art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

や~っと 整いました~~!!

2010-12-31 10:01:34 | Bon Chic Bon Genre ~おしゃれにくらす~
ああ~、間にあった~、よかった~~~

モチーフを繋げて作ったマルチカバー。150×120センチ。
取りかかったのが11月30日。
年内にできればいいな~、と軽~く考えていたのだけれど。


昨年買った編み物の本。
表紙に掲載されていたこの作品に惹きつけられるように買った。
たくさんの色を使っているにもかかわらずどこか品があって、
写真のバックにある背景と絶妙にマッチしたレトロな雰囲気が何とも素敵だ!
勝浦のソファに掛けるのにぴったりじゃないかと思った。
出窓の下にスモーキーなグリーンのソファ、木の床。
表紙と勝浦の家とシチュエーションがまるで同じだ。
と、妄想を大きくした。


でも余りにも大作過ぎるので、
実際にこれまで作ったのはちっちゃいバッグやポットカバーの小品ばかり。
この秋になって、何か頑張れることしよーーーと気持ちが盛り上がり、
いざユザワヤへ。
ちょっと心臓がバクバクするくらいの量の毛糸を買った。
果たして自分に作れるのかなーーー?
でも、こんなに買っちゃったら作らないわけにはゆかないだろうね。
毎日少しずつでも編んでゆけばいつかは完成するでしょう。
…自分にプレッシャー。

さて、5段(各段色違い)のモチーフ21種類を12枚ずつ。
計算すると、252枚。
ちまちまと編んでるモチーフを見てオットが言った。
ビスケットみたいだね!
そうね~、カラフルなアイシングをほどこしたビスケットみたいだ。
おいしそ~だ。

最初のうちは、仕事や家事やはたまた忘年会などという季節行事をこなしつつ、
その合間に編んでたのだけど、
今年中に出来上がるかな~、と大きな不安がもたげて来る。
そのうち逆転し、メインはあくまでも編み物。
編み物をやりつつ、
まるで隙間家具のように空いた時間に家事や仕事やお付き合いを組み入れてる感覚になった。

モチーフが完成したのが27日。
年末の諸々はもうどこかに置いちゃって何かに憑かれたように仕上げていった。
編む楽しみ、というよりも、
早くこの大変な作業を終わらせたいという気持ち。
そして12月30日、ちょうど一ヶ月でや~~っと完成しました!!

でもでも意地悪なオットは、これはアンデス?
って、この偉大な作品を肩にかけ
ララララララララララ~♪ ラララ~♪ ラララ~♪ ~~
『コンドルは飛んでゆく』を口ずさむ~♪
ついでに、ズントコズントコ ズントコトコトコ~~♪
なんて太鼓の音まで真似しちゃってる。
そのうちヒューヒューと笛まで出て来るんじゃなぁい?

違います~
これはアルザスです。
アンデスとアルザス、何か似てるけどね~、違うのよね~

わたしのイメージは、
フランスはアルザス地方の、
木組みの家の中のソファに掛けられていそうな気がしていたのだ。
窓辺の真っ赤なゼラニウムの香りが漂ってくる部屋の中にありそうじゃありませんか?
台所では、おばあちゃんがシュークルートやソーセージや豚肉を煮込み、
クグロフなんかも香ばしく焼きあがっていたりして…
そしてワインは気品あるリースリング。
表紙の写真の雰囲気からそんなことまで妄想してたのに…
(ハーフであろうモデルの女の子も聡明そうなドイツっぽい雰囲気
  …アルザスはドイツとフランスを行ったり来たりした地方)

…オットのアンデス説には笑っちゃいました。

ハマナカの毛糸…エクシードウール(合太)
なのだけど、発色がとてもきれい。
アンデスのポンチョみたいな原色も使ってはいますけどーーー、
例えば、スモーキーなピンクやブルーやグリーン、
ミルクを混ぜたようなこっくりしたマロン色やコーラルオレンジ、
アッシュ系のグリーンやピンク。
縁編みなどメインの色には、少し濃いめの赤、クリムソンレッド。
(クリムソンレッド=アルザスだと思ったんだ、なんでだろう~?)
こんなニュアンスのある色たちが大好き!

こんなにたくさんの色を使っていても嫌味じゃなく逆に品よくなるのは、
組み合わせの妙なのでしょうね。
自分では到底思いつかない色の組み合わせ。

一生の宝にしよう!!

さて、勝浦の家に行くのは年明けてから。
ソファに掛けるのが楽しみだ。
アルザスになってくれるかしら?

そう言えば、フランス語と山形弁は似てるって説がありまして
草刈りM氏とかって方がちゃっかりソファに座ってたりして…。ねっ。

今年一年の家族の想いや楽しかったできごとに感謝しつつ、
こうして家族揃って新しい年を迎えられることに再び感謝!!

