「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

上海から帰れぬ日本人 4回目のワクチン接種の米大統領

2022-03-31 09:25:58 | 2012・1・1
2022中國五輪が終わった中国の上海でコロナ禍がリバウンドし、折から年度末人事異動期の日本人在勤者が帰国できぬ事態が起きているとテレビ番組が伝えていた.。また別のニュース番組では大統領が腕にワクチン接種を受けていた.。世界的な新しいコロナ株感染の兆しなのだろうか。

わが国でも30日政府のコロナ対策文科会が開催された。蔓延防止対策等措置が全国的に解除されている中、ここ数日、37都道府県で新規感染者数が前週より上回ってきている。これに対して尾身茂分科会会長は「リバウンドの兆候が見え始めている可能性がある」という認識だった。

日本列島は4月の声を聞き、桜が満開に近く花見客でにぎわっている。もとより花見には人出はつきもの。蔓延防止等措置は解除されたけれども各自治体、関係者は良識に基づいて自粛ムードをとったが、老生に言わせてもらえれば、過去の経験からも防止対策はい。一時的にせよゆるめるべきではない。



5千円のバラマキより郵便投票の普及拡大を

2022-03-30 08:20:21 | 2012・1・1
国会中継をみていたらここへきて年金受給者を中心に5千円の特別一時金を支払うという案が与党自民党,公明党筋か流れ始め、これに対して野党立憲民主党などから、7月の参院選挙を目当てにしたバラマキだと反対の声が上がっていた。小ブログ(3月22日更新)もその一矢だが、どうやら評判が悪く廃案になるようだ。

参院選挙はまだ3か月も先の話だが、要介護3、身障者手帳の持ち主の老生は既に今の状態のままなら棄権せざるを得ない。フレイルが悪化して介護があっても投票所へは行けない。選挙制度について不肖にしてないが、地方自治体の中には要介護4以上の高齢者に対しては郵便による事前の投票が許されているという。

年金生活者にとって、たとえ5千円でも別途収入は有難いものだ。しかし、91歳の老生には1泊2日の介護施設のショートステイ(6500円)のおやつ代にもならない。中途半端の額なのだ。それより、国民公平に投票権を行使させてもらいたいものだ。


コロナ禍収束は西の方角から

2022-03-29 10:56:31 | 2012・1・1
毎週月曜日はコロナ新規感染数が全国的に低い傾向だが、3月最後の29日は全国で29881人と3万人を割り込んだ。中でも顕著な減り方は大阪府が1140人と久しぶりに千人台,同じ関西首都圏の兵庫県が912人、京都府が518人と千人をきったことだ。サクラ前線の移動とともにコロナ禍前線も西から終息に向かいつつあるのか。

4月まであと数日、春の行楽のシーズンだが、一時マスコミを騒がせた”go to トラベルベル“の声はどうなったのか。蔓延防止等措置の解除の効果が幾分でもあったのであろうか。新聞の旅行広告は4月3日から始まる7年に一回の信濃善光寺の御開帳詣である。長野の感染者数も3082人(3月22日ー29日)と一日500人前後で収まっている。コロナ禍収束は西の方角からか。

群雄割拠時代 関脇若隆景が初優勝

2022-03-27 18:00:00 | 2012・1・1
大坂の大相撲三月場所の千秋楽は東関脇の若隆景が12勝3敗同士の同点決勝で、幕内7枚目の元大関高安を現在の番付通り破り初優勝した。不朽の横綱白鵬なきあと大相撲は群雄割拠の時代に入った感がる。戦前昭和、双葉山時代から相撲をみているオールドファンにとっては楽しい限りだ。令和になってからの幕内優勝力士を調べて見たら若隆景を入れて10人もいる、このうち複数優勝者は白鵬と現役横綱照の富士と大関高安の三人だけ。ちなみに優勝者を挙げて見ると、現役大関の貴景勝,正代、平幕の玉鷲、大栄翔など、ほかにも、現在コロナ禍による協会規律違反から出場停止で幕下いおちている朝之山、十両 で相撲を取っている徳勝竜もいる。まさに群雄割拠、多士済々といえるかもいえない。

若隆景の初関脇としての優勝は83年前、昭和13年1月場所、双葉山以来である.。双葉山この場所9日目,環の浦に勝って以後翌,翌々場所と69連勝して今なお不倒の大記録を打ち立てている。当時小学生だった老生はまだ四本柱のあった国技館で双葉山が横綱男女の川に勝った一番を見ている。若隆景の初関脇、初優勝は以来の記録だという。土俵審判がまだ土俵上にいて審査役だった時代からの記録。感無量である。




お花見のない目黒呑川の櫻祭り

2022-03-27 09:11:46 | 2012・1・1
東京の世田谷に発し目黒、大田区を通って東京湾に流れる呑川流域は今、桜が三部咲きから五分咲きだ。昨日、老妻が家人とともに東急大岡山駅近くの商店街で買い物して,まだ蕾の櫻の小輪を貰ってきた。
要介護3の老生は留守をおおせつかったが、帰宅した家人の話しでは飲んだり騒いだりのお花見風景こそなかったが、桜は毎年のことながらの花を咲かせていたという。
亡父の幼馴染夫妻が戦後すぐの昭和21年4月、花の吉野山の櫻の木の下で心中されている。何事があったのだろうか。戦前昭和の時代、日本人の間では、パーツと咲き、パーツと散る桜の花が「大和魂」だといわれた。敗戦から1年、亡父の友人夫妻の気持のどこかに「大和魂」が残っていたのであろうか。
90歳を過ぎ後何回お花見ができるのだろうか。飲んだり、歌ったり、騒いだりのお花見はもうできないが、咲き際、散り際の櫻は「大和魂」と大げさなものでなくともいい。やはり、桜は日本人の花だ。

