プリントは基本的に日付順にアルバムに整理している。
これが一番簡単。頭を使う必要がない。分野に細かく分けようとすると非常に手間が掛かるのと、複数のカテゴリーが錯綜し分類不能になる。探し出す時にも結局困る。
私の場合、写真の90%以上が、街の写真、建物の写真で、残りの10%弱が自然系の写真と人物写真(記念写真など)である。
最初のうちは人物写真(記念写真系)も建物写真と一緒にしていたが、圧倒的に建物写真が多かったので、人物写真を探し出す時に不都合を生じだしたのと、建物写真の間に唐突に人物写真が入る違和感が大きかったので、両者を結局分けて整理することにした。
東京写真が圧倒的に多いので、東京以外の写真(地方・海外など)は、別ファイルにして混ぜないで別途整理する。完全に東京とそれ以外なので、場所で簡単に分離できる。
海外写真や地方都市写真も、日付・時間順に淡々と並べる。その方がかえって、どこそこに行った後に昼飯だったのか、などというように記憶が鮮明になる。写真日誌です。
整理には、ポケット式のファイルがかさばらなくて良いのだが、縦構図の写真を横に入れてしまうのがどうも好きではない。さんざんポケット式で縦横フリー対応のアルバムがないか探したが無く、結局、フエルアルバムなど糊式のアルバムに整理している。
ポケット式なら、わきの紙の部分にちょこちょこっと書き込めばいいが、貼るタイプだとそうも行かず、コメントを付けるのが面倒になるのが困りもの。最近はかなり長い間、写真整理がストップしてしまっている。またポケット式なら、必要に応じて引っ張り出しやすいが、貼るタイプだとそれがうまくいかない。四隅をはめる台紙もちょっと考えたが、何かの拍子に落ちたりする危険があるのでこれもやっていない。実はいまだに上手い解決法は見つかっていない。
ただ最近は、糊式アルバムでなく、ポケット式に傾きつつある。アルバムが大量になってしまったのと、時間がかかる整理法は、結局やらないことになるという事実に遅まきながら気がついたので。