ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

ドラマティックの極み、名歌手ジュリエッタ・シミオナート!

2010年03月16日 | オペラ
Giulietta Simionato - Samson recherchant ma presence...Amour, viens aider


ジュリエッタ・シミオナートを実際に聴きました。
まだ子供でしたが、親にずっと頼んでいてやっと願いがかないました。
その日まで自作の「日めくりカレンダー」まで作って待ちました。

ヴェルディ「トロヴァトーレ」でシミオナートは幕を追うに従って、凄みが増し、またその声の美しいこと、そして人の心を読み取るような絶妙さ、シミオナートに会場は酔いました。
イタリア語で歌われた「サムソンとデリラ」、映像がないのが残念です。
ドラマティックな歌唱というのは、このような自然な美しさでジーンと迫るのか・・・「最近の歌手は怒鳴ってばかり」って引退後、ベルカントの衰退を嘆いていました。
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ヴェルディ「オテッロ」登場、マリオ・デル・モナコの偉大な声

2010年03月16日 | オペラ
Mario del Monaco - Esultate


ヴェルディ「オテッロ」(オセロー)といえば、マリオ・デル・モナコ!
英雄オテッロが嵐の中を凱旋、「喜べ!敵は全滅した!」と高らかに歌う名場面。
しかし、オテッロを滅ぼす敵は味方にいました・・・。
オテッロを妬む部下のヤーゴを歌うバリトンのゴッビと火花を散らした名唱も、今や伝説となりました。

あまりにも素晴らしい声に、ファンはわけもなく涙を流した、といいます。
もう、こんな歌手は出てこないだろうと、ぐらっぱ亭さまのご感想、
デル・モナコは声を大切にし、そのために生活を犠牲にしたほど、と言います。
日本公演は寒い冬でした。
風がきたらさっと背中を向ける、という徹底ぶり、しゃべるのはすべて無声音、
舞台から退場してきたら、奥様がパッとバスタオルをかける、そして楽屋に閉じこもり、自分の歌の反省を欠かさなかったといいます。
「修道僧の生活」と人は例えました。
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民主党は財源をどうするのか! 企業の内部保留と年金積立金が危ない!!

2010年03月16日 | 政治
「子供手当」「高校無償化」など民主党は財源をどうするのか・・・海外にも多額のバラマキ、そしてNHKは夜9時のニュースで「子供手当」を貰えば助かる、という主婦や、保育園など充実に、という主に「国内」での話しかしていない!
どうして隠すのか! 日本に出稼ぎに来ている外国人の本国にいる子供にも(養子含む)出す、ということをなぜ報道しないのか!
これはもはや犯罪です。

治安も悪くなった・・・暴力団追放運動の自治会長宅に、実弾6発を撃ち込んだ、など地域運動をするにもこれから不安感が・・・怖いことです。

ところで自民党議員の甘利明さんの「国会リポート 第184号 2010.3.7」を見て驚きました。
以下、ぬき書きです。

≪企業の内部留保と皆の年金積立金が危ない≫
・・・民主党政権内で議論されはじめたのが」、企業の内部留保金に課税し、更には国民が払っている年金保険料の積立金120兆円をも取り崩して、他の政策に流用してしまおうという案です。
企業の内部保留は、法人税を払ったあとの利益で将来の設備投資をはじめ、企業が存続していくための原資です。
これに更に税をかけるとまさに二重課税です。
また国民の積み立てた年金を他の政策に流用してしまおうという事に至っては犯罪行為に等しいものであります。

本会議で我が党の大島幹事長が「年金の積立金を他の政策経費に流用するなんて事はまさかないでしょうね?」との質問に対し、鳩山総理は「年金積立金の取り崩しには慎重にならなければなりません」と、その可能性を公式に否定しないのは恐ろしいことです。

各省大臣が役所の顧問として民主党の落選議員を多数公費で雇いあげたり、政治指導と称して政府の特別職に、民主党本部の職員を大量に流入させて、党職員の人件費を国に肩代わりさせるなど民主党の暴走はとどまるところを知りません。

新聞はかすかに報道しますが、テレビは見て見ぬふりを通します。
国民が事態の深刻さに気がついた時には、取り返しのつかない事になっているのではないかと懸念しまうs。
防ぐ手立てはただ一つ、七月の参議院選で民主党に過半数を絶対とらせない事です。

☆どうぞ検索して甘利明さんの公式サイトをご覧ください。
コメント (4)
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ラフマニノフ「前奏曲」作品23・5番をリヒテルの名演奏で♪

2010年03月16日 | 芸術
Rachmaninoff Prelude Op.23 No.5 (Richter)


大阪万博に当時「幻のピアニスト」といわれるスヴャトスラフ・リヒテルが初来日するというので、1000円の入場券を求めて、はじめて徹夜で並びました。
徹夜組は音楽を勉強している人より、一般のファンのかたが多く、地下鉄の構内で深夜まで音楽を語り合い、楽しかったです。

待ちに待った秋、キャンセル魔ときいて心配していたのですが、約束通り、リヒテルは来ました。
それだけでも感激していたのに、奏でるピアノは聴いたこともない不思議な感覚でした。
「リヒテルは指揮者になってもすごいな」と男の人が言っていました。
ものすごい雷鳴のような響きで圧倒したかと思うと、繊細この上ない抒情、好き嫌いより先に驚いてしまいました。

そしてしばらくしてラフマニノフ「前奏曲」のレコードを買いました。海外盤で音質はもうひとつでしたが、やはり、あのリヒテルでした。

この曲は、安っぽい歌謡曲の伴奏のようなリズムではじまりますが、これはロシアなんだ、ロシアはアジアでもあるんだ、と思いました。
そして中間部に絶世の美女を想わせるような神秘的な響き、これはクレムリンの美女か、といいかげんな妄想で楽しんでいました。

ラフマニノフで一番好きな曲です。動画が「楽譜」というのがちょっと・・・。
コメント (2)
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