art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

冬に備えて…

2012-10-29 08:15:36 | maison de campagne ~べっそう~
土曜日、勝浦セカンドハウスに行く途中、
ホームセンターにて、オットは家の普請のために杉の柱と幅木を、
わたしはパンジーの苗を購入。
お互い、それぞれにがんばろーーー!

勝浦に到着し、まずは寒さに備えて冬自宅。

ソファにはモチーフ編みのカバーを掛け、
オットもストーブとファンヒーター用に灯油を買ってきた。

元(と、敢えて言っておこう)サンルームの壁を引っ剥がし、
木のボードを貼り付けた。
取り合えず、天井は攻めたので、
残るは、壁と床なり。
ここらはわたしの出る幕はないので、
パンジー苗の植え付けと草木の剪定。
それから土に苦土石灰を撒く。
酸性に傾きがちな土を中和し、消毒の役割もあるので、
時々そうやって土を蘇らせてやる。

斑入りのツワブキがすくすくと育ち、黄色い花を付けた。



幼い頃、ツワブキが庭にあったなぁ~~、としみじみ。
親戚のみかん山のあちこちにも咲いていて、
秋のこの時期、みかん採りに行った帰りに花を摘み、
ままごとをしたことを思い出したりして・・・
ツワブキの花はわたしにノスタルジックな思いに浸らせてくれる。

先週1輪だけ咲いていた、食用菊「もってのほか」が真っ盛り。



「もってのほか」うまいのでこの名前が付いたと、
去年、草刈りM氏@山形弁さんが教えてくれたぞ。
山形は食用菊の名産地なり。
この細くて繊細なもってのほか菊の花の味なんて、
 はっきり言って、
 は~~
 よぐはわがんね~んだども、
 菊臭くないってゆ~かね~~

どうも、若輩者のわたしには繊細なもってのほかの味を愛でるには
まだまだ修行が足りないよう・・・

・・・てな感じで、
夕飯のサラダにも茹でたもってのほかを散らしてみたぞ。

来る途中の大多喜のスーパーでは、
生ジャケが、100gで68円。
超安いッス。
千葉の都会(!?)でも100gは150円くらい。
大多喜じゃあ、アジなんて普通サイズのが6~7匹で398円とか~
この安さは何だろーーーといつも思う。
もやしなんていつも10円だし・・・。
1週間分の食料を買いだめして帰りたいなーーー。
10年前のハイオク車のせいで高くつくガソリン代、
せめて食費でカバーしなくっちゃね。
…というレベルでもないけど、
主婦としてはこの安さはとてもありがたい。

夕飯は。



生ジャケの照り焼き レンコン添え
じゃこ天
サラダ 我が家のもってのほか菊、パセリ、ミニトマト(最終)入り
チンゲンサイの煮びたし

ワインは、先週に続きフィリップ・シャビー シャルドネ。

夜には雨が降り出した。
明日の午後からという予報に反して。
でも朝起きると晴れていた;;
一度回復してまた午後から崩れるらしい。

朝食はオットが作ってくれた。

朝から野菜たっぷりのあったかスープはこの時期とてもうれしい。
おいしくいただきました~

まだ晴れているうちに車でちょっとお出かけ。
10分ほど走ったところにあるユズスポットへ。
黄色くなりかけたユズがたくさん。
12月になればジャムを作らなきゃいけないから、その分置いといて~
まだ青みの残るユズを少しだけいただいた。
レモンリゾットの美味しそうなレシピが本に載っていて、
ユズで作っても美味しい、とあったので作ってみよう。

帰ってくると、昼前から雨。
オットは引き続き壁作りに励む。
わたしは家の中でユズとカラスウリの絵を描いた。

ユズのリゾットは、ユズジュースを入れたら酸っぱい。
皮のすり下ろしだけでいいみたい。
でも、新しい味で寒い時期に時々作ろう。

夕方、日も傾き、でも雨もまだ落ちてこないので、少しだけ外で仕事。
宿根スミレが思いがけず種が飛び、株が殖えているので、あちこちに植え替え。
春になると、どんな庭になるだろう~?と、
頭の中、春の庭のシュミレーションでいっぱい。
チューリップやムスカリ、クロッカスなどの球根植物や、
クリスマスローズ、スミレ類、ミヤコワスレ、ジギタリスなどの宿根草、
それからレンギョウ、梅、しだれ桃、コデマリなどの花木類。
冬自宅をしたばかりだというのに、
ああ、今から春が待ち遠しいよ~~

