避難勧告は、はやめにお願いしたいものです。
防災・減災には国土強靭化が絶対に必要です。
今週も大きな台風がきます。
伊豆大島土石流:島外ボランティア受け入れ開始
毎日新聞 2013年10月19日 11時22分(最終更新 10月19日 11時50分)
台風26号の襲来から初の週末となる19日早朝、伊豆大島の被災状況や島民の安否を心配する島の出身者らが、東京港・竹芝ふ頭(港区)発のフェリーで、救援の警視庁警察官らと共に島へ到着した。
今春、都立大島高校を卒業し、島を出た8人の男女がこのフェリーに集まった。無料通話・メールアプリ「LINE(ライン)」で連絡を取り合ったという。被災直後に帰島した同級生がラインで「土砂やがれきの撤去をする人手が足りない」などと情報を発信しているためだ。杉並区の専門学校生、吉田真春(まはる)さん(19)の実家は同町差木地(さしきじ)にあり、難を逃れた。「少しでも島の力になりたい。週末は目いっぱいボランティアをしたい」と話す。
大阪府高槻市の清掃業、栗林章さん(68)が握りしめた新聞の安否不明者欄には、元町3丁目で酒屋を営む弟、植松正さん(65)の名前がある。植松さん方は土石流に流され全壊し、いまだに連絡が取れない。島を訪れるのは20年ぶり。「生存は難しいかもしれないが、信じて弟を捜すつもり。気落ちしている弟の家族も励ましたい」と語った。
大島社会福祉協議会の災害ボランティアセンターは19日、島外からボランティアの受け入れを始めた。18日に設立された同センターは当初、宿泊先を用意できないことなどから大島町在住者に限って人手を募っていたが、島外からの問い合わせが相次いだことを受けて方針を変更した。
事前に居住地の社会福祉協議会でボランティア保険に加入し、スコップやヘルメット、マスクなどの必要装備を持参することが条件。宿泊先やセンターまでの移動手段を自力で確保することも求めている。【黒田阿紗子】
被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。