしゃっていたもの。
このところの寒さは最低気温更新か?

そうそう、ほかにも冬の寒さを象徴するものは?
オリーブイオイルが固まってしまうこと。
マンション暮らしではまず経験できないこと。
去年まではそれほど固まった感はなかったのだけど、
この冬は12月からオリーブオイルは固まり気味。
先週、まだ液体だった部分を使用、
今回使おうとしたらほとんど固まっていて5滴ほどしか出てこない。
で、サラダオイルを使用。
やっぱり今年の冬は特に寒いんだ~、と実感。
そう言えば松山の実家でもオリーブオイルが固まってたな。
やはり南にあっても戸建の家は寒いのだ。

本場イタリアの北の地方はどうしてるんでしょうね?
アルプスあたり。
北の地方はバターなのかしら?
オリーブの産地ではないものね。

土曜の夕飯は?



豚の野菜巻き(ゆでたニンジンと買ってきたダイコンを生で巻いてみた
       シャキシャキとおいしかった)
長いものソテー
アサリのワイン蒸し
レタスともやしとベーコンのサラダ
スティック野菜(キュウリ、ダイコン + 甘味噌、マヨネーズ)

ワインは、フィリップ・シャビー シャルドネ
色も濃くまったりとした樽の効いた力強いシャルドネ。
樽使いが上品でとても深い味わいの白ワイン。
買ってきた卵を使おうと思っていたのに、
そして、さっきのことなのに、
年のせいかすっかり忘れてしまっていた。あらら・・・
明日、卵焼きでもしてみましょう。

さて、またもや風呂場の洗い場に電気ストーブ、
風呂場の窓には空気の出入りを防ぐ断熱用の発泡スチロール、
布団の中は、敷き毛布掛け毛布に電気敷毛布に湯たんぽと、
万全な寒さ対策にて、
暖かいはずだったのに本当は暖かくなかった(!?)房総半島の冬は更けて行くのです。

日曜は、特に庭仕事もないので散歩しようか~と外に出てみた。
フラフラと前述のTさん宅のほうに坂を上がってみた。
車が見当たらなかったのでいらっしゃらないだろうと思ったらのろしが上がっている
車は奥のほうに停めてあり、バーベキュー用のレンガの囲いで焚き火中だった。
ご夫婦とも気さくな方で、どうぞどうぞとすすめられ、
デッキに据えられたログハウス材で作られたテーブルでしばしおしゃべり。
南に面して(デッキというのはほとんどそうだけど)作られたデッキからの眺めがとてもいい。
両脇に大きな木が茂っているのだけど、南側には何もなく青空が広がっている。
少し高台になっているのでまず人の姿はなく車も通らない。
坂道を登るとそこだけパッと開ける平らな空間だ。
我が家は小さいながらも軽トラ行き交うこの辺りのメインストリート(!?)なので、
ごく近くでもそこら辺の環境がちと違うんだな~。
今は季節的に木や草は枯れてしまっているけれど、
春から秋にかけてはさぞかしいい景色だろうと想像できる。
じっくりとお話したのは初めてだったので出していただいたお茶とお菓子をお供に話は弾んで、
 先週差し上げた柚子ジャムをクラッカーにのせたものも。
 甘辛でおいしいんですよ~、とご主人。
 こんな食べ方もあるんだ~、とわたし。
12時のサイレンもとっくに過ぎ気が付けば1時。
T氏は野菜作りに専念しており、我がオットは野菜作りには興味なくもっぱらDIYの人。
それぞれに興味は違うけれど、
忙しい日常を離れ、頭の中を無にして身を置く場所があるのは幸せだ。
・・・という結論だったかな。
週末別荘仲間として末永くお付き合いいただきたいものです。

毎回勝浦に来ると何か新しい出会いや発見があるのだけど、
そんなことも楽しみつつ今年も田舎暮らしできればいいな、と思う。

ニホンゴテキエイゴって ムズカシイネェ~

2012-01-08 20:53:51 | maison de campagne ~べっそう~
週末、2週間ぶりに勝浦のセカンドハウスへ。
実は親戚が遊びに来るというので張り切って準備をした。
義兄の家族と義母、そして姪のボーイフレンド@アメリカンボーイZ君。
Z君が勝浦に来るのはもはや3回目。超遠距離恋愛続行中。

土曜日のランチタイム、みなが到着。
魚介とジャガイモのブイヤベース風煮込みやサラダなどでランチ。
持ってきてもらったケーキをデザートに食べてお腹いっぱい。

で、腹ごなしにそこらをお散歩。
といえば、やっぱり草刈りM氏@山形弁さんち方面へ。
草刈りM氏は、自分ちに作ってある小さな池から大きな大きなコイが飛びだしたらしく、
泥だらけのコイをきれいにして池に戻したところだった。
コイは60センチはあろうかという大物で、
池の短い方の幅より大きいくらい。
窮屈でちょっと可哀そうかなぁ?
そのうち食べられちゃうよ。
前日は、M氏、近くの川で獲ったコイを食べたらしいもの。
お前もいずれM氏のお腹の中だよ。
今のうちせいぜいエサを食べて大きくおなり!?
お年賀に柚子ジャムとお菓子を差し上げた。