楽しみな赤ワイン

2012-10-23 08:48:35 | vin ~わいん~
大丸東京店のワインフェスを尻目に!?
他店舗リカーズハセガワでオットが買ってきたのはこの2本。

左)ショレイ・レ・ボーヌ 赤 2002
  ドメーヌ デ・テールジュレス
  ¥2,000 くらい

右)シャンボール・ミジュニィ 赤 2001
  ドメーヌ クルティエ セレクション
  ¥4,000くらい

どちらも初めてのドメーヌで10年くらい前のワイン。
ショレイ・レ・ボーヌは初めての村。
シャンボール・ミジュニィはとても好きな村なので、
いろいろな意味でとても楽しみなワインであります。

いろいろなもの見て 食べて 収穫して もらって…

2012-10-22 08:26:16 | maison de campagne ~べっそう~
実りの秋を存分に享受すべく、週末は勝浦セカンドハウスへgo!

でもまずは読売新聞に掲載されていた長柄町のオープンガーデンへ。
そこは、ご主人作のチェンソー細工の熊さんや犬の置物があちこちに配され、
バラをはじめクリスマスローズなどの宿根草、
グラウンドカバーの植物も数々植えられ、
水場や鳥の巣など楽しめるグッズも見られる、とてもステキな空間。
お茶と80歳くらいのおばあちゃまが作られたというフワフワのシフォンケーキで、
ますます心和ませゆったりとした1時間だった。

そこで売られていたジギタリス3つとベロニカの1株を買った。
これがね~~、
家に着いてみるとジギタリスが2株しかないの。
おばちゃんが細かく袋に入れてくれたから、ひとつ忘れたみたい。
ざんね~~ん。
2株のジギタリスは葉っぱがつるつるで普通のものとは違う。
せめてこの子たちの成長を見守ることにしましょう。
ちなみに、商品名は「コーヒークリーム」。
花色はニュアンスのあるカフェオレ色。
来年春の開花を楽しみに待ちましょう。

我が勝浦では、

やっぱり、

今の時期ならではの、

秋探し。

たった今見てきたガーデンを真似して、
さっそくカラスウリを採りに行って門扉にぶら下げてみた。
いいなぁ~と思ったものはすぐに真似する真似っこおばさんです。

先週やってみてとてもいいな!と思った、
枝ですでにドライになりかけているアジサイと、
黄色く色づき始めているユズもちょっとそこらを散歩してとってきた。


ススキの原、そして地面近くには猫じゃらしが風にそよぎ、
ヒメジョオンのような小さな白い花、ベニタデも楚々として、
セイタカアワダチソウさえもなんだかしみじみとした秋の風情に思えてくる、
秋の散歩は実に楽しい。

すると、
ご近所さんが『月桂樹、要る~?』って生の月桂樹の小枝を数本。

(左は黄色くなりかけたユズが1個。)

『ローリエですよね?』と、わたし。
月桂樹=ローリエ 当たり前だよね、バカな質問、愚問でした~
『ここらでも、月桂樹って育つんですか?』
と、思わず訊いてしまった。
庭に月桂樹の木を植えることはわたしも考えたんだけど、
果たしてここ勝浦の山の寒さに耐えられるか?とあきらめていたのだ。
月桂樹を植えている・・・っていうのも、ここ日本じゃ聞いたことないし。
な~んだ、大丈夫なんだ。
乾燥したものはシチューなどの煮込みに使うけれども、
生の月桂樹ははじめて。
香りを嗅いでみるとさすがに生は香りが強い。
シチューの匂い~~!
当たり前だけどね~~
うれしいな~~!!
取りあえずは物干しに干してドライにするけど、
生でも料理に使えるので肉料理に使ってみようと思うのであります。

我が庭からは、まだ採れるミニトマト、ショウガ、パセリなどを収穫。

サツマイモを掘ってみると、ちっちゃいベビーサイズ。
家で芽の出てきたおいもを半分に切って土に埋めただけなので、成長不足。
やっぱりいい加減にテキトーにやっちゃうと、自ずと結果もこうなっちゃうのだなーー。