プロ野球の3年ぶりの通常シーズン、その人気

2022-03-26 09:23:10 | 2012・1・1
恥ずかしながら加齢によるフレイル(陋劣)度が深まってきた。昨夜8時過ぎ、ラジオをつけたらプロ野球の実況放送をしている。日中、センバツ野球、大相撲中継とテレビ放送にみあきてきたが、やはりプロ野球だ。ダイヤルを専門チャンネルを回したらなんと今日からプロ野球が開幕しているのだ。まったく知らなかった。

今朝、朝刊を見てせめて”救い”だと思ったのは3年ぶりの通常シーズンだということだ。コロナ禍で3年間も観客や応援制限などあってお茶の間視聴率も低かったに違いない.。老生もその一人、テレビから遠ざかっていた。それだけに通常シーズンの復活は”通常”の試合をまともに見たいものだ。

今シーズンの話題の一つはパリーグ.日本ハム新庄監督の采配ぶりだ。初日のスポーツ欄(産経新聞)の見出しも”予測不能の継投"と監督の失敗采配を報じているが、通常シーズンである、いつまでこういった人気が続くのだろうか。
そう思うのはフレイルになったせいか。






北朝鮮の数重なる無謀な重なるICBM発射 排他的な血統

2022-03-25 09:24:41 | 2012・1・1
ロシアのウクライナ侵攻で物騒な世の中なのに、北朝鮮が北海道渡島半島沖150キロの国連海洋法によるEFZ(経済的排他水域)内にまたもやICBM(大陸間弾道弾)を撃ち込んできた。2月27日、3月5日に次ぐもので、最長の距離、最高の高さのものだといいう。雄島半島と言えば民謡江差追分にも近いホッケややりイかの漁場だ。何事もなかったのが幸いである。

EFZというと、老生が駆け出し時代であった1952年、韓国の初代大統領李承晩が自分勝手に李承晩ラインを設定、領域水域を宣言、その水域に入ったとして、60年平和条約が結ばれる数年間、毎日のように日本人漁夫を拿捕,抑留していたのを想い出す。

ロシアは引き続き、国連安保理決議を無視してウクライナへの侵攻の手を休めない。北朝鮮もしかりである。過去1962年のキューバ危機など国連の力により危機が回避された。ロシアのプーチンや北朝鮮の指導者にはその良識はないのか。

サクラ全開までの一時 雲南梅満開

2022-03-24 09:12:35 | 2012・1・1
東京は一雨あって一挙に陽気が上り春めいてきた。近所の目黒呑川沿いの遊歩道のサクラ並木の蕾はほころんできたが、咲くにはあと少しだ。競うように庭の片隅の雲海梅が満開である。
蔓延防止措置も融け”密集を避けて大声を出さなければ”お花見もできるようだが、要介護老人、やはり今年も自粛して雲南梅で我慢しよう。


「蔓延防止等措置」全面解除 日常生活への道

2022-03-23 07:28:02 | 2012・1・1

蔓延防止等重点措置が全面撤回された春分の日㋨翌22日、全国のコロナ感染情況はどうだったのか。菅義信内閣のコロナ関係の閣僚の一人が感染者数は神のみぞ知る”と言っていたが、老生には岸田文雄首相の期待どおり、第六波の出口の灯りが見えてきたのではないだろうか。全国の新規感染者数は20231人と下降傾向が続期、「蔓延」措置適用の18都道府県のうち、千人を越すのは東京、神奈川、埼玉、千葉の4首都圏だけ、4ケタ常連の北海道、大阪、京都、兵庫、愛知5県が3桁に急減した。

蔓延措置が解除された1日だけで全国いっせいに感染が減少する理屈が分らない。政府が数字操作をしているのだろうか。それならそれでよい。上手に誘導してもらいたい。春は一番から。テレビで「センバツ」を見ているが、応援席はすいていても「日常」がある。サクラ前線とともに日本人の日常を元にもどしたいものだ。

老人に5千円バラマキよりは

2022-03-22 09:36:26 | 2012・1・1

自民.公明与党が夏の参院選挙を前に政府に対して高齢者に5千円の特別給付金を支給する提案するようだ。産経新聞が3月22日付2面「主張」(社説)でこれに反対する意見を述べているが老生も同じだ。与党二党は4月に厚生年金の支給額が公約より若干ダウンする代償として、参院選を前に持ち出したものようだ.。まったく「主張」と同じく意味がなくバラマキに過ぎない。

見え見えの年寄への人気とりだが、老生はその手にのれない。のりたくとものれない。すでに選挙の棄権をきめている。要介護3、身障者手帳の持ち主では他人の手を借りずには投票所へ行けない。5千円頂戴しても介護の介添えが必要だし往復のタクシー代にもならない。

東京ではなかなか予約しがたい介護施設のショートステイの一日の料金が老生の施設では6万5千円もかかる。5千円では施設入所準備金にもならい。それより、在宅要介護の老人誰もが投票できる制度を作って貰いたい。