「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

なぜ多いマスコミ人の若死

2006-02-27 08:34:03 | Weblog
むかし勤めた民放局から社内報が届いた。華やかな社内活動
の紹介とならんで二人の元役員のご逝去の報が掲載されていた。  
大きな写真入で故人の履歴がこまかく記されていた。二人とも
ほとんど同時代に局に入り、民放の華ともいえる営業畑を歩き
黎明期の会社を支えてきた。病名は二人とガンである。僕より
十歳から一回りも若い人たちである。
僕が一番長く勤めた新聞社でも、若くして黄泉入りする人が多い。
僕より一年後の入社組で、同じ職場にいた同僚は五人もすでに
この世にいない。しかも同じ大学の卒業である。僕が北海道で
勤務した別の民放では、まだ創立30年の若い会社なのに、
すでに僕より若い人たちが五人も死亡している。亡くなった
方々のほとんどがガンである。どうもマスコミの職場環境には
ストレスが多いのではないだろうかー。このストレス過剰が
ガンの原因になっていると思う。(27・2・2006)