そして、庭の奥(といっても植えられているのは主のいない隣のエリア)の柿を、
オットが脚立を持ってきて収穫してくれた。しめて15個。
前回はちゃんと我が敷地の中にある柿の木だったんだけどね。
誰も持ち主がいないからいいよね~
店頭に並ぶ完璧きれいな実ではないけれども、
甘ったるくなく上品な味わいはとても好きなのです。
サラダにしてもいいかも。

それから、新芽の出始めたクリスマスローズとギボウシを株分け。
広~い庭を少しずつこうして宿根草を増やして埋めて行かなくっちゃね。

食用菊「もってのほか」が咲き始めた。


カラミンサやバジルの花には黄色や白の蝶が。




アブも来るよ。


ほったらかしていたサニーレタスには小さな黄色い花。



夕飯は。
鶏のバルサミコ&しょう油ソース照り焼き
サラダ 豆腐のキノコあんかけ キャベツのユズ酢あえ
ワインは、フィリップ・シャビーのシャルドネ
鶏のさっぱりした料理にはこのくらいのシャルドネがベストマッチのようです。


キャベツは、酢の代わりに青ユズの果汁を使ってみたもの。
わたしがひとくち味見だけして食卓に並べ他の用意をしている間、
振り向けば、もうなかった。
なんてことーーー、せめて3口分くらい置いといてよーーー
青虫かっ?っていうくらいキャベツ好きのオット。
また作ってあげるよ。

さて一夜明け、土曜日に続き本当に行楽日和。
上天気です~~

そろそろ落ち始めた枯葉を掻き集め、焚き火。
その中には、昨日採れたサツマイモ。

キウイ棚のテーブルで焼きイモと一緒にお茶を楽しんだり、
それはそれはまったりのんびり過ごした、
いかにも~な田舎の日曜となったのでした。

帰り際には、草刈りM氏@山形弁さんちの奥さんに、
青パパイヤ、タラの芽みたいな新芽が天ぷらにおいしいというもの(名前知らず)、
ワサビ菜をもらって家路へ

ワインフェスティバル~♪

2012-10-19 18:31:54 | vin ~わいん~
昨日から始まった大丸東京店のワインフェスティバル~♪

友人Rちゃんとと参戦。

と、その前に折角なのでランチしましょ~♪
これまでに何回か行ったことのある、新丸ビルは『リゴレット』。
¥1,500のパスタランチ。
前菜~サラダ~パスタ or ピッツァ~デザート~飲み物 +プチ白ワイン
どれもとても美味しく、
ピッツァなんてそれだけでお腹いっぱいになっちゃいそうなサイズだし、
こんなに美味しくお得なランチはわたしは知りません。
Rちゃんも大・大満足!!
ビルから眺める東京駅丸の内駅舎は、
雨模様の中、少々霞んで佇んでおりました。
やっぱり夜景の方が、まだ工事中の巨大クレーンが消えて美しい。

それから三菱一号館美術館で『シャルダン展』を観賞。
光の効果的な表現がのちの印象派に繋がってゆくような静謐なシャルダンの絵は、
フェルメールの風俗画にも通じるような雰囲気もあり、
静かでありながらとても見応えあり。

それから美術館傍のフランスバター屋さん『ECHIRE(エシレ)』。
憧れの初『エシレ』は、
店内に入るとバターの得も言われぬ香ばしい香りに包まれクラクラしそう。
クロワッサン好きのわたしはやっぱりクロワッサン、Rちゃんはサブレを購入。
ロゴの入った水色の紙袋がやけにうれしい、単純なわたしの頭脳。


そして東京駅八重洲側に向かい、大丸東京店へ。
疲れたね~。『カフェ ボワシエ』でティータイムにしましょ。
デパートの中は混んでいて、ここも10人ほど待っていたのだけど、
どこも一緒だよねーーーと、わたしたちもひたすら待つことに。
こちらの内装のカラー、エシレよりも薄い水色がエレガントできれい。
30分ほど根気強く待ち、紅茶とケーキで休憩。
小さなころんとした鉄瓶に淹れられた紅茶は香り高く、
ビレロイ・ボッホの波打つようなモダンなカップにたっぷり2杯分。