それからぐるっとひと回りして、またもや近くの柚子の木から柚子をいただいた。
そろそろ実が柔らかくなり柚子の時期もお終い。
ジャムを作るのも今のうち、ガンバラなくっちゃ。

家に戻ってまたみんなでおしゃべり。
Z君は大学で日本語も勉強中。
以前より少し話せるようになり、
『こんにちは』
『ありがと』
『さよなら』
『いただきまーす』
など、あいさつはもちろん、簡単な単語や会話は話せるようになった。

最近、大学で『マクドナルド』を習ったらしい!?
英語で耳に入ってくる発音は『マクダーノ』と聞こえる。
『マクドナルド』と発音するのはとても難しいみたいで、
Z君、何回も練習するが、
『マ ク ド ナ … … ル … ド』
どうしても最後の『ルド』ができない。つっかえる。
四苦八苦しているZ君がかわいくて、
英語の発音、悪いねーーー???
とか言いながらひやかす我々日本人。
姪は、日本語は子音すべてに母音をくっつくから、そこが難しいのよと言う。
その通りだね。

逆に『ドナルド』というのは、
Z君に発音してもらうと『ドナードゥ』に聞こえる。
わたしたち日本人には『ドナルド』で定着している分、発音が難しい。

ニホンゴテキエイゴもムズカシイけれど、
ニホンゴテキエイゴにすっかり慣れている日本人にホンモノエイゴはもっとムズカシイね。
ニホンゴテキエイゴを頭からデリートしないと本当の発音はできそうもありません。
水は『ワラ』、スイカは『ワラメロ』って言わないと通じないもんね。

その後、姪とZ君は花札をし始めた。
4枚一組の絵は覚えやすいのもあるけれど、
アメなんてみな違っていて難しいのにZ君よく覚えている。

いわゆる普通のアメリカ人の男の子のイメージはあまりなく、
どちらかというと大人しく思慮深い雰囲気の彼に、
こちら日本人サイドも違和感なく、親戚の男の子みたいな感覚で接することができる。

それから夕飯も一緒に食べて、さんざんおしゃべりもし、
彼らは戻っていったのでした。

翌、日曜日。

草刈りM氏から、りんごと奥さん作のお漬物をいただいた。

それから、近くの、やはり週末別荘の方のところに顔を出した。
以前、柚子のジャムを教えて、と言われていたので作品?をひと瓶かかえて。
奥さんがいらしてしばらくおしゃべり。
最近収獲したらしいハスイモと夏ミカンをいただいて、
ここいらでは当たり前の物々交換を成立させて家に戻ったのでした。
でも、だいたい「エビでタイを釣る」割合多し。
ありがとう、みなさん!

今年初の勝浦も、気のいい周りの方たちとたくさんの収穫物に囲まれ、
また一年ここで楽しく週末を過ごせれば、と思ったのであります。

年始のお買いもの & ワイン

2012-01-04 21:50:31 | vin ~わいん~
暮れからお正月は実家のある松山で過ごした。
高齢な母とふたり、久しぶりに親子水いらずで…。

2日は百貨店の初売り。
9時半の開店と同時に入ろうって意気込んで行ったにもかかわらず、
百貨店手前の道路ですでに渋滞。
店に入れたのは10数分後。

えっ、でもでも、もう帰ってる人がいるよ。
大きな福袋をたくさん抱えて、なんだかうれしそう。
そっかーーーーー、福袋目当てで早くから駆け付けてたんだな。

服などの福袋は、すべてがお気に入りストレートとは限らないから買わないんだけど、
この百貨店で年の初めに必ず立ち寄る(=買う)のは、
神戸発のお菓子屋さんケーニヒス・クローネの福袋。
今年は3種類もあり少々迷ったのだけど、
真ん中のサイズのコレ。



丸ごと栗入りの小さいホールのチョコレートケーキ、
たくさんのプチな焼き菓子、
女子のおべんとう入れにちょうど良いサイズのちっちゃなかわいい袋、
そしてそれらすべてが入っているバッグ。
柄は、
白黒チェック柄の地模様の上に、
ケーニヒス・クローネのいつものモノクロの街角風景の写真がコラージュされ、
ケーニヒス・クローネのロゴがブルーでランダムに散りばめられている、
これまでにはないおしゃれ感。
天にはファスナー。
底には別にマチが張られていて丁寧な作り。
外側と内側にもポケット。
取っ手と内袋は茶に近い赤。

これらすべてで3,150円はお買い得。

他では決して売っていないレアな感じとデザインのおしゃれ感。
ちょっとしたお出かけに大いに活躍してくれそうな素敵なバッグです。


そして、短い帰省も終わり千葉へ戻る。
家で待っていたのは、
オットが仕入れてきたドォーツのヴィンテージロゼ。


おっほっほっほっほっ…
もう、笑うしかありません。
暮れのビルカールサルモン、モエ・エ・シャンドン、
そしてこのドォーツ。
シャンパーニュ三昧ですもの…。
このドォーツは初めてなのだけど、
ロゼにしては骨格がはっきりとエッジの効いた男っぽい味わい、
やはりヴィンテージものだからでしょうか。
赤ワインで煮込んだお肉などにも合いそうな懐深いシャンパーニュ。
でもでも、その夜はあっさりお刺身とともにお腹の中に、
でもしっかりとおさまってくれたのでした。

こんな幸せなシャンパーニュ、
今年はたくさん飲めますように!!