ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

夏越大祓

2021-07-31 | よもやま話
今年も夏越祓いが執り行われました。





夏への暑さで衰弱する心身に起こる
いろんな流行悪病戯れ災危を
事前に取り除くために行われる祭事とあります。

『水無月の夏越の祓いする人は
     千年の命伸ぶというなり』

皆が皆、千年も命が伸びたら
それはそれで困りものですよね。





袋の中の「人形(ひとがた)」に家族の氏名と年齢を書いて、
各自が身体を撫で、息を吹きかけてご神前に供えます。

お祓いをつとめたあと諸々の穢れや災危を負わせて大海原へ祓い流します。

今年は食材開発部長が他界しましたが、
孫の5番目が増えたため9名と昨年と変わらず。

氏神様も相変わらず人数の多さにビックリなさっているのでは・・・

今年もコロナ禍での祭事ということもあり、
コロナ退散を願い入念な祈祷が執り行われたのではないでしょうか。


 


また、五穀豊穣のお護り札も事前に届いており、
既にそれぞれの田んぼに建てて今年の豊穣を祈りました。


「産須那の神」とは「産土(うぶすな)神」
 すなわち、人の出生地において一生の守り神となる
 もっとも近くの神社に鎮座される神を意味する。

「御歳之皇神」とは実り収穫の神。穀物の豊作をもたらす神の意。


(本来は6月に執り行われる祭事でしょうが、
 田植えなどの忙しい時期を避け一月遅れが慣習となっています)





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