ゆっくりと休んだあと、いよいよ催物会場のワインフェスティバルへ。
まずは泡から。
フランス、南米、などの泡をいろいろと試す。
飲み比べるとどれもなんだか新鮮でそれぞれ美味しい。
それから得意の(!?)ブルゴーニュコーナー。
いつものプイィ・フィッセがなかったのは残念だけど、
美味しいピノ・ノワールを堪能いたしました。
そのうち、仕事終わりのオットもやってきて(お疲れさま~~)3人で会場巡りをし、
Rちゃんは気にいったものの配送手配をし、
(我が家はたぶんオットがその内ぶらぶらぶら下げて帰るでしょう)
3人でデパートの中の和食屋さんで夕食。
誰でも何でもウェルカムなオットは、Rちゃんとも和気あいあいで、
3人の初デートは楽しく、夜も次第に更けて、
少々疲れた体に濃密な一日の思い出をたくさん詰めて帰途についたのでした。

さんぽ ~秋探し~

2012-10-15 20:31:33 | maison de campagne ~べっそう~
この土曜は清清しい秋晴れで、
テレビでも気持ちのいい行楽日和、なんて言っている。
ススキが風に揺れる国道を南下、勝浦セカンドハウスに向かった。
途中、ホームセンターでパンジーなどの苗を購入。

同じ色をわーっとまとめて植えるのもステキだけど、
わざとらしいのは好きではないわたし。
ホームセンターには白、黄色、ピンク、紫、オレンジ、
色とりどりのパンジーやビオラの苗があるので、いろいろな色が欲しくなる。
広い庭でパッと目に付くような色を中心に10数株購入。
ついでにパセリ苗も。
以前畑に植えたイタリアンパセリがダメになったのでリベンジ。
葉っぱが広がっていたのでイタリアンパセリだと思ったけれど、
どうも普通のパセリが葉を広げて育ったものみたいだ。

セカンドハウスに着き、オットは大きく育ちすぎた木の枝を払ったり、焚き火。
わたしは苗の植え付け。
例えば、
いつも我が家の前の道を通って農作業に通うおばあちゃんが楽しめるよう。
ここらを犬の散歩で通る人たちが楽しめるよう。
道に面した側を中心にあちらこちらに植えた。








やっぱり、色とりどりの花があるのはいいな~~

冬を通り越して、わたしにとっては春のイメージのものも。

これから成長期に入るクリスマスローズが新しい芽を吹いてきた。


ミヤコワスレの新芽。


先週、あちらこちらに株分けしたアジュガもがんばって根付いている。


ツワブキには花芽が。


バジルに隠れて出てきている緑濃く細い葉はクロッカスかな?


とっくに終わっていたと思ったミョウガにはまだ白い花。
オットが教えてくれた。
少し収穫し、外側の食べられるところだけいただこうっと。
ミョウガとたっくさ~んその辺りにさくタデ。


夕飯は、ギョーザやじゃこ天に野菜サラダなど。
庭のミニトマトやわずかに残ったピーマンなども。
ワインは、グロのヴォーヌ・ロマネ。
先週から残ったものだけど、
酸はまろやか、まだパワーも感じられてとても美味しい銘醸ワインだった。

日曜は朝から雨。
あれ~~、行楽日和の週末ではなかったの?
夜明け前からずっと降り続く。
残念ながら止みそうもないな~~
取り合えず、昨日焚き火をたくさんしててよかったね。

外の仕事もできないので散歩。
秋探しの散歩は大好き!

我が家のすぐそばの茶畑。
向こうの杉林に囲まれて広がる。




イチョウの木からギンナン。
辺りに漂う芳香!?


