あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「高梨康治 & 刃-yaiba- LIVE 2017」に行った(2)

2017年09月25日 | 邦楽
「NARUTO」「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」
「FairyTail」「プリキュア」「地獄少女」から「AllOut!!」
…と代表曲がこれでもかと演奏される。



ナッシーはショルキー弾きまくり、ケンちゃんも花道に出て
ギターソロを披露!
※マシンガンあり、ロングトーンあり!

花道活用は凄まじく。
尺八、三味線、ヴァイオリン…それぞれソロプレイを披露。
贅沢だ。ベースは「あげるぜ!」と観客を煽る!

ますだみきさん、「移民の歌かよ!」ってくらいハイトーン
叫びまくり!

ナッシーは和楽器中心の時はバッキングに回るから所在無げ。

結局「途中で皆んなの好きなのも演あるからね~」と言ってた
プリキュア曲が出番多いからノリノリなのでした。

※私的にもプリキュアオールスターズのインスト曲が最も
 ハードで、バスドラにコージー・パウエル魂が感じられ
 たので燃えたのでした!

「地獄少女」の後はアサミ・コールに乗って、アサミン登場。
白いドレスは、まさに天使の如し。
まずはプリキュアDVD・BDボックスの宣伝。



「地獄の次は天国に連れてったる~!」と自ら演じたキュア
サニーの映像を背に「オンリーワンダフル」

盛り上げ方が回を追う毎に達者になられておる!
そして続けて「MOON〜月光〜ATTACK」。

水谷美月さんはViolinもコーラスもイケる。
黒いミニミニのドレスが素敵だ。
ハードな演奏にヴァイオリンが合うのはHAWKWINDやHighTide、
Roxy Musicで御馴染みだ。

海外での活動が先行している「刃」、なんと日本でのLIVEは
これが初!

観客の熱狂的歓迎に感じ入った面持ちの高梨さん、おもむろに
皆に語り掛け始めた。

作曲家として2017年JASRAC国際賞を「FAIRY TAIL BGM」で
受賞した事を告げ
「みんなも諦めなければ何か出来るよ」



自分みたいなチャラチャラ人間でもJASRAC国際賞を数度獲得、
「もうイイや」と思うこともあったが、やはり思い直した。
だから…と。

※阿佐ヶ谷のトークイベントでも同様な発言があったが、
 間違いなく努力されてる高梨氏が、それをひけらかさず
 皆を勇気づける姿にはジーンと来ましたよ…。

その後、楽しい「ハイ!ハイ!」あり



熱い男性ヴォーカリストRay氏のロック魂あふれる熱唱あり、

ジムで鍛えた腹筋を披露したナッシーを「脱~げ、脱~げ」
コールでアサミンが煽り、とうとう上半身裸にしちゃったり
して、大いに盛り上がったステージですが

※「BORTO」の和ロックにマニッシュなVol.は合いますな!
 サビの合唱は凄かった。(キー高くて声出なかったけど)

アンコールでは太鼓奏者の茂戸藤さんが語り始める。

「和ロック」なんて言われ、和楽器を取り入れたバンドがTVに
取り上げられる時代になったが、そんな音楽に自分は30年ほど
前から取り組んできた。

しかし諸事情から当時のバンドを離れることになり、もう2度と
「そういう音楽を演る事は無いだろう」と思っていた。

そんな時、親友のNassyが「一緒にやろうぜ」と声を掛けてくれた!



茂戸藤さんの声が震えている。

往年のグループこと、六三四の代表曲「飛鳥」。
茂戸藤氏が「オレが歌います!」と演奏開始。

オープニングは太鼓から!
それがコージーのフレーズで、私ゃ目から水分が出そう!

そしてもう一度アンコール。
やっぱり「風になれ」!サビで感激の大合唱。



最後はステージ上でメンバー横並びで手をつなぎ挨拶。
ナッシーは観客にも「となりの人と手を繋いで」。

照れくさかったが手をつなぎ、あいさつ返し!
盛り上がった「高梨康治 & 刃-yaiba- LIVE 2017」は終演。



やっぱLIVEはイイねぇ!
和太鼓とドラムスのソロ共演あり(最高!)
今回はアコースティック・セットもあり。
※アコースティック・ギターが良い音出してました!

風船乱舞こそ無かったが、シンプルに原点回帰したような
コンサートだったとも言えるでしょう。



もう一度エントランスの花を眺めながら退出。

ハイタッチ会に参加するような買い物してないので
まっすぐ屋外へ。

何度も来てるので新宿Renyから地下鉄駅までの道のりも
余裕で覚えた。

LIVEの余韻を感じながら、ウォークマンは鳴らさずに頭の
中で先程の楽曲を反芻しながら地下道を歩いたのでした。

「高梨康治 & 刃-yaiba- LIVE 2017」に行った(1)

2017年09月25日 | 邦楽
「高梨康治 & 刃-yaiba- LIVE 2017」

数々のアニメ作品の音楽を手掛けてきた高梨康治さんは元々ロック畑の
ミュージシャン。

プリキュアの音楽を担当し、そのHR/メタルとシンフォニックな要素を
融合した楽曲が「キュアメタル」と呼ばれ人気を博し、ハードな演奏を
可能とするメンバーでライヴを行なった事も記憶に新しい。



その高梨康治ことナッシー率いる『刃-yaiba-』のライブが
9月24日(日)17:00から新宿ReNYで行われました。

<出演>
高梨康治(Keyboard)
茂戸藤浩司(Taiko)
藤澤健至(Guitar)
-KIJI-(三味線)
元永拓(尺八)
満園庄太郎(Bass)
市川義久(Drums) & Ray(Vocal)



GUEST:
水谷美月(Violin)
田野アサミ(Vocal)
ますだみき(Vocal) 



【刃-yaiba-】  
世界的人気作品「NARUTO-ナルト-疾風伝」のアニメーション音楽を担当している、
高梨康治を中心としたロックグループ。
和楽器をフィーチャーしていることでも知られる。



入場したら、贈られた花の数々が目に飛び込んできた。
凄いねぇ。
田野アサミさんには「ファン一同」の方々からキレイな花が。
素晴らしいです。



「キュア」と銘打つライヴは卒業・・・という事で、全般的にシンプル。
物販は「刃」のみ。ドリンクも特製カクテル的なもの無し。

オールスタンデングの場内も同様。



開演前にプリキュアの映像が流れるような事は無し。
ギリギリで買ったのに整理番号は100番台。それなりに前の方に滑り込む。
※前回はそこそこ早くて200番台だったのだが

へぇ、今回はステージから「花道」が出てるぞ。
演奏者が見せ場で出てきてくれるって事か。



開演を前に「説明事項」。
そして、「PRIDE」のテーマ。

幕が上がる。
NASSY、いきなりショルキー持って仁王立ちだー!!
(続く)