日曜に放送されたテレ朝の「題名のない音楽会」。
今回の特集は、なんとジミー・ペイジだった。
佐渡裕さんが司会を担当するようになって、それまでのクラシック番組から随分とジャンルが拡大したが
まさか、HRギタリストを特集するまでになるとは思いませんでしたよ。
まぁ、プログレ曲のオーケストラ化などは取り上げてたし、佐渡氏自体も多様な音楽趣味を持つ人だから「ありえるかも」とは思いましたが・・・ね。
ジミー・ペイジのファンを自認するROLLY、野村義男(ヨッちゃん)、佐野史郎の3人がゲストで登場。
ギターを抱え、レッド・ツェッペリンの曲を弾きながらスタジオに登場する趣向は、なかなか楽しかった。
フレーズが原曲通りだったり、Liveヴァージョン、結構自分流の解釈を施していたり・・・で、
いちいちニヤニヤさせて貰いました。
(ヨっちゃんは割とペイジのフレーズに忠実だったな)
普段の「題名のない音楽会」は、ホール会場でオーケストラを佐渡さんが指揮して、というスタイルが多いのだが、時々こういうスタジオ収録版もあり。
音楽を身近に感じる回・・・という趣向だ。
佐渡裕は、エリック・クラプトンはファンだが、ジミー・ペイジはイマイチ知らない・・・ということで、
3人のゲストは、それぞれにペイジ=ツェッペリンとの出会いなどから語り始めた。
そして、誰かがZEPのフレーズを弾くたびに、いちいち他の2名が追随プレイを行うという厄介な展開に。(笑)
さらに、話題は当然ペイジのギタープレイ、そして独自の開放弦チューニングなどへ移った。
ROLLYはテレキャスターを持参。
ボディの裏面に貼り付けられた金属パネルがストラップの根元と直結し、弾きながらストラップを引くことで特定の弦を半音上げるなどの仕掛けを披露。
実際に弾くROLLYのギターはペイジそのもので、「こんな仕掛けしてあったのか!?」と今更ながらビックリ。
さらにROLLYはカントリー的な要素を指摘。
気持ち悪いダウナーなフレーズから明るいカントリー調ソロまで弾くのが魅力・・・といった主張で、佐渡さんを唸らせていた。
そしてヨッちゃんが持ってきたのはダブルネック・ギター!
上部12弦と下部6弦で「天国の階段」の一節をプレイ。これがまた「狂熱のライヴ」そのまんまな音色で感激・・・。
ホントに12弦あるのな。つ~か、寄った2弦が6パターンある感じなのな。これまた今更知りましたわ・・・。
佐野史郎は「ラジオで『グッドタイムス・バッドタイムス』を聴いた衝撃」を語り、同曲のリフをプレイ。
「リヴィング・ラヴィング・メイド」「ハートブレイカー」などのキャッチーなリフメイカー=ペイジ、さらにアコースティック曲でアイリッシュ音楽の要素を消化するプロデューサー=ペイジの魅力を語った。
※まぁ、バート・ヤンシュからの影響大で「ブラックマウンテン・サイド」は
ヤンシュの曲そのまんま・・・とかまでは
話は及ばなかったよなぁ。当然だけどな
さらに伊福部昭との共通点まで話題は進み。
日本を代表するコンポーザー伊福部氏は、北海道出身でアイヌなど「土着」の音楽を取り込んだと言われ・・・
ペイジも、ツェッペリンの曲にケルト風テイスト、多神教的な民族文化の取り込んだという話に進む頃には
佐渡氏も、すっかりペイジに興味を持たれた模様。
最後は「天国への階段=Stairway To Heaven」のセッション。
なんと、佐渡氏がリコーダー2本吹きという大技でインスト演奏。
大技といっても大柄な佐渡氏が学校教材のようなリコーダーを吹く姿は微笑ましかったが(笑)。
その演奏中、ZEP関連の小ネタ・テロップが流れたが。
もちろん、ホテルで狼藉三昧だったとか、日本の夜行列車で好き勝手やったとかのネタは無し(笑)
1971年、広島公演の際に700万寄付したなどの美談が紹介された。
「吝嗇家」と言われたジミーだっただけに、案外プラントに押し切られて寄付に同意したのかも知れないが
その行為は立派だったので、日本人として改めて礼を言っておこう。
番組の紹介とは裏腹に、現在のペイジは「バリバリ現役」とは言えず、過去の音源管理(リマスターやライブの編集)と、たまの再結成で活動しているに過ぎない。
なんとか、もう少し表舞台に出て欲しいものです。
今回の番組を自国で見て、良い刺激にしてくれたらイイな。
※動画はデビュー間もないツェッペリンのスタジオ・ライヴ映像
白黒画面とシンプルな衣装、ボーナムの少ないタムが印象的