夏にさんざん楽しませてもらったアジサイは枝に付いたままドライになりかけ。
ニュアンスのある色味に染まってる。

いくつか折り取って飾ってみた。






近くの家のユズの葉には大きな大きな青虫さん。

どこにいるの~~?
葉っぱと保護色になって見分けがつかなくなってる、自然の妙。

カラスウリがすだれ状態。


草刈りM氏@山形弁さんち方面に行ってみたら…

左にはパパイヤ、その右手にサトイモ。

葉の緑が覆いかぶさるように大きく育ってる。

パパイヤの実。


そして花。


広い畑の向こうにはフォックスフェイス。

黄色く実った実が秋の風情を醸し出してる。

近くに寄ってみると…

まだ青い実だけど、まさにキツネの顔ね~

我が家に戻り、敷地角のフェンスの下も、
ハツユキカズラやタイム、ヘンリーヅタなどでカラフルに。



ピュリニー・モンラッシェ 2005 ニコラ・ポテル

2012-10-15 09:35:34 | vin ~わいん~
近頃、涼しくなったおかげでず~っとワインを飲んでおります。
しかも、村名ワインを開ける夕べ、多し。
壊れたセラーの中のワインを夜な夜な楽しむ夕べ。
セラーの中には村名がほとんどなので仕方ない、
とか言い訳しながら銘醸ワインを飲むのもいつまで続くかな~?

先週は、ピュリニー・モンラッシェ ドメーヌ ニコラ・ポテル 2005
しかも、ヴィエイユ・ヴィーニュ 古木から作られたワイン。

色は黄金色に輝く。濃い~~
香りは熟成感が漂い、樽香も感じる。
飲んでみると、樽の感じはとてもエレガントでくどくない。
あの色だと、かなり樽来るな~~、と予想してたのだけど…。
ヘタな(!?)作り手だと、樽の味だけしかしない、ってのも多いし。
美味に酔った夜でございました。

秋の実り

2012-10-09 07:59:12 | maison de campagne ~べっそう~
土曜日の朝、新聞で「御宿イセエビ祭り」なるものを発見。
御宿は勝浦から近い。行ってみようね。
と、心積もりして勝浦のセカンドハウスへ出発。
今回は3連休なのでその予定で。

お昼はいつもの回転寿司からそろそろラーメンにシフト。
市原の人気のラーメン屋「まんぷく亭」。
涼しくなり始めた今日このごろ、みんな考えることは一緒で、
12時を回ったばかりだというのに外でたくさん人が待っている。
30分ほど待ち、やっと番が来た。
お気に入りのタンメンを食べて腹ごしらえ。

下り坂のお天気の中、勝浦に到着。
なんか、いい匂いがするぞ~~
そうだ、キンモクセイだ。

キンモクセイの花の命は短く、来週にはもう終わってるだろうな。
我が庭のキンモクセイの木はまだ小さいのだけど、
力いっぱい咲いて、辺り一面に芳しい芳香を放っている。
後ろにススキを控えて、秋の風情の庭。

少し庭仕事をして、刈った草や終わった野菜などを焚き火で燃やし、
途中で買った、パンジー、ビオラ、ナデシコの苗を植える。





庭の様子を見ながら、少しずつお花も増やしてゆこうと思う。

まだ、ミニトマト、ピーマンが少しだけど収穫できた。

柿も今年は食べられそうな実がなっていて、
でも、木が大きく育ったせいで随分と上の方だ。

オットが頑張って採ってくれた。

食べてみると、甘くておいしい。
去年はまったく食べられなかったので、うれしい実りだ。

苗を植えたショウガ。


オダマキがこんなに大きくなった。


サニーレタスがこんなに伸びて、先っぽには小さな花らしきもの?


夕飯は。
生鮭の南蛮漬け・・・我が家の青ユズの皮の千切りとタカノツメを散らす
タコ刺し サラダ など

ワインは、フランソワ・ラマルシュ 赤の残りと
新しく開けた グロのヴォーヌ・ロマネ

このヴォーヌ・ロマネはとても楽しみだったんだけど、
やはりかなりの大物。
何だろう?この香り?
独特の力強さを秘めた香りがある。
まだ開けたばかりなので、明日の味わいの変化が楽しみ。

翌日曜日、雨は夜明け前には上がるとの予報だったのに降り続く。
取り合えず御宿はイセエビ祭りに行ってみましょう。
あ~~らすごい車。
駐車場となっているところに車を停めて会場に歩いてゆくんだけど、
すごい人、人、人。
イセエビつかみ取りとか、イセエビ汁の無料配布とか・・・
とてもじゃないけれど参加は無理。
イセエビもお高いので、横目に見ながらそそくさと退散。
駐車場でイセエビのお味噌汁を配っていて、寒い雨の中おいしくいただいた。
宣伝の割には、こじんまりとした会場なので、
この受け入れ態勢をもう少し何とかして欲しいな・・・と思うのであります。

