あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「この世界の片隅に (特装限定版) BD」 が届いた

2017年09月14日 | アニメ・特撮
amazonさんで頼んだので。
「この世界の片隅に (特装限定版) Blu-ray」
Amazon.co.jpオリジナルメイキングDISC付…ですよ!



14日、Twitterで色んな人が「届いた」と呟くので
「うちにも来るのかな」とドキドキ。

おちおちコンビニにも行けず、家を出ずに悶々…。



そして届いたamazonのダンボール箱!

来ましたよ!
こんなに「ピンポン」が待ち遠しい荷物は久々でした!!



開封。
例によってダンボール紙に貼り付けたビニール梱包。
箱の中には、たっぷりスペースあり。



引っ張り出してビニールから出す。
なんか、2重になってる。

重厚だなぁ。ブックレットとか情報が凄そうだ。
特典ディスクもオーディオコメンタリーなど盛り沢山な模様…。



とりあえず飾った。
我が家の映画BRコーナーだから、隣には「シン・ゴジラ」。
奥にはThe Whoドキュメント映画のBR。

う~ん、壮観。しばらく、こうやって眺めよう。
再生は…も少し先だな。

田中恒成は逆転KOでパランポンを降す

2017年09月14日 | ボクシング
2017年9月13日 (水)エディオンアリーナ大阪

プロボクシングのダブル世界タイトルマッチ興行、小国vs岩佐に先立って
行われたのはLフライ級戦。

【WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦】
田中恒成(22才/畑中) TKO9R パランポン・CPフレッシュマート(32才/タイ)
※田中が2度目の防衛に成功。



パランポンは同級13位だったが、初回から思い切りの良いパンチを振るって
来て、王者の田中を脅かした。

その姿を見て思ったのは「シーサケットvsローマン・ゴンサレス再戦」。
一時はPFP1位を言われたゴンサレスを強烈に倒し、世界中の注目を同胞が
浴びたのだ。
「オレだって」と思って来ても不思議じゃない。
いま、タイの選手は勢い付いている筈なのだ。

パランポンは14勝(8KO)1敗、世界初挑戦だが逆に言えばフレッシュな挑戦者。
3年半負けなしで14連勝中、身体にも張りがある。
パンチもシャープ、速くて強い。

必ずしも動き自体はビジーではない。しかし打つ時の瞬発力は凄い。
昔のチャチャイ・チオノイがこうだったかも知れない。

田中としては圧倒的に勝って田口との王座統一戦に向けてアピールしたいが、
そうもいかない雰囲気。

大一番を待ち望む田中は、2015年にWBO世界ミニマム級王座を最短獲得、初防衛
成功後、2016年大晦日にWBO世界Lフライ級王座を獲得。初防衛で全勝全KOの強敵
アンヘル・アコスタに判定で完勝。
今回が2度目の防衛戦で、相手は13位となると、そりゃあ圧勝のKOを自身も望む
トコロだが、得てしてそういった時に落とし穴があるのもボクシング。

初回残り10秒、田中は右ストレートを直撃されてダウン!!
王者の左アクションに合わせたようなパンチだ!

立った王者にパランポンは左右の強打を振るって詰めに来る。田中は足を使って
かわしながら左ボディブロー、ワンツーで迎え撃つ。

パランポンの危険なパンチに対し、田中は落ち着きを取り戻して堅実に有効打を
重ねる展開となる。
序盤に右ストレートでダウンを食ってもジャブを減らさない姿勢が見事だ。

右ストレートの迎え撃ち、くっついたらアッパー、踏み込んで左レバー。
徐々に相手の戦力を削る王者。
挑戦者が雑になってくる。そこに王者のパンチがヒット。
5Rには左ボディが効き、パランポンが下がるシーンも。

ただし、序盤の被弾で田中の顔面は予想以上に傷んでいる。 
右目上からの出血、左目の腫れが目立ち始めた。

それでもポイント挽回は間違いなく、第8Rには左ボディブロー、右ストレート、
左フックを綺麗に当てて、優位に立った。

第9R、中間距離を維持した田中が4連打を放つと、最後の右ストレートが見事に
ジャストミート!
挑戦者は背中からダウン!