12月30日は…

2010-12-30 17:24:45 | etc. ~いろいろと~
本日12月30日は次男の誕生日。22歳。
大きなおめでとうを!!

昨日まで土日祝日も関係なく大学に通いづめで夜中にご帰館の毎日。
おかげで、メタボ気味だったのが少しスリムになった。
さすがに今日からは家にいるみたい。

12月30日と言えば、暮れも押し迫り主婦としては超いそがしーーー。
なので、彼の誕生日はよく忘れられていた。。
今年は一昨日くらいから、忘れないようにと心に念じていた。

さっそく、シフォンケーキを焼いた。
プレーンなものだけど、アーモンド粉やラム酒が入り風味豊か。


お昼にはピザも。
本当に久しぶりの手作りピザ。
ピザ生地はフードプロセッサーでガーーーっと作っちゃう。
ミックスピザと、
ベーコン+チーズ、チーズ2種のハーフ。


家に居る率、20%くらいの長男も珍しく家に居てみんなで食べた。
おいしかった~~

X'mas Party in 勝浦

2010-12-27 10:06:10 | maison de campagne ~べっそう~
クリスマスの日、25日は勝浦のセカンドハウスで家族でパーティー!!
今回は初めておばあちゃん(オットのお母さん)も来てくれた。
ずっと来てほしかったのでわたしもうれしかったなぁ~
そして夏にも来てくれた義兄一家&姪っ子のアメリカ人のボーイフレンドも参加で、
大勢での賑やかなパーティー!!

ただ、我が家の息子たちがそれぞれ仕事や大学で参加できなかったのがザンネンなり。
せめてデートで不参加だとまだよかったのにな。。

まず、若者たちにプレゼント。
日本では定番のお菓子の詰まった長靴、アメリカではどうなんでしょうね?
面白がっていただけるよう(!?)大~きな大きなのを調達。
そして本物の靴下もそれぞれにプレゼント。
彼の足の大きさを心配したのだけど、
それほど大柄でない彼は手足もちっちゃくかわいい!
よかった。
『アリガト!』っていうのがとってもかわいい。

メニューは、
前菜に、
アボカドディップ クラッカー
チーズ(シュロスバーガー)
オリーブ2種 プチオニオンのグラッセ

メインは、
鶏のソテーバルサミコソース
 付け合わせにマッシュポテトとにんじんのグラッセ

サラダは、
にんじんのオレンジサラダ クルミのトッピング
リーフとハム、ゆで卵のサラダ

他にはカレー味のピラフ、

お兄さん宅から
いろいろなパンをたくさん
タルト2種
 ブルーベリー
 洋ナシ

ワインは、
シャンドン
ノンアルコールシャンパン



総勢7人で飲んで食べておしゃべりして、
久しぶりにゆるゆるとみんなで楽しんだランチでした~♪
彼もお箸を使うのがとても上手で、お料理も楽しんでくれた様子。
特別じゃなくて、普通にそこにいても違和感ないのが彼の雰囲気。
こちらも気を遣わないし、まるで前からの家族のよう。

お姉さんによると、
彼のところはミズーリの田舎で、
勝浦とどっちが田舎?との質問には、
ミズーリでは隣が見えないからあっちの方が田舎だよ。とのこと。
勝浦もいい加減ド田舎だと思ってたけど、スケールが違うのね。
だって普通に犬や猫を飼うみたいに牛を飼ってるらしいもの。
彼のところにも確か7頭いるとか。
毎朝の餌やりが彼の日課らしい。

そしてクリスマスにはその辺の野生の(!!)七面鳥を捕まえて来て調理し、
牛も一頭解体して食べちゃうらしい。
すごいね~~~!!
例えばニワトリを絞めて食べちゃうなんて全然大したことないんだろうな。
それすらも経験のないわたしたちです。

クリスマスランチの後は腹ごなしにそこらをお散歩。
散歩…と言えば、
草刈りM氏@山形弁宅に行ってみるしかないでしょ。

おばあちゃんはM氏の作品群
 納屋に吊るしてあるひょうたんにペイントしたものとか、
 竹でこしらえた入れ物などなど
にいたく感心した様子で次々とM氏に質問、
M氏もなるべ~くお話がわかるように、
時々言い直したりして標準語らしき言語で一生懸命しゃべっていた模様。
オットやわたしはどうしてもM氏のペースに巻き込まれて、
相手の思うがままに話は進むのだけど、
元々おしゃべり好きなおばあちゃんは、どんどんしゃべってM氏もちょっとタジタジだったらしい。
オットによると…。

あとでおばあちゃん曰く、
『話していることわかるよ~、
 楽しい人だね~~』
…おそるべしおばあちゃん。
ぜひまた勝浦に来てもらってM氏とおしゃべりしましょ!

