「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

祖母から贈られた百年の歴史の鉢植え

2022-04-29 11:14:42 | 2012・1・1
玄関先の鉢植えのキンシランの花がまさっかりである。GW初日の昭和の日だが、東京はあいにく天気に恵まれない。これと言ってすることはない。寝室に陽ががさしてきたので、老妻に時間を聞いたらなんと9時半を回っている。2月に91歳の誕生日を祝ってからか、なぜか毎日の生活のリズムが変わり早寝早起きが遅寝遅起になってきた。

老夫婦年齢合わせて180歳、しかも要介護3の老生を抱える老妻にとっては、長いGW、旅へ行く予定もないし、老生との会話も限られている。園芸にあまり関心のない老生との話は花より鉢にまつわるものになった。その鉢植えは元治元年生れの母方が新築の際、頂戴したもので,万年青だったという。花より鉢上の歴史に話は弾んだ,





















































































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「昭和の日」「明治の日」も祝日に 祝日法改正の動きに思う

2022-04-28 09:34:25 | 2012・1・1
4月29日は「昭和の日」、国で定められた国の祝日である。もともとは昭和天皇の誕生日で、戦前は国の四大祝日の一つで「天長節」と呼ばれた。6年生まれの老生の世代にとっては、この名称のほうが懐かしい。昭和64年天皇のご逝去に伴い,法の改正で「昭和の日」に改称された。

戦前昭和の時代の四大節は元旦、紀元節、天長節、明治節であった。明治節は近代日本の時代を確立した明治天皇の誕生日だった11月3日に天皇を偲びともに祝おうという趣意からであった。しかし、戦後、祝日法の改正で,あまり趣旨不明な「文化の日」に名前が変わった。近代化への一時代を画した「明治」の名前は消えてしまった。

憲法改正論者を中心に国会の内外で「明治の日推進協議会」が活躍し始めた。たしかに「昭和の日」があって「明治の日」がないのもおかし。日本の祝祭日は1年で25日、世界的にみて多いのか少ないのか。ただ、海とか山とか、代替えのハッピーマンデイがあるのは少ないのでは。





韓国の次期大統領政権からの政策代表団

2022-04-27 10:35:13 | 2012・1・1
岸田文雄総理が昨日26日、韓国の尹錫悦時期大統領政権が派遣した政策派遣団と多忙の中をさいて会談した。尹国会副議長を団長とする親日派一行だそうだが、韓国事情に疎い老生は尹団長ときいて、6年前の2015年12月、安倍内閣政権の外相だった時のソウルでの”不加逆外相会議”の外務大臣も相手の名前は尹性だったりしたのを思い出した。

当時の小ブログを読み返してみると12月27日更新の「大丈夫か不加逆な合意」とのタイトルで、慰安婦問題についての合意内容が一方的に謝罪的であり、韓国側が本当に実施できるかどうか「あいまいな」点が多かった。やはり、その通り駐ソウル大使館前の慰安婦像の全面撤去などなかった。

わずか数年前の国際的合意さえ簡単に反古にする国である。岸田総理が自分での体験を生かせるかどうか。問題は1960年の日韓関係の基本条約に立ち戻り、歴史と法に忠実な関係を確立すべき出はないだろうか。竹島を領土問題と持ち出す限り隣の友人ではない。










善光寺御開帳と諏訪御柱 コロナ新規感染271人

2022-04-26 09:58:27 | 2012・1・1
長野県は7年に一度の観光行事,信濃善光寺の御本尊御開帳と諏訪大社の御柱曳きまわしが昨年コロナ禍で中止となり、二つとも今年に延期になった。このため今大賑わいのようだ。これを行けてか県内の感染者数も増加の傾向だったが、昨日25日の月曜日は271人と少なかった。なにか特別の理由があるのだろうか。
GWの長期休暇を前に50歳代で早くも”おばあちゃん”になった娘が職場の友人と長野市と小布施町へ一泊二日の旅をしてきた。長野市は彼女にとっては母親にあたる老妻が生まれた地だが、成人になってからは出かけたこおはない。今や祖父母もいない。

GWはいつものGHに戻るだろうか.、小布施市の岩松院の北斎の天井の鳳凰図はゆっくり拝見できたそうだが、やはりGHはGHの人出があらまほしきかなである,



要介護度のの変更と通園サービスの中止

2022-04-25 11:02:27 | 2012・1・1
毎週月曜日に一回、近所の介護施設で午前中、膝腰治療のリハビリ通園サービスを受けているが、今日もお休みにした。4月に入って心身共にフレイルの度合いが深まってきた感じで、日常の生活のリズムまで変わり、階下の庭に降りる階段さえできなくなってきた。疲労度も高く日中、ゴロゴロすることが多くなってきた。