でも最高にカッコイイんです・・・
今回の特集は、なんとジミー・ペイジだった。
佐渡裕さんが司会を担当するようになって、それまでのクラシック番組から随分とジャンルが拡大したが
まさか、HRギタリストを特集するまでになるとは思いませんでしたよ。
まぁ、プログレ曲のオーケストラ化などは取り上げてたし、佐渡氏自体も多様な音楽趣味を持つ人だから「ありえるかも」とは思いましたが・・・ね。
ジミー・ペイジのファンを自認するROLLY、野村義男(ヨッちゃん)、佐野史郎の3人がゲストで登場。
ギターを抱え、レッド・ツェッペリンの曲を弾きながらスタジオに登場する趣向は、なかなか楽しかった。
フレーズが原曲通りだったり、Liveヴァージョン、結構自分流の解釈を施していたり・・・で、
いちいちニヤニヤさせて貰いました。
(ヨっちゃんは割とペイジのフレーズに忠実だったな)
普段の「題名のない音楽会」は、ホール会場でオーケストラを佐渡さんが指揮して、というスタイルが多いのだが、時々こういうスタジオ収録版もあり。
音楽を身近に感じる回・・・という趣向だ。
佐渡裕は、エリック・クラプトンはファンだが、ジミー・ペイジはイマイチ知らない・・・ということで、
3人のゲストは、それぞれにペイジ=ツェッペリンとの出会いなどから語り始めた。
そして、誰かがZEPのフレーズを弾くたびに、いちいち他の2名が追随プレイを行うという厄介な展開に。(笑)
さらに、話題は当然ペイジのギタープレイ、そして独自の開放弦チューニングなどへ移った。
ROLLYはテレキャスターを持参。
ボディの裏面に貼り付けられた金属パネルがストラップの根元と直結し、弾きながらストラップを引くことで特定の弦を半音上げるなどの仕掛けを披露。
実際に弾くROLLYのギターはペイジそのもので、「こんな仕掛けしてあったのか!?」と今更ながらビックリ。
さらにROLLYはカントリー的な要素を指摘。
気持ち悪いダウナーなフレーズから明るいカントリー調ソロまで弾くのが魅力・・・といった主張で、佐渡さんを唸らせていた。
そしてヨッちゃんが持ってきたのはダブルネック・ギター!
上部12弦と下部6弦で「天国の階段」の一節をプレイ。これがまた「狂熱のライヴ」そのまんまな音色で感激・・・。
ホントに12弦あるのな。つ~か、寄った2弦が6パターンある感じなのな。これまた今更知りましたわ・・・。
佐野史郎は「ラジオで『グッドタイムス・バッドタイムス』を聴いた衝撃」を語り、同曲のリフをプレイ。
「リヴィング・ラヴィング・メイド」「ハートブレイカー」などのキャッチーなリフメイカー=ペイジ、さらにアコースティック曲でアイリッシュ音楽の要素を消化するプロデューサー=ペイジの魅力を語った。
※まぁ、バート・ヤンシュからの影響大で「ブラックマウンテン・サイド」は
ヤンシュの曲そのまんま・・・とかまでは
話は及ばなかったよなぁ。当然だけどな
さらに伊福部昭との共通点まで話題は進み。
日本を代表するコンポーザー伊福部氏は、北海道出身でアイヌなど「土着」の音楽を取り込んだと言われ・・・
ペイジも、ツェッペリンの曲にケルト風テイスト、多神教的な民族文化の取り込んだという話に進む頃には
佐渡氏も、すっかりペイジに興味を持たれた模様。
最後は「天国への階段=Stairway To Heaven」のセッション。
なんと、佐渡氏がリコーダー2本吹きという大技でインスト演奏。
大技といっても大柄な佐渡氏が学校教材のようなリコーダーを吹く姿は微笑ましかったが(笑)。
その演奏中、ZEP関連の小ネタ・テロップが流れたが。
もちろん、ホテルで狼藉三昧だったとか、日本の夜行列車で好き勝手やったとかのネタは無し(笑)
1971年、広島公演の際に700万寄付したなどの美談が紹介された。
「吝嗇家」と言われたジミーだっただけに、案外プラントに押し切られて寄付に同意したのかも知れないが
その行為は立派だったので、日本人として改めて礼を言っておこう。
番組の紹介とは裏腹に、現在のペイジは「バリバリ現役」とは言えず、過去の音源管理(リマスターやライブの編集)と、たまの再結成で活動しているに過ぎない。
なんとか、もう少し表舞台に出て欲しいものです。
今回の番組を自国で見て、良い刺激にしてくれたらイイな。
※動画はデビュー間もないツェッペリンのスタジオ・ライヴ映像
白黒画面とシンプルな衣装、ボーナムの少ないタムが印象的
でも最高にカッコイイんです・・・