ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

田んぼの落水

2022-10-01 | 米づくり(にこまる)
お米づくりも終盤を迎え、
きのう田んぼの水を落とす落水でした。

最近、この地域では、
早生の品種で「なつほのか」の作付けが
大半を占めるようになったためです。

朝から川の堰を倒し、各用水路の堰板も外し、
最下流の暗渠の蓋もすべて外して回収です。

昨年より耕作組合の副組合長を
仰せつかっており出役は仕方ありません。

わが家は晩生「にこまる」のため
少しでも水を溜め込んでおく必要があり、
前日のうちから準備は万端です。

明日は稲刈りを前にして
耕作者全員参加による草刈りです。





他の地区は晩生「にこまる」栽培が多いため、
あと一週間ほどは用水が流れています。

午後からは他の地区も
最後の水管理となる見回りへ。

あ!!
もう一度先の画像でも分かるように、





何やらのっぽの植物が・・・

今まで見逃していたんでしょうね。

しかも、田んぼの奥の方。

さあ、どうする?





やっぱり目に入った以上は、
放っておけませんね。

すでに片足は田んぼの中でした・・・

こういう時に思うこと、
やっぱり百姓の血が流れているんですね。





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揺らされ続けたその後

2022-09-26 | 米づくり(にこまる)
二度の台風に揺らされた「ながさきにこまる」

倒伏だけは免れたものの
穂揃い期に一晩中揺らされているので、
玄米の充実度だけは保ってくれることを願う。

9月も残り少なくなり
「にこまる」も色づき始めてきたようです。








今やるべきこと、稲刈り前の最後の草刈りへ。

刈り取っても刈り取っても
本当にこれだけはendlessで終わりがありません。

一年に一度だけの稲刈りのために、
いったい草刈りは何回やっていることか。





こちら田んぼの中に
紛れ込んでいるヒエ取りも・・・






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超大型の暴風台風

2022-09-20 | 米づくり(にこまる)
今度の14号、
久々に暴風の恐怖を実感させられた。

立っていられないほどの暴風と雨に
裏山の木が大きくなびいて
「ゴォー」という風の轟音が鳴り響く。

まだ鹿児島に接近している頃から吹き荒れて
3回ほど停電になるも直ぐに回復してくれたので助かった。

夜中の2時頃に目が覚めると外は妙な静けさ。
台風の目に入っていたのでしょう。

その時の台風の位置は、
島原沖の有明海にあったようです。

当地にとっては
東側を北上してくれたようで
まだ救われた形だがほぼ直撃に近い。





もう30年ほど前になるが
同じ9月に長崎に上陸した台風が、
その後福岡を通過して中国地方へ。

当時は福岡空港勤務だったが、
翌朝、通勤道は数本の電柱が折れたり傾いたまま。

何と言っても空港に多いあの大きな看板が
強風で道路になぎ倒されていたのには驚いた。





まる一日揺らされた「にこまる」
少々行儀は悪くなったが倒伏だけは避けられた。





頭を垂れていたイネも
畔際の直接風が当たったイネは
モミを落とされて突っ立っています。





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おかげさまで被害なく

2022-09-06 | 米づくり(にこまる)
昨夜から今朝にかけて吹き荒れた台風11号。

今回、暴風域に入るか入らないかぐらいでしたが、
久しぶりに風が強い台風でした。



午前中には雨もあがったので
田んぼのイネの様子を見に行ったのですが、
雲仙普賢岳はまだ雲に包まれたまま。





心配するまでもなく
イネは倒伏することもなく気元気で、
行儀よく北側を向いて並んでいます。(笑)





気になっていたのが
一番最後に田植えした田んぼ。

まだ出穂したばかりで
ひと晩中揺らされたにも関わらず
頑張って花を付けていました。

今後の収量に影響なければいいのですが。

偵察を終えて帰ろうとすると、
ん!イネより身長が高く、様子がイネとちょっと違う。
夕日に逆光で見るとよく分かります。・・雑草です。





目に入ったからにはそのままにはしておけずついつい。
百姓の血が流れているんですね・・・


明日は台風一過の良い天気だとか。

ヨシ!!





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にこまる出穂です!

