4/8、両国国技館で行われたWBCトリプルタイトルマッチ12回戦のう、
フライ級は、元WBAミニマム級王者でWBCフライ級6位の八重樫東(30才/大橋ジム)が、王者の五十嵐俊幸(29才/帝拳ジム)を3-0の判定で破り、2階級制覇を達成。
五十嵐は2度目の防衛に失敗した。
初回から思い切ったフックで踏み込み、スピードあるパンチでリード。
接近戦の打撃戦でも回転の速いパンチで優位に立ち、上手く出入りして被弾も少なかった。
過去の世界戦に比べて顔を大きく腫らす事もなく、終盤に失速する事もなく、第11Rには右フックで五十嵐の膝を折りかけるなど完勝を印象付ける試合内容となった。
アマでは全勝だった五十嵐だが、プロとして先に世界王座を奪取し、強敵と連戦した八重樫の経験が上回った感じだった。
「最初からアウトボックスしていれば」とも思ったが、最近は激戦癖が付いた五十嵐は自ら打ち合いに身を投じたようにも見える。
一方、激戦癖が語られた八重樫は、井岡戦を経たカムバック戦で「打たせない姿勢」も見せていた。
もともと技術もある八重樫だけに、防衛戦で「打たせずに打つ」八重樫の姿を見せてくれる事を期待したい。
フライ級は、元WBAミニマム級王者でWBCフライ級6位の八重樫東(30才/大橋ジム)が、王者の五十嵐俊幸(29才/帝拳ジム)を3-0の判定で破り、2階級制覇を達成。
五十嵐は2度目の防衛に失敗した。
初回から思い切ったフックで踏み込み、スピードあるパンチでリード。
接近戦の打撃戦でも回転の速いパンチで優位に立ち、上手く出入りして被弾も少なかった。
過去の世界戦に比べて顔を大きく腫らす事もなく、終盤に失速する事もなく、第11Rには右フックで五十嵐の膝を折りかけるなど完勝を印象付ける試合内容となった。
アマでは全勝だった五十嵐だが、プロとして先に世界王座を奪取し、強敵と連戦した八重樫の経験が上回った感じだった。
「最初からアウトボックスしていれば」とも思ったが、最近は激戦癖が付いた五十嵐は自ら打ち合いに身を投じたようにも見える。
一方、激戦癖が語られた八重樫は、井岡戦を経たカムバック戦で「打たせない姿勢」も見せていた。
もともと技術もある八重樫だけに、防衛戦で「打たせずに打つ」八重樫の姿を見せてくれる事を期待したい。