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清香堂額縁店
所在地:中野区新井1-23
構造・階数:木・2F
解体時期:2011(平成23).4
Photo 2005.11.3
銅板張り看板建築。最期の頃は、額縁が乱雑にうずたかく積まれた状態になっていて、とても額縁を選び出すことなどできるような雰囲気にはなっていなかったので、先行きを懸念していたのだが、やはりというかなんというか。ある日通りかかったら、既に完全に更地になっていた。
薬師銀座は古くからのお店もある門前の商店街だが、古い建物は徐々に減っている。二軒左側にも銅板張りのたばこ屋があったが、そちらは数年前に建て替えられており、残っているのは、モルタル看板建築が数棟といったところ。
2022.12.30追記
銅板張りの看板建築なので戦前期のものではないかと思われるが、火災保険特殊地図は戦前・戦後ともに版がなく不明。1958(昭和33)年の「東京都全住宅案内地図帳」には清香堂の名が記載されており、かなり古くから営業していた店だったことは明らか。
Tokyo Lost Architecture
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