ダメージの蓄積もあった挑戦者、田中が一気に詰めて左フック、右ストレートと
連打をまとめると大きくグラつくパランポン。

それでも挑戦者は打ち返したが田中の連打がロープ際で決まったところで主審が
割って入った。
9Rレフェリー・ストップ、逆転勝利で田中が2度目の防衛に成功!



勝者インタビューで田中は「俺って全然持っていない男ですね。(初のTV全国
放送という)大事なところでこういう試合をするとは自分にガッカリです」
「まあ、面白ければいいんじゃないですか、俺以外は」と自嘲の笑み。

試合としては初回からダウンあり、スリリングなハラハラドキドキの好試合。
しかし、年末に実現が期待されているWBA同級王者・田口良一との日本人同士の
王座統一戦へ景気の良い試合をしたかった彼からすると不満でしょう。

「これじゃとても…なんて言いません。年内にやります!」と意地を見せた。
良いところも悪いところも出た田中。
反省を練習に活かす事を考えると苦戦は決して恥じるべきモノじゃない。

直前試合で苦戦した選手と、出来の良い試合した選手が戦って、前者が快勝を
したりするのがボクシング。
分からないモンなんですよ!

単純に好試合、激戦で視聴者にはアピール出来たと前向きに考えて欲しい。
「面白い試合をする選手」から興味が始まり、注目を集めて強いところを見せ
れば良いではないか。

頑張れ、田中恒成!!

小国が岩佐亮佑に敗れIBF世界スーパーバンタム級王座失う

2017年09月14日 | ボクシング
9/13 エディオンアリーナ大阪
プロボクシング
【IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ】

岩佐亮佑(29才/セレス) TKO6R 小国以載(29才/角海老宝石)



日本人対決は、挑戦者で同級3位の岩佐が、王者・小国を初回から
ダウンを奪って6回TKO。
2度目の世界挑戦で待望の王座奪取に成功した。

小国からすると、高校2年の全国高校選抜で敗れている因縁の相手。
サウスポーに苦手意識を持ちつつも「現在は違う」と防衛に自信を
示したが、いざ試合になると左ストレートを浴び続けた。

初回、手の内を探ってる間に左ストレートで倒された。
挑戦者は長い距離で右ジャブ・左ストレート・右フックを繰り出す

岩佐からすると半歩の踏み込みでヒット出来る距離。王者からすると
一気の踏み込みが必要だが、岩佐は絶妙にコントロール。

王者は序盤から密着戦に持ち込むしかないとも思われたが、左を突き
中途半端に距離を取った。
結果、2回終盤にも左ストレートで2度のダウン。
序盤KOもあり得る展開となった。

岩佐の才能が開花したかのような光景。
非凡な動体視力と防御勘で10代から期待され、世界に近い男と言われ
ながら山中慎介にKO負け、海外での世界挑戦も実らず。
完全に遠回りのキャリアだったが、それがウソのように絶好調。

ただし、小国も意地で持ちこたえた。第3R、4Rと(距離こそ縮め
切れないながら)手を出し、反撃シーンを作った。

やや距離が近まった岩佐は頭を押さえたとして反則を取られる。
元世界王者のセレス会長の指示があったのか、5Rから再び距離を
キープ、基本に立ち返り有効打を積み重ねる。

第6R、小国の唇からは多量の出血。
レフェリーは試合を中断。チェックを促され口内を見たドクターは
首を傾ける。
「これは止めるかな…」と思ったら、レフェリーがストップを宣言。
岩佐の手を上げた。



奪取試合では左レバーを決めて無敗の強打者グスマンから見事な
ダウンを奪った小国。
レバーが前に出ているサウスポーに前回同様のパンチが当たれば
苦手どころか「おいしい展開」になるとも思われたが、如何せん
左が当たる位置に居すぎた。

良いところが出まくって劇的な王座奪取を果たした岩佐だが、
プレスの上手い中南米ファイターと戦えばどうなるか?
試されるのは、これからな気がする。

防衛戦に注目ですな。