あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

のんちゃんと「いつもポケットにショパン」

2017年09月16日 | 芸能
ちゅっと前の事ですが

女性雑誌・日経WOMANに「のん」ちゃんのインタビューが
載っているという話だったので、読んでみた。



印象深い話があったが、特に残ったのが「好きな漫画」に
『いつもポケットにショパン』を上げていた事だ。

私も好きな、くらもちふさこさんの漫画。
1980年代初頭に少女マーガレットで連載された音楽漫画の名作。

主人公は、有名ピアニスト・須江愛子を母に持つ麻子。
母譲りの才気…は見えない一見して普通の子。
でもピアノは好きで弾いている。



のんちゃんは印象深いシーンとして、麻子の母が言った
「でも、あの子はシチューが作れるのよ」セリフを挙げて
いるんですよね。

高校生の麻子には海外に行った幼馴染が居て、そのコもピアノ
やっていて、ほのかな恋心も…って話だったが、私も恋心の
シーンより母親のシーンの方が印象深いのです。



麻子を甘やかさず、日常生活から躾ける母。

料理や掃除、洗濯と、未成年の麻子に仕込む母に「ピアノを
弾く手で包丁とか持たせて、怪我なんてしたら…」と諌める
声もあったが
「日常の指の動きが演奏に生きる」と信念を持って語る母の
言葉と表情が非常に印象深かったのです。

のんちゃんは、今も女優として「そういう時期」を歩んでいる
のではないだろうか。

声の演技、音楽…全ては自らに帰結する。

~そういえば、面白い漫画がありましてな。



“ジミ"な高校英語教師に“ヘン"な世界一のギタリスト幽霊が
取り憑いた!? しかも身に覚えのない“契約"のせいで「27歳が
終わるまでに音楽で伝説を残さなければ死ぬ」ことに。現在、
27歳の誕生日を迎えたばかりのアラサー女子、その運命や如何に!?

…なんて漫画。
ジミヘンが覚醒した瞬間、冴えない女性教師がブッ飛んだスーパー
ギタリストに豹変するんですよ。学校のステージで生徒のギターを
ブン取って弾きまくるんですよ。



…そんな主人公、実写化して演じられるヒト誰が居ます?
映画でも良し、連続ドラマでも良し。

漫画としての表現が素晴らしいゆえ、実写化を嫌う声もある同作
ではありますが。

私は敢えて「のんちゃん主演で映画化を!」などと妄想してしまう
ので御座います。

いつもポッケにジミヘンを…。