ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

全国棚田サミットが開幕

2008-10-17 | よもやま話
「全国棚田サミット」が長崎市と雲仙市を会場にきのうから始まっています。

棚田を守り後世に伝えていくことを目的に意義や必要性を話し合うもので、
14回目を迎える今年は、「みんなで語ろう、棚田の未来」をテーマに
全国から約1300人が参加するそうです。

サミットは、3日間講演会や棚田の見学会などが行われ、
農業のあり方や棚田の活用などについて意見交換がなされるそうです。

地元では棚田百選にも選ばれた千々石町の清水棚田がありますが、雲仙岳の
湧き水で、昔ながらの天日干しで作られた棚田米は美味しいことで評判です。

しかし、最近では機械化が困難で、労働力不足で耕作放棄が増えて
荒廃化が進み、日本古来の田園風景がなくなりつつあります。

こうした中で、多くの賛同者が集い、棚田を守り後世に残そうとする動きが、
着実に大きな輪となって広がろうとしています。


美しき棚田(日本の棚田百選)  
http://blowinthewind.net/atanada.htm



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「まぼろしの邪馬台国」号

2008-10-15 | よもやま話
午後稲刈り準備からの帰りに、今話題の「まぼろしの邪馬台国号」に出くわした。
これは地元の足として、諫早-島原間を、運行している島原鉄道(通称:島鉄)の列車である。

竹中直人さんや吉永小百合さんの姿やタイトル文字が列車の側面いっぱいに描かれ、
盲目の作家、郷土史研究家で「島原の子守唄」を作られた故宮崎康平氏夫妻の半生を
描いた映画「まぼろしの邪馬台国」がデザインされたラッピング列車である。

先日、JR諫早駅で出発式があり、一日駅長を務めた康平氏役の竹中直人さんらが、
映画の完成や記念列車の運行を祝ったそうだ。
JR九州と島原鉄道は、企画切符の発売などで島原半島への観光客誘致を図っている。

11月1日全国ロードショー。



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秋作ジャガイモ1回目の防除。

2008-10-13 | じゃがいも(デジマ)
九州地方は高気圧に覆われて、きょうも秋晴れのいい天気。
風もそんなに無かったのでジャガイモの防除を実施しました。

ジャガイモ蛾の発生が見られ、いたるところで葉が虫食い状態。
秋特有の青枯れ病の発生も防ぐために、殺虫剤、殺菌剤を使用しました。

使用農薬
○ペンコゼブ水和剤 農水省登録18852号   500倍  (殺菌剤)
○エンセダン乳剤  農水省登録16314号  1,000倍  (殺虫剤)
○ネオエステリン                  5,000倍  (展着剤)



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稲刈りの準備に。

2008-10-12 | 米づくり(にこまる)
3連休の2日目、今日は素晴らしい晴天に恵まれて、
朝から雲仙方面へ向かう県外ナンバーの車が多かった。

我が家はというと、稲刈りを控えて納屋の片付けと乾燥機の試運転。
二十数年間使い込んだ乾燥機だけに、念入りに調整して一応準備完了。

稲の穂は黄金色に輝き、干拓新田地区はまだ2~3箇所程度だが、
「ヒノヒカリ」の稲刈りのコンバインが動き始めていた。
既に水田内は水も抜けているので、暗渠の蓋を外して廻った。

「ながさきにこまる」の稲刈りは20日前後からになる予定です。



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燃費の自己記録更新

2008-10-11 | よもやま話
今年の4月、17年間、305,000kmでリタイアしたブルーバードに代えて、
燃費で選んだHONDAフィットARIA。実にガソリンスタンド泣かせの車だ。
新型ハイブリッド専用車「インサイト」も来年には発売予定だ。





昨夜、福岡から帰る途中に車の燃費計がなんと27.0km/㍑を示した。

実は高速道路を避け国道を帰ることで燃費の記録に挑戦したのです。
福岡を出る時、燃料満タン(地域で一番安い店のキャッチフレーズで
太宰府市通古賀にある三菱系スタンド)と同時に燃費計もリセット。

高速道を避け、一般国道も極力避けながら、信号の少ない一本道を選択。
佐賀平野の平坦で信号も割と少ない江北町から鹿島市間をピークに狙っていた。

今までの最高が24.5kmだったので、走行中もエンジンの回転数は1,500回転以下、
信号停止にならないように早め早めのアクセルワークでスピード調整。

スピードに乗れば1,500回転でも時速60kmにはなるが、どうしても
発進時は40km以下の走行が続き、後は数珠繋ぎの車を引っ張る羽目に。
後続車のイライラも分かるが、ここはジッとマイペースを保持。
次回、挑戦するときは初心者マークか高齢者マークを付けたほうがいいかも。

ガソリンが高騰してからは、よく燃費計表示で走行している。
この燃費計、コンピュータ計測だろうがその信憑性はと思っていたが、
先日給油した際に、スタッフが計算したところ小数以下までピッタリ。

これには、スタンドのスタッフも驚いていた。

昨夜は福岡から5㍑、700円、缶コーヒー120円、計820円で帰ってきたことになるのか。



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25年目。

2008-10-09 | よもやま話
昨日は愚妻の誕生日で、という事は結婚記念日でもあった。
それがなんと、今回は大きな節目となる25年目だったらしい。
長女の歳を考えてみてもなるほどである。

