「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ワクチン接種終了まで「非常事態宣言」を

2021-03-31 16:25:25 | 2012・1・1
大阪府のコロナ.ウィルス新規感染者数は31日599人となり、連日東京を越えている。吉村洋文府知事は政府に対して「蔓延防止等重点措置」の適用を要請することを決定した。政府がどのように対応するか。例によって専門家会議を開き意見を伺い菅義偉総理から発表運びになるようだが、どうも僕の見る限り後手後手だが大丈夫だろうか。

日本医師会の中川俊夫会長が大阪など感染者数の急増を受けて「蔓延防止策」の適用に賛意を示し緊急事態宣言の再発令すべきだとテレビ番組でのべていた。情勢は緊迫してるのだろう。しかし、政府の”出したりひっこめたり””の対策は色あせ、監督官庁の厚労省の役人まで深夜まで銀座で酒盛りしてる。

「緊急」ではダメなのだ。小池百合子都知事が昨年早いっ段階で非常え時(alert)を提言していたが、感染終息までは「非常時}なのだ。当面の目安といて、コロナワクチン接種がひとめぐりするまで国民に緊張感をもたすべきだ。











47都道府県「住んだ町」「旅した町」(東北)一関市 中尊寺 厳美渓

2021-03-31 06:19:55 | 2012・1・1
岩手県南の玄関口最大の面積を持つ。その昔藤原三代が栄華を誇っていた時代、関所があったのが市名の語源。昭和56年、札幌の勤務先をやめて故郷の東京へ陸路帰る途中、平泉の中尊寺を参拝するため訪れた。

中尊寺は114年、滋閣太子によって開山された天台宗の東北大本山といえる古刹である。境内 の金色堂は藤原三代のミーラーが収納されているほか、国宝の美術品が展示されている。

宿は厳美渓温泉にとった。雲駒山に水源をもつ磐井川の中域の約1キロほどの渓谷、川の奇岩を見下ろしながらひと風呂びるのは最高だ。

”屋上屋”「蔓延防止等重点措置」

2021-03-30 08:48:40 | 2012・1・1
大阪で急増しているコロナ.ウィルス感染について吉村洋文知事は流行が第四波なことを認め、政府に対して「蔓延防止等重点措置」の適用を要請するようだ。不勉強で知らなかったが、いつからこんな措置があったのか。発令したり、解除したり繰り返しの緊急事態宣言下、「措置」はなにか適用されたのかどうか、寡聞にしてしらない。

多分、これから検討される「措置}だと思うがマスコミに漏れてくる情報ではマスクの着用の強化、飲食店への夜間開店規制取り締まりの域を出ていない。”屋上屋に架す”という諺がある。「すでになにかがおこなわれてるのにさらにおなじことを繰り返し、無益な結果になること”(三省堂ことぁざ辞典)。

国と地方自治体との間のコロナ対応策に溝があるとは思たくたくないが、おかしな政治的駆け引きがあっては困る。

コロナの拡散 新たな「蔓延防止措置」を

2021-03-29 15:38:32 | 2012・1・1
曜日によっては新規感染者数が少ない月曜日なのに29日の東京は232人と連続10週前週をこえた。28日の日曜日も313人と高かったが大阪は327人とそれより高かった。心配なのはこの傾向が宮城県など地方の県にも出てきたことだ。

小ブログは先日、政府の緊急事態宣言は”出したりひっこめたり”で色褪せてきたと批判、名前を変えたらどうかと提案した。これを受けたとは思わないが、政府内で新しい「蔓延防止措置」の検討があるという。

素人の僕が見ても特措法に基づく緊急事態宣言はうまく上手に運用されているとは思えない。大都市中心の「宣言」ではなくそれぞれの地域にそくしたキメのこまかさが必要なのではないか。沖縄と北海道都では気候も生活習慣も違う。問題は国民一人一人の自覚である。

47都道府県「住んだ町」「旅した町」(東北)男鹿市 なまはげ

2021-03-29 07:10:43 | 2012・1・1
秋田県西部の男鹿半島の大半を占める三方日本海に囲まれた人口2万5000人ほどの市だが、「男鹿」の名は、国の重要無形文化財「なまはげ」で全国的にしれている。大晦日の夜、鬼の仮面をかぶった男たちが家々を回り”悪いい子はいねえかな”-と子供の無病息災を願うあの行事だ。

