都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

慶応大学 図書館旧館

2013-04-01 | 港区   
慶応義塾大学 図書館旧館 玄関内部
所在地:港区三田2-15   Google Map
構造 :煉瓦・石造
階数 :3F・B3F、塔の部分は4F、書庫は6F
建設年:1912(大正元)
設計 :曽禰中條建築事務所
備考 :国重要文化財
Photo 2013.1.18

 震災と戦災で被災したというが、戦後、復旧されて現在に至る。赤絨毯が敷かれた玄関室も良い感じ。キャンパスが開いている時なら、階段室の手前までなら入って見ることができる。

階段室のステンドグラス
Photo 2013.1.18

 階段室にある「ペンは剣よりも強し」を表すステンドグラス。馬を下りた武将が下方に描かれ、ペンを手にした自由の女神を見上げているようなのが印象的。女神には後光も射している。ただ見ようによっては、西洋文明が進んでいて、日本文化が劣ってるという感じに見えなくもないし、西欧文明的な聖人と野蛮な日本武士という構図にも見えてしまう。実際、当時の感覚としてはそれに近いものだったのかもしれないが、現代の立場からするとやや釈然としなくなる。ただ、内容はともかく、大きなステンドグラスは精緻で鮮やかで美しい。

慶應義塾HP > 慶應義塾図書館  図書館のスティンドグラス
#古い建物 港区  #大学  #近代建築  #曽禰中條  #重要文化財 
コメント
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