art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

いよいよ花の季節

2012-04-21 21:47:37 | maison de campagne ~べっそう~
今回は日帰りで勝浦に行き、覚書程度で庭の様子を記録。

まず家の敷地の角のしだれ桃。
満開を過ぎたけれど、花期が長くまだまだすばらしい姿。
まぶたに焼き付けておこう。






外の道から出窓下の庭を。


そして出窓の真下は?

リシマキアの黄色い海の中にジギタリスやアスチルベ(まだ葉っぱ)、白いパンジー。
オブジェで置いた鉢がなんだかいい雰囲気。

サンルーム前のチューリップはじめ球根植物が咲き乱れる花壇。


黄色のチューリップが満開。


アイリスも。




その向こうのハーブガーデンは。

ちょっとさみしいけれど、
ミント、オレガノ、ラムズイヤーなどがだんだん育ってきました。

モッコウバラのアーチ。


向こうにピンクのアジュガ もも子 が見えます。


こんな風にアジュガ もも子 もようやく咲き始めた。


こちらはスタンダードな紫のアジュガ。


その右側、栗の木の下は。

ちなみに栗の木の向こうの赤いパンジーはとても強くよく殖えるので、
今日、庭のあちらこちらに移植した。

クリスマスローズも満開。


そらまめ(形の)花壇。

リシマキアの黄色とヘビイチゴの黄色い花にブルーのベロニカ、キャットミント、
薄いブルーとピンクのシバザクラとカラフル。
タイムがわんさかと殖えボンバー状態、レンガからこぼれそう。

グミには小さな白い花。こんな清楚な花が真っ赤な実になるなんて。


花の咲いたユーフォルビアプルプレア。目玉みたいな超個性的花。


ギボウシ 寒河江。

斑入りの葉が美しい。

つぼみが付き、スタンバイ状態の方々。

モッコウバラ。


コデマリ。


オオデマリ。


ミヤコワスレ。


これからが花の庭を一番楽しめる季節。GWは大いに楽しむぞ!

あっ、花だけじゃなくて、
今日は、ミニトマト、ナス、トウガラシ、ズッキーニなどの苗も植えました。
あ~、忙しかった、オツカレ!!

白い器と白いワイン

2012-04-19 16:18:58 | vin ~わいん~
今日の朝はドキッ!!
スーパーのチラシに掲載されていたリチャード・ジノリのプレート。
ベッキオホワイト(直径21.5cm)が、定価¥4,200のところ、70%オフの1枚¥1,280。
しかもそのスーパーのセール期間で住居関連商品が10%オフなので、1枚¥1,152。
思わず4枚買ってしまった。




同じくジノリのローズブルーの25cmくらいのプレートと20cmほどの深皿を持っていて、
両方ともレリーフとブルーの花の絵柄が施されている。
特に大きいプレートの方はベッキオホワイトと同じレリーフなので、
同じテーブルに乗せるとバッチリ!だね。

ベッキオホワイトは薄手でレリーフが繊細な感じ。
たとえば唐揚げやトンカツを盛っても、
おしゃれ感を増し、お味も50%くらいアップするんじゃないかなーーー
と、我が家でたったひとりの女子はつぶやくのであります。

最近開けたワイン。


プイィ・フュイッセ ラ・ロシュ 2009
ヴェルジェ 
¥2,720 大丸東京

プイィ・フュイッセは、好きな銘柄。
いつもは、ドメーヌ・コルディエのものなんだけど、
最近オットが買ってきたもの。

ブルゴーニュでも南の方なので凝縮感あり。
色も結構濃い。
酸も穏やかでこっくりととてもおいしい白ワインでした。

まるで花祭り

2012-04-16 09:04:12 | maison de campagne ~べっそう~
今の日本には、土曜日雨オトコ・雨オンナがワンサカいるみたい。
先々週はまれに見るすこぶるよいお天気の土曜日だったけれど、
先週末はまたいつもの雨にもどったような、
しかも寒くて結構な雨の土曜日となった。