和52年3月、札幌の民放テレビ局に勤務していた時秋田で開かれた系列会議に出席、,男鹿市の温泉旅館に一泊したが、宴会に出た石焼料理が忘れられな。秋田名物の杉でできた桶に獲れたての鯛やソイが入れられ席に運ばれてくる。それを灼熱の石(男鹿産の火成岩)の上に載せて食べる趣向だ。日本海の残照とともにまだ、その風景が脳裏に残っている。

コロナ禍で春の例祭中止 品川の荒神様

2021-03-28 10:36:57 | 2012・1・1
江戸時代から「竈(かまど)の神様」として庶民の信仰を集めてる古刹、海雲寺の春の例祭(3月27-28日)がコロナ禍のため中止となった。昨年11月の秋の例祭についでである。お祭り好きの江戸っ子にとっては寂しい限りだ。

亡父の古い75年前の日記を調べてみたら、終戦翌春、東京が空襲で一面焼け跡だっ昭和21年のお祭に僕は参詣していた。荒神さまは「火の用心」の神様でもあり、空襲にも焼け残っていた。同じ日の欄に僕が町会事務所で種痘(結核)を受けたとあった。戦後の大混乱の時代でもお祭りもあったし種痘もあったのに一驚した。(写真は海雲寺本堂裏のしだれ桜ー2018年)

コロナ.ウィルス リバウンドへの予兆  全国的な拡散

2021-03-27 16:39:36 | 2012・1・1
東京など1都3県の首都圏に対する緊急事態宣言が解除されてから最初の週末の27日、東京の新規感染者数は430人と前週に比べて90人も急増した。小池百合子都知事が何を根拠に言われたのか分からないが、”二週間以内に1000人になってもおかしくない”増え方だ。素人の僕ですらリバウンドの予兆を感じる。

心配なの新規感染者が東京首都圏や大阪関西圏だけでなく宮城県、愛媛県など地方にも広がり、首都圏に対する宣言が解除された翌日の3月22日には全国の新規感染数は822人、感染者数ゼロの県が14県、1人から5人の県が10もあったのに、27日の統計ではゼロ家は僅か9県、1人から5人の地も9県しかなかった。"第四波”の影が見えてきた。

この事態お受けて急増した県の中には、失礼あ表現だが、おっとり刀で県独自の緊急事態宣言の発令を検討しだした。しかし、国の対応が見えてこない。感染の推移を見守ってのことだと思うが昨年来第一波から第三波まで苦い経験をしている。すこし”鼻についてきた感がないでもない「緊急」をたとえば「非常時」とでも変えて、国民全体の意識を今一度、ひきしめては
どうだろうか。






47都道府県「住んだ町」「旅した町」(東北)由利本荘市 酒 桜

2021-03-27 07:13:06 | 2012・1・1
秋田県南部の日本海に面する県最大の面積(10分の一)を持つ市だ。2005年、本荘市と由利郡矢島町など6町村が大合併してできた。ここも酒どころで、1980年代、札幌のテレビ局勤務時代、スポンサーの挨拶周りでお邪魔した。

本荘市は8世紀出羽の柵が置かれた地で、歴史が古い。市の花は桜だがかって本荘城があった市民公園には1200本の染井さくらが植えられている。そろそろ満開が近いのでは。

秋田銘菓の一つに「もろこし」がある。小豆粉を材料にした干菓子だが、本荘市のものは特においし感じる。語源から昔、中国から海をわたって本荘に入ってきたのかもしれない。

47都道府県「住んだ町」「旅した町」(東北)秋田市 美酒と郷土グルメ

2021-03-26 06:28:08 | 2012・1・1
東北の日本海側の人口30万人を超す中核市で県庁の所在地だ。1970年代札幌に在勤中、仕事で何回か訪れた。自然が豊かな「東北」らしさを感じさせる都会だ。珍しいことは秋田市には二つの城址があり,それぞれ市民の公園になっていることだ。一つは明治維新まで佐竹藩の久保田城があった千秋公園。もう一つは奈良時代出羽の柵があったという高清水公園である。それだけ、古い歴史を物語っている。 

「久保田」「高清水」は酒の銘柄にもなっているほど、秋田は酒どころであり、郷土グルメのおいしいところだ。秋田市の繁華街を俗に「川反(かわばた)千軒」という。市内を流れる旭川ぞいにある一角だが、ここで飲む美酒は銘柄を問わない。きりたんぽ、しょつる鍋の味はこたえられない。 春夏秋冬四季の自然の美しさと郷土グルメの美味は忘れられない。