今日から23日の勤労感謝の日まで3連休に入ったが、コロナ感染の急増に対処して政府は今日の土曜は休みを返上して対策本部の会合を開く。当然である。国民からみれば、遅きの感がないでもない。政府は昨日になって、専門家による分科会を開き提言を聞いている。
新聞報道によると、昨日の分科会では昨今の状況は4段階の政府基準の「ステージ3」(感染急増)に入りつつある都道府県があると指摘、医療提供体制が逼迫する可能性があると提言している。一方、政府が推進している一連の”go to キャンペイン”に対しも見直しすべきで、ここ3週間の集中対策が必要だとしている。
分科会の政府提言の感染リスクとして「五つの場面」が載っていたが、小池百合子都知事が挙げた防止対策の「五つの小」の焼き直しみたいだ。分科会は専門家から提言を受ける機関として存在は理解するが、防止対策の司令塔ではない。日々変化する状況に対応でできる施策のスピードも必要である。感染リスクが高いとされる老人は、じーいっと「五つ」のお達しを守って三連休中、家に閉じ籠る。