無神経というべきか、不覚だったというか、まったく気にもしていなかった。
愚妻の友人が同じ時期に結婚していたので電話があったようだ。

日本では、女性に夫や子供が高価な祝いの品を贈ることが多いらしいが、
今度、その辺りで長女と三人でヤキトリにでも行くことにした。



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長崎くんち開幕

2008-10-07 | よもやま話
長崎市民の氏神様、鎮西大社諏訪神社の秋の大祭、「長崎くんち」が今日から始まった。

寛永11年(1634年)に、丸山町、寄合両町のふたりの遊女が神前に謡曲「小舞」を
奉納したのがその始まりであるといわれ、360余年の伝統を誇り、奉納される
出し物の代表格「龍踊り」をはじめ奉納踊りは国の重要無形民俗文化財に指定されている。

地元では一般的に「くんち」と呼ばれるが、諏訪神社への敬意を表し、
年配者や商売人には「おくんち」という。「くんち」の名称は旧暦の節句にあたる
9月9日「くにち」、(九州北部地方の方言で「くんち」)に行ったことに由来するという説がある。

以前からこの3日間は、長崎市教委の粋な計らいで、小中学校は午前中で授業は打ち切り。
我々が子供の頃はうらやましく思ったもので、ちなみに愚妻だけはその経験者。


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稲発酵祖飼料(ホールクロップサイレージ)

2008-10-05 | 米づくり(にこまる)
今朝8時より水路の草払いと溝浚えの共同作業がありました。
あいにくの小雨交じりの天気でしたが、午前中には終了しました。

2~3年前までは、作業終了後は打ち上げとして酒がつきものでしたが、
最近では飲酒運転防止のため、ペット茶とお菓子になってきています。
なにか寂しい気はするのですが、良い傾向といえるでしょう。

ところで、今日の記事タイトルですが、打ち上げの際に話題になったことで、
写真を見て分かるように、左右の稲は明らかに背丈、色合いが違っています。

右の稲は普通の食用米ですが、左の稲は飼料用米で背丈も1m以上あります。
稲を使った飼料となる稲発酵祖飼料を作るために、稲WCSを栽培されています。

これは「タチアオバ」という品種で、食用米と同じ栽培管理して、収穫は稲の葉や茎、
稲穂をまとめて専用機械で裁断しながら乳酸菌を混ぜて、黒いシートでくるんで、
発酵させ飼料にするもので、主に乳牛と肉用牛の特性に合わせた家畜の餌です。

水田転作の減反政策にもマッチし、これまでトウモロコシが主原料とされていたが、
トウモロコシが世界的な高騰で品不足となり、農家の米過剰作付けもあって
稲を家畜のエサにする米の生産過剰抑制にも役立つものです。

また今、原油高騰やバイオエネルギーによって、輸入飼料が高騰していますが、
この取り組みは悲鳴をあげている畜産農家にとっても「朗報」です。

稲WCS栽培は耕種農家、畜産農家の双方でメリットがあり、
現在では水田の転作作物活用として注目を浴びています。



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東大農場が禁止農薬でコメ栽培

2008-10-04 | 食の安全
一昨日、報じられたニュースで、東京大学の付属農場が平成9年から3年間、
現在では使用が禁止されている水銀系農薬を使用して、実習田でコメを栽培していたそうだ。

使用されたのは平成15年に農薬として使用が禁止された「酢酸フェニル水銀」で、
実習用農場で栽培するコメの種もみの殺菌用に使用したらしい。
また東大では収穫されたコメは周辺住民に販売していたという。

昭和48年に水銀剤は農薬として登録失効となり、法令上は製造、販売が禁止されたが、
この時点以前に流通している物は、なお使用が法的には許容されている状態で、
厳密に言えば、当時は使用自体は禁止農薬とはなっていなかった。

問題は、最近の食の安全が崩壊しつつあるなかで、誰もが信頼する東大の農学部という
最高の頭脳研究機関の中で発覚し、結果論にせよ地域住民の安心感を裏切ったことになり、
あまりにも無神経だったと思う。

一般的に大学、試験場等には研究用と実習用の圃場があり、研究用で生産された
農作物は廃棄処分され、実習用で生産されたものは周辺住民などに販売される。

農学部の敷地内にはよくトマト、キュウリ、ピーマン、西瓜などが栽培されていたが、
素性が分からないだけに、さすがに食べようという気にはなれなかった。
中には夜こそっそりと失敬して自炊の一品にする者もいたが。

ちなみに我が家は特別栽培をベースにしているので、水稲栽培に伴う種もみの消毒は、
微生物農薬を使用し、種もみを微生物で包み込み、細菌病からガードする方法で、
事実上、農薬ではないので使用農薬成分の回数にカウントされません。
      
    
        微生物農薬エコホープDJに24時間浸透




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水田の落水

2008-10-03 | 米づくり(にこまる)
水稲も黄熟期を迎え一斉に「落水」となりました。
「落水」とは川の堰を落とし、水田から水を抜く作業です。
概ね稲刈りの10日ぐらい前に落水します。

今年の栽培品種「ながさきにこまる」は早期に落水すると整粒歩合が低下するため、
出来るだけ遅くまで水をかける管理が必要で、水田から水を落とさず溜め込んでいます。
また、落水後も乾燥状態となった場合は走水を実施します。

「ながさきにこまる」はヒノヒカリより粒が大きく、揃いもよく、粒張りも良いという特徴を
十分活かせるように管理が大事になります。



「ぽてと倶楽部」では会員様のご要望が多かった、新米「ながさきにこまる」の直販も
今年から始めました。会員様へは郵送、またはE-メールにて申込書をお送りいたしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

一般の方で希望の方は、お名前、ご住所、電話番号を明記の上、下記アドレスにお送りください。
こちらから折り返し案内書、申込書を送らせて頂きます。

  ご希望の方は → atcchin@mail.goo.ne.jp



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