野田佳彦総理が連休中米国を訪問、オバマ大統領との首脳会談に臨む。総理は昨日政府専用機で羽田空港を出発したが、タラップで手を振る写真をみたら夫人の同伴もなく、関係閣僚の随伴もない独り旅である。昔、僕がまだ若く”現役”だった頃は、日米首脳会談といえば、ビッグニュースだったが、最近はあまりマスコミもそれほど騒がない。ニュースバリューも低下したのかもしれない。
驚いたことは、野田総理とオバマ大統領との今回の会談は、民主党政権になって2年半、初めての公式会談だとのことだ。でも考えれば、そうなのである。鳩山由紀夫元総理は就任早々、普天間問題で迷走し、東アジア共同体構想を打ち出して日米会談開催の雰囲気ではなかった。次いで菅直人元総理も外交オンチのまま大震災の処理で終わってしまった。新聞報道によれば、今回の首脳会談で期待される合意はGPS(全地球測位システム)の共同開発だという。太平洋地域の安全保障について重要な問題だが、一般国民はそんな技術分野よりはTPPがどうなるかに関心が集まっているのだがー。
恐らく発表される共同声明では、TPPなど交渉中の問題には触れないだろうが、せっかくの首脳会談である。民主党政権になって以来、とかく信頼が薄れてしまったと言われる両国関係の友好再築の空気を生み出して貰いたい。それには鳩山政権時代、一族郎党を引き連れて訪中した小沢一郎当時の幹事長まではゆかなくても、せめて外交関係のの閣僚は同行すべきであった。玄葉光一郎外相は連休中、さして急用とも思えぬ問題で中東を訪問中である。
オバマ大統領でのホワイトハウスでの野田総理に対する遇し方も注目されるが、ファーストレデイの同伴がないのでは、きわめて型にはまったものになると予測される。首脳会談とは個人的な友好と信頼を深める場でもある。話題造りも大切である。その点、夫人を同行されなかったのは残念である。
驚いたことは、野田総理とオバマ大統領との今回の会談は、民主党政権になって2年半、初めての公式会談だとのことだ。でも考えれば、そうなのである。鳩山由紀夫元総理は就任早々、普天間問題で迷走し、東アジア共同体構想を打ち出して日米会談開催の雰囲気ではなかった。次いで菅直人元総理も外交オンチのまま大震災の処理で終わってしまった。新聞報道によれば、今回の首脳会談で期待される合意はGPS(全地球測位システム)の共同開発だという。太平洋地域の安全保障について重要な問題だが、一般国民はそんな技術分野よりはTPPがどうなるかに関心が集まっているのだがー。
恐らく発表される共同声明では、TPPなど交渉中の問題には触れないだろうが、せっかくの首脳会談である。民主党政権になって以来、とかく信頼が薄れてしまったと言われる両国関係の友好再築の空気を生み出して貰いたい。それには鳩山政権時代、一族郎党を引き連れて訪中した小沢一郎当時の幹事長まではゆかなくても、せめて外交関係のの閣僚は同行すべきであった。玄葉光一郎外相は連休中、さして急用とも思えぬ問題で中東を訪問中である。
オバマ大統領でのホワイトハウスでの野田総理に対する遇し方も注目されるが、ファーストレデイの同伴がないのでは、きわめて型にはまったものになると予測される。首脳会談とは個人的な友好と信頼を深める場でもある。話題造りも大切である。その点、夫人を同行されなかったのは残念である。