あるBOX(改)

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金メダリスト村田諒太、プロ転向

2013年04月15日 | ボクシング
金屏風を前に記者会見した村田諒太は、「金メダリストであり、プロの世界チャンピオンという日本人初めてのものに挑戦したい」とコメント。

中学生の頃からWOWOWエキサイトマッチを見て「トリニダードのファンだった」という村田。
「プロの世界チャンピオンは、子供のころの夢」だったとの事。

エキサイトマッチでもゲスト参加済み。
横でコメントする村田を見るJ小泉氏や帝拳・浜田氏の目は、宝を見つめるソレのようにも感じた。

所属は三迫ジム。海外にパイプを持つ帝拳のバックアップもあるとか。
これは朗報だ。

ただし、それでも目指すは世界のミドル級(およびその周辺階級)。
平坦な道ではない事は自覚済みだろう。

「判定を狙うボクシングをするつもりはない。誰でも分かる決着がつくボクシングをしたい」とも語った村田、アマ時代のスタイルをチェンジする意志もあるそうな。

まぁ、両手でブロックして前半を乗り切り、レバーブローから活路を掴んで終盤に右アッパー・左フック・右ストレートを強打するスタイルは、一見「プロ向き」だが
実は現在のプロボクシングでは足を使われて躱されたらポイントを奪われてしまうスタイルでもある。

村田自身は、足を使うことも考えているようで、公開練習では左を下げた「デトロイトスタイル」も披露したそうな。

イスマエル・サラス氏の教えだそうで、この辺は、なんか嫌な予感がするが・・・。

様々な課題を消化して世界に羽ばたいて欲しいものです。