今の介護施設には今年に入ってからこれまで通園していた病院併設の施設がコロナの発生でサービスを中止したため地元の福祉包括センターを経て紹介された。老生は91歳、身障手帳の持ち主からか要介護3に認定されている。これに基づく介護カリキュラムだが、午前9時から正午まで3時間。入浴サービスのほかテレビから流れるテープの自主体操だった。

老生の介護認定度が3が適切なのかどうか。次回の改正期にお願いすることになるが、、リハビリをやめるわけにはいかない,。老人介護ホームによっては介護度のおもい、4,5しか入居できない施設もある。










































































プロ野球40爺さんの活躍 大先輩若林投手

2022-04-24 09:40:35 | 2012・1・1
プロ野球ヤクルトの42歳の石川投手が先日のタイガース戦で2対0で今季初勝利を収めた。2002年の初登板以来21年連続白星で、新人からの記録としては史上3人目、通算記録も178勝とし200勝まで3勝とした。快記録だが、この勝利に色を添えたのは、同僚の二番バッター青木選手で今季第一号のホームランを打ちこれが援護弾となった。青木選手に言わせれば”40爺さん”石川投手””のために頑張ったのだという。

”40爺さん”選手と言えば老生世代にとっては半世紀前の”川上青葉バット”大下赤バット“時代に阪神タイガースの投手として活躍した若林忠志投手を想い出す。ハワイ生まれの二世で戦前から米球界で活躍したそうだが、戦後すぐの時代、阪神タイガースに所属、藤村二三男らと一緒にプレーして1949年まで現役だった。当時一般務め人の定年年齢は55歳、平均寿命も50歳代ではなかったか。今や平均年齢は80歳代、40歳代は爺さんとはいえないかもm



話しを聞くだけ 目黒通りの躑躅

2022-04-23 11:14:24 | 2012・1・1
東京の櫻は早くも葉桜、かわって目黒通り沿いの躑躅がまさっかりだそうだ。老妻は老人会のフラダンスの集いに今日も元気に参加した。しかし、要介護91歳の老生はテレビで二刀流の野球をみるだけ。帰宅した老妻からただ世の中の話をきくだけだ。

結核ワクチン初期世代から見た 4回目のコロナワクチン接種の必要性

2022-04-22 11:40:56 | 2012・1・1
政府は来週GW前の27日、コロナ禍対応の分科会を開き、その中で60歳以上の高齢者に対して4回目のワクチン接種が必要かどうか検討するという。91歳の老生は既に3回目の接種を3月1日すませており、昨年2回目の接種を終えた時点でさえ、これが最後の接種だと思っていたぐらいなので、まだ3回目接種が半数以下の49.5%なのに如何がものかと首をかしげた。

世の中には防疫についていろんな考え方の人がいる。80年来の竹馬の友の一人もそうでワクチン接種に反対なのだ。逆に他の一人は賛成だ。3人は家が近所なことあって80歳代後半になってから月に1回ぐらい昼食を共にしていたが、3年前の1月からコロナ禍で会を中止して今になってしまった。口には出さないがワクチン接種が問題のようだ。

大正2ケタから昭和1ケタにかけてワクチンというと結核のBCGを想い出す。戦後の知識によるとBCGが日本にはいってきたのは戦時中の昭和18年だそうだが寡聞にして知らない。老生がいつBCGを接種したのか忘れたが戦後のような気がする。しかし、結核が陽性だかどうかを調べるツエルプリン反応は戦時中にした記憶がある。戦後の薄い記憶だが、BCGワクチンは陰性者だけにしている。BCG接種は老生にとってこれ1回だ。3年前、かっての仕事の同僚が87歳の老人性結核で死亡した。元気印の男だったが,若い時BCGを何回接種したかは聞き洩らした。竹馬の友がワクチンを嫌うのは何か理由があるにだろうか..,、





















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かって国民病と呼ばれた結核のワクチンBCGが日本に入ってきたのは戦時中の昭和18年だという。感染の規模その他について寡聞にして知らないが老生でもBCGの名前は知っている。今でこそ日本では乳幼児からのワクチン接種体制が確立して結核そのものが減少してきた。