あるBOX(改)

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リゴンドーがドネアに判定勝ち!!

2013年04月14日 | ボクシング
プロボクシング:WBA・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦
4月13日(日本時間14日)
米ニューヨーク・ラジオシティミュージックホール

注目の軽量級ビッグマッチが驚きの内容で判定が下った。
00年シドニー、04年アテネ両五輪金メダリストのWBA王者ギジェルモ・リゴンドー(32才/キューバ)が、世界4階級制覇王者のWBO王者ノニト・ドネア(30才/フィリピン)と対戦。

3-0の判定勝ちで2団体王座統一に成功した。

初回から高速スピードのパンチの応酬。
スリリングな事この上なし。

リゴンドーは距離感と初動、タイミングで上回り、相打ちタイミングでもヒットを許さず。
「打たせず、打つ」展開をつくった。

打撃戦ペースになっても被弾は最小限に抑え、ドネアはフラストレーションを溜める展開。
リゴンドーのカウンターが凄いから、なかなか自分から行けない。

第10Rには必死で前に出たドネアが揉み合いからの左ストレートを浴びせてダウンを与え、一気に逆転か・・・と思われたが。

第11Rをクリアしたリゴンドーは最終12回に強烈な左ストレートを浴びせ、ドネアの右目に強烈なダメージを与えた。

ジャッジ3人に支持され、3-0の判定勝ち。

リゴンドーは「万全の準備をしてきた。やりたい戦いができ、勝つことができた。彼も強いが私の方が強い。誰でも戦います」とコメント。

ドネアは「彼が勝ったとは思っていない。彼は大健闘はしましたが。ぜひ再戦したい」と話した。

統一を果たした王者リゴンドーは12勝(8KO)無敗。
負けたドネアは31勝(20KO)2敗。

リゴンドーの能力の高さに驚かされた一戦だったが、再戦も見てみたい。
まずはドネアに休養を与えてほしいトコロだが・・・。