軽井沢は昭和34年(1959年)上皇殿下が皇太子時代、美智子上皇妃とテニスをt通じて結ばれた地として有名だ。明治時代の初期カナダ人の宣教師が布教のためにこの地にきて、標高1000mの高冷の気候が気に入りコッテージを造って住んだのが、この町の別荘地としての始まりだという。
今は東京から新幹線で1時間少しで行けるが、それ以前は碓氷峠をアプト式で登り「釜めし」を食べたりして2時間はかかった。僕が最初に軽井沢を訪れたのは昭和28年、浅間山麓で在日米軍演習地計画に対して県の労働団体が中心となって反対大会が開かれその取材であった。以来、親類の結婚式や知り合いの別荘に何回か宿泊してるが訪れるったびに町は変容している。町の人口は2万人少しだが、夏の最盛期は人で一杯だそうだ。
軽井沢町ではないが、隣接する群馬県嬬恋村には天明の浅間山の大噴火(1720)で流れでた溶岩で形成された奇岩による「鬼押し出し」公園がある。古い町並み保存とは違った観光資源だ。