ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

大人の絵本

2022-03-03 | よもやま話

「ゆく河の流れは絶えずして、
 しかももとの水にあらず」

「よどみに浮かぶうたかたは、
 かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」

有名な鴨長明の「方丈記」の冒頭部分です。

高校の時に苦手の古典の時間に暗記させられましたが、
その時は全然興味もありまませんでした。

大人になったいま聞くと、
移り行くもののはかなさが詠まれていて染み入ります。







ちょうど一か月前になりますが、
近所の菩提寺で永代経追弔法会が開催されました。
(途中まで書いて、放ったらかしてました)

昨年一年間に亡くなった門徒方の追弔法会で、
母のお位牌を本堂に持参してお勤めいただきました。

そのお勤めの後の法話で
「方丈記」の冒頭が絵本になていることを紹介されたのでした。





絵に合わせて読むと、
さらに内容が理解しやすいかもですね。







無常観を詠った名文と、
河の流れやうつろいゆく情景、
どこか心が落ち着く絵本のようです。

絵本とは言っても子供や孫たちにはまだ難しく、
「無常観」を理解出来るかな?

きっかけがないと少し難しいでしょうね。





「長崎の変」とは?
長崎の新たな変化やチャレンジを応援し、
その魅力を発信するプロジェクトです。

コメント (2)
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