大日本報徳社 仰徳記念館
所在地:掛川市掛川1176
建設年:1884(明治17)
移築年:1938(昭和13)
構造・階数:木造・平屋
設計 :工部省
備考 :旧有栖川宮熾仁親王邸御座所
静岡県指定有形文化財(2014年3月指定)
以前は掛川市指定文化財
Photo 2001.7.12
有栖川宮熾仁(たるひと)親王邸日本館の御座所として東京市霞ヶ関に建てられたもの。その後、霞ヶ関離宮、東宮仮御所として、また帝室林野局仮庁舎として使用されたという。1938(昭和13)年に宮内省から下賜され、掛川へ移築された。
内部は洋風で暖炉がある。このため屋根中央に暖炉の煙突が見えている。
東側の様子。ガラス戸のはまった廊下が続く。 Photo 2001.7.12
以下は2023年3月21日に訪れた際の写真。
Photo 2023.3.21
敷地全体の整備に伴い、仰徳記念館の東側にあったRC造の事務所と渡り廊下が撤去されたため、全体が見えるようになった。暖炉の煙突も塗り直された?ようだ。
東側の廊下
「仰徳館」の額が掛かる大広間
和風な外観だが、内部は絨毯敷きで暖炉もある。扉は内側への押し開き。白壁で長押もあったりして和洋折衷な感じ。
いつの時代のものかは分からないが、シャンデリアもついている。
暖炉がある部屋
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