「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

もっとモデルナ.ワクチンの安心感のPRを

2022-01-31 07:25:59 | 2012・1・1
はや今年も終わりだが、コロナ禍の猛威は衰えない。そんな状況の中で自衛隊による東京と大阪での3回目のワクチン接種が始まった.しかし、追加ワクチン種モデルナについて副作用があるとのデータがあり、一部に接種に忌避感あるという。このため。岸田文雄首相自身が自身モデルナを接種、ツイッターに登場しているという。

老生は昨日米寿すぎの老妻と一緒に娘婿夫婦につきそわれて3回目を接種してきたが、こちらが望んだわけではないのに家人がモデルナではなく、1,2回と同種のファイザーを申し込んでいた。高齢者は感染すると重症になるというので大事をとってくれたわけだ。幸い、副作用はない。何回もの治験を繰り返して使用に踏み切ったのだから、まず安全だとは思うが、できれば岸田首相がモデルだけでなく、みめ麗しい女優さんテレビCMを起用したほうが効果があるのでは。

3回目のワクチン接種 おかしなFとMの選択

2022-01-30 07:40:03 | 2012・1・1
1月最後の日曜日、あわせて180歳の老夫婦、67歳の娘婿の車で、朝一番9時からの、東京の目黒区の防災センターでの接種会場へ追加3回目の接種をしに行ってきた。区役所の高齢者への年齢配慮から前回の1回、2回は昨年5月、6月とも近くの体育館で、早々と接種できたが、今回は満杯で、バスで行く距離ののこの会場しかなかった。

政府は追加3回目のワクチン種として、従来のFのほかに新しいワクチンMを用意したが、どこでボタンのつけ違いがあったのかFだけの人気が先行した。目黒区では予約申し込み書に同封して親切心から新しいワクチンMの説明書も同封したが、それが逆効果になったのかもしれない。防災センターの会場ではF社の接種会場と別の会場とが別になっていた。二つとも同じ国の認定を受けていて変わりがないのにだ。

車イスの世話になりながら3回目のワクチン接種を受け、これが最後になって貰いたいと願った。卆寿を過ぎ、今さらワクチンでもないようだが、やはり世間に迷惑をかけたくない。2回目の接種率が78.7%と高止まりなのが気がかだ。3回目に至ってはまだ2,7%である。





曾孫(ひまご)との初出会い

2022-01-29 09:59:26 | 2012・1・1
昨年5月、老生の初の曽孫として生まれてきたアリアちゃんが昨日、両親に抱かれて初めて訪ねてきた。両親の仕事の関係で、クリスマス、新年のシーズンを海外で生活してきたため、やっと曽孫にお目にかかれることができた。曽孫なんて人生50歳時代にはとても生きているうちに顔は見られなかった。

老生の祖父は幕末から明治大正にかけて活躍した深谷出身の実業家,渋沢栄一と郷里をともにする代官の手代で,幕末に撮った丁髷に大刀二本をさした写真が残っている。三代前の祖父の時代でさえこうである。四代前の曽祖父となると、名前が家系図に残っているだけ、顔を拝んだことなどない。

超高齢化時代が進む一方である。百歳時代が夢ではなくなってきた。人生の祝い事は百歳、紀寿が最後と思っていたが、百八歳を茶寿として祝う地域もあるそうだ。わが曽孫アリアちゃんが茶寿を祝う二十二世紀はどんな時代か。マスク姿のコロナ禍の時代がどう語られているか。

梅は咲いたか桜はまだかいか

2022-01-28 03:48:22 | 2012・1・1
階下の庭の寒梅の花が咲きだした。winter is over,spring has come.中学の頃、英語の文法書で学んだことを想い出す。明治17年生まれの亡父は、この時季になると、江戸時代の小唄、”梅は咲いたか、桜はまだかいか”を口ずさんだものだ。気象庁の長期予報によると、今年の東京のサクラの開花は3月24日ころだそうだ。
春節、横浜の中華街から横浜を開く祭りがテレビで流れてきた。冬の五輪の開催地、北京からは今一つの感じがするが、どうなのだろうか。今年もコロナ禍の下でのお花見になるのだろうか。3年目である。

5-11歳ワクチン接種の努力義務

2022-01-27 09:08:00 | 2012・1・1
厚生労働省のコロナ専門家分科会で5-11歳の子供向けワクチン接種について特別承認されたものに限り、実施が承認された。ただし、法律上の実施「努力義務」は持ちこされた。700万人―800万人が対象で早ければ、3月中にも実施されるという。「努力義務」というもって回った条件はあるにせよ歓迎だ.。

のっけから無関係の話のようだが、日本人の昭和1桁以上の世代(85歳)の右腕には四つか六つ、戦前、結核と同じように”死に至る病”といわれた天然痘のワクチンを接種した跡がある。遠い昔のことで忘れかけてきたが、確か小学校へ入学する際、接種したような気がする。その天然痘は戦後1958年、WHOから絶滅宣言がなされ、80年にはワクチン接種も廃止された。

オミクロン株で世界的に加速増大してきたコロナ禍だが、皮肉なことにこれに反発するかのように欧米ではワクチン接種反対運動が起きている。ネット情報では日本でも街頭デモをしていた。子供向けワクチン接種は遅きに失した感がないでもない。「努力義務」などといわず、即時実施すべきだ。気になることは日本のワクチン接種率(2回目)が80%前後でたかまどまりしていることだ。



オミクロン新規感染都心の”ドーナツ”現象

2022-01-26 07:39:16 | 2012・1・1
オミクロン株感染拡大に対応して「蔓延防止等措置」が東京など24都道府県に拡大されたが、東京の25日の新規感染者数は12823人と過去最多を記録した。昨年8月の暑い盛り、第五波のピーク時、5000人を突破して都民を驚かせたが僅か5か月で倍以上の拡大である。

