ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

東大農場が禁止農薬でコメ栽培

2008-10-04 | 食の安全
一昨日、報じられたニュースで、東京大学の付属農場が平成9年から3年間、
現在では使用が禁止されている水銀系農薬を使用して、実習田でコメを栽培していたそうだ。

使用されたのは平成15年に農薬として使用が禁止された「酢酸フェニル水銀」で、
実習用農場で栽培するコメの種もみの殺菌用に使用したらしい。
また東大では収穫されたコメは周辺住民に販売していたという。

昭和48年に水銀剤は農薬として登録失効となり、法令上は製造、販売が禁止されたが、
この時点以前に流通している物は、なお使用が法的には許容されている状態で、
厳密に言えば、当時は使用自体は禁止農薬とはなっていなかった。

問題は、最近の食の安全が崩壊しつつあるなかで、誰もが信頼する東大の農学部という
最高の頭脳研究機関の中で発覚し、結果論にせよ地域住民の安心感を裏切ったことになり、
あまりにも無神経だったと思う。

一般的に大学、試験場等には研究用と実習用の圃場があり、研究用で生産された
農作物は廃棄処分され、実習用で生産されたものは周辺住民などに販売される。

農学部の敷地内にはよくトマト、キュウリ、ピーマン、西瓜などが栽培されていたが、
素性が分からないだけに、さすがに食べようという気にはなれなかった。
中には夜こそっそりと失敬して自炊の一品にする者もいたが。

ちなみに我が家は特別栽培をベースにしているので、水稲栽培に伴う種もみの消毒は、
微生物農薬を使用し、種もみを微生物で包み込み、細菌病からガードする方法で、
事実上、農薬ではないので使用農薬成分の回数にカウントされません。
      
    
        微生物農薬エコホープDJに24時間浸透




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