ジェスロ・タル(Jethro Tull)の最高作とも言われる72年の『ジェラルドの汚れなき世界(Thick As A Brick)』
2012年にリーダーのイアン・アンダーソンが続編『ジェラルドの汚れ無き世界2(Thick As A Brick 2)』を発表し、ツアーを開始。
今回、来日して『ジェラルドの汚れ無き世界1&2』完パケ・コンサートを披露するってんで
行ってまいりましたTOKYO DOME CITY HALL。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/71/5b02388f135713e520269ff80c30749d.jpg)
なんだかんだで、UDOさんの会員チケットで購入。
張り切ってアリーナのS席にしたのだが、アリーナはフラットで舞台が低いから、ミュージシャンの姿が見えづらかった。
客席は三階層になっていて・・・、これじゃ二階層目のバルコニー席の方が遥かに見やすいじゃないか。
なお、この造りはシェークスピア・シアター風で。「演劇的」とも言われるタルの曲を鑑賞するには良かったかも知れません。アリーナ席以外は・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/bc/7b717156d51121d1f145280379d9b6f1.jpg)
さてさて、スクリーン映像から始まったコンサート。
スポットライトを浴びてアンダーソンが登場。マンドリンを弾きながら「ジェラルドの汚れ無き世界」のオープニングを歌う。
さすがに高音はキツそうだなぁ・・・。
「タル時代からお馴染みの演劇仕立て」、メンバーが帽子やコートなど着用して役を演じ、途中から脱いだりして確かに演劇仕立て。
※舞台美術的な物こそ無かったが・・・
スクリーン映像や字幕も作品世界の紹介ではあったが、ストーリーまでは理解できなかったなぁ。
それでも、「ジェラルド…」の曲展開は感激の再現度だった。
YESの「危機」ほどの華麗さや別世界さは無いが、タルらしいプログレッシヴ・ロックに引き込まれるオーディエンス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e4/2afcc4ab8a095db8e7338ed5347a7827.jpg)
個人的には「タルは初期のブルースロックっぽいアルバムが好きさ」とか言ってた私だが、前回の来日で「ジェラルド…」の一節を聴いて「う~ん、プレグレ・タルもカッコイイなぁ」と思い直したりしたので
今回、フルで聴いて改めて感激したので御座いました。
ステージは2部構成。
後半は『ジェラルドの汚れ無き世界2(Thick As A Brick 2)』。
「ジェラルドの汚れ無き世界1(Thick As A Brick)」の余韻を残した楽曲で始まる「続編」。
オープニングが、ザ・フーの「四重人格」を思い起こされる。
アンダーソンは、フォークやブルースやクラシックを愛好する人だそうだが、
それらを聴いてたら、インスピレーション受けるネタ元には不自由しないだろう。
これだけキャリアがあるのに、印象的な旋律を次々と繋げてくるのには驚きだ。
アイリッシュ・フォーク風の旋律もある。
これまた心地よい。
・・・ギターのメロディは、80年代あたりに書き溜めてたモノかな?
サウンドといい、そんな印象だ。
メンバーは全員が達者。嫌味じゃない程度に上手い。
ピアノ音は、いかにも「電子ピアノ」なのだが、キーボードは素晴らしいハモンドの音を再現。
ドラムも力を抑え細かな刻みで繊細な曲をコナし、ソロも交えて歓声を浴びていた。
白く長い袖をスーツから出しているファッションは好きだから、今回のキーボーディスト=ジョン・オハラさんは好みの人でありました。
アンダーソンさんだけでは厳しい楽曲だけに、サポートで歌い、フルートを奏でるメンバーも居ました。
ここというトコロではアンダーソンさんが登場して喝采を浴びてましたが・・・。
アンコールは「蒸気機関車のあえぎ」。
アンダーソンさんフルートソロ吹きまくりで大盛り上がり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/45/2b5e8508dcbda78828b6885c44c756fe.jpg)
「時間の長さを感じなかったなぁ」と、みな満足で帰途についたのでした。
会場外では、前回のタル来日公演同様、フルートを吹いている人が居り、
タルの代表曲「ブーレ」を弾いて、拍手を浴びておいででした。
ああ、また良いコンサートが見れた。
Thick As A ・・・「Brick!」のお約束にも参加できたし。
Thick As A ・・・「Brick!2!」とも叫ぶことが出来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/93/41eb7af82fbf79ccae156d4717c2a0db.jpg)
翌日にはクラブチッタ川崎で追加公演あり。