勝浦のセカンドハウスに着いて、
まず目に入ったのはほとんど満開の玄関前のしだれ桃。





『うわ~~、綺麗~~~!』っていうのと、
『あら~~、ザンネン~~』という気持ちが同時に胸に湧いた。
本当はもう少し踏ん張って、満開は2週間後にして欲しかった、
というのも、松山から実家の母が来るから・・・。
美しい満開のしだれ桃を見せてあげられると思ってたのに。
このエリアも(庭のほとんどのエリアがそうだけど)、
茫々に伸びた雑草を抜き、土を入れたり肥料を撒いたり、
地面をきれいにしたせいか、年々花付きがよくなってきた。
去年は花の間から空が見えて、ちょいスカスカだったような。
今年は花のぼんぼりのようにまばゆいばかりに満開だ。

しだれ桃の幹元のハナニラも殖えてこれも満開。
そのお隣のスノーフレークもたくさん咲いた。

サンルーム前の花壇は?

いよいよチューリップが咲き始めた。
赤、ピンク、黄色、白、とりどりの花が咲き始めて、
スイセン、スノーフレーク、ノースポールなどの白い花に囲まれてとてもかわいい!
間にはナデシコとかビオラが色を添える。
これぞ4月の庭。
チューリップのつぼみを真上から見ると三角形で、
つぼみ自体は三角錐なのね、新発見!


リシマキア・ヌンムラリアオーレア。
冬の間、褐色に色づいていたけれど、
いよいよ本領を発揮して真黄色に色づいてきた。
まだ咲いているレンギョウなどともに、黄色は春の色ね。
見ているだけでパワーをもらえる。

そんなリシマキアを敷き詰めたようになっている栗の木の下。
花期の長いクリスマスローズやベイビーブルーのネモフィラなどと、
このエリアは庭の中でもわたしのお気に入りのエリア。
他にもシバザクラも咲き始めていて、
コデマリもこれからかわいい手毬状の花を付ける。
それこそGW中は一番の見頃。
楽しみだね~~

庭のあちらこちらにあるギボウシ。
今は一番の成長期で、来るたびにぐんぐん伸びる。

写真もいいけれど、
今回はスマホで動画を撮って母に見せてあげようっと!!

しだれ桃には、ももいろメルローでしょ!

と、わたしの中ではベストなコラボとなっている。
今年も用意しました、メルシャンのももいろメルロー。
国産ワインの中でもメルシャンはわたしのお気に入りで、
甲州もさっぱりとして和食に合い好きなワイン。

ので、夕食にはこのももいろメルロー。
メニューは鶏のトマト煮
トマトのほのかな酸味と甘みがロゼワインにとってもマリアージュ!

一夜明け、昨日の雨から一転、快晴!!

さっそく庭の探索。

トゲだけになり死んだ振りをしていた(!?)山椒。
先週まで芽吹きの気配なんてなかったのに、
だからてっきり死んじゃった!と思ってたのに、
たったの1週間でもりもりっと新芽が出ていた。
タケノコとの炊き合わせなどにちょこっとのせるといい感じ。
あとで近所のオジサンからタケノコをいただいたので、
さっそく使えるわ~、うれしいな~

シバザクラ、ベロニカオックスフォードブルー、など小花が咲き始め、
各種ギボウシやアスチルベなども葉が出始め、

左がアスチルベ 右はジギタリス


ヘンリーヅタや各種アジサイにも新芽が出始めた。
うれしい春の植物の成長だ。

それから先週畝を整えた畑に肥料を撒いてから、種まきと苗植え。

☆種まき
 セージ ミックスリーフ バジル

☆苗植え
 ピーマン オレンジパプリカ キュウリ

☆ついでに、うちで芽が出始めたジャガイモがあったので
 埋めておいた。
 こんなんでいいのかなぁ? うまくできますように!

