まるみのあっちこっち巡り

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西武鉄道 第30回多摩川線ウォーク 武蔵国の守り神を訪ね、今昔の府中に触れる道

2017-11-22 00:31:58 | 駅からハイキング(西武鉄道・JR東日本)



スタートは西武多摩川線の競艇場前駅です。
初めて降りる駅ですが、やはり西武鉄道の駅、
何やらホットしているような気分になりました。

改札は、 簡易ICカード改札機でした。







競艇場通り、東郷寺通りを歩き、
最初に訪れたのは日蓮宗の東郷寺。
門前には府中市の名木100選の巨木“しだれ桜”

東郷平八郎の別荘跡に建立、荘厳かつ巨大な山門は、
のちに黒澤明監督の映画『羅生門』に登場する
門のモデルになったといわれます。

京王線の多磨霊園駅を超えて品川街道を歩き、
清水が丘立体からしみず下トンネルへ。

途中、前後に誰もウォーキング参加者が見えないので
近道をしてしまおうと道を曲がったら
自転車に乗っていた女性が
後ろから声をかけてくださいました。

「そっちじゃないわよ。
この先に男性が立っているからそこ曲がって。
そっちへ行くとわからない道に出るわよ」と。







こちらは、大國魂神社の末社で滝神社。
くらやみ祭りの競馬式(5月3日)の前に、
ここの湧水で馬と騎手が身体を
洗い清めたとされています。







かつてはあちらこちらに湧水があったとか。
現在この湧水はフェンスで囲まれ
飲むことはできません。







道の向こうに見えるのが「東京競馬場」です。
友人と一緒に一度だけ訪れたことがありますが、
損はしなかったという結果になりました。







京王競馬場線の府中競馬場正門前駅にある
「黄金の馬の像」です。

約3000年前の昔、抜群の持久力と暑さに
対する抵抗力を備えた馬が、
イラン北部の砂漠地帯で飼われ始めました。

大胆で忍耐強く、流麗な走りを
見せるこの馬はアハルテケと呼ばれ、
現在も馬術競技で活躍しているそうです。







大國魂神社の境内へと入っていきます。

大國魂神社は、大國魂大神[おおくにたまのおおかみ]を
武蔵国の守り神としてお祀りした神社です。

この大神は、出雲の大国主神と御同神で、
大昔、武蔵国を開かれて、
人々に衣食住の道を教えられたとか。







関東三大奇祭の一つに数えられている
例大祭の「くらやみ祭」は、
武蔵国の国府祭を起源とするお祭りです。

この日は、七五三を祝う家族連れの姿が目立ちました。







「ふるさと府中歴史館」にも立ち寄ってみました。
国史跡武蔵国府跡の中にあり、武蔵国府跡や
その関連遺跡の発掘調査の成果、古代国府を中心とした
市の歴史や文化に関して紹介する施設、無料です。







下川原緑道を歩き、サントリー武蔵野ビール工場、
大東京総合卸売センターの脇を通り、新田川緑道へ。







府中市郷土の森公園も色づいてきれいでした。
大國魂神社やこちらの公園も訪れたことはあるのですが、
30年近くも前のことなので、初めて来たような
それでいてここは記憶にあると感じるような・・・。







色づいた街並みを楽しみながらのゴールは、
西武多摩川線の終点である是政駅でした。
多摩川線開業100周年を記念してのウォーキングで
100ポイントをゲットしました。

歩行距離:8km

東京都府中市

2017.11.1
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