備 忘 録"

 何年か前の新聞記事 070110 など

韓国到着 脱北家族

2009-10-29 21:25:08 | 海外


'07/06/17の朝刊記事から

韓国到着 脱北家族 施設で適応訓練へ

【ソウル16日共同】北朝鮮を脱出後、青森県で保護された家族4人は16日、韓国に到着した後、ソウル市内にある韓国の情報機関、国家情報院の関連施設に収容されたと見られる。
一定期間、身元調査を受けた後、定着支援施設に移され、韓国社会に適応するための職業訓練や教育を受ける予定だ。

4人が乗った大韓航空機内では、韓国政府職員がぴたりと付き添い、報道陣の接触を一切遮断した。
定着支援施設を出るまでは、記者会見や市民との接触の機会はない。

これまでに韓国に入国した脱北者は計約1万300人で、今年は3月末現在で既に約600人。
韓国政府は北朝鮮を刺激することを避けるため、脱北者の個々のケースについては明らかにしないことを原則としており、今回も「コメントできない」(外交通商省)としている。


根強い差別 定着に壁も

【ソウル16日時事】北朝鮮を脱出し、青森県に漂着した家族4人が16日、希望していた韓国入りを果たした。
今後、4人は韓国政府の支援を受け、新天地での定着を目指す。
一方で、脱北者が韓国社会への適応に苦しむ厳しい実態もある。

一般的な手続きに従えば、4人は国家情報院などの調査を約1カ月受けた後、脱北者の生活定着支援施設「ハナ院」に収容される。
ハナ院で約2カ月間、教育や訓練を受けてから、ボランティアの協力を得ながら一般社会での生活を開始する。

4人家族であれば、一時金2000万ウォン(約260万円)と家賃などが韓国政府から支給される。
就職後の3年間に最大1500万ウォン(約200万円)の奨励金も提供される。

韓国に入国した脱北者は今年2月に計1万人を超えたが、韓国社会には脱北者への差別も存在する。
北朝鮮と異なる韓国の習慣や価値観に適応できない脱北者の多く、社会問題となっている。

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北朝鮮、IAEA招請

2009-10-29 19:55:17 | 北朝鮮


'07/06/17の朝刊記事から

北朝鮮、IAEA招請
資金移管「最終段階と確認」


【平壌、北京16日共同】北朝鮮は16日、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)で凍結されていた資金の移管作業が「最終段階にあることが確認された」とし、2月の6カ国協議で合意した非核化に向けた「初期段階措置」の手続きを協議するため、国際原子力機関(IAEA)の実務代表団を招請するとの書簡をエルバラダイ事務局長に送った。
朝鮮中央通信なども伝えた。
北朝鮮が14日に開始されたBDAからの資金移管に言及したのは初めて。

北朝鮮資金移管問題
米国の金融制裁を受け、マカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)で凍結されていた北朝鮮関連52口座の資金2500万ドル(約30億円)を全額移管することで米朝が合意。
資金は当初、中国銀行にある北朝鮮の朝鮮貿易銀行口座に移されることになったが、中国銀行が受け入れに難色を示したため作業が難航。
3月19日に始まった第6回6カ国協議は核問題で実質討議ができずに休会した。
米財務省とマカオ当局は4月10日、BDA口座の凍結解除を発表。
マカオ政府は6月14日、移管手続きが始まったと確認した。

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