そ~んなままごとみたいなことをごそごそやってると、
後方から誰かオジサンの声。
『タケノコ、食っかーーー?』
『食べる、食べる(もんねー)!!』と自分の声が条件反射で即答。
我ながら食べ物に対する反射はまだ衰えてないみたい。

振り返るとそこには見知らぬオジサンが。
といっても、すぐ側の畑を作っている方なので見たことはあるんだろうけど、
マジマジとお顔を拝見したことはないのでわからないだけ。

畑の裏の竹林でタケノコ堀りをしてらっしゃったのだ。
自らクワをふるって数本採ってもらった。
『ホラ、こんなに頭がちょっと出てるのを掘るんだーー』
『先っぽが向いてる方にクワを入れるんだーー』
『ちっちゃいのは、そのまま茹でて味噌を入れて味噌汁にするんだーー』
『でかいやつの根っこの方は、湯がかないでそのまま天ぷらにするとうめーーよーーー』

などと、掘り方とか食べ方のアドバイスをいただきながら、
掘り方を教わったオットも数本がっつんと掘り、
大小取り合わせて6、7本もいただいちゃった。
ありがとう、オジサン!!

ここらには、おもしろオジサンが不意に突然出没するけれど、
このオジサンもそんな方々のおひとりです。

去年は不作でほとんどタケノコを貰わなかったんだけれど、
どーも今年はタケノコ豊作のよう。うっしっし。

さっそく、タケノコ用に置いてある保温鍋シャトルシェフで湯がいて、
(これは沸騰後20分茹で、あとは保温しておけばやわらなくなるっていう優れもの
 残念ながら去年はタケノコ不作に付き出番がなかった。)
しっかりお昼にはお味噌汁にしていただいたのでした。
オジサンがおっしゃったとおり、えぐみもなくとてもおいしかったよ。
帰ってから、生で置いておいた根っこのところを天ぷらにしよっと。

午後は雑草と格闘し、
ここはこんな風にしたいね、とかオットと相談。

帰りにはスイセン、チューリップ、スノーフレークなどを生け花用に刈り取って、
ついでにしだれ桃も数本折りとり、
スイセンの香りをムンムン嗅ぎながら帰途に着いたのでした。

1年後には?

2012-04-12 18:29:17 | vin ~わいん~
世紀は変わり、21世紀となりました。
もちろん、ワイン!!

ただいま大丸東京店で開催中の、ワインのフェスティバル。
初日、オットが買ってきました。

右)ボーヌ レ・ゼプノー 1級  2000 赤(ピノ・ノワール)
   ドメーヌ パラン
   ¥4,315

左)プイィ フュイッセ 2008 白(シャルドネ)
  ドメーヌ コルディエ
  ¥3,402

2000年のワインなんてよ~くあったわね!

前回の1999年パランのラドワからたった1年進んだだけなのに、
字面を見ると10年くらい進んだような印象。
人間の感覚っていい加減だね。

ボーヌの1級畑のワインなので、
これもまた期待大。
すでに12年経過、早く飲まなくっちゃね。

プイィ フュイッセの方はわたしたちのお気に入りで、
このイベントのたびに購入するワイン。
この円高、ユーロ安なのに、
お値段がまったく変わらないのはなぜ?

前世期のワインって?

2012-04-10 07:53:25 | vin ~わいん~
安ワインに甘んじていた日々。
それでも満足満足、と舌とお腹を満たしていたけれども、
久しぶりに高級ワインを開けました。

ラドワ 1999
ドメーヌ パラン

そう、パランと言えばいつも普通のブルゴーニュ赤。
これで満足だったの。

(壊れた)セラーを覗くと、
あ~ら、1999年ものがあるわ!
今となっては久しくなってしまった前世期。
我が家最古のワインであります。
早くいただかなくては。
セラーも壊れちゃったし。

ブルゴーニュは、ラドワ・セリニー村の赤ワイン。

抜栓。
色は茶色に近い赤。
ブルの熟成感漂う。

お味は?

