産経新聞のコラム「産経抄」(6月28日)に「安倍総理のやることに”何でも反対”している新聞しか読んでないと”日本が戦争に巻き込まれる”と思い込んでも仕方がないが、自衛隊嫌いの大江健三郎氏ら安保反対世代のの老人たちにだまされてはいけない」とあった。
毎日新聞が安倍総理の政策に”何でも反対”なのか知らないが、同紙の最新の全国世論調査によると”集団的自衛権を行使できるようになった場合、他国の戦争に巻き込まれるか”という設問に対して、回答者の71パーセントが”そう思う”と回答していた。”そう思わない”の回答者は僅か19パーセントにすぎなかった。正直言って、これには僕はびっくりした。
”戦争をさせない1000人委員会”というFacebookがあって、官邸近くで集団自衛権反対デモを行っている。この旗ふり役が「憲法九条の会」の作家の大江健三郎氏や脚本家の倉本聡氏などの進歩的文化人や学者である。購読紙の産経新聞は反対デモについて、ほとんど伝えないが、娘夫婦がとっている東京新聞は大きく、まるで東京中がデモで大騒ぎのような報道ぶりだ。公平なNHKも伝えているが、そのテレビ画面を見ると、白髪や禿頭の安保反対世代と思われる老人たちが多い。
大江健三郎氏も倉本聡氏も昭和10年1月生まれで敗戦時は小学校5年、いわゆる学童疎開世代である。中学校の時に新憲法が成立、60年安保時代に反対闘争に参加している。いわゆる戦後の「平和教育」を刷りこまれた教育を受けている。彼らより一つ上の僕ら昭和1ケタ世代は、同じ老人でも兵隊として、あるいは動員学徒して戦争に直接参加している。これが僅かな年の差でも彼ら学童疎開世代とは違う。
戦争の愚かさは、僕ら世代は彼ら世代以上によく知っている。日本人なら誰でも二度と戦争に巻き込まれたくない。しかし、70年前と時代が変ってきている。世界の趨勢は集団的自衛が戦争への抑止力化している。いわんや安倍総理が憲法九条を廃棄すると言明したわけではない。”枯れ尾花”で大騒ぎするのは馬鹿げている。
毎日新聞が安倍総理の政策に”何でも反対”なのか知らないが、同紙の最新の全国世論調査によると”集団的自衛権を行使できるようになった場合、他国の戦争に巻き込まれるか”という設問に対して、回答者の71パーセントが”そう思う”と回答していた。”そう思わない”の回答者は僅か19パーセントにすぎなかった。正直言って、これには僕はびっくりした。
”戦争をさせない1000人委員会”というFacebookがあって、官邸近くで集団自衛権反対デモを行っている。この旗ふり役が「憲法九条の会」の作家の大江健三郎氏や脚本家の倉本聡氏などの進歩的文化人や学者である。購読紙の産経新聞は反対デモについて、ほとんど伝えないが、娘夫婦がとっている東京新聞は大きく、まるで東京中がデモで大騒ぎのような報道ぶりだ。公平なNHKも伝えているが、そのテレビ画面を見ると、白髪や禿頭の安保反対世代と思われる老人たちが多い。
大江健三郎氏も倉本聡氏も昭和10年1月生まれで敗戦時は小学校5年、いわゆる学童疎開世代である。中学校の時に新憲法が成立、60年安保時代に反対闘争に参加している。いわゆる戦後の「平和教育」を刷りこまれた教育を受けている。彼らより一つ上の僕ら昭和1ケタ世代は、同じ老人でも兵隊として、あるいは動員学徒して戦争に直接参加している。これが僅かな年の差でも彼ら学童疎開世代とは違う。
戦争の愚かさは、僕ら世代は彼ら世代以上によく知っている。日本人なら誰でも二度と戦争に巻き込まれたくない。しかし、70年前と時代が変ってきている。世界の趨勢は集団的自衛が戦争への抑止力化している。いわんや安倍総理が憲法九条を廃棄すると言明したわけではない。”枯れ尾花”で大騒ぎするのは馬鹿げている。