ランチは、地域のミニコミパンフにあったカフェでさっきのリベンジとばかりにイセエビカレー。
エビの出汁が効いた味はよいのだけど、なんせ、辛い、カライ、からい。
体の入り口、出口、そして途中の胃袋がイタくなりそうな辛さ。
おしゃれっぽい空間ではあるのだけど、
料理が出てくるのも遅く、テーブルや椅子もちょっと貧相で、いまひとつ。

何となく、今日はアカン日だ~~
ココロは深く沈む。

気を取り直して、もうひとつ、パンフで仕入れたギャラリーに行ってみよう。
何回か訪れた鶏卵牧場の近くだ。
200年前の古民家をギャラリーにしてあるらしい、これは楽しみだぞ。

そこは、外見は田園風景の中に溶け込みひっそりと佇む、
しかし、一歩中に入るとアートに溢れた空間だった。
陶芸作品、布の小物、服、絵、など、
それらを集め展示しているオーナーの方の気心がよくわかるような。
作家ものの味のある器でお茶を淹れてくださりお話をしていると、
わたしたちの出身や趣味などと共通点も多く話が弾む。
勝手ながら、少なからずご縁を感じた。
また時々通わせていただこう。
帰り際、小さくてころんとした土佐栗の実をもらった。


爆沈した午前の分をこのギャラリーで大いに取り戻し、なおかつ挽回した、
午後の心がほっこり暖まるようなひとときでした。

セカンドハウスに戻ると、もう3時過ぎ。

庭の柿と、先週ブルーベリーおじさんのところでもらった栗でおやつタイム。

こんな昭和初期のような素材そのものの素朴なお三時もいいものです。
お茶は中国の緑茶、安吉白茶。

それから庭仕事。
オットは雨で濡れていて燃えにくくなった焚き火を無理やり燃やす。
わたしはガウラとか丈の高い、しかももうそろそろ終わりの植物を刈り取る。
ハーブのサークルはこんなにきれいさっぱり。

仕事は尽きない。

けど・・・?

オトモダチが来たので尽きない仕事も後回しだ。

草刈りM氏@山形弁さんが、またもやぶらぶらビニール袋をぶら下げて現れた。
『のろしが上がってたがらよーーー、帰ってぎたんだなーーー 
 って来たよ。』
のろし・・・とは、焚き火のこと。
袋の中はズッキーニだって。
淡いオレンジ色の皮。
皮をむいて、薄く切って油で焼くといいよ、とアドバイスされる。
ズッキーニは大好きなんだ、ありがとうございます。

夕暮れ迫る中、またいろいろな話が弾む。
今回は主に言葉の話。
『オラだちよりも(山形の)年寄りはもっどもっど言葉わがんね~よ。』
『四国の方のやづらと話した時は、あいづら、ごにょごにょ言うばっがで、
 何言うとんのか、さっぱりわがんねーよー、はぁーーー。』

方言に関しては、草刈りM氏@山形弁さんよりもつわものがいらっしゃるのねーーー。
でもお互いさまのよーな気もするーー。

『山形弁は、短いのよーーー。
 ごはんは、まま。食えは き。
 メシ食え は 「まま き」』

は~ぁ、それはまったくもって通じねぇ~よねぇ~~

『かあちゃんは か。とうちゃんは と。』

今流行の短縮形かい?
短くて簡単でいいかもねーーー。

単語はとっても短いらしい山形弁みたいだけど、
話はとっても長~~い草刈りM氏@山形弁さんなのであります。
M氏の話も尽きません。
が、日が短くなり5時も過ぎると暗くなるこの頃。
さんざん山形弁をわたしたちに植え付けてM氏は帰っていった。

夕飯に、いただいたズッキーニを調理。
レンコンと一緒に、ニンニクとタカノツメでぺペロンチーノ風にソテー。
匂い、味、質感、すべてカボチャっぽいのだけど?
本当にズッキーニなのかな?
まあ、美味しいので素直においしく食べましょう。
てんぷらなんかにしても美味しそうだ。