パランのブル赤はもっとくっきりとエッジの効いた感じだけど、
さすが前世期ものは違います。
甘くまろやか~~
人が年齢とともに丸く穏やかになるように、
ワインも角が取れてとても美味しく秀逸なワインとなるのです。

ピカピカの春

2012-04-09 15:13:56 | vin ~わいん~
この土日は、暖かく雨もなく、ついでに桜の花が満開。
待ちに待っていた春爛漫の週末となった。

とっとこ、心勇んで勝浦のセカンドハウスにやってきた。
オットの腰の状態もだいぶよくなりひと安心。

玄関側から庭を見てみましょ!
しだれ桃のつぼみがふくらみ今にも咲きそう。
でも確かこの子は、咲くと見せかけてなかなか咲かなかったような。
毎年4月の末が満開だったような気がする。
週末ごとにつぼみがふくらむのを楽しみにしましょう。

そしてそのしだれ桃の幹の元にはハナニラ。

可憐な薄い紫の花びら。
ちょうどこの春でこのセカンドハウスを持って丸3年なんだけど、
年々このハナニラの数が増えているような気がする。
折り取ってみると、名前の通りやっぱりニラ臭。
でもとってもかわいいからちっちゃなグラスに活けてみた。


先週からちょっと進んで、
ユーフォルビアプルプレアが今にも咲きそう。

この濃い葉の色から想像できないくらい鮮やかな黄色の花が咲く。
先っぽがちょっと黄色がかってきた。

サンルーム前の楕円形の花壇は?
チューリップたちはまだつぼみ状態でなかなか咲きそうもない。
スイセンたちは、先週の黄色のラッパスイセンに続き、
今回は白のラッパが開花。
繊細な花びらがまるでレースのようで美しい。


小さな白いスイセンも花盛り。
もりもりっと咲くその姿は、花嫁のベールのよう。


スノーフレークは咲き始めたところ。
少しうつむき加減の花がとってもかわいい。

清楚で可憐な白い花たち。


ナデシコには濃い赤の花が。


その向こうのハーブガーデン。
ミントやオレガノ、ラムズイヤーたちが芽吹いてきた。
まだまだこのガーデンは殺風景だけど、
春はハーブの成長期なのでとても楽しみ。
先週植えた、料理に役立つイタリアンパセリやコモンセージも
大きくなりますように。

庭の真ん中のソラマメ(の形の)花壇。
ベロニカオックスフォードブルーが冬の寒さにも耐え、
匍匐前進でたくさん殖えた。
濃いブルーの小さな花が鮮やか。
こんなに殖えるんだったらもっと増殖しようと、
日曜の帰り際にあちこちに株分けした。
ベロニカはマンハッタンブルーも元気に冬越ししたので、
こちらも殖やそうと思う。
ありがたい宿根草。

キャットミントもこの1週間で成長。


庭の奥のキウイ棚に続く小道に沿って植えたチューリップとムスカリ。



先週はまだ固いつぼみだったのに、
黄色のチューリップは一番きれいな時を過ぎてしまったようです。
花びらがちょっと開きかけ。
花期の短いものは、どんぴしゃ(わたしたちの行く)週末が見ごろ、
というわけにはなかなか行かないのだけど、
何も花のないこの奥に鮮やかな色が遊ぶ。

果樹園!?は?
ユスラウメに花が。
ブルーベリーもつぼみふくらむ。
さてさて、ちゃんと実を付けてくれるかな?

レモン、カボス、スダチの柑橘類は、
冬の寒さと霜のせいでどうも元気がなく、ダメかも?


さて、日曜はピッカピカの上天気!
朝から散歩に出かけてみた。
奥の方のビニールハウスで誰かが仕事中。
覗いてみると?
オジサンがひとりお仕事中。
少し話をすると、
ここの下の方に住んでらっしゃる方で、
この辺りでは専業農家は自分ちだけだ、っておっしゃった。
野菜とかハーブなんかを作っている。
そして、我が家の敷地の隣のビニールハウスは、
この方の息子さんがやってらっしゃるとのこと。
あ~ら、ご縁があったのね。
我が家のリフォームをやってもらった工務店のおっちゃんは、
学校の同級生だっておっしゃるし。

