まるみのあっちこっち巡り

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江戸時代の幕を閉じた歴史の舞台を訪ねる 二条城

2011-01-17 00:33:04 | お出かけ 近畿

地下鉄東西線の二条城駅前を出るとすぐに二条城はあります。
総面積約8万3400坪もの広大な敷地に本丸庭園、二の丸庭園、
清流園と3つの庭園があり、時間も体力も必要となるでしょう。
さすが徳川幕府なのです。

二条城の周りはランニングコースとしても
親しまれています。

1603年、徳川家康が、京都御所の守護と
上洛の際の宿泊所として造営。
1626年、3代将軍家光が二条城を完成。

絵画・彫刻など桃山文化の全貌を見ることができますが、
本丸御殿の中は、写真撮影不可なので
目に焼き付けるしかありません。

1867年15代将軍慶喜の大政奉還により、
朝廷のものとなり、1884年に離宮、1939年に京都市に下賜、
1994年世界遺産に登録されたのです。





特別名勝の二の丸庭園は、小堀遠州の作と伝えられています。
御殿に「蘇鉄の間」と呼ばれる部屋があるように
西洋のソテツが大胆に植栽に使われていることも象徴的。

そのソテツは、寒さに弱いために例年この時期になると
幹全体にこも巻を施し、養生させます。
この手法は代々受け継がれてきたもので、
二の丸庭園の冬の風物詩です。

京都府京都市

2010.12.18
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