まるみのあっちこっち巡り

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にっぽん丸GW日本一周クルーズ 金沢城公園 玉泉院丸庭園

2016-12-21 00:39:50 | 2016にっぽん丸 GW日本一周クルーズ



二代藩主前田利長の正室玉泉院(永姫)が屋敷を構え、
後に三代藩主前田利常が作庭を始め、
廃藩時まで藩主の内庭として存在していた庭園を
池泉回遊式庭園として江戸後期の姿に。







こちらの庭園には全く記憶がないと思いましたが、
それもそのはず、明治期に廃絶された庭園を
平成20年から5年間をかけて発掘調査をし、庭園を造成、
平成27年歴代藩主が愛でたであろう庭園の姿が再現。

饗応の場として活用された「兼六園」に比べ、
藩主の内庭としての性格が強い庭園だったそうです。







庭園に面した石垣は、形状や色彩など外観の
意匠に趣向をこらした「見せる石垣」として造られています。

金沢城は「石垣の博物館」とも言われるそうですが、
城の周囲には野趣に富む高石垣、
藩主の御殿や庭園の周囲にはデザイン性にも富むといった
場所によって石垣様式を使い分けていたのでした。

これを見ていた外国人観光客も驚いている様子。

石同士の接合部分を隙間なく加工して積み上げる切石積み、
形や大きさをそろえた割石を用いて積み上げる粗加工石積み、
城郭石垣の技術と庭園としての意匠とが見事に融合した
金沢城ならではの傑作とされています。







V字形の石樋から落差9mに及ぶ石垣の滝も
見てみたいものですが…

甦る加賀百万石の金沢城に驚愕です。







十代の頃から城郭建築には興味があって、
その頃から旅の目的が城であったりしたのですが、
一度行ったくらいで満足してはいけないと思いました。

姫路城も大阪城ももう一度行かなくちゃ!
熊本城は行けるかしら?







この足で兼六園に向かって鑑賞すると良いと思うのですが、
気づけば正午はとっくに過ぎていたのです。

石川県金沢市丸の内1-1

2016.5.3
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