このハウスの横には見事な桃の木が。
鮮やかな濃いピンクがきれい。


ここからぐるっとまた竹藪の方に散歩。
そしてそこからちょっと引き返すと、
何やら畑で作業する丸っこい姿のお方が。
そう、草刈りM氏@山形弁さんじゃありませんか。
ずっと御無沙汰だったのでほとんど1ヶ月ぶり。
いずこも同じ、雑草取りに励んでらっしゃいます。
『先週、イノシシを見たんですよ~』
と、ちょっと自慢げに話しかけると、
おっ、こいづらに先を越された…みたいな視線。
『おらぁ、まだ見たごとねぇもんなぁ』ってちょっとうらやましそう?悔しそう?
わたしたちの鼻も3ミリくらい高くなったかも…。
被害にはあっても実物にはなかなかお目にかかれないみたい。

一緒にM氏の家の方にもどり、しばしおしゃべり。
家の温室では、ひと月ほど前に見たオレンジ色のクンシランが満開。
とても豪華で素晴らしい存在感。
その向こうにはクリーム色のクンシランも。
こうして温室があると、
南の植物も育てられて楽しい。
庭のハウスにはナス、トウガラシ、パプリカなどたくさんの野菜苗が、
ちっちゃなポットで成長中。
結構マメでこんな細かい作業も難なくこなすM氏。
人は見かけによらないよね~。
散歩に行っていたちゅーすけ@パグ犬も奥さんと帰ってきた。
最初はさんざん吠えられたわたしたちなんだけど、
いつもいつも顔を合わせているうちにすっかりなついた。
暖かい日差しにくるまれるような日曜のひとときだった。
奥さんにゆでたタケノコをいただいた。
今年の初物、ありがとう! 
タケノコのお寿司でも作りましょう。

さあ、今年はもっとがんばる予定の野菜作り。
オットもわたしも腰を痛めて、
せっかく買ってきた堆肥もなかなか撒けなかったのだけど、
今回はできそうだったのでふたりで撒いた。
今までニラが1畝と別に1畝だったのだけど、今年は4畝に増やした。
まっっ、しょぼいのなんの~~ですが。
M氏にご教授いただいて、今年はがんばろーーー!

春が来た 追記あり これも春だね~♪

2012-04-02 09:36:27 | maison de campagne ~べっそう~
3週間ぶりに勝浦のセカンドハウスにきた。
主が不在で手入れも何もしていなかったのに、
季節は正直、
ちゃんと春もやって来てくれていた。

庭には黄色や白、ピンク、紫、さまざまな色の花が咲いていた。
でも一番目を引くのは黄色で、花木の淡いピンクが早春の香りを運ぶ。

でも、土曜日はあいにくの雨。しかも大風。
久しぶりの庭をじっくりと眺めたいのに、
横殴りの雨の中、傘を差して取りあえずぐるっと一周。

3本あるレンギョウ。
どれもまだまだ小さな株だけど、ほとんど満開。
鮮やかな黄色がきれい。


10数株あるクリスマスローズ。
小さいものはまだ花を付けていないけれど、
大株に育ったものは白、紫、ピンクとさまざまな色の花。


玄関側の、午後には陰になるところ。
深いグリーンに濃い紫が混ざったような葉色の個性的なユーフォルビアプルプレア
(3株あるうちでここのユーフォルビアが一番立派に育ってるのはなぜ?
 と、いつも思うんだけど・・・)
と少し種類の違うクリスマスローズがなんだかいいコンビネーション。


黄色のラッパスイセン。
前回まで咲きそうな気配はまったくなかったのに今が満開。
こぼれんばかりに。


小さな白いスイセンは咲き始めたところみたい。


赤い原種系のチューリップ。
1輪だけ咲いた。
原種系は園芸品種よりも開花が早いみたい。


さて、庭の奥に行ってみると・・・。

つぼみだったスイセン。
黄色の八重咲き。豪華。
こんなのここにあったっけ?というほど地味な場所なんだけど、
健気です。


開花の遅れていたウメがやっと咲き始めたところ。
アップにすると…。
もうおばあちゃん梅子ちゃんだから花付き悪し。
でも、こうして一生懸命咲く姿はなんだか感動もの。