M氏には、またもや白菜や皮の真っ赤な大根、
皮の黒いカブ、わさび菜、海老芋などたくさんいただいてしまった。
いつもありがとうございます。

ふたりで盛り上がってるところを、
そろそろ日も傾きかけるので、
わたしは急いで帰って焚き火を熾し、さつまいもを放り込んで焼き芋の準備。
お天気はよかったものの、風が強くて焚き火が踊りまくり、火の粉が飛びまくり、
大人たちがきゃーきゃー言いながらすごく楽しい焚き火となった。
火を見ていると原始の本能がくすぐられ、
いつまでも見飽きないなぁ~。

焼き芋もちょうどいい加減に焼きあがってみんなでワイワイ食べた。
どんなご馳走よりも、
みんなで食べた焼き芋の味が一番心に残った2010年のクリスマスでした。

クリスマス・お正月を迎える支度

2010-12-19 21:25:45 | maison de campagne ~べっそう~
先週はオットの社内旅行で勝浦行きはパス。
2週間ぶりの勝浦はどうでしょう?

冬枯れの木々。
ほとんど枝には葉が残らず、
残っているのはこのくらい。
クヌギのブランコ。


ゆあ~ん、ゆよ~ん……と、
中原中也が聴こえてきそう。

かろうじて残っているこの葉たちもやがてすべて落ちてしまい、
本当に何もない冬になる。

我が家の庭の花ユズも実を20個余り付けた。
来週は収穫祭だ。


近くのユズの大木から少々失敬。

あまりにもたくさんできすぎて、
誰も採ってゆかないユズがたわわに実ったまま木に残っている。

ここらでは、タケノコもブルーベリーも栗も何でもある。
だ~れも感知しないので勝手に持ってっても平気だ。
街で普通に暮らしていると、
タケノコ1本500円とか、ユズ1個でも158円とか結構なお値段。
だけど、お金さえあれば何でも手に入れることができる。

でも、勝浦では違う。はて?
かつてはみんなそうじゃなかったのかな?
いつから、ユズ1個に158円も払う生活になったのかな?
方や、成りすぎてやがて木から地面に落ちるのを待っているだけのユズもたくさんあるというのに。

…そんなことをふと思ってしまうのでした。

失敬したユズはまたジャムに煮よう。
マーマレードとはまた違うほろ苦いユズの風味が最高においしいジャムなんだ~

枯れ葉を集めて焚き火。
枯れ葉も今がピークかな?


夕飯。
クリームシチュー、
炙りベーコンと粒マスタード、
スティックキュウリ、
ニンジンのハニーサラダ くるみのトッピング、

ワインは、パラン ブルゴーニュ赤。


勝浦にはこれとシャンドンの泡しかなかったので、こちらをチョイス。

本当はまったり白ワインなんでしょうけれど、
上品なピノ・ノワールは、クリーム系のメニューにもなぜか合う。
ボルドーだとこうはゆかないでしょう。
だからピノ好き!!


日曜は、朝からパンジーなど苗を買い出し。
何とも庭が殺風景なので、にぎやかにした~い!!
…ということで。

白、黄色、オレンジ、ワイン、紫、さまざまな色のパンジー、ビオラを買ってきた。
いつも行きあたりばったりで買ってしまうので、
結果、色味の統一のない庭になっちゃうんだけど、
にぎやかでいいかな?

クリスマス、お正月を迎えるべく、
色鮮やかに楽しげに庭を作ってみた。








これはもみの木。
周りにクリスマスローズ、パンジーなど。


葉ボタンの花壇。


冬枯れのハーブたち。
フェンネル、タイムなどは元気だ。


帰る間際に、草刈りM氏@山形弁宅にお邪魔した。
畑で作業中のM氏。
ビニールハウスの製作。
せっせと手際がよい。
さすがに手慣れていらっしゃる。

それからM氏宅の庭でおしゃべり。
わたしもだんだん慣れてきて、
山形弁が、異国の言葉から少し解読可能な言語になりつつある。
わからないときは、ひと呼吸置くことにした。
するとその間にすっと理解できることがわかったのだ。
すご~~~い進歩だ!

お部屋の大きなクリスマスツリーを見せてもらった。
たっくさ~んのオーナメント、
隣に置いた、内側からライトが照らされた大きなサンタ人形、
たっのし~い!!