翌月曜日、なんか寒いな~~、と起きると?
窓には結露。まだ10月初旬だというのに…。
いよいよ晩秋の気配。
真夏から、普通の秋を飛ばして、一気に寒さが増してきた。
夕べは、エアコンで暖房入れたもんねーーー、何だか薄ら寒くて。
寝具やソファカバーなど、夏仕様から秋冬用に替えなくっちゃね。
田舎の秋は一気に深まってきたようです。

庭の柿をもう少し採り、青ユズとともに車に積んで、
秋の実りと共に勝浦を後にしたのでした。

東京の夜

2012-10-05 10:33:53 | etc. ~いろいろと~
東京駅方面でやりたいことがあったので、
昨日は、駅近くに勤務のオットと久しぶりにtokyoデートした。 

新しく生まれ変わった東京駅丸の内駅舎。

ライトアップされて夜空に浮かび上がる姿は、本当にすばらしい。
周りのビル群とも対照的で、レトロ感満載。


お目当てのバッグも買えました。

ハンドバッグにしておしゃれに、
ショルダーにしてカジュアルに、
いろいろに使えそうな、メタリック・ネイビーのバッグ。

その後、新丸ビルでごはん。
ビルのテラスからも駅舎が真っ正面に見え、
とても素敵なロケーションにうっとり。

三菱一号館美術館のシャルダン展は今回見送ったので、
いつか友だちを誘って行きましょう。

たったひとりの 贅沢ディナー ~♪

2012-10-03 19:53:47 | vin ~わいん~
今日は時間があったので、トマト缶でトマトソースを煮込んだ。
ニンニク、オリーブオイル、バジル、塩、砂糖少々。


2缶分で、フリーザーパックに2袋、そして冷凍保存。

半分凍りかけた時にこうして菜箸ですじ目を付け冷凍すると、
1片がだいたいひとり分のパスタソースに。
トマト缶、ひと缶で100円くらいだから、本当に安い~~
フレッシュトマトよりも格段に安いね。
トマト缶、えらいですーーー。

夕飯は?
ナスを消費しようとトマトソースをかけてチーズ焼きを作った。

勝浦で収穫したミニトマトも加えて。
トマトの酸味と甘みが絶妙で、トッピングのパルミジャーノもいい仕事してる。

ワインは、フランソワ・ラマルシュのブルゴーニュ 2006。
あらっ、古いわね。
以前買ったのがセラーの中で忘れ去られてたってか?
いつも飲んでるラマルシュは2008年。
でも2006、超おいしい~よ。
甘くて丸~くなってる。
2008もあと2年くらい置いておこうかな。

でも、ここだけの話。
酸味のあるトマト料理には白ワインの方が絶対に合う、よね。ホントは。

ちなみに、ガッカイなるもので関西方面に出かけている次男はいないし、
オットからも男子会(わたし得意の女子会に張り合ってるな。。)しますーーーって、
おいしいものひとり占めの夕飯でした。
写真はないけど、
この他は、レンコンの薄味煮を巻いた豚ロール。
レンコンの穴が豚ちゃんのお鼻みたいでかわいいから時々作る。
勝浦の青ユズを中に散らすと、たちまち「和」に。
あらっ、これは赤ワインだね。
せっかく頑張って作ったのにぃ~~
…と思うけれど、料理作りはボケ防止に良いそうな。
それじゃありがたく、ひとりでたっぷりといただきましょう Yヽ(^○^)

モンジャール・ミニュレを飲んだ

2012-10-03 19:50:21 | vin ~わいん~
涼しくなり(まだまだ暑い日も多々あるけれど…)、赤ワインを開ける日が多くなった。
先日オットが買ってきた、
モンジャール・ミニュレのヴォーヌ・ロマネを日曜に開けた。

抜栓。
開けたばかりは酸が強いけれど、
さすがにヴォーヌ・ロマネ、隠れたるポテンシャルを感じる。
時間が経つにつれ酸が穏やかになり、だんだんと甘みを増し、全体のバランスが整う。

翌日飲んだ時は、前日とはまるで別物のように、
飛び級をして(!?)本当に大物の風格。
普段に開けるのはもったいないほど、おいしいワインでございました。

この秋は、おいしいお料理とともに、
おいしいワインもたっぷり味わいたいと思っている。