行くか迷ってる人には、「ぜひ見てみてください」と
強くオススメしたいと思います。
2012年にリーダーのイアン・アンダーソンが続編『ジェラルドの汚れ無き世界2(Thick As A Brick 2)』を発表し、ツアーを開始。
今回、来日して『ジェラルドの汚れ無き世界1&2』完パケ・コンサートを披露するってんで
行ってまいりましたTOKYO DOME CITY HALL。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/71/5b02388f135713e520269ff80c30749d.jpg)
なんだかんだで、UDOさんの会員チケットで購入。
張り切ってアリーナのS席にしたのだが、アリーナはフラットで舞台が低いから、ミュージシャンの姿が見えづらかった。
客席は三階層になっていて・・・、これじゃ二階層目のバルコニー席の方が遥かに見やすいじゃないか。
なお、この造りはシェークスピア・シアター風で。「演劇的」とも言われるタルの曲を鑑賞するには良かったかも知れません。アリーナ席以外は・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/bc/7b717156d51121d1f145280379d9b6f1.jpg)
さてさて、スクリーン映像から始まったコンサート。
スポットライトを浴びてアンダーソンが登場。マンドリンを弾きながら「ジェラルドの汚れ無き世界」のオープニングを歌う。
さすがに高音はキツそうだなぁ・・・。
「タル時代からお馴染みの演劇仕立て」、メンバーが帽子やコートなど着用して役を演じ、途中から脱いだりして確かに演劇仕立て。
※舞台美術的な物こそ無かったが・・・
スクリーン映像や字幕も作品世界の紹介ではあったが、ストーリーまでは理解できなかったなぁ。
それでも、「ジェラルド…」の曲展開は感激の再現度だった。
YESの「危機」ほどの華麗さや別世界さは無いが、タルらしいプログレッシヴ・ロックに引き込まれるオーディエンス。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/e4/2afcc4ab8a095db8e7338ed5347a7827.jpg)
個人的には「タルは初期のブルースロックっぽいアルバムが好きさ」とか言ってた私だが、前回の来日で「ジェラルド…」の一節を聴いて「う~ん、プレグレ・タルもカッコイイなぁ」と思い直したりしたので
今回、フルで聴いて改めて感激したので御座いました。
ステージは2部構成。
後半は『ジェラルドの汚れ無き世界2(Thick As A Brick 2)』。
「ジェラルドの汚れ無き世界1(Thick As A Brick)」の余韻を残した楽曲で始まる「続編」。
オープニングが、ザ・フーの「四重人格」を思い起こされる。
アンダーソンは、フォークやブルースやクラシックを愛好する人だそうだが、
それらを聴いてたら、インスピレーション受けるネタ元には不自由しないだろう。
これだけキャリアがあるのに、印象的な旋律を次々と繋げてくるのには驚きだ。
アイリッシュ・フォーク風の旋律もある。
これまた心地よい。
・・・ギターのメロディは、80年代あたりに書き溜めてたモノかな?
サウンドといい、そんな印象だ。
メンバーは全員が達者。嫌味じゃない程度に上手い。
ピアノ音は、いかにも「電子ピアノ」なのだが、キーボードは素晴らしいハモンドの音を再現。
ドラムも力を抑え細かな刻みで繊細な曲をコナし、ソロも交えて歓声を浴びていた。
白く長い袖をスーツから出しているファッションは好きだから、今回のキーボーディスト=ジョン・オハラさんは好みの人でありました。
アンダーソンさんだけでは厳しい楽曲だけに、サポートで歌い、フルートを奏でるメンバーも居ました。
ここというトコロではアンダーソンさんが登場して喝采を浴びてましたが・・・。
アンコールは「蒸気機関車のあえぎ」。
アンダーソンさんフルートソロ吹きまくりで大盛り上がり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/45/2b5e8508dcbda78828b6885c44c756fe.jpg)
「時間の長さを感じなかったなぁ」と、みな満足で帰途についたのでした。
会場外では、前回のタル来日公演同様、フルートを吹いている人が居り、
タルの代表曲「ブーレ」を弾いて、拍手を浴びておいででした。
ああ、また良いコンサートが見れた。
Thick As A ・・・「Brick!」のお約束にも参加できたし。
Thick As A ・・・「Brick!2!」とも叫ぶことが出来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/93/41eb7af82fbf79ccae156d4717c2a0db.jpg)
翌日にはクラブチッタ川崎で追加公演あり。
行くか迷ってる人には、「ぜひ見てみてください」と
強くオススメしたいと思います。