4/8、両国国技館で行われたWBCトリプルタイトルマッチ12回戦のうち、
バンタム級は、王者の山中慎介(30才/帝拳ジム)が、挑戦者で同級1位のマルコム・ツニャカオ(35才/真正)を12回TKOで下し、3度目の防衛を果たした。
初回から危険なワンツーを繰り出す王者。
ツニャカオも右で相手を脅かし、両者リードパンチを突きあうスリリングで見応えある試合となった。
第3Rには左の相打ちタイミングでツニャカオだけが膝を折って倒れる衝撃のシーン。
あのタイミングで山中の左を食ったら誰でも倒れるだろう・・・というダウンから立ち上がったツニャカオだったが、
さすがにダメージは深く王者の追撃で2度目のダウン。
これで終わりかと思われたが、ゴングに救われた後のツニャカオの粘りが凄かった。
山中の強打でアイカットしても王座奪取への意欲は失わず、脅威の盛り返しで右アッパー・フックで王者を脅かす。
スタミナも終盤まで健在。
王者の左で追撃され、ダメージは抜けきれないが、それでも「12年越しの世界王者返り咲き」への執念は凄まじく、試合を大いに盛り上げた。
ポイントで明らかに勝っている山中だったが、最終ラウンド遂にスパーク。
ワンツー連打で挑戦者のカバー間を割ってダウンを追加。
見応えある熱戦は王者のTKO勝利となった。
終盤はダメージある挑戦者が両目から出血しながら奮闘するなど、感動的ではあったが、ゴールデンのお茶の間に見せるには、やや凄惨な試合になった印象。
もちろん、ツニャカオの粘りと執念には拍手だが。
一時期の彼には「OPBF王者として日本の若手に胸を貸して小金を稼ぐ気かな?」と思わせる省エネボクシングが見られたが。
さすがに真正ジムのバックアップを得て世界戦が現実味を帯びたら練習にも身が入ったのかな?・・・という印象。
今回はスタミナ、気迫とも素晴らしい「挑戦者の見本」のような試合を見せてくれました。
勝者・敗者とも称えたいと思います。
好ファイトを有り難う。
バンタム級は、王者の山中慎介(30才/帝拳ジム)が、挑戦者で同級1位のマルコム・ツニャカオ(35才/真正)を12回TKOで下し、3度目の防衛を果たした。
初回から危険なワンツーを繰り出す王者。
ツニャカオも右で相手を脅かし、両者リードパンチを突きあうスリリングで見応えある試合となった。
第3Rには左の相打ちタイミングでツニャカオだけが膝を折って倒れる衝撃のシーン。
あのタイミングで山中の左を食ったら誰でも倒れるだろう・・・というダウンから立ち上がったツニャカオだったが、
さすがにダメージは深く王者の追撃で2度目のダウン。
これで終わりかと思われたが、ゴングに救われた後のツニャカオの粘りが凄かった。
山中の強打でアイカットしても王座奪取への意欲は失わず、脅威の盛り返しで右アッパー・フックで王者を脅かす。
スタミナも終盤まで健在。
王者の左で追撃され、ダメージは抜けきれないが、それでも「12年越しの世界王者返り咲き」への執念は凄まじく、試合を大いに盛り上げた。
ポイントで明らかに勝っている山中だったが、最終ラウンド遂にスパーク。
ワンツー連打で挑戦者のカバー間を割ってダウンを追加。
見応えある熱戦は王者のTKO勝利となった。
終盤はダメージある挑戦者が両目から出血しながら奮闘するなど、感動的ではあったが、ゴールデンのお茶の間に見せるには、やや凄惨な試合になった印象。
もちろん、ツニャカオの粘りと執念には拍手だが。
一時期の彼には「OPBF王者として日本の若手に胸を貸して小金を稼ぐ気かな?」と思わせる省エネボクシングが見られたが。
さすがに真正ジムのバックアップを得て世界戦が現実味を帯びたら練習にも身が入ったのかな?・・・という印象。
今回はスタミナ、気迫とも素晴らしい「挑戦者の見本」のような試合を見せてくれました。
勝者・敗者とも称えたいと思います。
好ファイトを有り難う。