戦後の一時期、昭和25年頃までであっただろうか”アバン・ゲール”(avant guere)"アプレ・ゲール”(apre guere)、略して”アバン”"アプレ”という言葉が大流行した。”guere"はフランス語で戦争という意味で、"avant"は前、”apre"は後という副詞。戦前の価値観、権威、道義感の持主は”アバン”、これに対して、それにとらわれない、奔放な考え方の若者を"アプレ”といった。要するに、いつの時代にでもある世代間の対立であった。
先日来の菅総理の退陣をめぐる茶番劇を見ていると。その棒振りの道化役は、与党国民新党の亀井静香代表であり、民主党の石井一元副代表らの"アバン・ゲール”(戦前生まれ)の古い体質の政治家たちが介在しているように僕には見れる。菅総理はすでに辞意を表明した"死に体”であり、今さら彼を担いでも仕方がない。言葉は悪いが、まるで死体にむらがるハイエナみたいだ。
亀井代表は新しく菅総理の特別補佐官に任命されたが、ちょうど昨年の今頃だったが「郵政改革法案」が衆院で審議されないのに抗議して金融郵政担当大臣を辞職している。僅か1年で心変わりしたのだろうか。それとも特別補佐官に就任して中から執念の「郵政改革法案」を実現しようというのだろうか。
戦後66年も経ち、国民の三分の二は"アプレ・ゲール”(戦後生まれ)である。その意味で亀井代表など"アバン・ゲール”(戦前生まれ)は数少ない貴重な存在だが、やっている政治手法は、僕のような80歳すぎの超老人から見ても古すぎる。若い世代に譲るべきである。延長された国会審議が止まっているのは亀井代表ら”アバン・ゲール”の政治家たちの責任だ。
先日来の菅総理の退陣をめぐる茶番劇を見ていると。その棒振りの道化役は、与党国民新党の亀井静香代表であり、民主党の石井一元副代表らの"アバン・ゲール”(戦前生まれ)の古い体質の政治家たちが介在しているように僕には見れる。菅総理はすでに辞意を表明した"死に体”であり、今さら彼を担いでも仕方がない。言葉は悪いが、まるで死体にむらがるハイエナみたいだ。
亀井代表は新しく菅総理の特別補佐官に任命されたが、ちょうど昨年の今頃だったが「郵政改革法案」が衆院で審議されないのに抗議して金融郵政担当大臣を辞職している。僅か1年で心変わりしたのだろうか。それとも特別補佐官に就任して中から執念の「郵政改革法案」を実現しようというのだろうか。
戦後66年も経ち、国民の三分の二は"アプレ・ゲール”(戦後生まれ)である。その意味で亀井代表など"アバン・ゲール”(戦前生まれ)は数少ない貴重な存在だが、やっている政治手法は、僕のような80歳すぎの超老人から見ても古すぎる。若い世代に譲るべきである。延長された国会審議が止まっているのは亀井代表ら”アバン・ゲール”の政治家たちの責任だ。