購読紙の都内版に毎日、東京23区と市町村別の新規感染者数が載っているが、25日の統計を見ると、皮肉なことに23区のうち、一日100人以下の区は都内でも浅草、銀座などの有数な盛り場に近いる都心の区である、一方、住宅地の多い世田谷は737人、江戸川区631人、板橋区596人は「蔓延」措置適用の地方の中枢県よりも多い。高度成長期時代であったかどうか。大都市周辺の住宅地開発で,都心の人口が減少し、中心部がドーナツ化したことが合った。オミクロンで同じような現象が起きている。23区外の八王子市や町田市などでも感染者数一日100人を超してきた。新しい対応が必要である。

180歳老夫婦3回目のコロナワクチン接種予約ができました。

2022-01-25 10:08:26 | 2012・1・1
このところ、連日オミクロん株が猛威を振るい始めた東京に21日から「蔓延防止等措置」が適用されたが、幸運にも三回目のコロナ.ワクチン接種予約券が居住区から届き、娘がLINEを駆使して予約してくれた。91歳と89歳の僕ら老夫婦は昨年5月と6月、高齢者特権で早々と二回の接種を終えた。当時は3回目の接種など考えもしなかった。あれから6か月、オミクロンの感染拡大が必要になってきた。

接種予約券を受けて娘が希望の前回接種を受けた近所の会場を希望したところ、ワクチン種に希望がとれず1月内は取れなかった。180歳の高齢者二人であり早期接種を望むので、家から離れた別の集団会場へ申し込んだところ、人気薄のワクチン種なのか予約できた。すでに治験済みのワクチンであり、何も問題はないと思うのだが。

コロナ禍を受けて保健所など関係の役所は多忙を極めているが、先週の末、その一つの課から、高齢者が接種所まで行く場合、往復のタキー代片道1000円を補助するという書類が届いた。有り難いことだが、税金の無駄遣いのようにも思われる。僕ら老夫妻は娘婿の車で、近所から車いす借りて送り迎えをしてもらう。世の中、何事もカネで解決しようという、無策な政治の表れである。

長かっ三役御嶽海優勝やっと大関へ 

2022-01-24 09:13:05 | 2012・1・1
大相撲初場所千秋楽の昨日23日、関脇、御嶽海が優勝争そいの東の横綱、照ノ富士を本番の土俵で一気に寄り、3度目の優勝をした。御嶽海は学生相撲出身でわずか21場所で幕内優勝しながら三役にあがってから長く28場所だが、今回の優勝で来場所の大関昇進は確実化した。

千秋楽恒例の”三役そろい踏み”をテレビで見たが、寂しい。最後の一番、照ノ富士と御嶽海は横綱と関脇、優勝に絡む相撲だが、あとの二番,正代と千代翔馬は既に負け越しが決まっている大関と平幕の力士、関脇の隆の勝も負け越していたが、平幕の宝富士に勝ち面目を保った。が,"三役そろい踏みの一番としては看板倒れだ。

三月場所の番つけには大関御嶽海の大きな活字が載るが、今場所ケガで途中休場した貴景勝と負け越した正代は二場所負け越しか休場の相撲協会の規定により陥落の危機である。年六場所、ケガがつきものの大相撲にとって、この規定がよいのかどうか。横綱、照ノ富士もケガで序二段まで落ちたことがある。平幕には栃ノ心、高安の二人もいる。ケガ出はないが、十両4枚目の朝之山も休場が続いている。

高齢者に往診制度の確保

2022-01-23 09:16:58 | 2012・1・1
「蔓延防止等防止」措置が東京など新たに21都府県に適用された初日の22日、全国の新規感染者数は5万人を越え、東京では1万人を超す過去最多を記録した。東京は元旦には79人、それが3週間で一気に11292人という急速な増加拡大ぶりだ。都民の一人として心配だ。

厚労省の発表によると、全国の病床使用率は3割を切っている、危険な状態だ。  幸い東京は確保しているが、小池百合子知事は3割を超せば国に対して緊急事態宣言を要請すると明言している。危険信号がともっている。それより、オミコロン株の感染力の速さである。重症になる確率は少ないが、自宅療法の感染者が増えている。これを受けて自宅療養者に対して「往診制度」を活用すべきだという声が出ている。

[往診制度」とは都会を中心に最近、増加している。高齢の要介護者など定期的に通院できない患者に対して、医者が患者宅を訪問して治療にあたる制度である。老生も主治医とケアマネージャーと相談して1か月に1回、この制度を受け診察を受けてている。そんな事態になっては困るが、要介護の高齢者の介護治療制度は確保して頂きたい。



尾身茂会長の 不用意なオミクロン発言

2022-01-22 09:46:46 | 2012・1・1
政府のコロナにたいする基本的な基本的方針を審議する分科会の尾身茂会長が21日、東京など29都道府県への「蔓延防止等措置」を決めた会議の後の会見で「渋谷の交差点で感染はほとんどしない」「ステイホームなんて必要ない」とこれまでの「人流抑制」から「人数制限」へとシフトすべきだ発言したと、産経新聞の社説(22日主張欄)で批判していた。

「蔓延防止」は確かに都会の飲食店を中心の「人流抑制」を狙いにしたようにもみれるが、尾身会長のいうように「人数制限」へと対応が移行したら一般社会への影響はどうなのかお考えになっているのか。老生はとりあえず、来週のリハビリ通園をすべきかどうか考えている。三蜜とはゆかなくとも介護には密は避けられない。政府への公的提言以外、誤解をよぶ私的な発言は避けるべきだ。