壁には、例のひょうたんから作った飾りもたくさんあった。
(何といっても 草刈りM氏@ひょうたん協会会員 だもんね~)
ひょうたんにクリスマスの絵を描いたものもある。
すご~~い!
芸術家 M氏。
M氏については@以下に、たくさんの肩書きが付きそう。
これから使い分けます;;

田舎の家に住むということ

2010-12-06 08:15:38 | maison de campagne ~べっそう~
先週は、わたしは勝浦行きはパス。
オットは日曜だけ日帰りで行っていた。
風呂場の床にすのこを、って材料を買ったって言ってたけど、
まさか完成したとは思ってなくて、、
今回行って、風呂場がとってもいい匂~い。
これは、、たぶん、、ヒノキの香り。
あ~ら、ちゃ~んとすのこが敷いてあるじゃありませんか。
完成してたのね~
外材とはいえ、そこはヒノキ。
とっても香りがいいのだ。
ヒノキのお風呂ってよく言うけれど、
初めてその芳しい香りを実感した。




風呂場は冷た~いタイルの床でしかも3畳ほどもあり無駄に広い。
冬は爪先立っておそるおそる入っていたお風呂。
壁もタイルなので冷たく冷え切ったタイルに囲まれたお風呂はたいそう寒かった。
風呂で風邪をひく、というのを通り越して、
心臓マヒとか脳溢血とか一気にあちらの世界に逝っちゃいそうな気配だったのだ。

それが、
木肌…っていうのはあったかいのですね~。
これも初めて実感したこと。
足の裏がほっこりとあったかい。

このあったかさとヒノキの清涼感のある香りで、
冬のお風呂タイムも恐怖じゃなくなりました。
ありがとうね、オットさま。

ただね~~、すのこのサイズが床面をほとんど覆うサイズ。
かろうじて指が一本入るかな?
しかも3枚組なんだけど、
1枚がとっても重い。
わたしひとりじゃ持ち上げるのは容易じゃない。
立てかけて干すのもなかなか大変なのだ。
オットにやってもらおっと。

近所の建具屋さんに風呂場の窓のペアガラスをお願いしてあるので、
これで真冬のお風呂タイムは完璧!

さて、
庭の栗、柿、桑、ほとんどの落葉樹は葉を落とした。
先週はわたしは行ってないし、
この間の金曜は一日中暴風。
2週間分の落ち葉の量はすごいです~~
ほっておけば、自然のマルチングになるし、次第に腐葉土になっちゃうんだろうけど、
汚いので拾い集め焚き火、焚き火、焚き火~
あと葉が残っているのは、ブランコのクヌギ2本くらいかな?
落ち葉狂想曲はそろそろ終わりかな?

夕飯は、こんな感じ。
クリームシチュー
グリーンサラダ(庭のイタリアンパセリも入れて)
あぶったベーコン&粒マスタード
レンコンのバルサミコソテー

ワインは、フィリップ・シャビーのシャルドネ


樽が効かせてあるまったり系のシャルドネなので、
クリームシチューにはベストなマリアージュでございました。

さてさて、完成したウッドデッキに防腐剤を塗ろうと、
キシラデコールという塗料を買っているんだけど、
デッキは毎朝、露で濡れている。
これは想定外で、やっぱり経験してみないとわからない。
確かにいくら晴れてても地面は朝しっとりと濡れている。
デッキまで濡れてるなんて…。
なので、塗れない。
『(デッキが)濡れてるから、(塗料が)塗れないね~~』
なーーーんて、マヌケにつぶやいてしまうわたしです。
オットの顔には???がいっぱーーーい飛んでた。

新しくテレビを購入して、
先々週オットが地デジのアンテナを(屋根に)立てたんだけど、
今回はBSのアンテナ付け。
サンルームに椅子を置いて、その上にBSアンテナが鎮座しております。。
いいのか?
まっ、いっかーーー。
取りあえずBSが映るようになった。

それからオットは、デッキの下にある(樋から流れてきた)排水管を地中に埋める作業をやってた。
わたしにはわからない世界なのでおまかせしまーーーす。

そうそう、雨漏り;;
キッチンとサンルームの端っこ。
いろいろとリフォームはしたけれども、
いずれはオンボロ屋根もとっかえないとダメかな?
戸建ての家はあちこちいたちごっこのようにメンテをしなくちゃいけないのでしょうね。

冬の庭仕事はとても地味。
今回はミント2種類、ヘンリーヅタ、ランタナなど、
葉を落としたり、花が終わったりの植物を切り戻し。
ずっと長い間、香りや花で楽しませてくれてありがとね、って。
腐葉土のマルチングは今回できなかったので次回に。

そろそろ水仙とか冬から春にかけて咲く球根植物の芽が出始めて、
見かけは地味~な庭にも、
新しい植物たちの息遣いが聞こえてきそうな年の暮れです。