サクラ。
種類が何なのかわからないのだけれど、
ウメより早く開花したようでそろそろ満開。
とてもいい香りがする。
これまでそんなに咲かなかったのに今年はこれでも最高の花付き。


そんな木々の足元にはたくさんの菜の花。
これはハナユズの木の下。
飾ってもよし、つぼみは十分食べられるのでさっそく夕飯に。


前住人のおじいちゃんの置き土産のひとつの火鉢に活けてみました。
サクラと菜の花。
今の時期だけのスペシャル感いっぱいの取り合わせ。




水に浸かってしまうサクラの花はもったいないので、
枝の下の部分の花を切り取って小さなグラスに入れてみました。
かわいいね~~。


夕飯は、
鶏のバルサミコ風味のソテー
ニンジンのタラコ炒め  など

ワインは、飲みかけだったパランのブルゴーニュ赤。


一夜明け、日曜は少し曇りがちだったけれど、
風もやみ、少し寒くなるという予報にしては暖かくなった。
朝、5時過ぎに目が覚めると、
カラスの鳴き声に続き、ウグイスが甲高い声で鳴いている。
続いてヤマバト。
あ~~、田舎感満載だ~~
ゆったりと田舎感に包まれまた8時過ぎまで寝てしまったのでした。

さてさて、持って行った苗を植えなくっちゃ。
庭のあちこちに植えまくり。

クリスマスローズがたくさん咲いた栗の木の下にはネモフィラ。
クリスマスローズの花期が終わってもまだまだ咲いてくれるでしょう。


玄関の出窓の下には、ぐんぐん育ったアイビーの合間にオダマキがこぼれ種で4株もあった。
これも他のところに植え替え。


それから庭をじっくり観察してみると…。

これはギボウシの芽。
たっくさん、ちっちゃくかわいい芽が出てきた。


アジュガもも子。
もも子…というのは商品名。
名前の通り、かわいいピンクの花を付けるのだけど、
花芽が上がってきました、先っぽがピンク。
頬を染めた少女みたい。


ベロニカオックスフォードブルー。

葉は冬の間紅葉(!?)して褐色がかっているのだけれど、
寒~い冬にもしっかり耐えて花を咲かせた。
オオイヌノフグリに似たブルーのちっちゃい花。

これはどんどん匍匐して増えるのでとても有難い宿根草。


ムスカリは花芽が出たばかりで、
株の根元にくっつくような感じ。窮屈そう。だいじょうぶ?
これからにゅーっと伸びるのかな?


各種スイセン、菜の花など活けるのに使う花を取り、
食用に菜花も収穫し、近所にあったつくしも収穫。

いよいよ忙しい春の始まりとなったのでした。

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◆◆◆ 追記 ◆◆◆

そう、これを書かなくっちゃ意味がないんだなぁ~~

オットが腰が痛いというので帰りの運転はへたっぴぃなワタクシ。

我が家からくねくね山を下っていると…

数メートル先の道をダーって横切ったのはイノシシ。
思わずブレーキ。徐行走行。
するとっ
またもや、ひと回り小さなイノシシ。
イノシシのご夫婦かな?
春の訪れとともに、彼らも仲良く。
ちなみに、続くであろうと一瞬思ったウリボウは現れず。
2頭は思ったより小さくずんぐりしていたような。

とにかく、ひと目見てみたいと願っていたことが叶ったのだ。
「やっと会えたね」…とは、どなたかのプロポーズの言葉だったかしら?

ご近所さんたちから、さんざんイノシシの被害を聞いていたし、
実際、勝浦の我が庭にもイノシシくんの足跡やら穴やらあったもんね。

出会ったところは村人から、ここに獣(けもの)道がある、
と、まさに聞いていたところ。

でも、例えば散歩中にこんな出会いがあったら怖いだろうな~って。
猪突猛進でたまたま激突したら、
ショック死(当然ワタクシが)しそうな勢いでしたもん。
サファリパークよろしく、車中から見てるくらいがいいのね。