北海道の背骨といわれる日高山脈が太平洋に落ちる襟裳岬、”何もない”観光名所だが、空の玄関口新千歳空港から襟裳岬までの日高路(国道236号)は天馬街道といい、競走馬のふるさとである。1970年代、札幌に勤務中、競馬のテレビ中継の打ち合わせで、年に何回かこの日高路の町浦河、新ひだか町(当時静内)を訪れた。
ひしゃもの町、様似から太平洋に沿って日高路を行くと、まさに天馬街道だ。道沿いに軽種馬(競馬馬.乗馬)の厩舎が散見され、時には柵を越えて道に出ている馬もある。季節には雄大なコンブ星干しも遠望され北海道ならではの風物詩であった。日高路には1000を超す厩舎があり、日本の競走馬の80%を生産しており、浦河の谷川牧場にはかって日本ダービーなど5冠を制した名馬シンザン野記念像もある。
新ひだか町は平成18年、静内町と三石町が合併した町だ。その静内町にはかって宮内省の御料牧場があった。その跡地の両側7キロの二十間道路(幅34m)には山桜が植樹され、今は季節には大勢の桜見客で賑わう。日本の桜百選にも入っている。偶然だが、第二の人生の仕事でJICA(国際協力事業団)の研修員を連れて、1992年、この静内の桜見物を楽しんだ。その見事さが忘れらられない。
ひしゃもの町、様似から太平洋に沿って日高路を行くと、まさに天馬街道だ。道沿いに軽種馬(競馬馬.乗馬)の厩舎が散見され、時には柵を越えて道に出ている馬もある。季節には雄大なコンブ星干しも遠望され北海道ならではの風物詩であった。日高路には1000を超す厩舎があり、日本の競走馬の80%を生産しており、浦河の谷川牧場にはかって日本ダービーなど5冠を制した名馬シンザン野記念像もある。
新ひだか町は平成18年、静内町と三石町が合併した町だ。その静内町にはかって宮内省の御料牧場があった。その跡地の両側7キロの二十間道路(幅34m)には山桜が植樹され、今は季節には大勢の桜見客で賑わう。日本の桜百選にも入っている。偶然だが、第二の人生の仕事でJICA(国際協力事業団)の研修員を連れて、1992年、この静内の桜見物を楽しんだ。その見事さが忘れらられない。