2022-08-25 | 米づくり(にこまる)
「にこまる」が出穂しました。

まだ顔を出したばかりで、
走り穂といったところ。





今年は梅雨明けも早く、
気温の高い日が続いたからでしょうか、





例年に比べると三、四日早いようです。





まだ葉の陰からチラチラッと見えるぐらいで、
よーく見ないと気付かない。





きょうは澄み切った真っ青な空に白い雲、
田んぼの鮮やかな緑が映える一日。





少しは湿気もとれて風も爽やか。

ちょっとだけ秋を感じさせる天気でした。





道路脇の雑草は見なかったことに・・
(今度刈り取っておきます)


「にこまる」にとってもう暫くの間、
穂が出揃うまでが一番大事な時期。

台風の接近も無く、
平穏であることを願うだけです。





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出穂を控えて

2022-08-20 | 米づくり(にこまる)
毎日、暑い!暑い!と言っている間にも
水稲「にこまる」の茎の中には
すでに稲穂の赤ちゃんが出来始めています。

一株の中から一番長い茎を引き抜いて、





カッターで丁寧に割いてみると・・





まだ1㎝ほどの幼穂が確認出来ます。


お盆も過ぎて出穂前の今の時期になると、
幼穂もさらに成長しています。





ここまで来ると玄米の充実を図るために
穂肥(ほごえ)の投入ということになります。





わが家の穂肥は特別栽培専用の
BBヒカリNK1号を採用しています。

この穂肥を投入するタイミングと量は企業秘密。
いやいやそんな大層なことじゃ。(笑)

台風で倒伏するのを避けるため
葉色が濃い田んぼは穂肥を控えるようにしています。


それでは久しぶりに
穂肥の手蒔き投入を体験してもらいましょうか。

無言のままでつまらないかも知れませんが・・
2分弱程お付き合いください。


2022.08.19



後はちょっとだけ楽に
動噴機械を活用して済ませておきますので・・





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早めに切り上げて

2022-08-01 | 米づくり(にこまる)
きょうから8月、
一年で一番好きな7月も終わりました。

今年は記録的な速さで梅雨が明けたことで、
途中、梅雨の戻りはありましたが、
ずいぶん長い7月だったように感じます。

ジャンボタニシとの格闘、
雑草との闘いはあったにせよ
真っ青な空のもとで動くのは気分は最高でした。

結局、晴天が続く期間、
梅雨明け十日が好きなんですね。





今年は梅雨末期の豪雨もなく、
水不足が心配されるなかの中干し。





早めに切り上げて田んぼに水を入れました。

地面のひび割れはあっても
土はカラカラに乾いておらず、
イネにとって過酷な期間とはならなかったようです。

早いものであと一ヶ月足らずで出穂を迎えます。





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中干し期間中です

2022-07-28 | 米づくり(にこまる)
イネにとって
過酷ともいえる一番辛い期間。

今年も田んぼの中干し(なかぼし)が始まっています。





夏真っ盛りの猛暑の中、
特に今年は水不足が心配されるのに、
わざわざ水を抜くのはどうしてと思われるでしょうが
これには昔から伝わる大事な訳があるのです。

稲の倒伏を防止するだけでなく、
第一に過剰な分けつを抑制するのが目的です。

さらに土中のガスを抜き土に酸素を送り
根張りをよくすることで稲の活力を高めるため。

といった稲作にとって大事な年中行事なんですね。

きょうも猛暑日となった長崎、
辛いのもあと数日だ、頑張ってくれ!

イネには熱中症は無いだろうから・・・(笑)




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これ、誰の?

2022-07-19 | 米づくり(にこまる)
おい、おい、こんな所に・・・







ジャンボタニシの卵に紛れて。

君たちの母さんはウズラかい?







水を張った田んぼの中で見たのは今まで初めて。

たとえヒナが孵ったとしても
この先・・・・大丈夫?

その前にきょうの雨で水没、
若しくは流出してしまったのでは。





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来年に備えて・・

2022-07-15 | 米づくり(にこまる)
今年も本当の梅雨明けとなりそうで
梅雨前線が再び現れ活発化。

午後から降り出した雨は、
雨脚が次第に強くなり梅雨末期の様相です。

ジャンボタニシとの格闘も終盤で、
タニシに勝利したわけではありませんが、
ようやく食べられないほどの大きさにイネが成長。

なんとか午前中でジャンボの餌食となった
イネの苗の補植も済ませたところです。





この時期になると田植えが早かったイネは、
分げつが進んで株も張ってきます。

しかし、最後に移植した田んぼは、
苗もまだ小さくしばらくは注意が必要です。





ジャンボタニシというだけあって
この時期まるまると太って繁殖の時期を迎えています。

コンクリートの壁面などによく見かけるあのピンク色の卵。
( ↑ 冒頭の画像の苗にも)

これだけの数がふ化してタニシになると思うとゾッとします。





そこで、次のミッションだが、
卵がふ化する前に卵を潰してしまうか水に落とすこと。





どれほどの効果が期待出来るか分からないが

来年のために・・・


もう、いい加減にして~♬

先日のNHK総合で歌ってましたね。





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