まるみのあっちこっち巡り

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2017にっぽん丸GW日本一周クルーズ  大船渡港のにっぽん丸

2017-11-10 00:51:32 | 2017にっぽん丸 GW日本一周クルーズ


天候に恵まれたGW日本一周クルーズ。
大船渡では、「碁石海岸観光まつり」へ行く予定で、
バスの事前予約をしておきました。







碁石海岸へは震災前に行ったことがあるので、
行きたいような行きたくないような
複雑な気持ちでいました。







「頑張ろう東北」震災から6年が経っていますが、
どれだけ復興が進んでいるのでしょうか。







乗船客がオプショナルツアーなどで観光し、下船している間に
一般公募で応募された方の船内見学会が行われます。







間近で見る「綾里大権現」は大迫力

綾里地区で5年に1度開催される5年祭や
お正月に実演される大権現の勇壮な舞を
こうして特別に披露してくださることに感謝です。







太平洋に開けた大船渡湾に面している大船渡港は、
江戸時代から仙台藩の港湾として栄え、
当時から天然の良港であったそうですが、
現在も岩手県一の港湾です。







2007年には大船渡港と韓国の釜山港を結ぶ
外国貿易コンテナ船の定期航路が開設されました。







輸出の4分の3を占めるのが水産物で、冷凍水産物は
温度管理ができるリーファーコンテナによって運ばれます。

大船渡や気仙沼など三陸沿岸で水揚げされた
サバやカツオといった冷凍水産魚が主体で、
釜山を経由後、中国やタイに輸送されるのだそうです。







2011年の地震では、最大波高9.5mの津波に襲われた
大船渡港は、大船渡市ともども甚大な被害を受けました。

その年の4月、被災地支援のために商船三井が岩手県の各港に派遣した
「にっぽん丸」の姉妹船であるクルーズ客船「ふじ丸」が、
一つ目の目的地である大船渡港に寄港し、
大船渡市の避難者を船上サービスで支援し始めました。

クルーズ船の果たす役割の大きさにも感動です。
災害は起きてほしくはありませんが、
いつの日かこの「にっぽん丸」もそのような
役割を果たす日が来ることもあるのでしょうか。







大船渡港野々田ふ頭では、物産品の販売や
日本酒の試飲・販売コーナーもできています。
あのテーブルとイスは何かしら?







12時、メインダイニングでランチです。
醬油ラーメン、中華おこわ、茄子の中華サラダなど
珍しく中華料理が並んでいたビュッフェランチ。






ランチの後は、碁石海岸へ行ってきます。

岩手県大船渡市

2017.5.5
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