★ 実は昨夜、この動画を見ていた。多くのロシア人が周辺諸国に押し寄せる状況を、気の毒に思っていたが、実際はロシア国民としてすべきことがあるのではないか?という厳しい意見。ワンちゃん動画だが鋭い意見。
国外脱出したロシア人が全てを捨てて車に乗り隣国に殺到、ジョージア首都だけでも4万人ロシア人流入しロシア人は国へ帰れとジョージア国民激怒
★ 今日ニュースを見たらすでにこうなっていた・・・ロシアはどの歴史も激動だった・・・
焦りの「強制併合」プーチン大統領〝蟻地獄〟 「部分動員」「無策」で求心力低下 ロシア国民が暴徒化も 「国内の結束図る狙いが裏目」識者
自由主義陣営が認めるはずもない荒唐無稽な「併合」をなぜ急いだのか。
筑波大名誉教授の中村逸郎氏はプーチン氏の演説からこう分析する。
「ロシアの伝統や文化を強調し、欧米への敵対姿勢を打ち出すことで国内の結束を図る狙いがあったのだろう。だが、軍事作戦は劣勢で、併合を『戦果』として強調できなかったことが最大の弱みだ。軍事作戦の終了にも踏み込めず、新しい政策もなかった。プーチン氏の無策は国民の不安に拍車をかけるだけになった」
4州では9月23~27日にロシア編入を求める「住民投票」と称する活動を実施、親露派はいずれも87~99%の高い率で支持されたと主張している。ただ、投票は公正に行われたものではなく、4州のうち、親露派支配地域はドネツク州が約60%、ザポロジエ州で約70%に留まっている。
元陸上自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏は「編入地域を『ロシア本土』とすることで、国民を動員して第一線の兵士を確保したり、戦術核を使う口実にしたり、西側諸国の武器供与を渋らせる狙いがあるだろう」とみる。
だが、プーチン氏は、21日に30万人規模の予備役の部分的動員令を発した以降、国内で苦境に立たされている。
大規模な抗議活動のほか、関係施設で放火や、銃撃事件にまで発展した。動員を逃れるために旧ソ連諸国などへの脱出も加速しているが、現地の独立系メディアでは、市民の不満拡大を懸念する当局が国境を閉鎖できずにいると伝えるなど、収束に手を焼いているようだ。
クレムリンのサイトによると、プーチン氏は29日に開催された国家安全保障会議で動員の過程に言及し、「市民から多くの情報が寄せられる。すべての問題は修正され、将来、発生するのを防ぐ必要がある」と事実上誤りがあったことを認めた。
露独立系世論調査機関「レバダ・センター」が9月22~28日に1631人を対象に実施した調査では、「プーチン氏の活動を支持する」と答えた人は77%。これでも高い数字ではあるが、侵攻開始以後3月から8月まで82~83%だったのが、前月調査から6ポイントも減らしたのは注目に値する。
■ロシア国民が暴徒化も
前出の中村氏は「ジョージア国境などで脱出できず、立ち往生している国民が暴徒化する可能性もある。地方では反戦の動きが強く、プーチン氏と政権内の強硬派との間でも意見の食い違いがある。これらの勢力が『反プーチン』を旗印に組み、クーデターが起こる可能性は常に残される」と語った。
戦況も厳しさを増している。ウクライナ軍の激しい反攻が続く東部ドネツク州では、同軍が北部リマン周辺で、複数の方向から領土の奪還を進めつつあると米シンクタンクの戦争研究所が分析した。リマンは5月に親露派が完全掌握した地域で、ロシア軍の重要な拠点だ。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は30日、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を正式に申請すると表明したが、戦況にどう影響するか。
前出の渡部氏は、ゼレンスキー氏の狙いについて「プーチン氏の国内向けな荒唐無稽な主張を実力で『有名無実化』する戦略だ。今後も反転攻勢の動きを加速させるだろう。プーチン氏は蟻地獄にますます落ち込んでいく」との見解を示した。
全文は 焦りの「強制併合」プーチン大統領〝蟻地獄〟 「部分動員」「無策」で求心力低下 ロシア国民が暴徒化も 「国内の結束図る狙いが裏目」識者 (msn.com)
ロシア軍の老兵たち・・・残酷だ・・・(過去に従軍したといっても、もう老齢)
こうしてロシアのニュースを載せてきましたが、ロシアの民衆はその歴史からして「これがロシアだ」と思うに至りました。ロシアは独自の歴史の中でこうした民衆の考えや行動があった・・・
ここで「ブログのティールーム」です。
文豪プーシキンが史実を「ボリス・ゴドゥノフ」として書き、それをムソルグスキーがオペラに作曲。
やっとのことで念願の皇帝になったボリス・ゴドゥノフだが、悩み多くそしてロシアの民衆の生活は荒れ、ロシア正教の司祭も毎日飲んだくれて「お布施を」といいながらそのおカネで飲酒し、「イヴァン雷帝の時にはこうして敵を撃退した」と語り・・・しかし司祭も民衆も日々の生活にも困り果て、そこへポーランド傀儡の「真のロシア皇子ドミトリー」という男がローマカトリックの司祭らを連れてやってくる。
闘いどころか、その調子よい言葉に一緒についていく・・・ひとり取り残されたあわれな貧者が「ああ、ロシアよ」と嘆く一場面だ。これはロシアの歴史で何度繰り返されたことか・・・
ムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」~クロムイの森で
Mussorgsky - Boris godunov. act 4 "Forest, near Kromy". 2/2
作曲家 ムソルグスキー。
ヴァーグナー以上の天才ともされましたが、
すでに「アル中」でした。